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TOPICS

 

2004年6月 「活動日誌」

 

【今日の「ベトナム」の報告の前に・・・】

明日から「参院選」が始まります。7月11日(日)が投票日です。
その前に期日前投票、不在者投票もできます。皆さん、必ず投票しましょう!

また、ホームページの更新について、選挙管理委員会に確認したところ、以下の見解が 出されました。

  

ホームページの更新について

 公職選挙法第201条の6では、参議院議員選挙の期間中及び当日までの間、「政党その他の政治活動を行う団体」に対し、ビラ(これに類する文書図画を含みます)の頒布をすることを禁じています。

ホームページには「せたがや政策会議」とあり、「政党その他の政治活動を行う団体」に該当します(政治資金規正法でいう政治団体より広いものです)。

また、ホームページの更新は、開設するのと同様、文書図画の頒布にあたると解釈されています。
内容については規定しておりませんので、参議院選挙にかかわらないものも規制されます。

以上により、お問い合わせの件については、法に抵触するおそれがあります。

               世田谷区選挙管理委員会事務局

 

よって、参議院議員選挙が終了するまで、 更新を停止致します。

 

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6月23日(水) 『ベトナム親善議員連盟』交流会

世田谷区議会では、有志の議員で、国際交流を目的とした3つの議員連盟(日越、日華、日韓)を作っています。(私は、すべてに所属しています。できれば日タイがあったらもっといいのになぁ〜と思いますが)

昨年の夏、『日越親善議員連盟』の有志メンバー15名と事務局職員2名で、ベトナムのホーチミン市を訪れましたが活動日誌2003年8月をご覧下さい)、この度、昨年お世話になった方々がベトナムから訪日されている、ということで、今日、区役所区民会館の地下にあるレストラン『けやき』にて、交流会を開催しました。(これら、交流や懇親のための費用はすべて自費で積み立てています。その他、会費も徴収しています)

 

     

(左より、ベトナムスポーツ文化省・ビン長官、国立体育大学・ファー学長、スポーツ文化省・フォン国際部長、イエン事務局長)

 

昨年ベトナムでお会いした方々に再会できて、なつかしかったです。来年は、「ホーチミン市統一30周年」だそうで、ぜひまた来て下さい、と、ビン長官から挨拶がありました。議員連盟側の挨拶は、会長の平山議員、議長の宍戸議員。司会は新田議員(ベトナムで買ってきた服を着ての参加)でした。(この他に、すがややすこ議員もベトナムで買った服を着て、また、小泉たま子議員は、ベトナムの民族衣装である“アオザイ”を着ての出席で、素敵でした。私もベトナムで買ったワンピースを着ていけばよかった〜!)

 

   日越議員連盟会長・平山八郎議員              宍戸のりお議長         

 

『けやき』で何かパーティーがあるときは、いつも立食形式なのですが、今日は珍しく着席してのフルコースの食事でした。なかなかおしゃれなメニューで、おいしかったです。

 

 日越議員連盟事務局長・新田かつみ議員

 

 

 


6月22日(火) 特別委員会の報告&出生率の情報操作?!について

6月17日に行なわれた「公共交通対策等特別委員会」の報告です。(遅くなりました!)

報告事項

1.小田急電鉄小田原線(梅ヶ丘駅付近〜経堂駅付近)の上り線切り替えについて
  →6月20日の始発電車から、梅ヶ丘駅と豪徳寺駅の上り線のホームが本設のものへ
   移設される

2.「ミニバス実験運行説明会」の開催結果について
  →反対意見もあったが、全体的には賛成が多く、早くバスを通してほしい、という
   声が高かったようです。
   特に祖師谷大蔵駅商店街の道は、狭い上に、自転車、歩行者が多く、「バスが
   通るなどとても無理!」という意見が出ていたのですが、福祉関係のミニバスや
   幼稚園の送迎バスなども通っている、ということなので十分に安全対策をとった
   上で実験するよう意見しておきました。

3.「踏み切り対策基本方針」について
  →国土交通省から出された『都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関
   する要綱』が、東京都から資料提供という形で区に来ました。
   世田谷区内では、京王線を中心として、東横線、大井町線の一部が「重点踏み
   切り」に指定されていますが、まだ、具体的なスケジュールがでているわけでは
   ありません。とりあえず、区としては630万円の予算で(踏み切りの解消に向けて)
   調査していく
、と決まっているところです。
   

     議員になる前、私は日本語教師をしていて、車で、三鷹市にある「アジア・アフリカ語学院
     の日本語学科に教えに行っていたのですが、ひどい時は、 京王線の踏み切りを渡るのに、
     50分もかかっていました。本当に、早く、何とかしてほしい!と思いますよね!
     

4.その他 
  →環状6号線のトンネル視察については、夏休み明け(9月以降)に再度調整する

 

 

今日は、夕方、新宿駅西口において、「みどりの会議」の街頭演説を行ないました。

 

 

中村敦夫参議院議員ご本人も、「政見放送」の収録を終えて新宿に駆けつけ、演説しました。

やはり、本人がいると人垣ができて、私が話しているのとは大違い!ですね。

でも、私も、今日は新宿駅頭で、世田谷区内ではないのに、6−7人の方に、「田中さん、頑張って!」と、知り合いに会えたり、「世田谷の田中さんですよね?」と、声をかけて下さった方があったり、手を振って頂いたりして、嬉しかったです。

ところで、出生率1.29ショック、年金改正法案の大前提を覆るような事実・・・やはり、発表の17日も前にその事実はわかっていた、ということが今日、明らかになりました。私は、6月11日のこの日誌にそのことを書いていますが、やっぱり!!です。そんな姑息なことをする政府与党に任せてはいられない!と、私は本当に危機感を募らせています。国民を何だと思っているのでしょうか?もし、それは官僚が勝手にやったことで国会議員はあずかり知らないこと、だというのであれば、国会議員も国民も、あまりにバカにされてはいませんか?

7月11日には、こうしたおかしな国会の状況を少しでも正すべく、投票に出かけましょう!!

 

 

 

6月21日(月) 自前の民間交番(明大前商店街振興組合)

6月19日(土)朝日新聞beに、「過剰防衛に気をつけて」という記事が載っていました。何かな〜?と思ったら、地元、世田谷区明大前駅にある「PEACE MAKER BOX」のことが出ていたのでした。

 

自主防犯組織を立ち上げるにはどうしたらいいのか?
東京都世田谷区で、明大前商店街振興組合(本杉香理事長)が自前の民間交番を設置し、現在44人のボランティアが交代で夜間パトロールをしている。
きっかけは地元小学校の校長から「痴漢の発生件数が区内の校区で一番多い」と伝えられらこと。
警察署に交番の設置を頼んだが断わられた。仕方なく、自前で交番をつくることに。
駅前の土地は区と電鉄会社から無償で借りている。地元の警察署と相談しながらパトロールの具体的な行動規範を盛り込んだ自警会の規約や細則を一から作り上げた。
警察が心配したのは、会員には地元の空手道場やボクシングジムに通っている「猛者」もいたため、正義感から万一相手に怪我でもさせた場合、逆に訴えられる場合もあるので、「過剰防衛にならないか」ということ。
棒状の電池ランプも武器にならないことを確かめてから携行が認められた。

 

昨日、たまたま、明大前の焼肉屋さん(駅近くにある「ソウル苑」03-3325-2462。おいしくて、価格もリーゾナブル)に家族で食事に行ったので、その帰りにちょっと立ち寄って写真を撮らせていただきました。

私たちの会派では、「これからの商店街の役割は、産業振興のみならず、防犯対策や青少年問題、放置自転車対策やごみ問題など、地域自治としての役割、公益性のあるものが期待されるのではないか」、と、以前から言ってきています明大前の「PEACE MAKER BOX」の例は、そのいい例(すばらしい取り組み)だと思いました。ボランティアの皆様、ご苦労様です!!これからも街の防犯のため、よろしくお願い致します。

 

※スキャナー、結局壊れてしまったようで、買い換えなくては!と思いながら、まだお店に行く時間がとれずにいます。デジカメ写真だと記事などは見にくいですね、すみません。

 

 

6月20日(日) 「みどりの会議」街宣カーで区内を回る

参院選の告示まで4日、と迫っています。(投票日は7月11日)
私は、今日一日、「みどりの会議」の街宣カーで、新宿区議の根本二郎さん(中村敦夫参議院議員の第一秘書をされていたことがある方)と、「みどりの会議」サポーターのボランティアメンバーの方々と共に世田谷区内を回り、桜新町、二子玉川、三軒茶屋の3ヶ所では1時間ずつ、街頭演説を行ないました。

 

          二子玉川駅を出た交差点にて

直射日光が射す炎天下で、立ちっ放しで、1時間話し続けることを3ヶ所で行なったので、さすがに疲労困憊、帰り道は脚が痛くて、ぐったり・・・でした。特に最後の三軒茶屋では、台風直前の強風にビル風が加わり、吹き飛ばされそうになりながらの演説でした。

でも、「環境政党・みどりの会議」は、まだまだ知られていないので、今日の遊説で、初めて聞いた、知った、という人が何人もいたのではないか、と思います。やればやったなりの効果は必ずあるはず!と信じて、頑張らなくては!

これからの時代は、限られた地球資源を奪い合って戦争をする、などというおろかなことをしてはいけない。無限の経済成長があるかのような錯覚に陥った経済政策では、財政再建など望めない。限りある資源をいかに大切にして有効に使うか、持続可能な地球環境を維持し、その制限の中で、どのような経済活動ができるのかを視野にいれた政策を打ち出すことこそが、今後の日本の政治の信頼を取り戻すことにつながる、と私は信じています。「みどりの会議」は、まさにこうした視点でものごとを捉え、環境政策や経済政策を打ち出している政党です。

中村敦夫参議院議員が、(前回は東京選挙区でしたが今回は全国区で)立候補を予定しているほか、9名の市民派の候補者が立候補を予定しています。いわゆる“保守”でも“革新”でもなく、新たな発想で立ち上げた環境政党「みどりの会議」ですが、「みどりの会議」所属の議員が国政に増えたら、必ず、日本の政治は変わっていく、と希望を持っています。

※興味・関心のある方は、事務局までご連絡下さい、とのことです。

   みどりの会議事務局
   〒160-0004 東京都新宿区四谷3-11 山一ビル6階
   TEL:03-3353-1122 FAX:03-3353-1131
   E-MAIL:office@midorinokaigi.org 

今現在、周囲の様子を観察していると、「参院選なんてあるの?」といった、大変盛り上がりに欠けている状況ではないでしょうか。ここまで政治不信、国民の政治離れを引き起こしたのは、一体どこの誰なのか?その責任はどうするつもりなのか?と、思いませんか?

でも、実は、「できるだけ多くの(特に浮動票の)国民が、選挙にも政治にも興味を持たず、投票に行かないでくれればいい」、と望んでいる人たちがいる、のです。(その昔、“選挙の日は、国民は寝ていてくれればいい”、なんて発言した人がいましたよね?!国政を預かるトップの立場の人間の発言とは思えない!つい本音が出たか、と、あの時はあきれ果ててしまいましたが)・・・・つまり、投票に行かなければ(棄権すれば)、喜ぶ人たちがいて、その人たちを支援する、ということになってしまう、のです。それは、無意識の内の罪作り、ではないでしょうか。

国民の義務、責務として、投票には必ず出かけましょう!そのためには、どんな候補者がどのような政策を掲げているのか?ということを、告示日以降、皆様おひとりお一人にしっかりチェックして頂きたい!と思います。市民の政治参画は、まず、投票行動から、です。

 

 

6月19日(土) (私的な趣味ですが)バレエの振り付けが完成

(私事ではありますが)運動不足解消のため、バレエを習っています。今年は何と、1ヶ月後に「発表会」が行なわれます。クラッシック的な振り付けの曲“アフタヌーンティーをご一緒に”と、タンゴ曲の“リベルタンゴ”の2曲を、30代〜50代の主婦6人で踊る予定なのですが、今日のレッスンでやっと、2曲目の最後まで振り付けが完成しました。

振り付けと6人のフォーメーション(位置)を覚えるのに必死で、なかなか“発表する(見せる)”レベルにまでいかない、というのが現段階で、一同、大変な不安を感じています。それに、同じ振りなのに、先生がやるのと私たちがやるのとで、どうしてこんなにも見た目が違うのであろうか?(まるで違う振り付けのよう!)など、色々悩みはあるのですが、でも、今日は、タンゴの衣装(上半身ピッタリしている黒のロングのワンピース)を試着して踊ってみたので、本番が近づいて来ているのを実感しました。

発表会まであと数回しか練習できる日がありません。こんなんで大丈夫かなぁ〜・・・と思いますが、やるからにはベストを尽くして頑張らなくちゃ!と張り切っています。

 

6月18日(金) 本会議終了、議員同期会の開催

今日は、第2回定例会最終日でした。「企画総務委員会」と「都市整備委員会」に付託された議案はすべて賛成多数で可決され、10日間の定例議会が終了しました。私にとっては、9ヶ月ぶりの本会議場での質問だったので、原稿作りには力が入りました。終わった後の充実感、解放感、はまた格別です。

定例議会は年4回開催されますが、私たち議員2期生(平成11年に初当選した仲間14名)は、定例議会の後に同期会をやっています。議会お疲れ様、の打ち上げ会&反省会であり、超党派で政策論争ができる場でもあり、懇親を深める機会にもなっていて、なかなかいい会だと思います。3期生と1期生の議員も同じような趣旨でそれぞれ開催しているそうで、今日は1、2、3の各期が、場所は別々ですが、同時開催だったようです。聴くところよると、5期生の大先輩の議員の方々(1期は4年間ですから・・・)も、今期から同期の集まりを始めたとか。

これからの議会は、同じ政党、同じ会派の枠内にとどまらず、「超党派」で、よりよい政策提案ができるようにすることも必要ではないか、と思います。

 

 

6月17日(木) 「個人情報保護条例の改正」についての勉強会

今日は、午前10時から4つの特別委員会が行なわれました。(役所に報告書を置いてきてしまったので、内容についてはまた後日ご報告致します。審査案件については、区議会のトップページをご覧下さい)

その後「個人情報保護条例の改正」(平成17年4月施行予定)について、区政情報課の久岡正次課長から詳細を聞きながらの勉強会を、会派で行ないました。

この勉強会で感じたことは、行政でいくら個人情報に保護をかけても(もちろん、行政がもっている情報を保護することは絶対必要なこと、ですが、でも)、その何倍もの規模の、民間事業者がもっている個人情報をどのように保護するのか?(実際、たくさんの流出事故が起こっていますよね)・・・ということ、それから、セキュリティーについて、もっと詳しく聞かないと、本質的な部分がわからない、ということでした。それについては、引き続き勉強会を持ちたいと考えています。便利な世の中になる、ということは、それ以上にリスクを背負う、ということなのかもしれません。

また、このたび、区長の附属機関である「世田谷区情報公開・個人情報保護審議会」から、「条例の見直し指針の中間報告」が出されました。ぜひ、皆様にもご覧いただき、ご意見を届けて頂ければと思います。「個人情報保護条例の改正」に向けてのご意見はこちらから。

 

 

6月16日(水) 議会質問の答弁をアップしました

先週(6月10日に)行なった一般質問の原稿のところに、区の答弁を入力致しました。参考までにご覧下さい。

改めて、質問1も2も、実のある答弁が得られた、と思います。1「預ける理由を問わない一時的保育サービスの必要性」→既存の保育サービスや施設を活用しながら実施していく。 2「中学校の部活動の外部指導員に、大学生を活用できるよう大学との連携をとり、支援せよ」→積極的に連携をとり取りくんでいく。・・・この他、「今後の福祉施策は心のケアを伴うような繊細なサービスが必要ではないか」という問いかけに対して、山田助役から「大いに共感する」という言葉があったことも、とてもよかったと思います。今後をしっかりみていきます。

また今日は、エフエム世田谷(83.4MHz)で私の議会質問の放送がありました。ラジオ放送を聴いた感想(を自分で言ってもしかたない?でも反省を含め・・・)ですが、やはり最後の方、早口になっていましたね。多分、聞き取れないほどではなかったと思いますが、もう少し余裕が持てた方が説得力があるかも、と思いました。以後、その点に注意していきたい、と思います。

今日、日中は私用であちこち駆け回っていました。(役所にも行こうと思っていたのですが、必要なことは電話とFAXのやりとりで済ませ)たまっていた銀行や郵便局などの用事も、やっと片付けた〜!という感じです。こういうことを日常的に済ませる時間がなくて、ハッと気がつくと期限ギリギリになっていたり、時には過ぎてしまっていたり・・・。ちょっとしたことなのですが、主婦業も兼ねている身としては結構なストレスになっているなぁ〜、と時々感じます。でも、こうした日常があるからこそ、私は、フツウの主婦感覚、市民感覚、というものを忘れずに議員としての仕事ができるのだ、と自負しています。それって、実感が伴わなければ絶対にわからないこと、だと思うから、です。(とすると、このストレスにも感謝、かな)

 

 

6月15日(火) “事件性のある質問”、その後

6月11日(金)の活動日誌に、「今日は、“事件性のある質問”と感じられるものがありました。それが事実だとしたら、明らかにおかしなこと、ひどいこと!です。そして、その質問に対しては、まず助役が謝ったので、事実、そういうことがあったのでしょう。とはいえ、自分で確認していないので、詳細については、また後日、と思います」と、載せました。(覚えていらっしゃるでしょうか?これでは一体何のことだか?と感じられたことと思いますが・・・)

そのことが、今日の毎日新聞に掲載されました。詳細については、大庭正明議員のHP(備忘録 6月15日 「本末転倒」)に載っていますが、以下のようなことです。(下記の文章は新聞記事そのままではありませんが、大体のことをまとめました)

天皇、皇后両陛下が昨年9月11日に東京都世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」を視察された際、ホーム側が痴呆症などのお年寄り5人に、視察当日のデイサービス利用を控えるよう家族を通じて事前に要請していた。 ホームを運営する「世田谷区社会福祉事業団」によると、突然大声を上げたりする可能性があったため、また、いつもと違う環境になると興奮してしまうのではないか、というホーム幹部が独自の判断で家族に要請をした。家族からは「残念」との声も出たが、5人とも従ったという。 本会議では、 民主党の富永さなえ区議が「ありのままを見ていただくことに誇りを持つべきではないか」と質問。区は「ご本人や家族の気持ちを考えると胸が痛む思い。2度とこうした ことを起こしてはならない」と答えた。

 

皆さんは、このことをどのように感じられますか?
私は、これは、福祉の原点を揺るがすような人権侵害でもあり、また、ある種パワー・ハラスメントでもあり(いつもお世話になっている施設の職員に“遠慮してくれ”と言われたら、たとえいやだと思っても断れませんよね?職員がいくら“ご家族に相談した結果”と言っても、それは違うでしょう)、非常に根が深い問題をはらんでいるのではないか、と感じました。しかも、“無意識に”、“よかれと思って”、という厄介な判断の下で。

天皇皇后両陛下であろうと誰であろうと、「福祉の現場はこうです」と、そのものを見ていただくことに視察・訪問の意義があるはずです。けっして奇麗事では済まされないのが、「福祉の現場」ではないでしょうか。

 

私は、今回の事件で、過去のある事件を思い出しました。障がい児学級を併設している区立小学校で、その学校に通っている自閉症の6年生の児童の保護者に対して、「卒業式は厳粛に行ないたいので、お宅のお子さんは出てこないでほしい」というようなことを、教頭が言った、というものです。障がいがあっても、同じ小学校の6年生で“卒業生”なのです。その保護者が、一体どれほど傷ついたことか、私は、それを聞いたとき、震えるくらい腹が立ちました。「まさか、教育者である人にそんなことを言われるとは夢にも思っていなかった」と、その保護者の方は大変なショックを受けていました。もし、弱い人だったら、泣き寝入りでしょう。でも、彼女は断固、抗議して、子どもを卒業式に参列させました。当然のことだと思います。今回の事件と、根底で同じような考え方があるのを感じました。

 

本会議での助役の答弁の通り、「2度とこうしたことを起こしてはならない」と思います。そのことをしっかり肝に銘じて、今後の世田谷区における福祉施策を進めていくよう、私たち議員も見ていかなければならない、と、改めて思いました。

 

 

 

6月14日(月) 文教常任委員会&教育センター視察

今日は、午前は文教常任委員会、午後は、「教科書採択」の見本の教科書が展示してある教育センターに視察に行きました。

     

      教育センター入り口                        教科書についての説明を聴く

区立小学校で来年度から4年間(平成17年〜20年まで)使用する教科書を、今年8月下旬までに、世田谷区教育委員会が選定することになっています。今、世田谷区教育センターにて、その見本となる教科書が展示、公開されています。今日は、その選定過程の詳細についての説明を、直田指導主事から聴きました。現在は、教科書の調査・研究委員会において、各教科書の特徴について細かく調べる作業中、ということです。(例えば、小学校2年生で教える掛け算の九九にしても、2の段から教える教科書と、5の段から教える教科書があるそうです)

その後、教育センターの施設を一巡りしました。まずは、『プラネタリウム』。“今日の星空”が映し出されて、星座などについて説明してもらいました。幻想的で、結構感動ものでした。次に、『郷土資料館』。世田谷区の街並みや歴史について、ビデオを始め様々な資料が取り揃えてあります。区立の小学生が定期的に来て勉強しています。他にも、『コンピューター・ルーム』があり、ここでは教員向けと区民向けのIT研修が行なわれています。また、『中央図書館』も併設されています。

     

               プラネタリウムの装置                  郷土資料館入り口                 

 

                 郷土資料館の中                   IT研修ルーム

     

          郷土資料館・世田谷の地図(川、公園、住宅、ビル、寺、学校、保育園、等々、色々わかるようになっています)    

大変立派な教育センターですが、交通アクセスが悪いので、行きにくい・・・・というのがいまいち、ですね。それでも、プラネタリウムなど、今回は、短い時間で紹介程度に投影してもらったのですが、1時間のプログラムで鑑賞したらもっと楽しいだろうなぁ、と思いました。詳細についてはこちらをご覧下さい。

 

本日の文教委員会での報告事項は以下の通りです。

  (1)平成16年第2回区議会定例会最終日提出予定案件について
    【報告】平成15・16年度財団法人世田谷区スポーツ振興財団の
        経営状況に関する書類の提出について
  (2)世田谷区社会教育委員の委嘱について
  (3)総合運動場体育館の大規模改修について
  (4)「(仮称)せたがや夢育(ゆめいく)」(中学生土曜講座)の実施について
  (5)平成15年度教育相談室の相談状況について
  (6)平成15・16年度スクールカウンセラー配置事業等の状況について
  (7)ほっとスクールの児童・生徒の進路等の状況及び運営方針について
 
  (8)その他   
    ●6月4日の区立中学校でのカッターナイフでの事件について
    ●区内大学の学長との懇談会について (6月28日に実施予定)

 

※ 先日載せた「議会質問のラジオ放送」の時刻ですが、最終決定は少しずれていました。
  6月16日(水)17:35-17:52、FM世田谷(83.4MHz)です。お時間のある方はぜひ聴いて下さい。

 

 

6月13日(日) 「世田谷消防団操法大会」を視察

今日は、「世田谷消防団消防操法大会」が、昭和女子大(三軒茶屋)で行なわれました。

午後1時〜4時半過ぎまでかかり、18の分団が、ポンプ操法の技術とタイムを競いました。これは「消防団の、平素における訓練の成果を確認するとともに、活動技術の向上と士気の高揚を図る」ことを目的として、毎年、行なわれるものです。世田谷区には、3つの消防団があって、今日は世田谷消防団の大会でした。(この他に、成城消防団、玉川消防団があります)

     

優勝   第13分団((上馬1〜5、駒沢1丁目)
準優勝  第2分団(太子堂1〜5)、第8分団(代田4〜6、羽根木1〜2、大原1〜2)
第3位  第10分団(松原1〜6)、第15分団(弦巻1〜5)、第18分団(上北沢2〜5)

 

皆さん、ご自分の仕事をもちながら、日頃から地域の安全を守るために、防災・防火活動をして下さっています。本当に有難いことだと感じました。議員の中にも、たくさん、消防団に所属して活躍しているメンバーがいます。以下、「世田谷消防団」の方々をご紹介します。(この他に、区議会議長の宍戸のりお議員が、第10分団の部長でいらっしゃいます)

   

            富永さなえ議員        飯塚和道議員        山内彰議員        

 

               大場康宣議員           畠山晋一議員

途中、晴れて暑くなってきた中で、消防団の皆様、関係者の皆様、応援のご家族の皆様、長時間に渡り、本当にお疲れ様でした。(今日一日、というよりも、ここまでくるために練習を重ねてきた大変な日々があったことと思います。ありがとうございました!)

 

※消防団は、「若いあなたの力が必要です!」団員募集中。
  問い合わせ先 世田谷消防団 3412-0119
            成城消防団   3416-0119
            玉川消防団   3705-0119

 

 

6月12日(土) 質問原稿をアップしました

今議会での、田中優子の一般質問の原稿をアップさせました。答弁については、後日、答弁書を確認してから載せたいと思いますが、10日にもご報告致しましたように、「手応えあり!」でした。

今回の質問内容は、「預かる理由を問わない一時的保育サービスの必要性について」「中学校の部活動の発展的な方向性について」です。ぜひお目通しいただければと思います。

この他にも「お知らせ」のページに、議会質問のラジオ放送について、情報を載せました。ご覧になって下さい。

 

 

6月11日(金) 第2回定例会三日目『一般質問』

今日は、午前10時〜午後4時まで、14名の議員による「一般質問」が行なわれました。その後、「議案の付託」の説明、というものが助役からあり、4時10分に本会議終了。(あー、さすがに疲れたー!!という感じ)

今日は、“事件性のある質問”と感じられるものがありました。それが事実だとしたら、明らかにおかしなこと、ひどいこと!です。そして、その質問に対しては、まず助役が謝ったので、事実、そういうことがあったのでしょう。とはいえ、自分で確認していないので、詳細については、また後日、と思います。

それ以外には、観光の取り組み、幼児教育、幼保一元化、町会・自治会への支援、出張所改革、子育て支援、福祉の考え方、都区財政調整、等々力渓谷の湧水の保全、NPO支援、障がい者のスポーツ振興、食育、総合型地域スポーツクラブ、烏山のマンション建設問題・・・・等々について、質疑がありました。

これで、ひとつの山場を越えた、という感じです。来週は、常任委員会と特別委員会、その後、本会議が行なわれ、第2回定例会が終了する、という運びとなっています。

ところで、区議会とは直接関係ありませんが、『出生率1.29人』の記事、皆様もご覧になっていることと思います。「年金法案」が強行採決された後で、こういう情報が出されるのはおかしいと思いませんか?もっと前からとっくにわかっていたはずです。でも、このことが知られたら、年金改革の理屈が成り立たないことがばれてしまう、ということを恐れて、今ごろになって発表しているのでしょう。やり方が見え見えです。だから、国民が政治不信に陥るのです。私たち国民は、そこまでバカにされているのでしょうか?・・・何だか情けないですね。

やはり、一番、地に足の着いた、地方自治体における政治(区政)から、正常化を図り、「政治って大切なことなんだ」と、信頼を回復させていくしかない、と感じました。そういう使命感をもって、これからも頑張ります。

 

 

6月10日(木) 第2回定例会二日目・田中優子の一般質問が終わりました

今日は、自民党の代表質問があり、その後、一般質問が1番〜14番まで続きました。
5番の私は、午後1:30ごろからの登壇。昨夜、ギリギリまで原稿の推敲を行ない、とにかく原稿量を減らす努力をして、何とか10分の持ち時間内に収めることができました。“立て板に水”のような(アナウンサーばりの)早口でしたねー、と、モニターを見ていたという職員の方からメッセージがありました。(エエーッ、そんなに早かったですか?!)

でもまあ、とりあえず、「わかりやすかった」「聞き入った」「引き込まれた」という言葉を周囲の方々から頂けたので、大丈夫かな、と、ホッとしています。再質問を入れて、最後の最後に「これで質問を終わります」と言ったところで、ちょうど残り時間ゼロ秒でした。

質問内容と答弁の詳細については、近々載せたいと思いますが、今後の福祉の考え方、という私の質問に対する、山田真貴子助役の“共感します”という(とても率直な感じの)答弁に、感動しました。今回は、他の質問も、かなり踏み込んだいい答弁が得られた(手応えあり!)、と思います。答弁の通りに、提案した施策が実現するまで、いい続けなくては!と思っています。

今日の本会議終了後には、「せたがや政策会議」のメンバー4人で、反省会&打ち上げ会をしました(代表質問と一般質問が会派メンバーは全員終了したので)。今日行ったお店は、「等々力渓谷(世田谷の観光地としても力を入れようと頑張っている)」のすぐ脇にあるイタリアンレストラン「OTTO」。先日の日経新聞に紹介されていたのと、等々力渓谷に行きたい、と思ったのとで、選びました。前菜もピザもパスタも、とてもおいしかったです。景色も緑が豊かで最高でした。

そこで、ゆっくり食事しながら、今回の質問の講評(昨日から今日までの)をしたり、我が会派のメンバーの質問について感想を述べたり、評価をしあったり。それがまた次の質問にいきる大事なこと、だとつくづく感じます。

また、明日もう一日、朝から夕方まで一般質問が行なわれます。そういえば、葛飾区で、質問の時にパネルを使った(使おうとした?)が、前例がなかったために止められて、今度はその議員が「動議」を出して、議会が混乱し続けた、ということがあったそうです。「パネル使用めぐり紛糾、葛飾区議会」と、昨日の新聞に出ていました。世田谷区議会においては、パネルはウチの会派の得意技、という感じなので、「ああ、世田谷区議会でよかったなぁ〜」と、思ったりしています。

 

※お忙しい中、傍聴に来て下さった方々、ありがとうございました。久しぶりにお目にかかれた方がいらして、とても嬉しかったです!!

 

6月9日(水) 第2回定例会初日・『代表質問』

今日から、「世田谷区議会第2回定例会」がスタート。午後1時から、区長の招集挨拶、引き続き、各会派の代表質問が行なわれました。代表・一般質問の予定表はこちら

今日の質疑では、出張所の見直し、幼児教育、子ども部の設置、世田谷区基本計画、環境基本計画の改正、障がい者施策、保育サービスのあり方、介護予防、文化芸術、清掃工場の建て替え、都区財政調整交付金、教育ビジョン、個人情報の保護、交通バリアフリー、外郭環状道路の建設、・・・等々について、各会派の主張が述べられました。

私は、議会が終わって、夜、帰宅してから、明日の質問原稿の推敲にとりかかりましたが、昨夜は、原稿用紙23枚ぐらいある内容を17枚ぐらいまでに減らすのが精一杯で、今日はその続き・・・。それからさらに、身を削る思いで、7枚分減らしたものの、まだ10枚分あって、10分間で10枚、というのはとても早口になってしまいそうで、困ったなぁ〜と、今、まだ悩んでいます(もうすでに深夜2時を回っている・・・)

膨大な時間をかけて原稿を作成し、その苦労した作品を、どんどん削って捨てていく、という作業は何とも悲しい、というか、非効率的なことですね。しかし、だからこそ、推敲に推敲を重ねた原稿に仕上がるというものだ!と自分で自分を納得させています。

10日(木)午後1時30分〜、田中優子の一般質問が行なわれます。議会の生中継はこちらです。時間は早くなることがありますので、余裕をもってご覧になって下さい。

 

 

6月8日(火) 一般質問の原稿書き

今日は、昨夜に引き続き、自分の一般質問の原稿を、どんどん入力していきました。調査したデータや情報、提案したい政策とその背景、自分の考えや想い、等々について、順番や文章の推敲はともかくとして、とりあえず、ひたすら入力しました。

すると・・・・、今はパソコンで文字カウントもしてくれるので本当に便利な時代となりましたが、なんと8000字以上もあるではありませんか!世田谷区議会の場合、できるだけ多くの議員に質問の機会を与える、ということで、一般質問は一人10分以内、というルールとなっています。10分間のスピーチ、というと、400字詰めの原稿用紙8〜9枚程度です。早口だったら10枚でも大丈夫ですが、それだと聴いている方には早すぎて内容がよくわからない、という感じでしょう。・・・つまり、最大でも4000字以内、せいぜい3500字ぐらいまで、がいいところなのです。それが8000字を超えているとは・・・!

ついつい、訴えたいことがたくさん出て来て、また、詳しく説明したくもなってしまって、こういうことになってしまうのです。せっかく色々調べても、議会質問の中で披露できる情報はほんの一部です。こうして、いつも、原稿を削るのにすごく苦労しています。これからその作業にとりかからなくては、ですが、もうすでに日付は9日になっているー。今日は子どもが河口湖移動教室に出かけるので、朝、お弁当を作って、集合場所まで送って行かなければなりません(荷物が相当重いのと、雨のようですから・・・)。集合はバスが止まれる甲州街道に7:45ですが、京王線の“開かずの踏み切り”を考えると、時間に相当の余裕を持って家を出なければならないので、あー、睡眠時間、あるかなぁ〜、という状況になっています。(なので、今日はこの辺で日誌を終わりにして、オシゴトに戻ります)

 

 

6月7日(月) スーパーエッセイ『結婚の条件』、再び

   

今週の水曜日から議会が始まります。「せたがや政策会議」の代表質問は、9日(水)の午後4:30〜上島よしもり議員が担当します

今日は、上島議員が用意してきた代表質問の原稿を、パソコンとプロジェクターを使って、会派メンバーで推敲しました。午後1時から始めて(途中、一般質問の取材が入ったりはしましたが)、結局、夜7時半までかかりました。(ここまで、全員で一文一文を読みあわせしながら質問原稿をまとめている会派は他にはない、と思います。質問項目はこちら

写真 「せたがや政策会議」控室、プロジェクターの映像

 

その後、大庭正明議員が、「昨夜、目からウロコ!の番組を見たんだけど、一緒に見て!世田谷区の政策、このままでいいの?!って感じ。考えさせられるし、ジェンダーのことも、こういうことなら理解できると思うよ」と、自分のパソコンを出して、プロジェクターにビデオを映してみんなで鑑賞。それは、『結婚の条件』の著者、小倉千加子さん(心理学者)がゲストで、その著書の内容と目的について話していた番組、でした。

『結婚の条件』については、私の活動日誌の1月29日「現代の結婚難を斬る!スーパーエッセイ『結婚の条件』の分析に納得!」と題して紹介していますが、その本の中で小倉氏が言っている「東京で起こること(晩婚化、シングル化)は日本全国で起こる。」・・・・のところ、「東京、と言っても23区が同じわけではない。中でも世田谷区が一番晩婚化が深刻。30代前半の女性の50%がシングル」ということを言っていたので、「えっ!世田谷区?!」・・・と大庭議員は驚いた!ということだったのです。(この本のサブタイトルは「少年よ、大志を捨てて結婚しよう!」です)

独身女性に好まれるブランド性がある、という世田谷区。これから、世田谷区は、そういう傾向で人口構成が変わっていくかもしれませんし、20年、30年後には、シングルの高齢者世帯がますます増えているかも?!・・・今、策定中の「世田谷区基本計画」に、そんな視点は全くないだろうなぁ〜、と思いますが。

その番組のテレビ画面上のテロップは『晩婚社会の未来像』で、「今まで通りの結婚観で子どもを育てると子どもは結婚できない。結婚観の寿命も40年くらいで、陳腐化する」「こういうふうにしないと、結婚できないよ、という古い認識を親が捨てること」「とりあえず究極的にシングルで生きていかざるをえないかもしれないということを覚悟して、(子どもを)塾に行かせるよりも(塾に行かせていい大学を出たところで、何の保障もない)“生活力”と“生きる知恵”“孤独に耐える力“と“友達を作る能力”男女ともに身につけさせなくては」ということでした。・・・同感。(私は、常日頃から息子に、「人生で大事なことは、勉強ができることより何より、とにかく女の子にモテること!そのための努力をせよ!」と言って洗脳して(?)いますが、あまり効果がないようで・・・。それって、“努力”より“才能”、“資質”でしょうか??)

 

そんなこんなで、自分の質問原稿はこれから・・・・。構想はまとまっているのですが、文章にする、という作業は、これまた時間がかかるんですよね。がんばらなくては。

 

 

6月6日(日) 第31回「健康体操トリムの集い」開会式に参列

 

今日は、健康体操をやっているグループ「世田谷区健康体操連盟」の集まりである「トリムの集い」が、世田谷区総合運動場の体育館で行なわれました。

 

 

 

 

 

   

                                  世田谷区健康体操連盟 山中宗二会長                                       

あいにくの雨模様でしたが、たくさんのグループが参加し、活気がありました。10年、20年、30年、と続けてきた年数別に表彰が行なわれますが、「90歳以上の方の表彰」もあり、3人いらっしゃって(女性2人、男性1人)、そのお元気そうな姿に、参加者一同、あやかりたいものだ、と感じたのではないかと思います。健康体操をしている方々は、総じて「姿勢がいい」「肥満の人がいない」ですね。私も、細々ながらも、何かしら運動は続けなくては!と思っています(今のところはバレエですが)。

   

           写真の3名は90歳以上で表彰された方々(90歳以上とは信じられませんでした)

開会式から帰ってきてからは、議会質問の原稿書き(書く、まではいかなくて、構想の段階というべきか)に専念していましたが、夜は温熱療法である「テルミー」へと出かけました。最近忙しくて、この療法を受けるのは久しぶりでしたが、やはり温めることは大事だなぁ・・・、と身体が実感した、という感じです。私にとっての健康法は、(1)適度な運動、(2)十分な睡眠、(3)温めること、(4)食べ過ぎないこと、だと思います。これができたら、どんなに完璧な健康体となれることか!と思いますが、(2)と(4)の実現はかなり難しいですね。(「睡眠」はいつも不足で、「食事」はいつも過剰?!)

我が息子の中学校の運動会は、今日は雨で延期(前日の夜からお弁当の用意をしていたのにぃ〜!)。明日の順延もこの降りだと無理そうですね。この時期の運動会は天候に恵まれるかどうかが、非常に難しいところだと思います。学校の先生方も大変なことでしょう(私も保健体育科の教員だったことがあるので、その判断の苦労がよくわかります)

 

 

6月5日(土) 「みどりの会議」街宣活動に参加

   

今日は、中村敦夫参議院議員が代表を務める環境政党「みどりの会議」の街宣カーが、世田谷区内を走りました。私は、三軒茶屋駅前のスポット街宣でマイクを持ち、区政報告も含め、「みどりの会議」の理念と活動内容、政策について、訴えました。

街宣を始めて間もなく(その時は、川口市のすがかつみ議員がマイクで話し、私はチラシを配っていたのですが)、ある年輩の女性が私に近づいて来たかと思うと、怒鳴り出し、いちゃもんをつけ始めました。支離滅裂なことを言い、しつこくまとわりついて離れません。お酒臭くて、相当酔っ払っている、という感じでした。無視が通用する相手でもなく、どうしたものか・・・と思っていたら、すが議員がその状況に気づき、私とマイクを替わってくれました。

その後、私は最後まで40分ほど話をしたのですが、その間もずーっと、その酔った女性はぶつぶつ文句を言ったり、叫んでみたり、何度もこちらに近づいてこようとしたり(その度にすが議員が遠のけてくれましたが)・・・と、明らかに政治活動の妨害!という感じです。だからと言って、話がまともに通じる状況の相手ではありません。まいりました。

こういうことは、実はよくあることで、昨年の選挙本番中も、私はある外国人男性に「うるさい!やめろ!」と迫られ、マイクのスイッチを無理やり切られた、ということがありました(一応、警察に連絡し、事情聴取を受けましたが、“被害届”を出すとなると大変な時間を要するので、選挙本番中ということもあり、届けは出しませんでした)。また、昨年、中村敦夫さんの街宣の応援をしていた時も、不穏な男性が近づいてきて恐怖感を覚えたことがあります。その時は、スタッフがたくさんいたので、3人の用心棒(?)が、さっとその男性のところに行って、さりげなく、中村敦夫さんに近づかないようにして話をきく、という行動に出ました。

そのように、十分なスタッフ(男性)がいれば安心、ですが、私の場合、ほとんど一人か、一緒にレポートを配布してくれる人も女性なので(1期目の時には、議会の後には必ず区政報告街宣をしていたのですが)、2期目になってからは街宣活動はあまり行なっていません。では、それに代わる政治活動があるか?と、自分に問うてみると、これといったものはなく、どうすれば、広く、区民の皆さんに、私たち議員の仕事や活動内容、区政に関する情報を伝えることができるだろうか?・・・と、自問自答する毎日です。

こうしてインターネットを使って情報提供を行なっても、ごく一部の方にしか伝わらないでしょう。区民の皆さんに迷惑にならず、しかも効率的によい形で、議会報告ができないものか、郵送でレポートをお送りしてもいますが、それもごく一部の区民の方にしか届いていません。議員の仕事ぶり、というものを、もっと区民の皆さんに知って頂くべきだと私はいつも感じます。知って頂ければ、必ず区政に対して興味・関心がわき、市民参画、市民自治、の考え方が浸透していくはず、だと思うからです。また、どれだけ区政に対して想いを持って、真摯に、議員としての仕事に取り組んでいるか、勉強しているか、その違いも必ずわかって頂けるもの、と信じています。何かよいアイディアがありましたら、ぜひ教えて下さい!

 

 

6月4日(金) 『環境ポスター展』 開催中

区役所第2庁舎の1階入り口(ロビー)で、「環境ポスター展」(区立小学校の児童が描いたポスターで、各学校から選ばれた作品が展示されている)が開催されています。どの作品も、すばらしい!です。今月7日(月)までの開催です。区役所に用事で出かけた際にはぜひお立ち寄りになって、世田谷の子どもたちの作品をご覧下さい。「環境問題」は今後ますます大事なものとして位置づけられることと思います。子どもたちの教育の一貫として、環境ポスターに取りくむ、というのは大変いいこと、だと思いました。

     

              優秀賞の3点

今日は、議会質問の取材で所管の課長とヒアリング。質問する前にどれだけ詰められるか、が勝負です。結構シビアな議論を重ねました。それらのことを踏まえて、これから質問原稿に取り掛からなければ、・・・・!!

 

 

 

6月3日(木) 中村敦夫参議院議員、『さらば、欲望の国』出版記念パーティー

今日は質問通告〆切り日で、正午までに質問項目を議会事務局に提出しなければなりません。私は、ギリギリまで、項目の選択を迷っていて、提出したのが最後でした。一般質問は、抽選で順番が決まります(今回は28人)が、提出した順にくじを引きます。私は最後に残ったものを引いたわけですが、5番、という結構いい順番でした。(たいていの議員が、早い順番を望んでいます。他の人に同じような質問を先にされるとイヤだから、です)

議会日程については、「お知らせ」のページに載せました。是非、傍聴にいらして下さい!!

 

夜は、参議院議員の中村敦夫さんの出版記念パーティーへ『さらば、欲望の国』という本を出版されました。国会議員の6年間で5冊目の著書だそうです。忙しい中でこれだけ出版できるというのはすばらしいことだと思います。中村敦夫さんの言っていることは、本当にまともなことだなぁ、といつも感じます。私利私欲のためではなく、本当の意味で国の将来を考え、国民のために、また地球環境をも考えたグローバルな視点で、政治に真摯に取り組んでいる中村敦夫さんです。どうしても、次の参院選でも勝ち抜いてほしい!と強く強く願っています。

 

今回は比例区(前回は東京選挙区)ということで日本全国の皆様に知って頂くことになります。関心、ご協力できる方は「みどりの会議」の方へご一報下さいとのこと。(電話03-3353-1122、FAX03-3353-1131、メール office@monjiro.org )よろしくお願いします!

 

     

 

     

     徳光アナウンサー、元大蔵大臣で「さきがけ」代表の武村正義氏からも応援メッセージがありました

 

「ええーっ!小泉首相?!」と、場内びっくり!でしたが、そっくりさんの登場。現在の社会情勢を風刺したスピーチが最高でした。話し方までそっくり!

 

『さらば、欲望の国』、近代文芸社 (新書)1260円 皆様もぜひ読んでみて下さい。

【目次】
・なぜ政治の世界へ?
・ひどい議員が多いわけは?
・日本の権力者はだれ?
・官僚に任せると危ない?
・ダムはムダ?
・現在の日本の経済の姿は?
・年金はもらえるか?
・これからの産業は何?
・戦争をなくすことはできないか?
・3Sとは何か?  他


 

 

6月2日(水) 会派ミーティング・質問項目の詰め

明日の質問通告〆切りを控え、今日は正午〜夜7時半過ぎまで、会派メンバーで質問項目&内容、政策の詰めを行ないました。

議論の過程では、最終的には議会質問には取り上げない、という題材も含まれているので、議論する内容は多岐に渡り、また、相当時間をかけてお互いの考えや理屈をぶつけ合わないと噛み合わない、歩み寄れない、ということも中にはあって、私たちの会派「せたがや政策会議」は、本当に大変なところだなぁ〜、と思います。

でも、「同じ政党に所属しているから考え方がみんな同じ、というわけではない」というのが、他会派にも現実としてあるようですし(国政政党を見ていてもそうですよね)、ある意味、我々の会派は、本当に色々な“考え方”や“価値観”や“こだわり”のあるの人間が集まっているので、それらを全部出して議論した末に出した結論(政策)は、どの角度から見ても結構通用し、納得できるものになっているのではないか、という気がします。(完璧に同じになるわけはありませんが、理解が及ぶ範囲にはなるのではないか、ということです。それは、区議会という地方自治体における政治は、国政とは違って、イデオロギーよりも、“地に足の着いた政治的センス”が求められるから、だと思います。また、ここまで徹底的に議論している会派は他にはないだろう、という自信はあります)

明日、私の一般質問の順番(日程&時刻)が抽選で決まります。今日はこれから、「質問通告書」を書いて、内容について考え方を整理する、という作業を行ないます。考えを文章に表してまとめる(時には膨大な資料や調査結果も取り入れて)、という作業はとても時間がかかることなので、議会の前はいつもにも増して睡眠不足になりますね。でも、議会での質問というのは、区民の皆様から受けた信託があるからこそできる、という貴重な“権利”ですから、このチャンスをしっかり活かした質問ができるよう頑張ります!

※今日は「お知らせ」のページにも情報を載せました。見て下さい。

 

 

6月1日(火) 特別委員会(昨日)の報告

世田谷区議会には4つの特別委員会が設置されていますが、昨日、この「4特別委員会」が開催されました。私が所属している「公共交通対策等特別委員会」の報告事項は以下の通りです。

報告事項

(1)世田谷区における公共交通について
  1 エイトライナー導入促進
  2 鉄道交通
  3 バス交通
エイトライナーについては、昨年9月の代表質問で私たちの会派が提案した「大深度地下方式」の導入でこそ実現可能ではないか?と考えます。今から、既存の駅もない環状8号線の地下をくねくね曲がりながら鉄道を引いたとしても、経費がかさむだけでどれほどの経済効果が見込めるでしょうか。また今年も「促進大会」が行なわれる予定ですが、毎年毎年、こうしたセレモニーをやっているだけでなく、一歩踏み込んだ政治判断(新技術の導入で既存の駅と駅を直線に結んで、区内の南北交通問題を解消する!というもの)を区長に期待したいものです。

(2)東京外かく環状道路について(関越道〜東名高速間)
※新たに「外かく環状道路における生活再建救済制度」が創設されました。これは、東京都の要望で国がつくったもので、「都市計画制限により生活設計に支障をきたしている地権者の生活再建を支援する」ことを目的とし、外環道が事業として着手された場合は国(または国の機関)が用地取得を行なうが、それまでの機関の適用、というものです。本来であれば「大深度地下」は、土地の所有権に関係ないとされていますが、この制度は「大深度地下」と想定される土地(及び家屋)も対象とする、そうです。取得資金は国が土地開発公社に貸し付ける、となっていますが、区は公社に対して債務保証をしなければなりません。(区内の対象用地は約12ヘクタール、取得費約660億円) 今出されている計画案は「大深度地下」なので、そのまま今住んでいるところに住み続けることは可能ですから(開削工事などで一時的に立ち退きが必要なところ、ジャンクション等で立ち退かなければならないところ、もありますが)、この金額全部が必要になる、ということではありませんが、いずれにしても大変な計画です。現在はまだ“凍結”状態で、「PI外環沿線協議会」等で、今後どうするかの話し合いが、関係市・区で重ねられています。

(3)エイトライナー促進協議会第11回総会   → 7月27日
   エイトライナー・メトロセブン合同促進大会 → 9月8日

(4)世田谷区「開かずの踏切」解消促進協議会について
※13の参加団体で「結成大会」を7月24日(土)午前10時〜開催する。今後、「国、都、区内の鉄道事業者等の関係機関に対しての要請行動」「開かずの踏み切り早期解消」に向けたPR活動」を行なう。

(5)小田急電鉄小田原線(代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間)連続立体交差及び 複々線化事業の『事業 および工事説明会』の開催結果について
※東大原小(約280名)、代田小(約270名)、渋谷区立上原小(約210名)、合計760名が説明会に参加。私からは、当日の資料要求に対する行政側の態度がよくなかったことについて意見しておきました。(東京都の役人が渋ってしばらく答えられず、という状況だったのが気になりました。最後に世田谷区の都市整備部・交通企画課の工藤健一課長が、「北沢支所に来ていただければお渡しします」と答えたことで、会場の雰囲気が救われた感じでした) 委員会では、「今後、できるだけ改善していきたい」との答弁が得られました。

(6)「世田谷区バス交通のあり方検討調査」の報告について
※この中では、区役所と総合支所周辺のバス交通の不便解消が計画に入っていますが、本来であれば、区役所は今の場所でいいのか?総合支所制度はこのまま残すのか、改革するのか?ということを総合的に議論する必要があり、それを踏まえた上で交通対策も考えるべき、ということを指摘しました。とりあえずは、平成15年度の検討結果、ということなのでよしとしますが、今後、縦割り行政から脱却し、区役所を含む公共施設全体をどうするのか?それに伴い、区全体の交通網をどうするのか?という幅広い視野に立った考え方が必要とされる、と考えています。

(7)ミニバス実験運行説明会の開催について → 6月3日(木)祖師谷出張所、4日(金)砧区民会館、いずれも午後7時〜8時
※問題となっている「祖師谷大蔵駅〜成城学園前駅」を通るバスの実験です。地元の方たちからは「あんな狭い商店街の道を通るのは不可能!危ない!」という声が挙がっています。十分に地元住民の意見を聞き、絶対に事故のないよう安全対策を万全にするよう要望しました。過去には実験すらできなかった例もありますが、そういう意味では柔軟な対応が求められると思います。

(8)平成15年度南北バス路線(成城学園前(まえ)駅北口〜千歳烏山駅)の 利用状況等について
(9)PI外環沿線協議会(第35〜37回)について
(10)東京外かく環状道路「オープンハウス」及び「地域PI」の開催について
(11)その他
(環状6号線地下工事の視察について→日程調整が必要)

・・・以上、特に気になったこと、新着情報について記しましたが、それだけでもかなりの分量ですね。区の情報というのは、本当にたくさんあります。会派内で、各委員会の情報を交換するだけでも大変な時間を要します。(特別委員会だけでもこの他に、「地方分権・庁舎問題」「オウム問題・防犯対策」「清掃・リサイクル対策」の委員会があり、常任委員会と共に、毎回、会派で報告会を行なっています)

 

 

 

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