『よくある質問にお答えします』  by 田中優子

※他にもご質問がありましたら、お寄せ下さい。

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1 どうして区議になろうと思ったのですか?

 議会には、“元議員秘書”、という経歴の議員がたくさんいますが、私は元々から政治家を目指していた、ということは全くありません。


 むしろ、以前は政治に無関心、というより、政治不信が強く、「候補者はみんな選挙の時だけいいことを言っているけれど信じられない。私利私欲のためか党利党略のための政治家ばかりではないか。誰がなっても政治は変わらない」と思っていました。実は、(20代後半は5年半タイに駐在していたこともありますが)投票にもほとんど行かなかった・・・です。(だから、いまだに投票に行かない人たちが6割もいる、という現状がありますけれど、理解できるような気がします。もちろん、それではダメ!ということがよくわかるようになり、その現状を変えていきたい!というのが、現在議員である私の大きな目標です!)


 政治に対して初めてよいイメージを持ったのは、「生活クラブ生協」の組合員となって、『代理人運動』というものを知った時。「生活クラブ」では、“自分たちの仲間から市民の代理人を議会に送り出そう!”という運動をしていて、主婦たちがボランティアで選挙を手伝う『手作り選挙』をやっていました。


 その後、もっと政治を意識し始めたのは、子どもの保育園問題が浮上した時。女性が、仕事と育児の両立を図りたいと思った時に、日本は何て生き難い社会なのだろう?!と驚いたことがきっかけ。署名集めなど熱心にやって、厚生省(現厚生労働省)に保育園問題についてヒアリングに行ったりもしました。
  
 そして1999年に、縁あって、「生活クラブ生協」の『代理人運動』の一貫として、「生活クラブ生協」から生まれた政治団体「生活者ネットワーク」の候補者となりました。子育ても、保育園問題も、女性の社会参加、政治参画が大切である!ということに気づき、自分にできることがあるなら、という気持ちで引き受けたのです。


1999年4月の統一地方選挙では、8736票という大変多くの信託を頂き、初当選することができました。

 

 

2 なぜ「生活者ネットワーク」を辞めたのですか?


 2002年の秋、「来春にまた選挙を控えているけれども、2期目はさらに頑張ろう!」と思っていた矢先・・・、「生活者ネットワーク」の候補者となるためには、組織と『契約』を交わす必要があるのですが、その内容が以前とは変わり、私には納得できない条文が付け加えられていました。だから私は署名できなかった・・・のですが、そのことが、結果的に生活者ネットワークから離れることになった直接の原因です。(内容等の詳細はこちらをご覧下さい)

 

            2007年4月・統一地方選挙(3期目の挑戦)

 

 

3 会派って何ですか?

     「せたがや政策会議」と「世田谷市民クラブ」の違いと関係性は?

 “同じような考え方や意見をもつ議員が集まってつくったグループ”「会派」と呼びます。議会の意思は“多数決によって決められる”ので、グループをつくって議会活動をした方が、より効果的に自分たちの意見を区政に反映させることができます。


 私は現在、「せたがや政策会議」という会派で議会活動をしていますが、「世田谷市民クラブ」は、議員1期目の最後の半年間、一人会派として活動していた時の会派の名前であり、また、私が選挙管理委員会に届出を出している政治団体の名前です。(区議会議員は政治団体をつくって届出を提出し、毎年、東京都の選挙管理委員会に“収支報告”をする義務があります)
  
  詳細については『世田谷市民クラブ』のページをご覧下さい

      

 

 

4 議会がない時は何をしているのですか?

 いわゆる『本会議』(定例議会)は、年4回なので、意外と暇なのでは?・・・と思われがちですし、実は私も議員になる前はそう思っていました。

  しかし、議員の仕事は『本会議』だけではありません。他にも、以下のようにたくさん会議や仕事があります。常に忙しい、常に仕事に追われている、そんな状況なんですよ。

 常任委員会、特別委員会、評議員会や協議会、視察、議会での勉強会、区民からの陳情、面談、電話相談、各種会合や調査活動、公式行事(学校周年行事の式典や祝賀会、区が行なう行事、等々)への参加、などなど、土日祝日もつぶれることが多いです。

  この他に、会派ミーティング(幹事長会・議会運営委員会・所属委員会等の報告会、勉強会、区民からの請願の取り扱いについての議論、会派での視察、議会・予算委員会、決算委員会等の質問の準備、等々)で、情報共有のためには大変な時間を割いています。また、個人的に、街宣活動、レポート作成&配布活動、等々も行なっています。


 日中はこのように毎日夕方まで埋まっていて、夜は区や業者が行なう「住民説明会」や、その他の行事、会合が入ることもあり、7時前に家に帰れる日は本当に少ない状況です。


 夕方以降は、夕飯の支度から始まり、食事、片付け、子どもの勉強をみる(時間がある時だけですが)、洗濯、明日の食事の下準備、等々家事に追われ、深夜になってからやっと自分の時間。郵便物やメールのチェック、新聞(3紙とっています)を読む&必要な記事を切り抜く作業、ホームページの更新(これ、本当に大変!すごく時間がかかります)議会から出された資料に目を通す、等々で、寝るのは毎日午前3時、4時過ぎ(平均睡眠時間は5時間に満たないですね)・・・です。

 

           2004年10月・海外姉妹都市交流で訪れたウィーン市の市場

 

 

5 毎日の夕飯の支度など、仕事と家事の両立はどのようにしているのですか?

 基本的に(夫か私か)早く帰ってきた方が夕飯を作ります。
が、翌日の朝食のために炊飯器のタイマーをかけたり、夕飯の下準備をしたり、と、食事全般の管理をしているのは私です。

 毎週、『生活クラブ生協』の食材が届く(個人宅配を利用している)おかげで、買い物に行く時間はかなり節約できています。(おいしくて安全な食材なので一石二鳥)

 また、週2回、火&木は『グループ菜』のお惣菜をたのんでいます。
“忙しい主婦を少しでも助けよう!”という想いで、地域の主婦仲間が集まって配食サービスを始めたそうですが、野菜をたくさん使って作るお惣菜は「家庭の味」で、とても助かっています。
(『グループ菜』連絡先 TEL & FAX  03-3419-8841 青木さん、03-5376-9370 福間さん、03-3325-6141 木村さん ※配食サービスは世田谷区内限定だと思いますが・・・)

  洗濯はたいてい夜。トイレ掃除、床の雑巾がけ、お風呂は子どもが分担。現在中2(2004年)ですが、小学校に入る前からやって(やらせて?)います。家族全員での掃除は日曜日。あとは平日気がついたところを私が少しずつ・・・で、何とかやりくりしています。

 

 

 

6 ストレス解消法は何ですか?

 家族や友人たちとおいしいものを食べに行くこと!です。
私は全くと言っていいほど、お酒は飲み(飲め)ませんが、みんなでお酒を飲む雰囲気は結構好きです。
その他、映画鑑賞や、バレエ、ゴルフなどの運動をすること。カラオケも好きです。自分で歌うよりも、好きな歌を歌ってもらう(聴く)ことが好き、ですね。よく一緒に行った人に、「○○歌って」とか「○○歌える?」と言っっちゃうのですが、実は迷惑がられているかも?(笑)

これらはみんな、睡眠時間を削ってやるしかない!ので、身体疲労をとるか、精神疲労をリフレッシュさせるか、バランスが難しい・・・

 

      2006年夏、会派視察で直島へ。(廃棄物処理後のエコセメント)

 

7 休みの日は何をしていますか?

 いわゆる土日も、公務が入ることが多いので、純粋な休日はかなり少ないですが、とにかく時間が許される時は、睡眠時間の補給をしています。(この点、有難いことに夫と息子は理解があって、休日はいつも二人で行動してくれます)
 あとは平日たまっている家事(片付けや掃除)をまとめてします。


 その他、議会から出される山のような資料を読み解いたり、メールチェックしたり、政治団体の収支報告や政務調査費の収支報告の入力をすること、等々で、休みの日でもパソコンに向かっている時間がとても長く、平日と変わらずに仕事もしてます。

梅丘の「黒板キッチン・cui dou laku (食道楽)」、とってもおいしいです!03-3426-5277

 

 

8 健康法は何ですか?


 食事では「添加物や化学調味料はできるだけ避ける」、「野菜をたくさん摂る」ことに気をつけています。


 運動は、全体的に会議などで座っていることが多くて運動不足ですが、「ストレス解消法」でも述べているように、バレエやゴルフの練習を心がけています。


 その他の健康法として、「身体をあたためること」をやっています。
シンクロナイズドスイミングをやっていたせいか、大変な冷え性になってしまいました。「冷えは万病の元!」です。東洋医学系の温熱療法、色々試してきましたが、今は「テルミー」という温熱療法を定期的に受けています。


 また、友人(広瀬由美子さん)がやっている「エサレンマッサージ」(アロマセラピー系のマッサージ)にも、時間のあるときに行くようにしています(なかなか時間を見つけるのは難しいんですけれど・・・)


 もうひとつ、大切なのは心の健康です。
仕事をしていると、「どうしてこうも次々問題が起こるの?!」と思うことばかりです。でも、いつも「よいこと(結果)を考える」、「すばらしいこと(成功)をイメージする」、「今に感謝する」ことを心がけていると、なぜか窮地も乗り越えることができます。心の持ちようで人生はどうにでも変えられる!と信じることが重要だと思います。

 

 

 

9 お酒は強いですか(でしょう)?


 見た目には、お酒が強い(よく飲む)ように見えるらしいのですが、実は全くの下戸 (写真はスイカジュース) 特に、ビール、水割り、日本酒、焼酎など、甘くないアルコール類は一切だめ(おいしくなくて飲めません)です。

友人や仕事仲間など、みんなで集まるお酒の席に参加するのは好きですし、飲まなくても全然違和感がない、と言われます(飲まなくても酔っている人たちと同じノリ、ということか?もしかしたら、それが私の特技かも、です)

機会がある時は、カクテルなど甘いものは少しだけ飲みますが、見かけによらず、「人生に一滴もアルコールがなくても、全く不自由なく、さびしくもなく生きていけるタイプ」ですね。(ですから、いつでも、何かあると、私は“運転手”として大活躍?!)

 

 

10 議員になったことで大変だなぁ・・・と思うことは?

世田谷区では2600以上の事業が行なわれています。そのたくさんの事業に関して、色々な資料や情報が、議員には届きます。こうした議会関係の資料に目を通すだけでも膨大な時間がかかるので、とても大変ですね。


また、会派を組んでいるので、一人の意見ではなく(現在私が所属している会派は4人ですが)、会派メンバー全員の意見をまとめて、「会派の意思」としなければならないので、そのために議論を尽くす、ということにもとてもたくさんの時間を費やしています。とにかく、時間がない、もっと時間がほしい、いつも忙しい!という感じです。


もうひとつ、区民の方々から、色々な相談や陳情がありますが、すぐにできることもあれば、予算が必要だったり、区でできる仕事ではなかったり、と、なかなかできないということもあります(中には個人的なわがままではないか、と思うような相談もあったりしますが・・・)。とにかく、一生懸命相談を聞き、説明し、調べることは調べて返事をし、と、対応していますが、区民の方の思った通りにならなくて、わかってもらえない場合もあり、そんな時はとても残念に思います。


そして、やはり、一番大変だと思うこと(問題だと思うこと)は、議員の仕事が区民の人たちに見えないこと、です。区議会議員って何をやっているんですか?と、皆さんも思うでしょう?議会のことは、区の『区議会だより』がありますし、「世田谷区議会のホームページ」もあります。個人でホームページを開設している議員もいますので、もっとたくさんの区民の方々に、興味をもって、議会のことを知ってほしいと思います。

区民が興味、関心を持つことで、区政が変わると思うからです。区政が変わる、というのは、税金の使い道が区民の意思に基づいて行なわれるということで、私たちの生活がよりよいものになる、ということです。どうすれば、もっと議員の活動を知ってもらえるか、議会に関心を持ってもらえるか、選挙の投票率が上げられるか(今は投票率が約4割。半分以上の、6割もの人が、選挙権という国民の権利を捨ててしまっているのです。こういう状況を改善したいです)、それが、議員になって一番大変だなぁ・・・と思うことです。

 

   こちらも前出のお店(黒板キッチン・cui dou laku)のメニュー

 

 

11 よく聴く音楽は?

役所には車か自転車で通っていますが、車(私の愛車は、“環境に優しいハイブリッド・カー、トヨタ・プリウス”です)で行く時にかける音楽は、この2年間ずーっと、サザン・オール・スターズの「波乗りジョニー」。我れながらよく飽きずに毎日毎日聴けるものだと思います。(ちなみにその前の2年間は、SMAPの「ダイナマイト」「シェイク」「青いイナズマ」を3曲続けて聴くのが運転する時の常でした) 

その他には、サザン全般、SMAP、ユーミン、竹内まりや、杏里、ポルノグラフィティ、EXILE、宇多田ヒカル、小田和正、稲垣潤一、・・・、それから、タイのポップス(古いですがバードという歌手とクリスティーナという歌手の曲)が大好きです。最近では、中国語、韓国語の歌はふつうのカラオケに入っていますが、タイの歌は特殊なお店でないと扱っていないので不便(?)です。ふつうの人はタイの歌なんて聴かされてもわからなくてつまらないだろうと思いますが、タイ関係の仲間だととっても盛り上がります。

学生時代は、日本の歌よりもアメリカン・ポップス、ディスコ・ミュージック(アース・ウィンド・アンド・ファイヤークール・アンド・ザ・ギャングSOSバンド、今でも好きです。マイケル・ジャクソンも大好きでしたねー)などをよく聴いていました。シンクロの選手だったのでクラッシック音楽も。また、渡辺貞夫、高中正義、エリック・クラプトン、スティービー・ワンダーマーヴィン・ゲイ、クインシー・ジョーンズマイケル・フランクス等々は夫が好きで、家でよくかかっています。ホイットニー・ヒューストン、ダイアナ・ロス、ダイアナ・キングなどの女性ヴォーカルのアルバムもたくさんあります。

私にとって、音楽は、生活の中になくてはならないモノ、ですね。今(2004年5月現在)は、バレエの発表会で踊る曲(クラッシック系のものとタンゴの2曲)をできるだけ聴くようにしています。寝る前に一度は踊るようにして、振り付けの復習をしています。シンクロ、バレエ、エアロビクスなど、音楽と共に体を動かす、ということはとても楽しい!と感じます。

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(2004年8月〜) 車で役所に行くときのメインの音楽が、サザンオール・スターズの「波乗りジョニー」から、「君こそスターだ!」に変わりました。やっぱりサザンの音楽はいいなぁー!!

 

(2006年夏〜) なぜか郷ひろみの懐メロに凝っています。「よろしく哀愁」「セクシーユー(モンローウォーク)」「哀愁のカサブランカ」等々が大好き。

 

 

 

   
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