2007年1月14日 日本経済新聞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●私もこの病気で5年間、激しい痛みに苦しまされましたが、「30代、40代で罹る人が増えている」「それは、妊娠回数が減り、月経回数が増加しているから」ということのようですね。

●“ホルモン療法主体の薬物療法”で、5年間、頑張りましたが、毎月の症状(痛み)はほとんど改善されず・・・、結局“手術”をする決心をして、2年半前(2004年7月)に子宮全摘手術を受けました。“レーザーメスで病巣を焼き切る手術”であれば、身体への負担が少なく、術後の快復も早いですが、私の場合は、子宮と他の臓器の癒着がひどかったため(それも痛みを増す原因でした)、全部摘出する、という方法をとりました。

●病気・治療の経過のところでも書きましたが、「なぜ、5年間も無駄な痛みと戦っていたんだろう?」「もっと早く手術をしていればよかった」と思うくらい、今ではすっかり元気です。手術が成功したから言えること、ですが。

●月経痛がひどい場合は、ただの生理痛と思わずに、早めに診断を受けることをお勧めします。初期であれば、全摘(開腹手術)とならずに済むかもしれませんから。