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2005年10月 「活動日誌」  トップページに戻る

10月31日(月) 第3次小泉改造内閣発足

「第3次小泉改造内閣」が発表されました。今日夕刻以降、テレビのニュースはそのことでもちきりでした。

「少子化対策などの新しい大臣枠ができるだろうか?」と思っていたところ、「少子化・男女共同参画担当相」というものができ、猪口邦子氏が起用されました。

猪口氏といえば、「女性のための政治スクール」講義を聴きましたが、国連軍縮会議で議長を務めたこともあり、国際舞台で戦略的に活動していた経験から、外務大臣か?と思われましたが、「少子化・男女共同参画」ということです。自民党がこういう名称の大臣を誕生させる時代になったということは喜ばしいことです。

今日の朝日新聞「郊外の60年 冷蔵庫、車・・・ゴールは一軒家。団地は“幸せ競争の舞台だった。夢を実現した時家族の姿は」で、社会学者の宮台真司氏の意見が出ていましたが、「昔の家族に戻れ、といった見当違いのバックラッシュも、過去の記憶を持つ世代が退場すれば、じきに終わる」とコメントしています。ホント、その通りだと思います。

ジェンダー・バッシング、バックラッシュなどしている人たちは時代に取り残されることでしょう。

国の役割として期待されるのは、国防と外交だと考えます。果たしてこの新内閣は、どういう日本を構築していくでしょうか?“生まれ変わった(?かもしれない)自民党”に、期待する部分と暴走を懸念する部分の二つの要素が混在しています。一番怖いのは国民の無関心、です。国民が政府に対して無関心であれば、政府を暴走させることにつながる・・・かもしれません。

我々国民の一人ひとりが、今後、新内閣の動きをしっかり見ていかなければならない、と思います。

 

 

10月30日(日) 「夜食べると太る」って本当!なんですね

10月19日の日経夕刊に、大変興味深い記事が出ていました。題して「“夜食べると太る原因” 体のリズム 脂肪生成関与」。

記事によると、「体のリズムを調節する特殊なたんぱく質“BMAL1(ビーマルワン)”が夜間に増え、体内の脂肪生成に関与している」ということなのです。

「“BMAL1”は、午後3時を底に徐々に増え、午後10時〜午前2時ごろピークを迎える。その格差は肝臓などで20〜30倍、昼間よりも脂肪がつきやすい」のだそうです。(フォアグラになりそう・・・)

これまでなんとなく言われていた「夜食べると太る」「やせたいなら夜9時以降は食べないこと」って、本当だったんですね。

私など毎日のように、その時間帯に食事したり、おやつを食べたりしていますから、気をつけなければ大変なことになりますね。内臓肥満は色々な病気の原因となりますから、本当に注意しなければ・・・。

でも、なかなか「夜型人間」の生活リズムは変えることができません。仕事のリズム(夜中に、メールチェックをしたりサイトの更新をしたりということ)を根本的に変えなければ、私は人の20〜30倍も太りやすい生活をし続けることになるんだ・・・、と思ったらちょっとぞっとしました。

でも、考えてみたら、ダイエットしたい場合は、とにかくこの時間帯にモノを食べなければいいのだ!ということですね。ちょっと明るい気持ちになれたかな?(笑)

 

 

10月29日(土) 産業表彰式、せたがや未来博、松原小学校70周年

 

今日は、区内産業の振興育成に貢献された方々を表彰する「産業表彰式」がありました(私は「せたがや政策会議」幹事長代理で式に出席)

区長特別賞、20年表彰、10年表彰など、8団体と148名の方々が表彰されました。おめでとうございます。

 

 

また、この週末(土日)は、世田谷区役所中庭、区民会館等において、せたがや未来博が開催されています。区内産業の紹介、各種模擬店、ステージ、研究コーナー等々、なかなか興味深い催しです

 

 

私は、「光で探る脳活動」のコーナーで、脳のα派(リラックスしている時に出る脳波)とβ派(緊張している時、脳を使っている時に出る脳波)の測定をしてもらいました。目をつぶりヘッドホンで音楽を聴いてリラックス状態をつくり、どれだけα派が出ているか?を測定するものです。

 

結果、圧倒的にβ派が上回っていて、しかもその数値が非常に高い2を超えるとアタマを使っいる!という感じらしいのですが、4に近いところまでβ派が出ている)ということで、全然リラックスしていない!ということが判明・・・。(ないアタマを、何も考えなくてもいい時にまで使っているということ?これは問題だ)

「もっとリラックスされた方がいいです」とアドバイスを受けました。「はい・・・」

 

この他に、愛知万博でも話題となっていた、「氷が燃える〜天然ガスハイドレード」の実験コーナーありました。最近の技術開発には目を見張るものがありますね。

中庭にはたくさんの模擬店が出ています。いわしのさつま揚げ、とてもおいしかったので家にも買って帰りました(評判よかったですよ)

世田谷区と縁組協定を結び「区民健康村」である群馬県川場村のヨーグルトドリンクも子どもの大好物なのでお土産に買いました。

 

午後は、「未来博」の会場から直行で、区立松原小学校へ。70周年式典&祝賀会に参加しました。松原小は夫の出身校でもあり、夫の実家がすぐ近くなので知り合いの多い地域です。久しぶりにお会いできた方がたくさんいました。

 

5年生、6年生が式典に出席していましたが、演奏と歌がすばらしかったこと!大きな声が体育館中に響き渡っていました。子どもたちが素直な上に、音楽の先生の指導がすばらしいのだろうなぁ、と思いました。体育館内の装飾もすばらしかったです。

 

 

10月28日(金) 学校経営塾スタート

今日の日経(夕刊)に、世田谷区教育委員会の施策「学校経営塾」がスタートしたことが大きく取り上げられていました。(記事の拡大版はこちら

「学校経営塾」とは、世田谷区立の小中学校の校長先生(全95人)を対象に、企業経営者、弁護士などを講師として、民間の経営手法を学ぶゼミ。「教育者としての理想を持っていても経営手腕がなければ実現できない」という若井田正文教育長の言葉が紹介されています。

これは、我が会派「せたがや政策会議」が昨年予算要望書に載せていた「外部人材の登用」ということでもあり、今後の成果を期待したいと思います。

 

学校といえば、今日は子どもの中学校で「進路説明会」がありました。早いもので、もう中学3年生です。なぜか私は独身に見られることが多いのですが(ホント、なんでだろう?)、ちゃんと(でもないかな?必要最低限は、というべきか?)母親業もやっています。(笑)

先日、何かの番組で、お母さんたちに「子どもに、どんな人間に育ってほしいですか?」とインタビューする場面があったのですが、「思いやりがある人間」「人に迷惑をかけない人間」、「警察のお世話にならない人間」という答えが多かったですねぇ。「私だったら、“人生が楽しい!と思える人間”って答えるな」、と思いながら見ていました。(もちろん、他人の生命・財産を脅かすことなく、という大前提の下で、ですけれど) 

人生には、試練とか困難なこと、挫折することも時としてありますが、それでも「生きているのが楽しい!」と思える人間に育ってほしいと思います。

 

※10月21日の活動日誌に「後日談」を加筆しました。

 

 

10月27日(木) 予算要望書の作成

今日は、提出〆切が明日に迫った「平成18年度の予算要望書」を作成しました。会派としての“重点項目”は以下の通りです。

 

平成18年度 予算要望書 「せたがや政策会議」

1 砧公園を視野に入れた防災センター機能の創設の検討を始めよ。

2 砧公園の管理運営権を東京都から委譲させるよう働きかけよ。具体的な条件及び要件を都が明らかにするようにせよ。

3 真の地方分権を確立するために、東京都に23区一体の考えを改めさせよ。東京都との役割分担を明確にせよ。

4 火葬場ニーズ調査(砧公園の一部活用を視野に入れた施設への区民意識調査)を行なえ。

5 感染症対策を強化するために、保健所機能を充実させよ。

6 教員の人事権を東京都から世田谷区に移譲させよ。

7 学校の安全対策の強化を図れ。

8 指定管理者制度は、しがらみを断ち、指定管理者制度本来の目的を達成せよ。

9 職員の意識改革を図る意味から、外部人材も含めて登用を図れ。

10 (大株主の立場から)世田谷サービス公社の内部蓄積(16億5000万円)を区民に還元せよ。例えば、具体的に、放置自転車の解決策として自転車駐車場の土地を取得と運営を図れ。

 

 

改めてこれまでの予算要望書を点検してみましたが、「すぐには解決できないかもしれないけれど要望しておかなければ」と思って載せていた項目の中に、達成されているものがいくつもありました。

特に、防災・減災対策については、ウチの会派「せたがや政策会議」がいち早く指摘したことですが、現在「災害対策総点検」が行なわれ、抜本的な見直しが図られようとしています。災害対策関連の条例制定の準備も進んでいます。

地元の人たちが安定して活動できるように、けやきネットの地元優先枠(もちろん、公益性のある活動団体に限りを設けよ、という要望も、今年度から実現しています。

政治の世界は「数」がモノを言う世界ですが、4名であっても鋭い感性としっかりした勉強を基に、区民の目線に立った政策集団として、「せたがや政策会議」はこれからも頑張っていきます!

 

 

10月26日(水) “心の風邪”を予防しましょう

区のお知らせ」10月25日号、ご覧になりましたか?区報には、様々なお知らせや情報が載っていますので熟読することをお勧めしますが(お得な情報がたくさんありますよ!)、今回、2面に以下の記事がありました。

私は、「自殺予防対策」として、自殺の原因のほとんどを占める“うつ病”の予防と治療の必要性を議会で取り上げて来ました。その成果のひとつが、この講座です。

“うつ病”は、“心の風邪”とも言われている、誰でもがかかり得る病気です。生きていると嫌なことに遭遇することもたくさんありますよね。心の健康のために、ぜひ、こうした講座を活用して下さい。私も参加しようと思っています。

 

※今日は、第3回定例会決算特別委員会議会中継がすべてアップされました。田中優子は、決算委員会の「企画総務、「福祉保健」、補充質疑」を行なっています。

特に、今日アップされた「補充質疑」ですが、改めて見てみると、「(株)世田谷サービス公社」の問題が本当に明らかになっているな!と思います。改善の可能性を示唆したいい答弁も出ています。それが実行されるために、区民の皆様にもぜひ知っていただきたいと思います!!

「都区財調制度」の問題も、「企画総務質疑」に引き続き指摘しました。より具体的にわかりやすい質疑となっていると思います。「水防対策」についても、さらに踏み込んだ答弁が得られました!

多くの方々に区政の動きを知っていただけたら、興味・関心を持っていただけたら、必ず区政が変わる!と思うのです。その第一歩として、ぜひ、議会中継をのぞいてみて下さい。

(う〜ん、それにしても、問題追及型の質問の時の私の顔って、こんなに意地悪い感じ??・・・とちょっとショック・・・)

 

 

10月25日(火) 「アンアン介護ホームページ」の打ち合わせ

先月10日に勉強会&引継ぎをして、ようやく軌道に乗せることができたかな?と思っていた「アンアン介護疲れを癒す会」ホームページですが、まだまだ手直しが必要で、開発途中というところ・・・。

今日は、そのメンバーで、館山に集合して打ち合わせ会を行ないました。(写真は、アクアライン“海ほたる”から眺めた海。天気が良くて最高にきれいでした)

千葉県館山市の特別養護老人ホームやデイ・サービス、ショート・ステイなどの状況を、今、現地で義母を介護されている村山氏(メンバー代表)から聴き、ホームページの運営についても話し合いをしました。

これからは、「介護の愚痴がこぼせる」、ということの他にも、「介護関係の情報発信」ができるように創っていきたい、ということを確認。村山氏が機器&ソフトを用意して、自分でHPの更新ができるように頑張りたい、ということで、お願いして来ました。

介護に携わっている方々が、時としてどれほど精神的につらい状況に陥ることがあるか?介護者のケアというものが必要である、とは、メンバー全員が実感しているところです。

以下の記事(朝日新聞の『暮らしの風』2005年10月号より)にもありますが、「介護はやはりきつく、気分が落ち込むことが少なくない。そんな時に助けてくれたのは、インターネットの掲示板」であったと。

「アンアン介護疲れを癒す会」も、そんな掲示板となるようにしたいと思います。もうしばらく時間がかかりそうですが、掲示板の形式も変えて、書き込みがしやすいよう工夫したいと思っていますので、ご期待下さい。

 

 

10月24日(月) 「せたがや未来博」のお知らせ

今日は午前10時集合で会派ミーティングをしました。第3回定例会&決算特別委員会全般に渡る反省・評価を含め、今後の質問の分担や会派としてどのように議会質問に取り組むか、等々・・・。

今の時代、集まらなくてもメールなどで事務連絡はいくらでもできますが、やはり時間をつくってメンバーが顔を合わせて、お互いの意見を出し合いながら話し合いをすることの大切さってあるな、と感じました。

ところで、今週の土日には「せたがや未来博」が、区役所中庭、区民会館およびその周辺であります。(入場無料)

どこかに“出かける”ことで、何かに出逢う、何かが始まる、何かをつかむ、そして世界が広がる、ということが、人生にはあるような気がします。お時間のある方はぜひお出かけ下さいね。

 

 

10月23日(日) 消防団合同点検&幕末維新祭り

今日は、世田谷にある3つの消防団(世田谷・玉川・成城)の合同点検が、都立オリンピック駒沢公園でありました。

まちの安全のために日夜頑張って下さっている皆さん方に心から感謝です。消防団員として参加している区議会議員も14名、名前の紹介がありました。

消防団では団員を募集しています。18歳以上で健康な世田谷在住・在勤の方、興味がありましたらぜひ入団して下さい。

(問い合わせ先:世田谷消防団3412-0119、玉川消防団「37050119、成城消防団3416-0119)

 

 

消防団視察の後には、区役所すぐ近くにある松蔭神社の「萩・世田谷 幕末維新祭り」へ。土日、二日間の開催ですが、イベントも盛りだくさんでにぎわっていました。

その後、家に帰ってからは、衣替えとキッチンの棚の入れ替え。

「いつかまた着るかも」と思って、毎年出しては着ないでまたしまう、でも処分できない、という洋服がたくさんあります。今日は思い切って整理しました。

古布回収に出すもの、友人に回すもの、と分けて、かなりの量、減らしました。夏物は今週中にトランクルームに運ばなくては・・・。

次は問題のキッチンの棚。日頃からきちんと片付けていればこんなに大変ではないのでしょうけれど、買いだめしている調味料や缶詰、乾物などの食料品、タイ料理の食材、その他に日用雑貨も、こうして整理してみると結構買い込んでいる・・・。

いざという時には、こういう買いだめが役に立つ、と言われていますが、う〜ん・・・。(まだ水が足りない!置く場所を考えると躊躇してしまいますが、備えなければ)

家事って、完璧にやろうとすると、本当に大変ですね。まして、「たまに」「完璧に」というのはすっごく大変!夫もへとへとになって新しい棚の組み立て作業をやっていました。

片付けをしながら途中で新聞(3紙とっています)を読み、メールに返信し、目を通さなければならない資料を読み、昨日の深夜に焼いたアップルパイを夫の母に届け紅玉の季節になってしまったから、アップルパイ焼かなくちゃ。忙しさが倍増です)・・・。我ながらよくこれほど色々なことをこなしているなぁ、と感心。(疲れたぁ〜!)

 

 

10月22日(土) 松中祭

今日は、子どもが通っている区立松沢中学校の文化祭「松中祭」でした。

体育館では、合唱コンクールや、PTAコーラス部の合唱などがあり、教室では各種展示が開催されていました(写真:展示の様子)。私たち文化部委員は、文化祭終了後にPTAと同窓会の展示の片付けをしました。

 

ところで、私は遠い昔、中学校の教員をしていたことがあるのですが、「文化祭」というと、取り組みが大変だったことを思い出します。まず、何をするか?舞台で発表(演劇など)をするか?教室で展示(クラス展示)をするか?を決めて、では、具体的に何をするか?を考える。

生徒のアイディアで決まるところもありますが、どうしても担任の力量が試されるところがあって、どの先生もプレッシャーだったと思います。

私は、(夫の駐在でタイへ赴任したため)3年未満で途中退職してしまったので、担任を持ったのは一度だけでしたが、そのクラスでは舞台を選択し、「サウンド・オブ・ミュージック」の劇をミュージカルっぽくやったのでした。とてもなつかしい思い出です。

あの頃(22年ぐらい前?)は、マイケル・ジャクソン“スリラー”が爆発的ヒットを飛ばしていて、となりのクラスがスリラーのミュージック・ビデオの踊りを再現したこと、今でも印象的に覚えています。みんな朝早くから集まって、スリラーの踊りを練習していましたっけ。

“スリラー”って、今見ても古さを感じさせない、すごい曲&踊りだなぁ、と思います。同時にヒットしていた“ビリー・ジーン”“ビート・イット”(パロディで“イート・イット”というのも流行りましたが)も、大好きでした。本当になつかしい思い出です。

 

 

10月21日(金) 議員互助会総会

昨日から1泊2日で、世田谷区の指定旅館である「白樺湖観光ホテル景陽」へ行って来ました。

議員互助会というのは、議員有志が入っている親睦会です(今期は全員が入っています)が、「新年初顔合わせの会」、「職員幹部退職者を送る会」、「各種部活動(写真、野球、ゴルフ、テニス、釣魚、等々)」を開催しています。(費用は自己負担です)

総会は年に一度、世田谷区指定の旅館の視察を兼ねて出かけます。日頃は全くイデオロギーや予算案に対する態度(賛成か反対かなど)の違う議員たちが、党派を超えて親睦を図ることのできる(普段は、議会で論争する以外には話をすることのない議員同士が“公式の場”ではないところで、“オフレコ”で、本音で話すことができる)なかなか貴重な機会だと思います。

私は、総会の前に、早朝からゴルフ部のコンペに参加しましたが、今年から新ペリエ方式ではなくハンディ戦で順位を決める、ということになり・・・しかし、そのハンディキャップも根拠がよくわからない??ものすごく上手な議員が他にいるのに、なぜ私が一番ハンディキャップが少ないの?!という状況で・・・。

でも、とりあえず、好天に恵まれてゴルフができただけでも有難い!心から感謝!と思いながらまわりました。私は、グロス94、ネット78、第9位(参加者22名)。ベストグロスだったのですが、このコンペ、ベスグロ賞はないため(知らなかった・・・!)参加賞とドラコン一つをもらって帰って来ました。

 

 ※後日談(wrote 28 OCT )

「94でベスグロとは、議員互助会のレベルの低さを世界に発信しているようなものじゃない。(やめてよぉ〜)」、「90台でベスグロとは言えないな。80台出さなくちゃ、ねぇ!まあ、自分は100も切ってないんだけど(ハハハ・・・)」、「(ゴルフのことをサイトに載せたりすると)議員がゴルフばっかりやっていると誤解されるじゃないか。全然そんなことないのに、そういう人がいるんだよなぁ〜」e.t.c.・・・(議員互助会ゴルフ部のメンバーから、色々なご意見をいただきました)

補足説明を致しますと、
■今回のコースは、前日に県大会の予選会を行なったという、山梨県で1、2位を争うという難しいコースだったため、いつも上手な方たちがスコアメイクができなかったようです。(私の場合は“レディース・ティー”だったので難易度が違った、ということですね.。→でもでも、基本的に男性と女性とでは筋力に差があるのだから、レディース・ティーがあってしかるべき、だと思うんですけれどねぇ。でも、「ボクより田中さんの方が筋力ある!」と言う男性議員もいて・・・「そんなこと言われても・・・」って思いますし、う〜ん、難しい問題です

■議員互助会ゴルフ部のコンペというのは、基本的に年に一度、特別な機会があれば2度開催することもありますが、決してしょっちゅうではありません。

それから・・・、私にとって、ゴルフは、ただの遊びとかレジャーではなく、“特別な思い入れのあるスポーツ”です。いつか『私を救ったゴルフ』というタイトルで(?!)エッセイを書こうかな、と思っています(笑)。でもね、本当に、「もし、あの時(タイ駐在時)、ゴルフに出逢っていなかったら、私の人生はどうなっていただろう・・・?」と思うことがよくあるんですよ。

 

家に戻ったらすぐに洗濯&荷物の片付け。たった一晩空けただけなのですが、読んでいない新聞3紙が昨日の分、今日の分、と、たまっていて、郵便物、FAX、宅急便&郵便局からの不在通知、等々にも目を通さなくちゃ、それから恐る恐るパソコンを開いたらメールが87件・・・何から手をつけよう??と、いつもながらのことですが、愕然としちゃうというか、しばし放心状態というか・・・?

返信が必要にもかかわらず、遅れてしまっているメールがたくさんあります。申し訳ありません!・・が事情をお察しいただければ幸いです。

明日からまた仕事モードでガンバロウ!と思います。

 

 

10月19日(水) 都区財調の問題が15日の日経に

今回の決算委員会で、9月30日と10月13日に、私が質疑の中心として取り上げた「都区財政調整制度」の問題が、15日の日経新聞に大きなテーマとなって取り上げられていました

都区財調は複雑ですが、記事にもあるように、都と区の「単なる財源の奪いあい」ではありません。私(が地方議員でいる理由)は、身近なことは身近な所で決められる、これこそが地方自治の本来の姿だと思います(だから、です)。それを阻む制度は変えなければならない、と考えます。

世田谷区は、2000年まで、法的には区は都の内部団体でした。要するに、区長というのは都の局長程度の認識だった、のではないかと思います。区長が選挙で選ばれるようになったのは1975年(昭和50年)からですが。(意外と最近なんですよね)

やはり私が決算でも指摘したように、東京都は“道州制”をもち出して問題の矛先を変えようとしているのだろうか?(もし、道州制の導入などということになったら、都区制度なんて一気に吹っ飛んでしまうのではないか?と思います)

財源問題は地味な問題ですが、財源問題をしっかり押さえて政策を語らなければ“夢物語”にすぎません。(・・・思いついたことを提案するだけなら中学生議会でもやってますからねぇ・・・)

まだ、13日の「補充質疑」は録画中継がアップされていませんが、近い内にアップされると思いますので、「都区財調について」の田中優子の質疑、ぜひご覧になって下さい。

 

 

この記事でも述べている通り、交通、消防、水道、広域警察等を除いて、区への分権を進めるのは世田谷区議会全体の共通認識です。こういうことが、例えば、清掃問題の本質における議論が区議会でできない、つまり区民レベルでできない、この制度の問題はそういうことに繋がっています。

今年度末までに決着しなければならない、という大詰めに来ているので、最後は政治決着となるのかな、と思いますが、そのためにも、23区の区長会には都との交渉を頑張ってもらわないと!と思っているところです。

 

明日は、年一度の議員互助会総会(懇親会)です。今年は1泊で白樺湖へ行きます。ゴルフ部、写真部、テニス部などの活動もあります。(もちろん、自費ですよ!)なのでサイトの更新はお休みします。

 

 

10月18日(火) 区議会第3回定例会最終日

今日は、「第3回定例会最終日」でした。各会派の意見開陳が行なわれた後、平成16年度決算は賛成多数ですべて認定されました。

9月14日から今日までの1ヶ月(以上)、始まった当初はまだ「クールビズ」だったのが、終わってみるとそろそろ冬仕度、という気候です。この間、朝から夕方まで委員会室に詰め込み状態の日が続き、質問のための取材や原稿作成という作業に時間がとられ、この活動日誌の更新も続けて・・・とやってきて、やはり疲れましたねぇ。

でも、今回の議会も十分な手応えが感じられ、全力で頑張った甲斐があったなぁ、と思っているところです。「ああ、終わった〜!」という、この解放感がたまらないですね!

とはいえ、仕事は次から次へと山積み状態です。もっと早く出そうと思っていた『田中優子レポートNO.7』の準備も、遅れに遅れてしまっていて・・・(これって、『レポートNO.6』が遅れた時の言い訳と全く同じですね)、まだ手付かず・・・。議会が終わったのだから何とかしなくちゃ!

でも、今週は「議員互助会総会」(年に一度の懇親会)が白樺湖であるので、ちょっと息抜きができる代わりに仕事はできない・・・。気持ちは焦るけれどなかなか仕事が進まない、というジレンマに陥りそうです。

 

 

10月17日(月) シンクロの恩師、国際政治を語る

今日の日経新聞「領空侵犯」に、日本水泳連盟シンクロ委員長の金子正子先生のインタビュー記事が出ていました。

「常に世界の潮流を見極め、諸外国の国々が日本をどのように意識しているかをつかんで、相手が納得する施策を打ち出すことが大切だと思います」

シンクロ日本代表のコーチとして、オリンピックをはじめ数々の国際試合の舞台を踏んできた金子先生ならではの国際感覚に、こういうセンスって大事だなぁ、と感じました。

私が東京シンクロクラブで練習を始めたのは中学1年の終わりから(それまでは競泳の選手でした)。大学2年まで選手生活を送り、その後、卒業するまでジュニアクラスのコーチをしていたのですが、金子先生は東京シンクロクラブOGの先輩でもあり、シンクロのコーチとしても色々なことを教えていただきました。

当時から、「戦略を持った政治的な方だなぁ」と思っていましたが、やはりそういうセンスが、シンクロの国際競技においても役立っていたのだ!と改めて感じた次第です。

最後の方の言葉にあるように、政治家には、「信念の強さに豊かな感性が加わることが必要」だと思います。今日の小泉首相の靖国参拝を見るにつけ、日本の外交政策にはそれが足りないと感じるのは私だけではないでしょう。

 

 

10月16日(日) 区民スポーツまつり

今日はあいにくの雨となってしまいましたが、世田谷区民スポーツまつりが開催されました。

私は、朝から開会式に参列しましたが、恒例のラジオ体操も雨で出来ず。野外のスポーツは午後、雨が止んでから出来たかな?と、心配しながら帰ってきました。

来賓代表で、菅沼つとむ区議会議長が挨拶をしたのですが、「区議会議長の菅沼です。区議会を挙げて、スポーツ振興に取り組みます。終わり!」という簡潔な挨拶にみんな大拍手。

雨の中、長々した挨拶は不要ですよね。議長のセンス、ナイスでした。

 

午後は、経堂すずらん通り商店街のイベント「経堂アートフェスタ」の様子を見に行きました。

「エド山口&東京ベンチャーズ」のコンサート、小雨模様だったにもかかわらず、地元の人たちが大勢集まって1時間半、立ち見で聴いていました。ノリのいい曲とトークで、ホント、楽しかったです。

経堂すずらん通り商店街の活気はすごいですね。昨日と今日の二日間に渡り、様々なイベントやものづくりコーナーを主催し、「すべて地元の人たちです。多種多芸な人々が集まっている世田谷は人材の宝庫ですよ」、という主催者の方のお話に頷いてしまいました。すばらしい力を持った商店街だなぁ、と改めて感心。

エド山口さんがモト冬樹さんのお兄さんで、経堂の近くに住んでいるということも今日初めて知りました。ちなみに、モト冬樹さんは私の家のすぐ近に住んでいるということ。(一度も遇ったことないなぁ・・・)

 

 

10月15日(土) 「女性のための政治スクール」第8回

3月から始まった「第11回女性のための政治スクール」も、今回で8回目です。今日は、「男女共同参画社会の実現に向けて」(内閣府男女共同参画局・総務課長・新木雅之氏)と、「今後のエネルギー政策について」(評論家&ジャーナリスト、原子力委員会委員・木元教子氏)による講演でした。

 

どちらも豊富なデータが載っている資料を元に、大変充実した内容の講演でした。

なぜか世の中には、男女共同参画に対して・・・

■過激な性教育を推進する思想だ
■性差の解消を目的とする考えだ
■端午の節句や桃の節句を否定し、伝統的な日本文化を破壊するものだ
■男女同室で着替えをさせる考えだ

・・・等々の誤解が、まだまだあるようですが、そういうことではない、ということ(もうそんな基本的なこと、いちいち言うのもイヤになっちゃいますが)「小泉内閣メールマガジン・大臣のほんねとーく」に載っています。

今日も色々勉強しました。これらの役に立ちそうな情報・知識は、今後の議会質問に活かしていきたいと思います。

 

 

10月13日(木) 決算委員会「補充質疑」

今日は、決算特別委員会最終日、「補充質疑」(どの領域のことでも質疑ができる日)でした。

以下、今日の私の質問事項です。議員席から、結構たくさんの応援メッセージ(野次なんですけど、そういう野次ならいいですね!)が聴こえてきました。

 

「せたがや政策会議」 田中優子の質疑

 

(株)世田谷サービス公社について

株式会社であるのに、積み立て金を16億5000万円も積んでいるだけ(まるで“たんす預金”)で、資産運用をしていない。その利益のほとんどが、区からの委託事業を請け負っていることで(つまり税金から)生まれているもの。昨年度は、「自社ビル建設用の積み立て」を新設し、1億5000万円が積まれています。

社会貢献、地域貢献、区民への還元を考えたら、「区民の困りごと第1位」の放置自転車対策として、自転車駐車場の土地を取得し運営するなど、早急に方策を考えるべき、と指摘しました。(今の状態では、全く株式会社の体をなしていません)

 

都区財政調整制度の問題について

都の財政委員会では、次のような都議会議員の発言がありました。
「都の自己反省を放棄して、見渡してみたら税が一番あるのは1兆5000億円の調整三税(固定資産税・市区町村民税の法人分・特別土地保有税)だと。23区からぶんどるだけぶんどって、隠れ借金や大規模施設の改修や、退職金の手当てを穴埋めしようというのがみえみえだ。私は都議会議員として恥ずかしい。区側の反発に対して、謙虚な姿勢を示すべき」

端的に言うと、これが、都区財調の問題、なのです。思わず拍手!ですね。(残念ながら、この人は世田谷区選出の都議ではないのですが、世田谷選出の都議の方々にも頑張ってほしいです)

今年度末までに協議を終わらせなければなりません。もう残された時間はわずかです。残された5つの課題(清掃関連経費、小中学校改築経費、都市計画交付金など)の一括解決に向けて、東京都と戦ってほしい旨、訴えました。

 

世田谷美術館のレストランを「行列のできるレストラン」へ改革せよ

6月の一般質問で取り上げた課題です。指定管理者制度が導入されますが、その中に、レストラン改革を条件として盛り込むよう求めた、ということで、期待したいと思います。

 

世田谷文化生活情報センターの周知を

三軒茶屋キャロットタワーにある文化生活情報センター。色々、先進的、斬新的取り組みをしていて、総務大臣賞も受賞しています。が、区民の認知度は最低レベル(5.7%しか、行ったことがあり、区が運営していると知っている、という人がいなかった)。周知方法を工夫せよ!

 

防災体制の再構築

今議会において「せたがや政策会議」としては、災害対策について様々指摘してきたところですが、特に、夜間・休日の体制が不備。いざとなったらどこに避難したらいいのか?誰がそれを教えてくれるのか?情報提供や連絡体制、特に初動態勢など、人員配置などを含め総合的な見地から見直すべきである、ということ訴えました。

早速、区の防災体制、より実効的なものをめざし具体的な対策に着手している、という答弁が得られました。

 

 

決算委員会終了後には、「決算運営委員会」が開かれ、次の運営委員会に申し送りすることなどを話し合いました。(「パネルは使う人が増えてきたので、いちいち運営委員会に断らなくてもいいのではないか」、「教育相談・特別支援教育担当課長、のように長い職名は、最初だけ全部呼んで、次からは省略してもいいのではないか」などの意見が出されました)

その後、「オウム問題・災害・防犯対策特別委員会」が臨時で開かれ、「災害援護資金の貸付に伴う補正予算について」報告がありました。

私は両委員会とも所属しているので、朝から夕方までずっと決算委委員会・・・の後に、二つの委員会が続き、さすがに疲れました〜!!

 

 

10月12日(水) 質問原稿の作成

明日、午後4時から、決算特別委員会「補充質疑」を担当します。(インターネット生中継はこちら

今日は朝から、役所へ。新たな質問項目が浮上して予定していたものと入れ替えたり、ウチの会派はギリギリまで流動的なので、取材する側も大変な様子。

決算委員会は、“一問一答形式”であり、“通告制”ではないので、事前に内容を通告しておく必要はありません。でも、「限られた時間の中で有意義に質疑を行なうために」、ということだと思いますが、行政側の取材攻勢はすごいものがあります。

さて、明日の質問ですが、例のごとく、原稿を仕上げてみたら、完璧に時間オーバーです。これから推敲してスリム化を図らなければ・・・。(質問項目は以下の内容です)

 

  1 (株)世田谷サービス公社について
  2 都区財政調整制度について
  3 美術館のレストラン改革と、文化生活情報センターについて
  4 防災体制について



ところで、今決算特別委員会では、パネルを使う議員がかなり増えました。以前は、ウチの会派ぐらいだったのですが、少しずつ増えてきて、今回は10人近くになったかな?やはり、ビジュアル的なものがあるとわかりやすいですし、議会の活性化にもなって、いい傾向だと感じています。

でも、本当はプロジェクター&パワーポイントの時代ですよねぇ・・・。


区議会ホームページで、第3回定例会決算特別委員会の録画中継が見られます。 私が登場したのは「企画総務」「福祉保健」です。ご覧になってみて下さい。

 

 

10月11日(火) 決算委員会「文教」

今日は決算委員会「文教」領域の質疑が行なわれました。

「学力低下」、「教員の人事権」、「平和教育」、「不登校児童・生徒とフリースクール」、「特別支援教育」。「少人数学習」、「中学生評議員会」、「友好都市宮古島市との交流」、「交通事故対策」、「夏休み中の授業と土曜日の授業」、「52分授業」、「医師による性教育の出前授業」、「大学との連携」、「教育ビジョン」、「幼保一元化施設」、「中高連携」、「幼小連携」、「学校改築時の通学路の安全確保」、「地域運営学校」、「生きる力」、「砧南小の水害」、「給食費の滞納問題」、「教科書採択」、「障がい児の介助人の待遇」、「通学区域の見直し」・・・等々について、各会派から質疑が行なわれました。

今日、「いいぞ〜!」と思ったのは、「医師による性教育の出前授業の必要性」の質問。

近年、若年層の性感染症が増えていて、不妊症の原因などにもなっています。小中学校でのきちんとした性教育の必要性について、私は以前から訴えてきましたが、学校の先生が教えるには限界があるので、助産士など専門家による出張指導で、系統的、専門的にやるべき、ということを主張してきました。

同じような提案が、今日、第一党(自民党)から出されたのです!嬉しかったですねぇ〜!(だって、これまでは、性教育に対して、“寝た子を起こすな”的発言が、第一党の方からは聴こえて来ていたのです。今日の質問は画期的だ!と思いました)


今日は決算委員会が終わってから、「企画総務委員会」が開催され、一般会計の補正予算(第3次)の説明がありました。“災害対策関連の融資制度”の一時立て替え(最終的には国と都から出るものですが)の補正です。

その後、明後日(13日)の補充質疑の取材と打ち合わせ。質問は13日(木)の午後4時5分〜です!(インターネット生中継はこちら質問の前は睡眠不足が続きます・・・。

 

 

10月10日(月・祝) 「放置自転車なくせ!実験」

決算委員会の中でも明らかになっていましたが、昨日の朝日新聞に「放置自転車なくせ」実験、とうタイトルで、世田谷区の「コミュニティーサイクル」の取り組みが紹介されていました。

「区民意識調査」によると、区民の困りごとの第1位が「放置自転車」。ここ数年、「カラスの被害」が1位だったのですが、また放置自転車が1位に返り咲きました。

自転車は環境にも健康にもいい、すぐれた乗り物。なのに、駅周辺に大量に放置される自転車のために大変迷惑な乗り物となっています。

それを少しでも解消するにはどうしたらいいか?ということで、今回の「レンタサイクル」を発展させた形での社会実験が、今月17日〜30日の2週間、行なわれます。三軒茶屋、下北沢、桜上水、経堂の各駅と区役所の5ヶ所で、自由に借りて、乗り捨てることもできるコミュニティーサイクル実験です。

現在モニター募集中。このルートを使う方、ぜひ、モニターとして参加してみてください。(問い合わせは土木調整課 03-5432-2582)

 

 

10月9日(日) 質問の構成を考える

今日は、決算委員会最終日(10月13日午後4時5分〜36分まで、私が担当します)「補充質疑」の質問構成を考えていました。

考えていると、色々な発想が出てきたり、これもあれも言いたいと思い(どちらかというと、“これっておかしいんじゃない?”という疑問というか文句が多くなってしまうのですが)、なかなかまとまりません。

パソコンの画面を見ながら座っている時間が長く続くと、異常なほど肩が凝ってきて、ものすごくつらくなります。肩凝りのつらさって、経験のある人ならわかると思いますが、本当にどうしようもなくつらいですよね。困ったものです。

決算委員会は、基本的には会派としての質疑時間であり、個人の一般質問とは違う、と認識しています。特に、区長が出席する「総括質疑」と「補充質疑」は、会派としての主張を踏まえなければ、と思うので、個人的に思いついたことがあっても、そのまま使えるかどうか?は、わかりません。会派で要相談、ということになるので、その分手間と時間がかかります。

そんなわけで、まだ、質問は作成途中ですが、区民の皆様から付託していただいた大切な議会質問の権利です。しっかり活かさなくては、と思っています。(ご期待下さい!)

 

 

10月8日(土) 婦人科医療に朗報!

一昨日(10月6日)の東京新聞に、「子宮温存の先進医療〜子宮腺筋症で新手術法に認可〜」というニュースが出ていました。

    ※記事の拡大版はこちらをご覧下さい。

私は、“子宮内膜症”のため、昨年の夏、子宮全摘の手術を受けましたが、病名は正確に言うと“子宮内膜症”ではなく、“子宮腺筋症”でした。

普通の“子宮内膜症”の場合、子宮以外の部分にできてしまった内膜だけを取り除く手術も可能ですが、“腺筋症”の場合は、子宮の筋肉組織の中に霜降り状態で内膜が入り込んでしまうため、子宮全部を取り出すしか方法がない、と言われました。

その方法だと、これから子どもがほしいと思っている人は、その可能性が閉ざされてしまい、子どもをあきらめるか、なかなか治療ができずに激痛と闘い続けなければなりません。

この度の先進医療が認可されたことは、腺筋症に悩む多くの女性たちにとって希望の光とも言えるものだと思います。医療技術の進歩に感謝、ですね。

「女性と医療を考えるページ」、結構たくさんの方々が読んで下さって、自分が当事者になってしまった、という女性、友人が手術をすることになった、という人、あるいは、男性からも、恋人や妻が同じ病気で苦しんでいたことがあり、私のサイトを見て理解が深まったとか、役立つ情報が得られた、等々、反響があります。

男性からは“赤裸々”という声もありますが、そうかなぁ??情報提供のつもりで記しておきましたので、必要な方は見てみて下さい。

 

 

10月7日(金) 決算委員会「都市整備」

今日は、決算委員会「都市整備」領域の質疑が行なわれました。

各会派から出た質疑内容は、「水害対策」、「雨水の利活用」、「下北沢駅周辺街づくり」、「補助54号線」、「まちづくり出張所の役割」、「オストメイト対応トイレ」、「耐震診断」、「チャイルドシートの啓発」、「交通事故対策」、「土木課の本庁移管」、「放置自転車問題」、「コミュニティー・サイクル・システムの社会実験」、「公園の使い方」、「ごみの不法投棄問題」・・・等々です。

9月4日の集中豪雨による鎌田地域の水害については、どの会派も、先の本会議場での質問から問題提起をして来ていますが、今日の「せたがや政策会議」の質疑(大庭幹事長)で、これまでよくわからなかったことが初めて明瞭になりました。

一つひとつ現場検証をしながら、
あの日、何時に緊急体制をとったのか?
誰が何時に現場に到着したのか?
水防本部は何時に立ち上がったのか?
本庁の本部と砧総合支所はそれぞれどういう状況だったのか?
何時の時点で何人集まっていたのか?
現場では何が機能しなかったのか?
等々、時系列で聞いていきながら、明らかにする。そして、世田谷区の水防対策の不備を徹底的に検証していきました。(あちこちに不備があり、対応が遅れたのも頷けます)

一問一答の質疑とは、このようにやるのだな、というお手本のようでした。

明日から三連休ですが、来週も決算特別委員会は続きます。私は最終日の「補充質疑」の準備をしなければならないので、連休もゆっくりできずに終わりそうです。

 

 

10月6日(木) これからの高齢者像とは?

10月4日に予告しましたが、昨日の決算委員会「福祉保健」領域で、「せたがや政策会議」大庭正明幹事長が使ったパネルの回答です。

ちなみに、団塊の世代の「行きたい所」の第2位は東京ディズニーシーだそうです。あと数年で“団塊の世代”が大量にシニア世代になるわけですが、これまでの60代のイメージとずいぶん違うのがわかります。

そこで、会派としては、今後「“福祉施策”を考える場合、ただひとくくりに“65歳以上=高齢者”という考え方でいいのだろうか?」という問題提起を(大庭議員から)しました。「誰が対象となるのか?」で、行政がやるべき施策の範囲や内容は自ずと変わってくるからです。

もう一つ、興味深いデータがあります。

下のパネルは、世田谷区民の事故死の分析ですが、平成16年は合計165名(これは自殺者150名よりも多いです)。その中で一番多いのは「不慮の窒息」35件、次が「不慮の溺死」31件「転倒・転落」25件、なんですね。「交通事故死」19件よりも多いんです。

警察署も区も、交通事故対策は一生懸命ですが、実は、「区民がどんな事故で亡くなっているか?」というデータをよくみたら、「交通事故以外にも取り組まなければならないことがある」、ということに気づきます。(自殺者も交通事故死19件に対して、150名ですから、優先される課題のひとつだと思います)

余談ですが、「サザエさん」の磯野家の年齢は、平成17年までご存命であれば、サザエさん82歳、マスオさん87歳、カツオ君66歳、ワカメちゃん62歳、タラちゃん58歳、さらには波平さ ん110歳、舟さん103歳ということです。タラちゃんってちょうど“団塊の世代”なんですね。それにしても、あの割烹着姿の舟さん、“おばあちゃん”というイメージでしたけど、48歳(私とほとんど変わらない?!)の設定とは・・・?!

サザエさんの作者である「長谷川町子美術館」は世田谷区(桜新町1丁目)にあります。

 

 

10月5日(水) 決算委員会「福祉保健」

今日は、決算委員会「福祉保健」領域の質疑が行なわれました。

朝一番の質問が私。「自殺予防対策について」
世田谷区の昨年の自殺者数150名の内、30歳代が一番多いこと(これは全国や東京都の50歳代が第1位、という結果とは違う世田谷独自の特徴です)
10代の自殺者もいること
自殺の原因はうつ病や抑うつ状態が多いこと
うつ病対策で自殺を防ぐことが可能(効果あり)であること
保健所だけでなく総合的な対策が必要であること(民間事業者への働きかけ、小中学校における自殺予防教育など)
・・・等々について質疑を行ないました。

私が自殺問題を取り上げたのは今年の3月の一般質問と予算委員会において、ですが、その後、7月に、参議院厚生労働委員会において『自殺に関する総合対策の緊急かつ効果的な推進を求める決議』がなされました

世田谷区でも、6月に「うつ病なんてこわくない」というパンフレットが作成され、区民への啓発を図ったり、心の健康関連の講演会を開催するなど、具体的な取り組みが始まったこと、大変嬉しく感じています。(質問に取り上げてよかったなぁ、と)

ただ、教育委員会の理解が進んでいません。「命の大切さを教えている」だけでは、心の健康は保てない。子どもたちの命は守れない、と私は思います。

インターネットの自殺サイトにアクセスしたことから自殺を図った人の数も、昨年より大幅に増えています。警察署の発表によると、全国で昨年は55人。今年は、1月〜6月の上半期だけですでに70人。10歳代、20歳代が圧倒的に多いという現状を、教育委員会は認識しているのだろうか?

保健所や健康推進課が中心となって、教育委員会と連携をとり、専門家を派遣するなど、教育現場でも、子どもたちへの自殺予防教育がしっかりできるようにしてほしいと思います。(それは、子どもたちだけでなく、教職員、保護者への啓発にもつながるものです)

また、産業振興部と連携を図り、民間事業者への啓発などにも取り組むよう、訴えました。

 

決算委員会終了後には、「オウム問題・災害・防犯対策特別委員会」が開かれ、「9月4日の集中豪雨被害に対する対応について」、「ハザードマップ(全区域)の配布について」、報告されました。

また、「オウム真理教(現アーレフ)に対する公安調査庁の観察処分の期間更新を求める意見書」案が通り、意見書の内容が決定しました。


今日はほとんど寝ずに原稿を仕上げたりしていたところに、決算特別委員会のみならず、「オウム問題・災害・防犯対策特別委員会」もあったので、本当に疲労困憊の一日、でした。

 

 

10月4日(火) 決算委員会「区民生活」

今日は、決算特別委員会の「区民生活」領域の質疑が行なわれました。

「男女共同参画」、「新財団」、「ごみ&リサイクル」、「古布リサイクル」、「アスベスト問題」、「ノーネクタイ運動の効果」、「温暖化対策」、「新エネルギービジョン」、「臨海斎場」、「水害対策」、「リサイクル品の販売」、「砧支所改築問題」、「インターセックス(明瞭に男女に分けられない人)の戸籍の問題」、「ペット」、「融資」、「商店街加入促進」、「農地保全」、「国勢調査」、「集会施設のトイレ」・・・等々について質疑が執り行われました。

明日(5日)は、朝10時から私、田中優子が「福祉保健」の質疑をします。インターネット生中継はこちらです。

会派の持ち時間(31分間)の前半が私で、後半が大庭正明議員(「せたがや政策会議」幹事長)です。

私は「自殺予防対策について」、大庭議員は「これからの高齢者のとらえ方について(質問の導入に使うパネルは以下のものだそうで・・・楽しみです!)

私は(いつものことながら、頭の中にはばっちり内容が入っているのですが)まだ質問原稿としては全然仕上がっていません。何と、さっき、原稿の入力を開始したら、パソコンがフリーズして、強制終了するしかなく、すべて消え去ってしまったのでした。(ショック・・・)

何か、時間のないときに限って、こういう試練に遭うよなぁ・・・って、気のせいかしら??(いいの、いいの、試練は人を強くする!と、気をとり直して)原稿、最初からやり直しです。頑張らなくちゃ。

 

 

10月3日(月) ホワイトバンド

今更・・・ではありますが、ホワイトバンド(世界的な貧困救済のキャンペーンのため使われているバンド。一つ300円で販売されている)のことが今日の朝日新聞に出ていました。

 

この他にも色々なバンドがあります。

イエローバンド(ガン撲滅)
レッドバンド{アフリカのエイズ
と貧困撲滅)
ブルーバン(子どもの虐待撲滅)
ホワイト×ブラック (人種差別撲滅)
レッドバンド(喫煙の危険性を訴える)

この他にも、ピンク(乳がん撲滅支援)紫(動物愛護)グリーンバンド(森を増やそう)オレンジバンド(認知症サポーター)などがあるようです。

息子(中3)は上記バンドを各種とりそろえているのですが、「お母さんもホワイトバンドやったら?」と、お小遣いで買って来てくれたので(感激!)、私もやっています。

・・・が、今日、やはりこのバンドを(何色も)しているある議員と話をしていて気づいたのですけれど、「このバンドも、正確に言うと議員の寄付行為を禁止した公職選挙法に触れる、ということ?!」???

“赤い羽根”も「どこで寄付したか(世田谷区外だったら問題ないのだけれど)わからないので、赤い羽根はつけないで下さい」と、以前、注意されました。インターネット利用もしかり、ですが、「公職選挙法」、早く見直しをしてほしいものです。

だって、議員の寄付行為を禁止することは必要だと思いますけれど、巨額の寄付や直接有権者の利益につながる(票に影響を及ぼすような)ものではない“赤い羽根”や“ホワイトバンド”のようなものは対象から外してもいいのでは?と、皆さんも思いませんか?


 

10月2日(日) 母の誕生会

もうすぐ母の誕生日なので、今日は、ウチの家族&妹家族で母を誘って食事に出かけました。経堂に本店がある「魚真」吉祥寺店へ。魚料理がおいしくて、とてもにぎわっているお店です。

母は今年71歳。昨年、長く住んでいた三鷹市から、妹家族の近く(小平市)に移り住んでいますが、元気でいてくれるのは本当に有難いことです。(父は67歳で亡くなっているので、その分、長生きしてほしいと思います)

とはいえ、要介護になったら大変だなぁ、という気持ちもあります。介護に追われている仲間の話を聴くと、本当によくやっている、と、頭の下がる思いがしますから・・・。「老老介護」も珍しくない状況ですよね。長生きはありがたいことですが、元気でなくちゃ!と、介護の苦労話を聞くたびに思います。

やはり、まだ介護が必要とはなっていない人たちの「介護予防」が重要ですね。(介護で疲れている方、ぜひ「アンアン介護疲れを癒す会」ホームページをご覧下さい。まだ始めたばかりですが、これから充実させていきたいと思っています)

「すべての人が“パワーリハビリ”をしなさい」ということではないですが、でも、やはり、自分で歩けることが何よりも大事。足腰が衰えないように日頃から意識して頑張りましょう。まだまだ、と思っている私たちの世代(40代)からの心がけが大切ですよ。

 

ところで、「新調したシニアグラス」、「どういうの?あの写真だとよくわからない」と、あちこちから声(文句??)が・・・。

こういうの、です。(笑)

 

 

10月1日(土)  第4回世田谷フォーラム

今日は、第4回世田谷フォーラム東京大学小宮山宏総長と考える日本の教育」に参加しました。(主催:「世田谷フォーラム」、企画協力:世田谷区教育委員会、後援団体:(社)北沢法人会/東京商工会議所世田谷支部/昭和信用金庫

小宮山総長の講演は、もっと時間があったらいいのに!と思う、すばらしい内容でした。

日本が今、世界の中でどういう状況にあるのか?今後、どういう役割を担っていくのか。大学がいかに頑張っているか。日本がいかにすばらしい国か。・・・ということが熱く語られ、会場の参加者一同、大きく頷いていたのが感じ取れました。

特に、「現代社会と日本の国の現状分析が、詳細なデータを基にした説得力のあるものであったこと」と、「日本がいかにすばらしい国か、日本人として自信と誇りを持とう!」ということが、全く違和感なく、心にストンとおちる形で説明されていた(科学的なデータを基に話されていた)ことに、とても感動しました。

これまでに出遭った「日本はすばらしい国だ!自信と誇りを持とう!」という人たちの主張は、何かしらイデオロギー的な要素が目立ち、「ナショナリズムの復活か?!」と、非常に違和感や危機感を抱かせるようなものばかりだったので、今日の話はとてもよかったと思います。

 

第二部は、小宮山先生と、区立松沢小学校の酒井眞理子校長先生(ウチの息子もお世話になりました。明るくて子どもをよくみて下さるすばらしい先生です)啓明会学院の笹田哲夫先生によるパネルディスカッション。「動け!日本の教育」というテーマで、コーディネーター:鈴木淑夫(エコノミスト)によって進められました。

“教育”は私のライフワークでもあります。これからも、様々な研究会、講演会などに参加し、勉強していきたいと思います。

 

※今日は夫の母が“松茸おこわ”を差し入れしてくれたのですが、夜中にちょっと味見をしたらすごくおいしい!!・・・結局、しっかり大きめの茶碗に一膳、食べてしまったのでした。もう翌日の深夜2時半だというのに・・・。食べ物のこととなると、本当に意思が弱い私です。(料理上手の夫の母に感謝!)