【2019年〜2023年の主な議会質問】

任期中(2019年〜2023年)の主な議会質問
● 多胎妊婦健診の補助回数を増やせ ⇒ 実現
● 女性特有の病気・症状(子宮内膜症・骨盤臓器脱・微小血管狭心症 ⇒ 周知に努める
● 民生委員の待遇改善 ⇒ 活動費増額、報酬はまだ
● 区立小中学校の給食費の無償化 ⇒ 令和5年度実現
● 学校での自殺対策の推進 ⇒ 努力する
● 障がいのある子どもたちが参加できるイベント(ダンス、ヒューマンビートボックス等)の開催 ⇒ 実施にむけて検討する
● 子どもたちの国際交流について ⇒ 拡大する
● 狭あい道路解消のスピードアップ ⇒ 努力する
● 霊感商法被害者の救済 ⇒ 相談窓口周知に努める
● 災害対策〜ピクトグラムを取り入れて誰でも避難所がわかるように ⇒ 工夫して増やす
● 避難所の感染症対策 ⇒ 再点検し必要なものを設置
● 町会自治会の半強制的な募金集めの廃止 ⇒ △

まだまだ、いろいろ、たくさんあります!ぜひブログの中の「議会報告」をご覧ください。

 

【2023年区議選における重点政策】

●必ず来る首都直下地震への備えを!
⇒本庁舎の非常用電源の燃料が、停電時3時間しかもたないことを私と大庭議員で発見し、議会で問題提起。そのことがきっかけとなり、ようやく区役所本庁舎の整備が決定し、第1期工事が始まりました。保坂区長が一部の声を取り入れたせいで事業費が膨らみ、工期も延びています。「400億円の事業費をゼロに!」という政策を掲げている新人の区長選予定候補者に期待したいです。
⇒平時でも不足している火葬場は災害対策としても必要な施設。法的条件を満たす場所は砧公園しかないため、砧公園の地下(のごくごくわずかな部分)に火葬場を作ることを議会で提案しました。都立公園のため非常に難しいですが、92万人区民を擁する世田谷区において火葬場は超党派が提案している案件となっています。

●旧統一教会霊感商法被害者家族として「断固カルトを許さない!」世田谷区にも被害者救済対策を求めています。
⇒39年前に母が霊感商法にひっかかり(脅され、騙され)、高い印鑑を買わされたほか壺購入の詐欺的な契約をさせられたことがあります。「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の紀藤正樹弁護士によると、世田谷区内には霊感商法販売会社が多くあるそうです。これ以上犠牲者が出ないよう、取り組みます。

●子どもへの体罰・暴力・虐待のない街に!DVも高齢者虐待もなくしたい。
⇒区教委主催のコンサートで起きた「日野皓正中学生暴力事件」。多くの議員がだんまりの中、日野氏を何ら処分しなかった保坂区長を議会で徹底追及しました。保坂区長になってから保育園での虐待が急増しています。日野氏の暴力を「暴力ではない。ぎりぎり手前」などとした区長の価値観が反映しているのではないかと懸念されます。
しつけと称して体罰が容認される日本社会を変えなければ虐待殺人はなくなりません。DVも高齢者への暴力も根は同じ。暴力のない街を目指して取り組みます。

●民生委員の待遇を改善(報酬が出せるように)し、不足をなくす!
⇒年をとっても、障がいがあっても、安心して暮らせる地域づくりに欠かせない民生児童委員。世田谷区では慢性的に不足しています。わずかな活動費で重責を担うのではなく、報酬が出せるようにすることを議会で提案(法律では報酬は出せないことになっていますが、創意工夫をすれば別の形で出すことができます)。多くの区民の方々から絶賛の声が届きました。区長の英断があればできることです。一度、やると言いながら、引っ込めてしまった保坂区長には心底ガッカリしました。引き続き、民生委員の待遇改善に取り組みます。

●不正を徹底追及!
⇒行政は、議会のチェックがないと、いくらでも緩みます。権力者(保坂区長)は、区民が気づかないと思って、自身の身内のような人間を区の外郭団体に(公募と偽って)高待遇で就職させたがことがあります。本来区民の皆さんにあるべきチャンスが奪われています。
また、保坂区長が公務をサボって選挙運動を優先した事件(支援を表明している共産党の集会に参加!)を議会で明らかに。自動車の「世田谷ナンバー」も、住民アンケートが正しく行われなかった(保坂区長の指示で不正が行われた)象徴的な事例です(後述)。
会派のチームプレイで数々の不正や不適切な行為を追及!今後も目を光らせます。

●税金の無駄遣いを厳しくチェック!
⇒利益誘導とは一切無縁です。政党・組織・宗教団体・労働組合等のためではなく、広く区民の皆さまのために、納税者の感覚で、税金の使い道をしっかりチェックしています。行政の都合で無駄な税金を投入することをいくつも指摘し是正を求めてまいりました。(家賃がタダなのに赤字で評判も良くなかったレストランスカイキャロットの抜本的な改善を求め年間2200万円の経費削減、補助金詐欺のデジコン事件を追及、唐突なスクールバスの導入に反対を表明、生徒1人に30万円も使うドリームジャズバンドの予算の是正を請求、等々)
これからも無駄遣いは許さない!という感覚を持って行政のチェックをしてまいります。

●ギャンブル依存症対策、自殺対策、ひきこもり8050問題に取り組んでいます
⇒自殺対策は数々の議会質問でかなり進みました。数も減少しています。しかし、若者の自殺を防ぐ対策が不十分です。また、「ギャンブル依存症対策」はこれからの問題。「ひきこもり8050問題」についても議会で取り上げ、実態調査と本人だけでなく家族の相談窓口を開設すること、体験者の集まりと居場所づくりを求めています。予算にも反映させています。

●住民アンケートのねつ造で消えゆく「品川ナンバーの復活」!
⇒データの改ざんは国だけではありません。自動車の「世田谷ナンバー」は、保坂展人世田谷区長が住民アンケートを捏造した(「区民の8割が賛成した」とデータを改ざん。東京高裁が事実認定しています)ことから導入されました。世田谷区民は新車を購入したり車を買い替えたりしたら「品川ナンバー」が使えなくなり、自動車販売店では多くのお客様から苦情や嘆きの声が上がっています。
他の議員がダンマリの中、私は徹底的に住民アンケートのねつ造について追及を続けてまいりました。その成果で、昨年(2022年)、国土交通省が「ご当地ナンバー廃止も可能」とルール変更を打ち出しました。アンケートのねつ造を訴え続けた私たちの活動の成果だと思います。
これで「品川ナンバー」の復活が可能となる!!…と、多くの区民の方々から希望と期待の声が寄せられました。しかし、保坂区長はそれを無視。裁判所から「不適切アンケート」と認定されたことにもなんら反省がありません。民主主義を自分の好きなように変えてしまう区長には怒りを覚えます。区長が変われば、この局面も変わるかもしれません!

●教育と子育て支援
⇒保育待機児童の問題は表向き解消されましたが、実は、空いていても通えないような地理的問題のある保育園だったり、と、潜在的なニーズはまだまだあります。安心して子どもを預けられ、仕事が続けられるように、引き続き取り組んでまいります。認可と認可外の保育料の格差是正も必要です。
元公立中学校の教員の経験から、現場を知っているからこそわかる現実的な政策提言をしてまいりました。学校現場で起きている区民相談も多数受けています。特にいじめ問題の改善に力を注いでまいりました。体罰・いじめのない教育現場に!また、20年以上前から、部活動の教員の負担について問題視してまいりました。近年、ようやく「部活動の社会化」が打ち出されるようになりました。やっと時代がついてきた感があります。まだまだ課題はありますが、教員にとっても子どもたちにとっても良い環境でスポーツや文化活動ができるよう、取り組んでまいります。

●障がいのある人の居場所、スポーツやレクレーションの機会を増やす
⇒障がいがあっても健常者と同じように習得でき参加できる「ヒューマンビートボックス」のイベントを区に要請。障がい児・者と健常者が一緒に楽しめる「ディスコイベント」を提案。調布市で20年以上続いている大人気のイベントや、民間で開催されている「ユニバーサルディスコ」などをを世田谷区でも!
障がい児・者と健常者が一緒にできるスポーツ「ボッチャ」の普及啓発、障がい児・者が日常的にスポーツができる環境づくりに取り組みます。

●町会自治会の半強制的な募金集めを改善する
⇒①赤い羽根募金、②日本赤十字募金、③歳末助け合い募金…のうち、①と③については、区が町会自治会に集金依頼をしており、町会自治会にとって大きな負担となっています。誰が払った払わないかったなどプライバシーの侵害でもあります。武蔵野市のように、意思ある個人がそれぞれ募金できるような形式にして、町会自治会の役員が集めて回るとか、町会費からまとめて出すとか、おかしなやり方はやめるべき、と議会で提案。現場ではだいぶ改善されたようですが、まだまだ悪しき習慣が残っているので、引き続き「本来あるべき募金の形」となるよう、取り組んでいきたいと思います。

※以下は、田中優子が日頃より取り組みたいと考えている政策です。※

【世田谷ブランドを生かした魅力ある街づくり】

●世田谷ブランド(文化、環境)を生かした街づくりで税収アップを目指します。

●住宅都市世田谷の緑豊かな環境が持続するように、緑の保全と創出に努めます。

●「地域共生の家」の拡充、「ふれあいサロン」等々、人々のつながりが持てる街づくりを進めます。

【区民の財産と生命を守る!詐欺に騙されないために】

●振り込め詐欺、還付金詐欺、アポ電詐欺(殺人事件まで起きています!)、スカウト詐欺…等々、区民が騙される事件が相次いでいます。注意喚起の広報に力を入れることを提案し、自動録音される電話の普及を区民に訴えています。
⇒おかしいと思ったらすぐに相談できるよう消費者相談の拡充を議会で訴え、電話がつながりやすくなる工夫をする旨、答弁が得られました。
⇒スカウト詐欺でAV強要出演の被害が起こっています。議会質問から注意喚起のチラシが作成されました。
⇒特殊詐欺電話にひっかからないための「自動録音電話機」が必要な区民全てに行き渡るよう、区に要請します。

【区政の透明化、区政を身近なものに】

●区役所は何をしているのか?どんな事業(サービス)があるのか?どんなイベンがあるのか?等々、ホームページ、ブログ等による情報提供・情報発信を続けます。
⇒おかげさまで、「田中優子の活動日誌ブログ」(http://blog.goo.ne.jp/setagayakugi-tanakayuko)は、全国の市区町村議員ブログ人気ランキングで上位をキープ!皆さまに情報発信の評価を頂いております。
●区民の皆さまのご相談、ご意見を議会を通して区政に反映させます。いつでもご連絡ください。

【子育て支援】

●「仕事か子どもか」ではなく「仕事も子どもも」持てる社会に。女性の7割が出産で仕事を辞めるという現状を変えていきたい。
●「子ども園」を含む保育所を拡充し、働きながらの育児を支援します。
●育児ノイローゼや子どもの虐待を防止し、楽しい子育てができる社会に。「ほっとステイ(理由を問わない一時預かりサービス)」等を機能的に。
⇒「ほっとステイ〜理由を問わない一時預かりサービス」は、田中優子が20年前に議会質問で取り上げ、提案し、その後も質問を重ねた結果、実現したサービスです。

【教育】

●男女の性別にかかわらず、個々人の個性・才能・可能性が十分に延ばせる教育を。
男女平等教育の推進、教職員研修の充実を進めます。
●信頼される公立学校の構築、基礎学力がしっかり身につく学校、子どもたちが楽しいと感じられる学校づくりに努めます。
●教職員、子どもたちのメンタルヘルスに取り組みます。
●学校給食の米飯を増やし、食文化・食育の推進と、子どもたちの心身ともに健康な体づくりに取り組みます。
●教員の人事権を都から区に委譲させるために頑張ります。
●子どもたちの体力や運動能力を伸ばす機会を作ります。
●子どもたちの健全な成長のために必要な性教育をしっかり行なうことを求めています。学校の教員ではなく助産師や保健師など専門家を派遣する予算が必要です。
⇒私自身、公立中学校の教員をしていた経験から、学校現場のことはよくわかります。机上の空論ではない議論&政策提案をしております。

【自殺対策】

●「自殺を減らしたい」。「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」発足メンバーであり、「うつ病対策」「多重債務対策」「職場での自殺予防対策」「教育現場での自殺対策研修」「自殺対策連絡会の設置」等々、議会質問で多くの施策を実現。
⇒田中優子は、2006年に成立した「自殺対策基本法」を作るための署名集めから「自殺対策」に先駆的に取り組んでいます。世田谷区では具体的な対策が進んでいると実感しています。
●引き続き、遺族ケアを含む、さらなる自殺防止対策に取り組みます。

【高齢者・障がい者対策】

●ショートステイの拡充に取り組みます。
●生涯現役・介護予防対策に力を注ぎます。
●24時間安全安心見守りサービスの構築を進めます。
⇒「障がいをもっている青少年の土日の居場所がない」という保護者の訴えから、議会で「青少年交流センターを使えるように」提案、実現しました。

【議会改革】

●これまでに、
費用弁償(交通費、1日400円・6000円を公共交通の実費に)
政務調査費(インターネットで1円からの領収書をすべて公開)、
議会中継(翌日に速報版がアップ)、
議会質問(項目を1週間前に区議会ホームページにアップ)、
海外姉妹都市交流と海外視察(議員団10名を半減、海外視察は自粛に持ち込む)、
議員定数の削減(2010年、52名⇒50名に)
等々、改革を進めてまいりました。

【その他にも…】

●「都区財政調整制度」、「防災」、「水害対策~まるごとまちごとハザードマップ」、「ピクトグラムを使った災害対策」、「狭隘道路の整備」、「放置バイク対策」、「文化遺跡(野毛大塚古墳)の保護」、「草の根国際交流」…等々、多岐にわたって取り組んでまいりました。
●引き続き、「安心して住める街 世田谷」「住み続けたい街 世田谷」「区民主体の街 世田谷」の構築のため、3期12年の経験&実績を生かしながら頑張ってまいります!