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2004年4月 「活動日誌」
4月30日(金) “政治アレルギー”についての一考 時期的に、そろそろ花粉症は治まっているでしょうか?私の場合は、一年中“アレルギー性鼻炎”に悩まされているので、むしろ花粉の時期だけで終わってしまう人がうらやましいくらいです・・・・。が、いわゆる花粉の影響も大変なもので、特に後半のこの時期、目を中心に顔中痒くて、鼻水、鼻づまりもひどく、喉の奥もイガイガするし、悲惨な状況に陥っています。 “アレルギー”って何なのでしょう?タイ語では、“負ける”という言葉を“アレルギー”という意味に使います。例えば、“薬品アレルギー”だったら、“薬負け”という言い方をします(突然タイ語が出てきて何?と思われた方もあるかと思いますが、私は議員になる前、タイ語の講師をしていました。詳細はプロフィールをご覧下さい)。私の場合は、特に温度差とかホコリに対するアレルギーがひどく、よくくしゃみを連発してしまうのですが、タイに住んでいたころは“空気(大気)負け”と言われていました。 “政治アレルギー”という言葉もよく耳にしますよね。“政治不信”が高じて、“信頼できない”からさらにレベルアップして、“政治なんか大っ嫌い”というレベルに到達している、という感じでしょうか。一昨日の報道、昨日の新聞記事、と、年金問題ではあきれ果ててしまうことばかり続いています。こうした国会議員の様を見ていたら、“政治アレルギー”になっても仕方ないよね・・・、と言いたくもなりますが、でも、しかし、です。「日本」という私たちの国をつくっていくのは「政治」であり、政治ひとつで国の方向性は全く変わってしまう、大変な脅威でもあるのが政治、だと私は思います。 国民が“政治アレルギー”を起こしていたら、国づくりを決める人たち(政治家)をきちんと選べなくなってしまいます。実際に、どの選挙も投票率が低く、半分以上の国民が選ぶ権利を放棄してしまっているのが現状です。また、それを望んでいる政治家がいる(国民は、投票日には寝ててほしい、なんて発言が元総裁からありましたっけ・・・)のも事実。つまり、私たちが投票に行かなければ、喜ぶのは誰か?・・・ということです。 “アレルギー性鼻炎”だけでなく、人一倍、“政治アレルギー”がひどかった私(そう、以前は、確信犯的に投票に行かなかった、のですから)が、今、遅まきながらやっと「それではいけない!」ということに気づき、自ら政治に関わる仕事をしています。人は変われるものなんだなぁー、と思います。鼻炎はなかなか治らないけれど、“政治アレルギー”は治せます、治ります!そのことに、一人でも多くの人に気づいてもらえたら、と思います。
4月29日(木・祝) 宮本三郎記念美術館がオープン 今日、世田谷美術館3番目の分館として、宮本三郎記念美術館がオープンしました。 宮本三郎記念美術館(←地図、入場料等、詳細はこちらをクリックして下さい)
4月28日(水) 幼保一元化、について 今朝の新聞に、品川区が「幼保一元化施設〜NPOに運営委託」という記事が出ていました(日経)。 それによると・・・・品川区は、幼稚園と保育園の機能を合わせた「幼保一元化」の教育施設を公設民営型で、6月に開設する。運営を私立幼稚園の園長らが設立したNPO法人に委託するもので、公設民営型は都内で初。民間の教育と運営ノウハウを導入した新たな幼保一元化施設として、注目されそうだ。・・・・ということです。 小さいお子さんがいない方は「幼保一元化」と聞いても何のことやら?という感じだと思いますが、これは、国の省庁の都合で分離されている“幼稚園”と“保育園”の統合をはかる、というものです。今、働く女性が増えてきて、保育ニーズはますます高まっています。また、子どもを幼稚園に通わせている保護者であっても何かと忙しく、あるいは、仕事を持っているのに保育園に入れなかった、という保護者が、私立幼稚園の延長保育を利用している、という現状が、世田谷区でも多数あります。 こうした時代背景を受けて、文部科学省(幼稚園)と、厚生労働省(保育園)では、法整備も含め、幼稚園と保育園の一元化を考える動きが出てきました。一方、地方自治体においては、法が変わるのを待っていられる状態ではなく、現場でいかに、未就学児の子どもたちにとってよりよい環境を整備できるか、保護者たちの需要に応えられるか、予算的に無駄なくできるか?ということを迫られていて、世田谷区においても、「区立幼稚園の見直し」について検討されています。 この見直しについては、反対運動が起こり、5万人近い署名が集められ、議会に陳情として出された経緯があります。 「幼保一元化」については、時代のニーズだと思います。が、絶対に忘れてはならないのは、「未就学児にとって“幼児教育”はとても大切である。子どもはみな同じように(保育園に通っている子どもにも)“幼児教育”を受ける権利がある」ということです。その点を十分に踏まえて、今後の区立幼稚園の見直しについて、会派としても考えていきたいと思います。
4月27日(火) 「家電リサイクル法」、修正の必要あり! 事務所をひきあげることについては4月25日の日誌でご報告いたしました。今日は、その事務所に最後に残った冷蔵庫を「家電リサイクル法」にのっとってリサイクル業者に頼み、引きとってもらいました。 冷蔵庫の処分費用は、4830円。+運搬費用が3000円。+マンションの2階から下に下ろす費用が2000円(事務所はマンションの2階なのです。4月25日の日誌参照)で、合計9830円かかりました。もう使わない家電に対して、約1万円ものお金を改めて払わなければならない、となると、一般庶民の感覚からしたら「嫌」ですよね。「できることなら払いたくない・・・」という気持ちになって当たり前、だと思います。(だからいい、ということではけっしてありませんが!!) 消費者が負担する料金
年金問題も国会で様々議論されていますが、何と言っても「何十年にも渡って払っていない国会議員がいた!」というお粗末な展開にはあきれてしまいました。「確信犯ではなく、不注意。気がつかなかった」と弁明しているようですが、だとしたら「制度が悪い」のです。義務である税金や保険料は、手続きが煩雑ではなく、誰もが簡単に納められるような制度にしなければ、この先成り立たなくなってしまうでしょう。 「家電リサイクル法」もしかり、「年金問題」もしかり、ですが、今ある課題をしっかり認識し、制度をきちんとつくることができる国会議員を、私たち国民ひとり一人が選ばなければ!ですね。今日は改めて、法の不備と国会の重要性を感じた一日でありました。
追伸:今日の日経新聞夕刊より “国民年金加入実績、全閣僚公表せず〜政府一転「個人の情報」”
4月26日(月) 「教育についてのアンケート調査」にご協力をお願いいたします! 私の区政報告である『田中優子レポーNO.5』では、「教育についてのアンケート調査」を実施しています。 本当は、このホームページ上でアンケートに直接答えられるようにしたいのですが、どのように設定したらいいのかがまだわかりません(汗!)・・・。なので、大変ご不便をおかけして申し訳ありませんが、メールにて、回答は番号のみで結構ですので、お知らせ頂けないでしょうか。例えば、(1)の公教育に対する不満、不安が、教員の質と学力低下、だとしたら・・・(1)1、5・・・とお答え頂ければ結構です。もちろん、自由なご意見もお待ちしております。メールは、トップページの、私の写真の右にある封筒のデザインをクリックして頂けますと、送信できます。よろしくお願い致します!
『教育についてのアンケート調査』 (1)現在の公教育への不満及び不安の一番は何ですか?
(二つまで) (2)学力指導についての不満及び不安はありますか? (3)学校の安全性の問題についてあなたが不安に感じることはどんなことですか?
この集計結果は次号の『田中優子レポート』(NO.6)に掲載させて頂きます。すでにアンケートハガキを戻してくださった皆様、有難うございました。今後、教育改革に向けて、皆様の貴重なご意見を役立てていきたいと思います。
4月25日(日) 事務所を引きあげることに 一昨年(平成14年)の11月、それまで所属していた「生活者ネットワーク」を離れて無所属となり(その理由はこちらをご覧下さい)、活動拠点がなくなってしまった私は、自宅から徒歩12〜13分のところ、東松原駅近くにマンションの一室を借りて事務所として使ってきました。・・・が、選挙が終わってからは、ほとんど、役所か自宅で仕事をしていて、時々、打ち合わせや議会報告などで使う以外は事務所に行く暇がない、という状況が続いていていました。 東松原に借りていた事務所(ワンルームマンションの2階)。選挙の時、誰も選挙事務所とは気がつきませんでした。 自宅はマンションなので仕事部屋が独立してあるわけではなく、事務所がなくなってしまうと不便なのですが、やはり、家事をしながら、子どもと会話したり宿題を見てやったりしながら仕事をこなす、となると、自宅でやるしかないのです。 というわけで、今月いっぱいで、事務所は引きあげる決心をして、今日はその引越しでした。 その自宅ですが、こちらも、事務所のパソコンを入れるべく、和室をフローリングに改装しました。事務所の引越し作業と同時進行で、今日、一度に行なったので、さすがの私も“疲労困憊”・・・。現在、日付が変わって深夜2時近く・・・・。夫はまだパソコン机を組み立てたり、配線の手直しをしたりしています。ダイニングルームとリビングルームに仕事部屋を割り込ませる、という(かなり無理な?)模様替えをしようとしているので、家の中はめちゃくちゃ。しばらく大変な状態が続きそうです。早く機能的に仕事ができるように、片づけをがんばらなくちゃー!(と思っています)
4月24日(土) 東京シンクロクラブの同窓会 私は、学生時代、シンクロナイズド・スイミングの選手をしていました(中学1年〜大学2年まで。その後大学を卒業するまではジュニアクラスのコーチ)。今日はその時所属していた「東京シンクロクラブ」の同窓会に出席。実は、「同窓会」と称して「金子正子コーチの還暦のお祝い会」を開催したのでした。
(写真左)左から、田中優子、市橋コーチ、金子コーチ、私のデュエットパートナーだった小川(旧姓・森)みゆきさん (写真右)小谷実可子さん(ソウルオリンピック銅メダリスト)と金子正子コーチ
金子先生は、東京シンクロクラブのコーチでもあり、オリンピックや世界大会などの日本代表チームのコーチ、監督などを歴任されてきたシンクロ界では著名な方です。シンクロの試合をテレビで見たことがある方は、コーチとしても解説者としてもご存知かと思います。還暦?!とは思えないくらい、相変わらず若くて美しくてお元気で!私も見習いたいなぁ、と思いました。 (写真左)ソウルオリンピックのデュエット銅メダルの二人(小谷実可子さん&田中京さん) (写真右)左から、今年のアテネオリンピックでの、コーチ(小川眞佐代さん)、テレビ解説員(神保れいさん)、国際審判員(市橋春江先生) この他に東京シンクロクラブから、選手が二人選ばれています(鈴木絵美子さん、原田早穂さん。オリンピックの選手&コーチメンバーリストはこちら)
今では、シンクロを知らない人はあまりいないと思いますが、私が選手だった頃はほとんどの人がシンクロのことを知らなかったので(一応、日本選手権、世界選手権はあったのですが、まだオリンピック種目ではなかったですね)、「何をやっているんですか?」と聞かれるたびに、説明するのに一苦労でした。挨拶では誰しもが「私の青春はシンクロそのものでした」と言っていましたが、本当にその通り!で、よくあれだけ毎日毎日、登校前の早朝練習あり、放課後はプールに直行、夏休みも春休みも冬休みもなし。練習、練習、合宿・・・・、と、それはそれは厳しい練習に耐えられたものだなぁ、と思います。(私は“根性のかたまり”などと言われることがよくありますが、“根性”だってつくわけですよね!と思います) 今日は、久しぶりに懐かしい先生、先輩、仲間、後輩たちに会えて、楽しいひとときを過ごすことができました。
(ミカちゃん、こと、小谷実可子さんとのツーショット。私がAチームに上がった頃、東京シンクロクラブのジュニアクラスに入ってきたのですが、小学生だけどすごい選手がいる!と当時から噂されていました。今では3歳の女の子のお母さん)
4月23日(金) 女性議員と女性管理職の懇談会 今日は、夕方、世田谷区議会の女性議員13名と、女性助役、女性管理職(部長級)7名、合計21名での懇談会がありました。(区議会において、生活者ネットワーク幹事長西崎光子議員の呼びかけで、女性議員たちで「女性議員連絡会」というゆるやかな会を発足させたのですが、その第1回目の催しです) 全員集合(後列、左から3番目が田中優子) 世田谷区の女性議員の割合は、51名中13名で25%(4分の1)、女性管理職は170名中20名で11%強。助役が女性、ということで、他区よりも男女共同参画が進んでいるとは思いますが、第一党である自民党(16名)に女性議員が一人もいない・・・のが特徴でしょうか。「ここまでくるには(男性社会の中で)色々な苦労がありました。これからも健康で仕事が続けられるように、頑張りましょう」という趣旨の、堀恵子産業振興部長の挨拶で懇談会がスタート。仕事の話あり、家庭の話あり、なかなか充実した会でした。
(世田谷区議会の女性議員 ★それぞれ名前をクリックするとホームページが見られます) 公明党 谷いつ子、栗林のり子
(区役所の女性管理職 特別職&部長級)・・・写真は随時そろえたいと思います
堀恵子産業振興部長 秋山由美子在宅サービス部長
亀田都北沢総合支所区民部長 井伊和子砧総合支所まちづくり部長
水戸都紀子玉川保健福祉センター所長 矢島久美子保健福祉部参事(社会福祉事業団)
須田成子世田谷保健福祉センター所長
4月22日(木) 文教常任委員会 今日は、文教常任委員会が開かれました。報告事項は以下の通りです。 田中優子が選ぶ「今日の委員会のトピックス」は、ブルーで示した項目です。 (2)は、パソコン(インターネット)を使って、好きな時に学ぶことができ、講師との質疑応答も可能、というe−ラーニングを、区内にある4つの大学と連携して開講する、というもの。参加大学は、東京農業大学・駒沢大学・国士舘大学・昭和女子大学。受講料は無料のものと有料のものがあり、登録制。5月22日(土)開講式、6月1日(火)から講座開講の予定となっています。興味深いですね。 (9)は、東京都教育庁指導部が、先週(4月14日)の教育長会で、「警察署と学校は、非行・問題行動に関して、必要な情報の連絡を行なう。」「警察署と学校は非行・問題行動に関し、必要に応じて協議を行い、当該事項に係る具体的な対策を講じる」という「協定書」を締結せよ、と言ってきた、というものです。しかも、今日、22日までに返事をせよ、ということだったというのです。 区の考え方としては、「世田谷区情報公開・個人情報保護審議会」に諮問し、協定書締結に向け準備を進める、という説明がありましたが、私はそれを聞いてホッとしました。学校の児童・生徒に対する「安全・安心対策」であるなら、警察との連携は十分にとってもらいたい、と思いますが、問題行動の監視、という意味で過度に警察が学校に介入することになることは危険だと考えるから、です。しかし、昨今の青少年の非行問題は多様化、深刻化していて、学校や家庭では指導しきれない、という現状があることも事実でしょう。警察頼み、だけではなく、もっと地域が見守る力をつけることを進めたい、と思います。 (10)その他、では、「小中学校の卒業式や入学式、式典などで、国歌斉唱のときに“ご起立下さい”と言われているにもかかわらず起立しない議員がいるが、式典の雰囲気を乱し、また児童・生徒への悪影響もあるし、非常に問題である」というような意見が出されました。 確かに、厳粛に行なわれる式典において、来賓である議員が、一人指示に従わず目立った行動をとる、ということは勧められることではありません。来賓全員が起立して式典を祝う、という姿勢を示すことが望ましいでしょう。しかし、「思想・信条の自由」までをも侵すような雰囲気に、私は違和感を抱きました。 学校の式典の主催者(責任者)は学校長です。そういう来賓は遠慮願いたい、というなら、学校長が判断するべきではないか、と思います。他の議員が「こうするべきだ」と意見を言うのは自由ですが、それはあくまでも要望であって、教育委員会や議会として、「出席するなら従うべき!従わないなら出てくるな!」と強制できるものではない、ですよね。今日の委員会の雰囲気は、それをちょっと逸脱しているように感じたので、本質的なことを確認する意味の意見を言いました。 ちなみに私は、国歌が君が代であることには、歌詞の内容からして疑問を感じています・・・天皇をたたえてはいますが国民をたたえる歌詞ではないですよね・・・が、式典においては敬意を表して起立し、私自身は歌いませんが皆さんの国歌斉唱を厳粛に聴いています。“君が代”を歌わないからと言って、日本を愛する気持ちがない、ということではけっしてありませんし、自分の国に誇りをもっていることは言うまでもないこと、自信があります。一番恐ろしいのは、“歌わないヤツは非国民だ!”みたいな風潮だと思います。それって、あまりに短絡的な考え方、ですよね。私は、日本人であることに誇りを持っています。この原点があるから、世界の他の国々を尊重することもできるのだと思いますし、次世代を担う子どもたちには、ぜひともそういう感覚を持って、世界平和が築ける大人に成長してほしい、と考えています。
4月21日(水) 「みどりの会議」中村敦夫参議院議員の事務所開き 今日は、環境政党「みどりの会議」代表で、参議院議員の中村敦夫氏の、事務所開きに行ってまいりました。次期参院選(7月11日の予定)まで、あと2ヵ月半。中村敦夫氏は、比例区(全国区)で立候補する予定です。 中村敦夫応援団(賢人会)の平田さん「彼のことは私が保証します!」と力強く挨拶されました。(右は中村敦夫さん) 私は、昨年の区議選において「みどりの会議」から推薦をもらい、中村敦夫参議院議員と地方で起こっている自然環境問題の視察に行ったり、事務所での勉強会に参加したりしてきました。中村敦夫さんの、利益誘導とは無縁で、本当の意味で地球環境を守っていこう、環境問題から世界平和や経済問題を考え、解決していこう、という姿勢、そして、問題が生じている地方をかけまわる地道な活動には感銘を受けています。ぜひとも、次の参院選で、再び議席を確保してほしい!と願っています。 木枯らし紋次郎、私以下の世代の人はご存知ないでしょうか・・・?中村敦夫さんは俳優でもありニュースキャスターなども務めていらした方です。毎週2回、主要駅で街宣活動を行なっています。「みどりの会議」の街宣カーも走らせています。見かけたらぜひ声をかけて下さい。
4月20日(火) 会派幹事長が上島議員からおおば議員に 昨年の統一地方選挙から1年が経ちました。(正確には、昨年の今日は選挙の告示日で、朝、警察署で許可をもらい、選挙カーを走らせて投票依頼を始めた日、ですが・・・) 「せたがや政策会議」では、会派の代表である幹事長が、上島よしもり議員からおおば正明議員へと交代になります。政調会長は変わらず、私、田中優子です。議会の中には、「幹事長会」というものがありますが、今回幹事長が交代したのは、自民党(五十畑こうじ議員から新川かつじ議員へ)とせたがや政策会議だけのようです。また一味違った雰囲気の幹事長会となることでしょう。 ★各会派の役職は以下の通りです。(それぞれ名前をクリックするとホームページが見られます)
4月19日(月) 松沢中学校保護者会に出席しました 今日は午後、子どもの通っている区立松沢中学校の新年度最初の保護者会に参加しました。 今年度から新しい校長先生となったので、教育方針や学校経営方針など、できれば話を聞きたいと思い、仕事を調整して「全体会」から出席しました。 私はこのホームページ上でも、「52分制」の是非について、何度か述べてきていますが(1月20日、2月11日)、意味のあることだと考えています。世田谷区立の多くの中学校が導入するだろうと聞いています。その中で、我が子の学校では導入しない、ということですが、少なくとも、この「52分制」の提案によって、導入しない学校に対しても「1分を大切にしなければならない」という意識改革は伝わるものと思います。 さて、「全体会」「学年全体会」が終了した後は、学級懇談会で、恒例の「役員選出」が行なわれます。PTAの執行部役員を引き受けてくれているお母さん方は、みんな「抽選で当ってしまった(はずれたというべきか?)」ということでした(ご苦労様です・・・・)。今日は、学級の役員決め。我がクラスは、ちょっと時間がかかりはしましたが、無事、学級代表委員もその他の委員も決まりました。ちなみに私は「広報委員」となりました。 今の時代、どのお母さんたちもほとんど仕事を持っていて、PTA活動も、土曜日や夕方に行なうなど、だいぶ見直されてきたように思います。私も、この仕事をしながらの委員会活動は結構大変ですが、一緒に活動することで保護者同士が知り合えたり、学校の様子がわかったりするので、これはこれでいいことだと思っています。 担任の先生から、「朝は時間通りに生徒たちが登校し、教室に座り、それぞれ読書をしたり自分の学習をしているので大変いい状況です」という説明がありましたが、そのように落ち着いた環境で、2年生の学校生活を過ごしてほしいと思いました。学習面については、公立の学校には大いに注文したいことがありますが、それらは議会の中でやっていきたいと思います。「教育」は、私のライフワーク、だと考えています。
4月18日(日) 『痛快!新しい金融学』、読みました 少し前から、『痛快!新しい金融学』斎藤精一郎著(集英社インターナショナル)を、「バスタイム」に読み進めていました。(以前にもお話ししたことがありますが、日常生活に全く時間の余裕がない私は、バスタブで温まっている時間に本や資料を読む、ということを続けています。本はちょっとヨレヨレになってしまいますが・・・) 私は、政策決定の場に女性が(女性議員が)増えることで、より生活感覚が生きた、市民に役立つバランスのよい政策が実現する、と思っておりますが、政治に関わる者として、財政についてある程度のことがわからなければ話にならない、と思います。女性議員は、相対的にその点が弱い、と言われます。幸い、私の所属している会派「せたがや政策会議」は、財政に関して詳しいメンバーに恵まれているので、非常に勉強になっています。また、自分自身でもこの点を克服すべく、できるだけ勉強しようと思っています。 それで、今回読み終えた『金融学』の本ですが、なかなかわかりやすく、金融全般の総復習にもなり、勉強になりました。特に「たんす預金の光と陰〜たんす預金にもコストがかかる。インフレになればたんす預金は不利になる〜」というところはなるほどー、と思いました。日本では多くの高齢者の方々がたんす預金を抱えている(らしい)、ということを考えると、もう少しこういう知識が広がるといいかもしれないなぁ、と思います。(ずーと前に、証券会社の言いなりになって損をした!という経験のある私は、今更ながら、こういう基本中の基本がわかっていないのに証券取引をしようだなんて甘かったなぁ〜と、思うのでした) まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあり、時間がないなぁ、といつも思います。子どもの頃、勉強って大嫌いだったのに、今になってどうしてこんなに勉強しているのかなぁ?・・・と、我ながら不思議な人生を送っていると思います。
4月17日(土) 原子力政策への疑問(新聞の投稿記事より) 4月15日の朝日新聞の『opinion 私の視点』の欄に、衆議院議員である自民党の河野太郎氏の投稿「原子力政策 負担思い再処理は中止を」というものがあり、目を引きました。 年金問題が様々な施設や保養所の建設のために流用され、無駄な国民民負担が増えてしまったことは記憶に新しい。しかし、今、年金問題よりもはるかに巨額の負担が、「再処理」という政策によって合理性の議論もないまま国民に押し付けられようとしている。・・・というのです。 この原子力政策、というのは、「ウラン燃料の燃えかすからプルトニウムを取り出す“再処理”を行なう計画」ですが、ウラン価格が急騰した70年代には合理的な政策だったかもしれないが、現在では、費用面でのメリットは全くない、ということ。また、プルトニウムは核兵器の原料であるが、それを燃やす予定だった高速増殖炉の「もんじゅ」も事故を起こし、めどが立たなくなっている、ということがあります。 にもかかわらず、経済産業省と電力会社は、再処理の必要性に関する説明を国民にしないまま、再処理工場を稼動させようとしていて、その費用は、電力料金に上乗せし、国民に転嫁する、という議論を始めている、ということ。(何と、9兆円もかかる!と指摘されています) こんなに重要なことが、私たち国民に何も知らされないまま進んでいるとは、本当に恐ろしいことですね。しかし、そういう事実を知らせてくれる国会議員が、与党である自民党の中にいる、ということに、私は実はとても驚き、感動を覚えました。(自民党支援者の方には申し訳ありませんが、私は、今の自民党政治がいいとはとても思えませんので) もっと、もっと、こうしたまともな考え方のできる国会議員が増えてほしいと思います。そして、こういう事実を広く国民に伝え、国会の中では議論を巻き起こし、必要なら超党派で、おかしな政策は中止するよう、働きかけてほしい、と思います。河野太郎代議士にはこの問題、頑張ってほしい!今の自民党の感覚を変えてほしい(無理でしょうか・・・?)と思いました。
4月16日(金) 請願・陳情について、会派ミーティング 今日は、今月の常任委員会で審査される「請願・陳情」について、会派としてどのような態度表明をするか、について話し合いました。 先月発行した私の区政報告、『田中優子レポートNO.5』に、「議会の常識は世間の非常識?!〜誤解を招く“議会用語”の改善に向けて取り組んでいます〜」という記事を載せていますが(関連記事は、2003年11月12日の活動日誌にも記載)、区民の方々が様々な想いをもって出された『請願・陳情』の取り扱いは、もっと真摯に、わかりやすく、結論を出すべきではないか、と我々の会派「せたがや政策会議」では考えています。 「継続審議」、とするなら、本当に、次はいつ審議するのかを決めて、「継続して審議をする」べきではないでしょうか。実際には、「お蔵入り」「事実上の廃案」(議員の任期中は二度と審議せずに終わる)、であるにもかかわらず、「今日は結論は出せないけれど、また審議します」と思わせるような「継続」という言葉の使い方は、区民に誤解を与える可能性が非常に高いと思います。また、その場では、「不採択」と言わないだけに、一時的に請願者の区民に喜ばれるかもしれませんが、最終的、結果的には区民を裏切ることになるのではないか、と私は思います。 「結論を出す」ことが、「議員の(請願の審査の)仕事」、です。つらい状況、厳しい場面はありますが、きちんと仕事をする、という真摯な態度で臨みたい、と思います。 尚、この件に関しては、議会運営委員会の議会制度改革の話し合いの中で、議論が行なわれています。本当の意味で区民に真摯に向き合えるうな改革ができることを強く望んでいるところです。(我が会派からは、上島よしもり幹事長がその話し合いに出ています)
4月15日(木) 平成16年度世田谷区の予算を家計簿的に見ると・・・ 今日、『区のお知らせ』が、新聞折込で皆さんの元に届いたと思いますが、平成16年度の当初予算について詳しく載っています。(4、5面) 今年度の一般会計予算は、2291億3193万円。あまりにも大きな額で実感がわかない、というのが、議員に成り立ての頃の私の正直な感想でした。 仮に「毎月23万円の給与の使い道」としてみると 民生費(福祉関係) 31.5% →(保育、介護、医療等) 7万2450円
こんな感じでしょうか。もちろん、これは、家計簿の内容とぴったり合うものではありませんが、皆様のご家庭と比べてみるといかがでしょうか。 また、もう一つの見方としては、「80万人の区民のために2300億円が用意されています。一人につき、年間28万7500円の予算が与えられいるのです」、という考え方ができますよね。区民の皆さん、年間、一人につき約29万円のお金が、世田谷に住む私たちのために使われます。その使い方が満足のいくものかどうか、そういった視点で、区政のことや税金のことを考えてみて頂けたら、と思います。区政が身近に感じられ、興味・関心がわくのではないでしょうか。その上で、色々なご意見を頂ければ、と思っております。
4月14日(水) 区役所に「子ども総合案内」がオープン!&「政務調査費」について(追伸)
この4月の組織改正で、世田谷区役所には「子ども部」が設置されました。 この度、この「子ども部・家庭支援課」において、「世田谷区子ども総合案内」というコーナーがオープンしました。
地域社会が崩壊し、子育て機能が失われている現代社会において、楽しく子育てができる環境整備は、行政がやるべき重要施策だと思います。私自身も、子育てはつらい!と思ったことが何度もあります。当時、保健所でやっていた「子育てを楽しもう会」に参加したことで、どれだけ救われたか・・・・、と、今でも思い出します。このような「子育てしやすい環境づくり」に向けての取り組みがさらに進むよう、今後も発言していきたいと思います。
追伸 政務調査費 「目的外支出」と認定 (朝日新聞 4/14) 品川区議会の自民党区議団が政務調査費の一部をキャバレーやカラオケバー、ライブハウスで使っていたとして、「品川区民オンブズマンの会」のメンバーが区議団の代表に29万8286円の返還を求めた住民訴訟の判決が13日、東京地裁であった。藤山雅行裁判長(鶴岡稔彦裁判長が代読)は「区政の調査研究という目的には到底そぐわない場所での支出だ」と指摘したが、既に返還され損害がなくなっている点を踏まえ区民の請求を棄却した。訴訟費用は、原告と被告の折半とした。
4月13日(火) 政務調査費収支報告、公開 by 田中優子 世田谷区議会議員は、議員歳費とは別に、「政務調査費」というものを、毎月24万円を(年4回に分けて)受け取っています。私は今日、平成15年度(統一地方選後の、昨年5月〜今年の3月まで)の、「政務調査費」の収支報告書を、議会事務局に提出致しました。 以下、私が提出した収支報告の内容です。
1 収入 264万円 (24万円×11ヶ月分) 2 支出 255万7,941円 収入(264万円) − 支出(255万7,941円) = 残高(82,059円)
※残高は返却予定となっている金額です。「せたがや政策会議」としては、2月&3月の議員の交通費(1回6000円)から1000円だけを受け取って、あとは何らかの方法で公金に戻す、ということを考えたことは、皆様にもお知らせした通りです(このページの1月31日と2月1日)。2月&3月分の議員の交通費、というものが、私の場合16回ありました。ですから、その分は自己負担で、という考えに基づいています。(あくまでも、考え方、ということではありますが) 平成15年度、1年間の「政務調査費」の内容全体を改めて見てみると、昨年度は、会派での視察のほとんどが区内だったのと、以前と違って、今はインターネットでかなりの情報が取れますから、お金をかけなくてもできる調査がたくさんあります。そういう意味で、調査費が少なく済んでいますね。(実際、この1年間、たったこれだけの金額でも、
色々な分野での調査研究、勉強を、会派としては相当行なって来ました) この「政務調査費」は、「区議会議員一人ひとりがどのような仕事や活動をしているか」が、わかる貴重な資料だと思います。全議員に提出義務がありますので、比べてみたら、 色々な意味で、参考になるのではないでしょうか?
4月12日(月) 私用で福島県へ 昨日から1泊2日で福島県に行って来ました。ちょうど桜が満開ですばらしかったです。(今年は桜を観る機会に恵まれて幸せな気分!)
白河市小峰城
白河市役所の隣にある神社の乙姫桜
なぜ福島県か、というと、最近、仲のいい友人が再婚をして福島県(白河市)に行ったのです。その友人は、タイ駐在時代の日本語教師仲間の一人だったのですが、この度、当時の仲間のもう一人がタイから一時帰国をするというので、だったら仙台にいるもう一人の友人(“美しく知的な”を付け加えておきます!)も呼んで、みんなで結婚祝いを福島でやろう!ということになり、急きょ、出かけることになったのです。(会派ミーティングは月曜日はダメです!と調整してもらって・・・。)白河は初めて訪れましたが、歌枕と関で有名なところだそうですね。歴史的な雰囲気があって緑の多い、いい街だなぁ、というのが第一印象でした。 お相手は彼女より10歳年上の医師をされている方でしたが、とても感じのよい素敵な方だったので、私たち友人一同(うるさいおばさんたち?)は心から納得。「人生、いくつになってもやり直せる」という、「Age’35」というドラマ(少し前に再放送をやっていたようですが、約10年前のドラマです。ご存知ですか?)の言葉を思い出しながら、「本当にそうだなぁ〜」と感慨深い気持ちになりました。「彼女には幸せになってほしい!」とずーっと思っていたので、まるで自分のことのように嬉しかったです。 白河市内の桜の名所を案内してもらいながら、私は「ゴミの出し方」などをチェックしておりました。友人曰く、ゴミは有料で、収納袋が20枚ぐらいで1000円とか。それぞれ種類別に袋が分かれているのでとても大変、ということでした。ペットボトルも専用袋に入れてゴミ集積所にきちんと出してあったのには、私はちょっと感動しました。(残念、写真を撮っておけばよかったー!) 白河市でのお祝い会終了後、私は、タイから来ている友人と一緒に飯坂温泉へ。昔は栄えた温泉街だったのであろうその街は、今は何となくさびれた雰囲気で、今度は「新たな観光の視点が必要だ」と、産業振興の観点で考えている自分に気づきます。本当に、何処へ行っても思考回路が仕事モードだなぁ、と感じました(笑)。 飯坂温泉で1泊し、今日は、福島駅周辺と郡山駅周辺の「地方都市の駅周辺の様子」を、途中下車して視察して帰ってまいりました。私用とはいえ、なかなかいい旅となりました。明日からまた「仕事モード全開」で頑張らなくては!と思います。
4月11日(日) 昨日の新聞記事「広がる学校選択制〜世田谷区は導入しない〜」 「学校自由選択制」の是非については、このホームページでも何度が報告してまいりました。 この新聞記事では、『世田谷区は「選択制を導入しない」という方針を発表した。熊本哲之区長は「学区の指定校制度を守ることが、地域を大切にする人間を育て、郷土愛をはぐぐむ。選択制は地域を壊しかねない」という。同区には、友人関係、部活動などを理由に学区外の学校へ入学できる「指定校変更」の制度を約15%の生徒が利用しており、「学校を選びたいというニーズにはこたえられている」との考えだ。』と出ています。 先月の予算委員会においては、公明党、民主党、反政党改革派(下條忠雄議員)が、「学校選択制を導入せよ」と主張していましたが、我が会派「せたがや政策会議」は、学校選択制には反対の立場をとってきたので(3月12日の活動日誌で報告)、熊本区長の決断に賛成です。選択制導入を主張している会派は、メリットばかりを強調していましたが、デメリットも非常に大きい、ということが、他の自治体の例で明らかになっているように思います。遠い学校を選ばなくても、地域の学校が信頼されるよい学校になるように、学校、保護者、地域の方々と連携して、区教育委員会が支援できる体制を整えていくべきでしょう。昨日の新聞記事を読んで、改めてそう感じました。
4月10日(土) 「新」三宿中学校開校式&入学式に参列 今日は、世田谷区で初めての中学校統廃合により新たに誕生した「三宿中学校」の開校式と新1年生の入学式が行なわれました。 熊本区長より中野校長先生に新しい校旗が手渡されました 新校の誕生と共に、校章、校歌、標準服、すべて新しく作られ、1年生〜3年生まで全生徒が真新しいおしゃれなデザインの標準服に身を包んでの開校式となりました。中庭にはビオトープがつくられ、自然観察ができるようになっています(標準服、ビオトープは三宿中ホームページに写真が載っています)。調理室、ランチルームなども新校開校に合わせて増築されました。新星中と池尻中、二つの中学校が合併した三宿中ですが、本日の新入生は115名(3クラス)。二つの学校のよいところをいかしてすばらしい学校になってほしいと思います。 また、ここ三宿中には夜間学級が併設されています。夜間学級とは、さまざまな事情で中学校を卒業していない方のために設置された学級で、現在、全国に35校、東京都には8校、夜間学級が設置されています。
4月8日(木) 「食と農」の博物館、東京農大が4月6日にオープン 鳥インフルエンザ、BSE(牛海綿状脳症)問題など、食の環境危機が高まる中、東京農業大学が「食と農」の博物館を今日6日、世田谷区にオープンしました。食と農業の問題に多面的なスポットをあて、併せて、農大発ベンチャー企業も立ち上げ、社会へ向けて実学の実践を目指し、研究成果の還元に取り組む、ということです。 (以下、新聞情報から) 博物館長の宮林茂幸教授は「農大は創設時から、『農学栄えて農業滅ぶになるな。農のことは農民に聞け』と実学をモットーに研究に励んできた。今は、消費者に聞かないと分からないことも多く、新たな実学が求められている。地域と交流し、研究成果を還元したい」と開館の狙いを話している。 「食の安全」は、今、非常に重要な問題となっていますね。「食と農」の博物館、私も時間を作って行ってみたいと思っています。
4月7日(水) 区立中学校の入学式 昨日は小学校入学式でしたが、今日は、区立中学校31校の内、30校で入学式が行なわれました。(「池尻中」と「新星中」の統廃合により新たに誕生した「三宿中学校」の入学式は10日に行なわれます) 私は、子どもの学区域である松沢中学校に行くことが多いのですが、今回は、お隣の梅丘中学校の入学式に参列いたしました。(松原小学校同様、梅丘中学校も夫の出身校です) 新入生も在校生も、式の間、とても立派な態度で感心しました。 現在、地下温水プール(一般開放を含む)を建設中。今年10月完成予定で、在宅サービスセンター、給食施設、ランチルームを合わせた複合施設となります 梅丘中は、国際理解教育の推進校です。ホームページに、タイ人講師による授業が行なわれた様子が出ていましたが、以前タイに暮らし、タイ語を学び、帰国後にはタイ語の講師をしていた私としては、とてもなつかしく嬉しい気持ちになりました。国際理解というと、欧米を連想する人がまだまだ多いように思いますが、私は、アジアの一員である日本は、まずはアジアを知るべきだ、と考えていますので、こうした取り組みを高く評価したいと思います。 また、梅丘中内には、世田谷区教育委員会「帰国・外国人教育相談室」(TEL&FAX
3322-7778)がおかれています。
4月6日(火) 区立小学校全64校で入学式が行なわれました 今日は、世田谷区立の小学校62校で一斉に入学式が執り行なわれました。 松原小の式は、演台を、舞台の上でなく、新入生が座っている体育館のフロアーに置いて、校長先生のお話など、同じ高さ(目線)でできるように工夫されているのがいいな、と思いました。 2年生による新1年生歓迎の演奏(喜びのうた)と、歌(1年生になったら)、元気で可愛らしくてとてもよかったです! 正門近くの桜は葉桜になっていました 松原小の校庭と校舎
午後は、役所の控室にメンバー全員が集合して会派ミーティング。新年度がスタートしたので、年間計画や役割分担などについて話し合いました。
4月5日(月) 新たな観光都市“世田谷”を目指して 今日は、今、書店に出ている世田谷関連の雑誌を2冊購入しました。 私たちの会派「せたがや政策会議」では、「世田谷の街づくりを進める上では、新たな観光の視点で世田谷ブランドを高めよ」ということを主張していますが、これらの雑誌を改めて見てみると、世田谷区には魅力的なお店や街並みがたくさんあるのだなぁ、と思います。今すぐにでも行ってみたい!と思うような場所、お店がたくさん載っています。 『世田谷ライフ』には、「世田谷の魅力発掘!!みどり豊かで、出かけてみたいまちへ」と題して、熊本区長のインタビューが載っています。このプロジェクトを推進する部署である産業振興部の堀恵子部長(区長も部長も“世田谷在住であり、緑溢れる世田谷の地をこよなく愛してきた区民の一人”と紹介されています)と共に、世田谷の緑の中を歩く写真が出ています。これらの貴重な資源を生かして、世田谷全体の観光プロジェクトをぜひ進めていきたい、と、私も思っています。 私自身、世田谷区民でありながら、まだまだ行ったことがない場所がたくさんある、と発見しました。時間を見つけて、世田谷の街をもっと歩いてみたい、と思います。区民の皆さんはもちろんのこと、世田谷区外にお住まいの方も、ぜひ、世田谷にお出かけください。
4月4日(日) 今日一日、ホームページが危機的状況に・・・?! 今日は、「サイトに問題が生じたから現在保存されているものを云々・・・」と、ホームページの件で色々教えてもらっている友人から、メッセージがありました。 そうしたら・・・・、目に見えていたところは、いつも更新している近辺のみで、実は、3月14日以前のデータが全部消滅してしまっていた!のでした。・・・にもかかわらず、私ときたら、どうしてこう“能天気”なのでしょう?!そこまでチェックせずに、「大丈夫みたい」と判断してしまったのです。さすがに自己嫌悪に陥りました。(今日、このページを見て下さった方の中には、過去分がないことに気づいた方もあったことと思います。大変失礼致しました!) 私のデータは、消滅しているもので上書きしてしまったので、絶望的。それはそれは、毎日、時間と労力をかけて綴ってきた今年の活動の歴史なのに、消えてしまったの?と、本当に悲しい気分になりました。・・・2時間ぐらい落ち込んでいました。・・・でも、その内またいつもの元気な気持ちが蘇ってきて、「過去じゃない。大切なのは未来だ!今日からまた綴ればいいや」と、開き直ったのですが。 そうしたら・・・・、です。友人が保管してくれていたデータが見事再生され、この『活動日誌』のページが復旧したではありませんか!もう涙が出るくらい、嬉しかったです!!「神様、有難うございます!」「友人にも感謝!」と、心から、神妙な気持ちで(こんな時だけ?)唱えておりました。 インターネットは本当に便利です。これなしには仕事はできない、という状況です。・・・・でも、バックアップ体制など、しっかり整えておかなければ、今回のような思わぬ罠に陥る可能性もあるのだなぁ、と、つくづく反省いたしました。(とりあえず使ってはいるものの、根本がわかっていない、という欠点がありまして、つらいですねー) というわけで、昨日の分も思い出しながら付け加え、無事、『活動日誌』が、今年の初めから続いております。初めてアクセスしてくださった方、ぜひ、過去の活動日誌もご覧になって下さい。
4月3日(土) 昨日レポートしたことが新聞に載りました! 昨日、この日誌で、「平成15年度の退職者数&退職金と名誉昇給の総額」について、会派の議会質問の成果をご報告いたしましたが、そのことが、今朝の新聞に、「退職金増分、4990万円減 〜名誉昇給見直しで〜」と、朝日新聞に出ていました。また、読売新聞では、「国家公務員の退職金かさ上げ、来月から全廃 〜国民の理解困難〜」と、名誉昇給の見直しについて、一面で大きく取り上げられていました。 これは、我が会派「せたがや政策会議」が、昨年6月の代表質問(上島よしもり議員が担当)で見直しを要求し、熊本区長が見直すことを明言。その後、世田谷区発信で日本全国に見直しの動きが広がり、国会にまで影響を及ぼした、ということだと思います。 議会質問の成果が、このようにはっきりと得られると、嬉しいものですね。 さて、今日は、『田中優子レポートNO.5』を配布して下さる方々に、久しぶりに事務所でお会いして、懇談会のようなものを開催することができました。議会報告その他、色々なことで情報交換、意見交換させて頂きましたが、NPO活動や市民活動をされている(現場を知っている)方々の声は重みがあるなぁ、と感じました。とても楽しいティータイムが過ごせて、充実した一日でした。
4月2日(金) 平成15年度の退職者数&退職金と名誉昇給の総額 3月29日に、「今年度、世田谷区役所の職員で退職される方の数は176名。内、人事交流等で退職する形をとる、という人を除いた“純粋な退職者”は125名前後だそうです。果たして退職金はいくらぐらいになるのか?!」・・・・と、レポートしましたが、今日、その詳細が明らかになりました。 退職金=33億3776万9144円。退職者数129名(定年が110名、勧奨が19名)。 名誉昇給ですが、平成14年度は5088万4099円(対象者数105名)!! 区の職員の方々には不評かもしれませんが、でも、きちんと分かっている人もたくさんいることと思います。「もう、今までのように名誉昇給が許される時代ではない」と。 新年度に入り、組織改正と人事異動で役所全体がまだ落ち着かない雰囲気ですが、早く業務の執行ができる体制を整えてもらいたい、ですね。 それから、今日は、都市整備委員に「不祥事」の連絡が入りました。 少し前に、砧総合支所の土木課で(※世田谷区は地域行政制度を敷いているので、本庁の他に、世田谷、玉川、砧、北沢、烏山、の5つの総合支所があります)、測量を業者にさせたのに数年間に渡って未払いのままだった、という不祥事が発覚したばかりです。・・・不祥事に関しては他にも、課税台帳の紛失事件、庁内パソコンの不正接続によるウィルス感染事件、領収書の偽造によるパソコン不正購入事件、等々、続出しています。どれも、個人の利益のために行なわれたものではない(同情に値するものだ)という感覚が内部にはありますが、そうだとしても、こういうミスや故意的な事件は許されることではありません。 今回の事件に関しては、区としては、全土木関係の業者に「未払い金があったら申し出て下さい」と手紙を出して、あった場合は今年度中(3月末まで)にすべて解決させる、と言っていますが、こう次から次へと不祥事が続くと、「いつ終結宣言ができるのか?」と、疑問を抱かざるを得ないような心境になってきます。行政が信頼できなければ、区民はそこに安心して住むことはできません。きちんと事件の後始末をして、今後二度と同じことが起こらないよう、気持ちを引き締めて臨んもらいたい、と強く思いますし、それをしっかりチェックするのが我々議員の仕事でもある、と思っています。
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