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2005年1月 「活動日誌」   TOPページに戻る

1月31日(月) 「教育に関するアンケート」でいただいたご意見

『田中優子レポートNO.5』でお願いした「教育に関するアンケート調査」ですが、その結果は昨年11月23日の活動日誌でご紹介いたしました。今回は、皆様からいただいたご意見をまとめましたので、見ていただけたらと思います。こちらのページをご覧になってください。

ご意見に関しては色々ありまして、中にはひとつのことに対して全く反対の意見が届く、ということもあります。今回、どのようにまとめたらいいか悩んだのですが(それで時間がかかってしまった部分もあるのですが)、そもそも「まとめる」ということ事態、無理。と判断いたしました。

皆様の想い・ご意見をそのまま並べて載せました。私からのコメントも控えました。多種多様な意見がある、ということを踏まえて、では、世田谷区の教育にとって、今何が一番求められているのか?どういうことを政策に反映させていけばよいのか、について、いただいたご意見を十分に読み解きながら、私自身、今後判断していきたいと思います。

アンケートへのご協力と貴重なご意見をいただいたことに、心より感謝致します。ありがとうございました。

 

 

1月30日(日) 「日本語教育特区」認定・記念フォーラムのお知らせ

文部科学省が打ち出した「ゆとり教育」は、国語の授業時間を著しく削減するものでした。世田谷区では、「国語力はものごとを論理的に理解するために必要なものであり、すべての教科の基本である」として、国語の時間が増やせるように、「日本語教育特区」の申請を出し、昨年12月に認定されました。

それを記念して、2月5日(土)に、フォーラムが開催されます

 

残念ながら、私はこの日、香川県丸亀市に講演に出かけることになっていて、参加することができません(今、その講演内容の原稿を最終チェックしているところです)が、ぜひ大勢の方にお出かけいただきたいと思います。入場無料)

 

 

1月29日(土) 学校協議会フォーラム

今日は、「学校協議会フォーラム2005」が、世田谷区の各地域毎に開催されました。私は、「北沢地域フォーラム」を傍聴に行きました。

 

 スローガン「新しいコミュニティーの創造」

 第一部「安全・安心のまちづくり」
 司会:柏村重紀氏富士中学校校長)
 弁士:本杉香氏(明大前商店街振興組合理事長)
     岩上広一氏(世田谷区立きたざわ苑施設長)

 第二部「学校協議会の展望〜教育ビジョンをふまえて〜」
      (パネルディスカッション)
 司会:林香代子氏花見堂小学校校長)
 出演者:白戸信一氏山崎中学校校長)
      古閑学氏(教育委員会地域・学校連携課課長)
      光岡明子氏(青少年新代田地区委員会会長)

 

第一部でお話しして下さった本杉香さんは、明大前ピースメーカーズを始めた方。これは、全国的にも有名な“自主防犯パトロール隊”ですが、3年前に比べたら松原町地域の犯罪件数は6割減った、ということ。すばらしい活動の成果です。これを犯罪被害金額に換算すると、年間で約9億円にも上る、というお話でした。(私も松原に住んでいますので、感謝、感謝です!)

 
 

今回のフォーラムを通して実感したのは、やはり、「安全・安心」「防災対策」「地域に開かれた学校づくり」「学校支援」等々、これらすべては、地域コミュニティーがいかに育っているか?ということにかかっている、ということです。

現在策定中の「教育ビジョン」では、中学校区を基盤とする「地域プラットフォームの構築」が提唱され、「学校支援コーディネーター」を各地域に置いて、地域の様々な活動団体や個人を、家庭、地域、学校につなぐ役割を担ってもらう、となっています。こうした取り組みを進めることで、新たなコミュニティーづくりを具体的に進めていけたら、と思います。

今日は、先進的に取り組んでいる北沢地域の例を伺うことができて、とても有意義でした。実行委員会並びに関係者の皆様、お疲れ様&有難うございました。

 

 

1月28日(金) 予算説明会

今日は、平成17年度の当初予算(案)の概要について、午後1時〜5時まで、会派で説明を聞きました。

「今回の予算編成のメインを3つ挙げるとしたら何ですか?」と質問したところ、
  耐震補強(国の動向が決まらない中でも区としては取り組む!)
  子ども支援(在宅子育て支援、家庭支援センター、医療費助成など)
  環境(国分寺崖線の保全、公園整備、屋上・校庭の芝生化など)

ということでした。

熊本区長というと「道路」、「土木」のイメージがあります(区民の方々にもそういうイメージを強く持っていらっしゃる方が多いのでは?と思います)が、平成17年度の予算編成を見てみると、かなり地震対策や子どものことに力を入れていると感じました。

「地震対策は何よりも“減災”。それには1にも2にも耐震補強である!」と我が会派が主張してきたことが、きちんと取り入れられています。「子育て支援」の拡充も、私がずっと訴え続けてきたことであり、今回、かなり踏み込んだ施策が予算計上されています(医療費助成については、対象条件がイマイチどうだろうか?と思いますが・・・)「環境」も大切なことです。

こうした視点が盛り込まれていて、なかなかいい線いってるぞ、と感じました。詳細につきましては、また機会を捉えてご報告したいと思います。今日は、この予算(案)の説明を聞いて、早速、会派では「3月議会の代表質問はこれだ!」という話題となりました。

夜は、海外から一時帰国している友人を囲んでの食事会。その友人は、タイの大学で日本語講師をしていた仲間の一人なのですが、現在、夫&娘を日本に残し、マレーシアに単身赴任中。「日本語講師として赴任するための試験には受かったものの、単身赴任についてはとても悩んだ」そうですが、「自分のやりたいことをやった方がいいよ」という夫の一言で行く決心をした、とのことでした。お互いの人生を尊重することができる、とっても素敵な夫婦関係、いいですねぇ〜!

 

 

1月27日(木) 「東京箱根間往復大学駅伝競走」出場大学慰労会 

 

今年のお正月の「東京箱根間往復大学駅伝競走」では、優勝:駒澤大学準優勝:日本体育大学第3位:日本大学、と、世田谷区内の大学が上位を独占しました

「このことは、区民にとって大きな喜びであり誇りである」ということで、区主催で、今日、監督・選手をねぎらう「慰労会」が、三軒茶屋キャロットタワー「スカイキャロット」にて開催されました。 

 

写真左:優勝した駒澤大学の選手たち。胸には金メダル
写真右:左より小山洋子世田谷区教育委員と選手&私

 


また、夜は「せたがや政策会議」新メンバー、富永さなえ議員を交えて5人での初会合(食事会)

早速、“3月の予算委員会では、ワタシはこれをやりたい。ボクはこれとこれとこれが・・・・、えー、やりたい領域がぶつかっちゃう!あ、でも、質問時間が増えるから半分ずつやればいいか・・・”と、活発な議論(?主張?)が飛び交いました。なかなかいい雰囲気です!

 

 

1月26日(水) オウム真理教(現アーレフ)問題学習会

今年の3月で、地下鉄サリン事件から10年。オウム真理教が起こした数々の凶悪事件を風化させてはいけない、ということで、今日は区職員(管理職)を対象とした「学習会」が、危機管理室主催で開催されました。(議員にも案内が来たので出席しました)

世田谷区には現在、約130人もの信者が集団居住しています。オウム真理教(現アーレフ)の本拠地となっている自治体として、この問題にどのように取り組んでいけばよいか、議会では「オウム問題・防犯対策委員会」が設置され、対策がとられているところです。

また、全国の35の市区町村で「オウム問題連絡協議会」が組織され、世田谷区が中心となって、国に対する要請行動などを行なっています。

今日の学習会の講師は、地下鉄サリン事件当時の警視庁捜査第一課・課長で、オウム事件の指揮官を担当されていた寺尾正大氏。オウム事件を振り返る、という内容でした。私たちが知らなかった詳細な事件の裏話などもあり、勉強になりました・・・というより、いかにオウム事件が凶悪で残虐で許しがたいものであったか、を、改めて認識した、というのが正直な感想です。

今後、世田谷区をいかに安全で安心して住めるまちにしていくか、ということとも関わる問題ですから、引き続き注視していかなければならないと思いました。

 

 

1月25日(火) スクール・セクハラを防止するために

 

『知っていますか?スクール・セクシャル・ハラスメント 一問一答』亀井明子編著(解放出版社)という本が出版されました。

このところ「性犯罪」に関して、毎日のように新聞等に関連記事や意見などが取り上げられていますが、子どもたちが通う学校においても、教職員によってセクハラが起こっている、というショッキングな現実があるのです。

新聞記事は昨年12月23日のものですが、わいせつ懲戒教師が増えていて、昨年度はこれまでの最多、148人も!というのには驚かされます。(この中には、一昨年10月に小学5年生女子に対して強姦未遂という事件を起こした世田谷区立小の教師も含まれています!)

また、深刻なのは、テレビのニュースで言われていたことですが、性犯罪者の7割が再犯の可能性がある、ということです。海外では、性犯罪者が刑を終えて出所しても居場所がわかるようにする、などの措置がとられている国もあるようですが、今後、日本ではどのような対策をとるのか注目されるところです。

 

しかし、“性犯罪者をどうするか”ということよりも、“セクハラや性犯罪が起こる前に防止する手立て”をとることの方がさらに重要です。特に、公立の小中学校が安全であるようにするのは、自治体の教育委員会の責任です!ぜひとも、こうした文献や事例を研究して、しっかり取り組んでもらいたい、と強く思います。

世田谷区教育委員会では、スクール・セクハラに関する専門の相談窓口を設けています。また、NPO法人「スクール・セクシュアル・ハラスメント防止関東ネットワーク」でも電話相談を受け付けています。困ったことがあったら相談してください。

 

 

1月24日(月) 「せたがや政策会議」に新たなメンバーが加わりました!

 

今日、「せたがや政策会議」富永さなえ議員(昨年秋に民主党を離党し、一人会派「せたがや自治の会」を結成して活動していました)が加わり、我が会派は5名で議会活動をすることになりました。

4名と5名の違いは、「議員提出議案」が出せること、です。

会派控え室はこれまで通り(ちょうど平均の広さ×4名分の大きさだったので少し手狭にはなりますが)。また、富永議員は「区民生活常任委員会」所属なので、これで5つの常任委員会すべてに所属することができます。(これまでは大庭議員が「区民生活委員会」を毎回傍聴していました。写真:役所の登庁ランプ)

 企画総務委員会 上島よしもり議員(副委員長)
 区民生活委員会 富永さなえ議員
 福祉保健委員会 おおば正明議員
 都市整備委員会 小泉たま子議員(副委員長)
 文教委員会    田中優子(副委員長) 

議会の活性化に向けて、先頭に立って頑張っていきます!「せたがや政策会議」にますますご期待下さい!(世田谷区議会の構成は以下のようになりjました)

   

   自民党(16人)
   区民連合(12人)
   公明党(11人)
   せたがや政策会議(5人)
   共産党(3人)

        
・・・・・以上代表質問権を持つ交渉会派
   
反政党改革派(1人)
   
無党派市民(1人)
   
レインボー世田谷(1人)
   
無所属(1人)

   

 

 

1月23日(日) 「保育園民営化」反対運動の新聞折込みチラシ

今日、新聞折込みで、「やっぱり心配です。区立保育園を「民営化」?!」「子どもの福祉を“商品”にしないで!」というチラシが入っていました。

「世田谷社会保障推進協議会」と称した団体で、会長は「世田谷地区労議長」、連絡先は「世田谷区職員労働組合」。そこに届くように、反対署名のハガキもチラシについています。

早速、区民の方から私のところにメールが来ました。
「今日、保育園の民営化反対の新聞折込みのチラシが入っていました。見て驚いたのは、連絡先が世田谷職員労働組合になっていることです。公務員が労働組合を結成すること自体に反対はしませんが、区の職員が、区が行うことに対して、職員組合の名の下に、税金を使って(組合員の給料は税金から出ている)、反対活動を、区の施設の中で行うことに納得できません。個人の資格で協議会に参加して活動すべきです。職員組合が活動の中心になっていることについて、どういうことか質問するつもりです」・・・という内容。

私もその区民の方と同じように素朴な疑問を感じます。

もちろん、誰であっても、請願・陳情の権利はありますし運動をする権利もあります。が、実態として、労使間問題に区民を巻き込んだやり方だとしたら、ちょっと筋が違うのではないだろうか?・・・と思うのですが。

これは、我が会派「せたがや政策会議」では、議会質問でも取り上げていることですが、「労使間交渉」と「区民を巻き込んでの反対運動」とは分けるべきだ、と思うんですよね。

これまでも、「新BOP」の時、「給食の民間委託」の時、いつも同じパターンでチラシが配られ、署名集めが行なわれ、大勢の区民を巻き込んでの大反対運動が繰り広げられてきたことがあります。でも、結果として、そのどちらも、やってみたら広く区民に喜ばれたり、改善されたりしている、ということがあります。「あの大騒ぎの反対運動は一体何だったの?」と。

やはり賛成であっても、反対であっても、純粋区民の立場からの運動であってほしいなと思います。区民の皆様はどう思われますか?

 

 

1月22日(土) 「手をつなぐ親の会」新年会

 

今日は、知的障がい児を持つ保護者たちが集まって組織している「手をつなぐ親の会」の新年会に、文教常任委員会副委員長として、また「せたがや政策会議」政調会長(幹事長代理)の立場を兼ねて出席しました。

この会の登録者数は1300人以上ということですから、いかに世田谷区に知的障がい児を持つ家族が多いかがわかります。(人口も80万人で、島根県、鳥取県よりも多い自治体ですから当然かもしれませんが、都立の養護学校が世田谷区に所在している、ということも理由のひとつでしょう)

 

このところ“地域福祉”という言葉がよく使われますが、地域で、年をとっても、障がいがあっても住み続けることができる社会にすること、が求められていると切実に感じます。

こうした中で、「手をつなぐ親の会」の皆様方は、地域の福祉作業所の運営などにも関わって下さって、世田谷の“地域福祉”の担い手でもいらっしゃいます。皆様の日頃の活動に敬意を表します。

一方、議会サイドとしては、「豊かな福祉は豊かな財源によってこそ支えることができる」というのが、我々「せたがや政策会議」の主張していることです。

これからも、福祉施策推進のため、「豊かな財源確保のための行財政改革」に取り組み、また、区財政を税収のみに頼るのではなく、民間活力を導入して収益を上げられるような方策を打ち出すこと、会派の総力をあげて進めていきたいと思います。

(写真は「母たちのコーラス」。ここで歌われた、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」は私の大好きな曲のひとつです。心温まる新年会でした。今日の会の準備も大変だったことと思います。心より感謝いたします)

 

 

1月21日(金) 夢を運ぶ冒険スキーヤー

 

今日の朝日新聞に、「冒険スキーヤー・和田好正プロが、南極大陸の最高峰・ビンソンマシフ(標高4897m)の山頂からの滑降に成功し帰国した」、と出ていました。(出発前の記事はこちらです)

「氷の海の中を滑っているようでした」という和田プロのコメントですが、普通の雪の上を滑ることすらおぼつかない私からしたら、信じられない神技!

「なぜ、危険を冒してまで、冒険スキーをするの?」と聞いたことがあります。

 

「地球を体感することができるから」「地球との一体感が味わえるから」「とてもできそうにないことをやってみせることで、人々に夢を持ってもらえるのでは?と思うから」

和田プロ、最後の冒険スキーの成功、おめでとうございます!&お疲れ様でした!私も、夢が持てたような気がしますよ!

 

 

1月20日(木) 『初めてのいってきます!応援ブック』

 

 

世田谷区子ども部では、「子どもの危険回避プログラム」として、『初めてのいってきます!応援ブック』を作成しました。これは、未就学児を対象とした子どもの安全を支えるためのノウハウ本ですが、全国でも初めての試みだそうです(子ども部田中茂部長の談)

タイトルは、テレビ番組の「初めてのお買い物(おつかい?)」にちなんで命名したとか。私はほとんどテレビを見ていない(見る時間がない!)ので、すぐに気がつかず、田中部長、がっかりしていました。

最近、子どもを対象とした犯罪が多く、非常に気がかりです。私たち保護者がいかに子どもを守ればよいか、幼稚園・保育園では?地域では?子ども自身は?・・・とそれぞれの視点でのアドバイスが載っています。

これから、世田谷区内の全幼稚園・保育園の保護者に配布するということです。ぜひ活用してください。

(裏表紙には各機関の連絡先が載せてありjます。以下、見本として貼り付けました。必要な方、ご利用下さい)

 

 

 

 

1月19日(水) 世田谷区議会に新会派が登場!!&「世田谷区私立幼稚園の表彰式・祝賀会」

今日、3つの会派がひとつに大連合して届出を提出。公明党を抜く第二会派に位置するという、世田谷区議会の会派構成としては大きな変化がありました!(これ、議会内としてはすごいビッグ・ニュースです!)

新たに結成されたのは「民主党・生活者ネット・社民党 区民連合」という会派。名前を見ればわかるように、民主党(5人)と生活者ネットワーク(5人)と社民党(2人)が統一会派となって12人の大会派を結成したものです。

これで、世田谷区議会の会派構成は以下のようになりました。(役所の登庁ランプはもう変わっていました。区議会のHPは、19日夜の段階ではまだ変わっていません)

 

   自民党(16人)
   区民連合(12人)
   公明党(11人)
   せたがや政策会議(4人)
   共産党(3人)
        ・・・・・以上代表質問権を持つ交渉会派
   反政党改革派(1人)
   無党派市民(1人)
   レインボー世田谷(1人)
   せたがや自治の会(1人)
   無所属(1人)

 

いずれにしても、議会の活性化、議会改革が必要、と私は考えていますので、新しい大会派の登場でどれだけ議会内が変わるのか?楽しみです。我らが「せたがや政策会議」としても、これまで以上に質の向上を目指して頑張りたいと思います。

 

ところで、今日は、「世田谷区私立幼稚園永年勤続教職員表彰祝賀会」「世田谷区私立幼稚園協会結成50周年祝賀会」がありました。私は、「せたがや政策会議」を代表して参列しました。

 

幼稚園の先生方は圧倒的に女性が多いですね。一口に50年、と言いますが、長い長い歴史を積み重ね、大きな役割を担ってきて下さっているものと思います。これからは幼児教育が注目されますし、私立幼稚園にはますます頑張っていただきたい、と思います。区教育委員会としっかり連携がとれるよう、議会からも意見していきたいと思います。

 

 

1月18日(火) ミュージカルMOMIX

今日は、レポートの原稿(発行が遅れに遅れていますが、やっと、書き上げた原稿の修正&編集作業にとりかかっています)やら、2月に依頼されている講演会の原稿やら、色々やっていたら役所に行く時間がなくなってしまい、いくつかヒアリング(取材・調査)しなければならないことがあったのですが、電話でやりとりをすることに。それをまた区民の方に返す(連絡する)ということをしていたら、あっという間に夕方になってしまいました。

子どもの夕飯を用意して、夜は、「ミュージカルMOMIX」に出かけました。

日本では初めての公演、というこのミュージカルは、「斬新なアイディアをもって人間の肉体の可能性を最大限に生かし、芸術的な、しかしユーモアに満ちた作品を創造しているMOMIXの20年以上にわたる活動は、各国で賞賛を浴びています」というものだそうですMOMIX公式サイトより)

今日が初日だったので、会場は大変な人でした。“優れた身体機能と肉体美を十分に発揮した究極の作品”という感じで、なかなか面白かったです。(23日まで、東京国際フォーラムCホールにて)

公演の後は、一緒に行った友人とイタリアンレストランで食事。友人との話の中で、最近、知り合い、あるいはそのお子さんなどで、ひきこもり傾向にあったり、鬱状態にあったりする人が結構いるみたいだ、ということが話題となりました。人間、ちょっとしたことでも精神的に落ち込んだり、憂鬱な気分になったり、何もしたくなくなってしまったり・・・することってありますよね。

私も、仕事、区政相談、資料の山との戦い(資料整理が追いつかない!)、各種原稿の執筆・・・等々で、結構行き詰まっていたので、今日はミュージカル鑑賞で久しぶりにリフレッシュ(気分転換)ができました。ホント、“気持ちの切り替え”が必要な時ってありますから。自分でそれを見極めて、何かきっかけをつくって、いつも元気な気持ちでいたいですね。

 

 

1月17日(月) 「海外視察報告書」

昨年10月25日〜11月3日の「姉妹都市交流事業」と「近隣諸国の視察」に、区議団の代表として行かせていただきましたが、今日はその「視察報告書」を、議会事務局に提出して来ました。 

海外派遣日誌はこちらをご覧下さい。

「報告書」は、あらかじめ分担を決めてあり、私は「少子化対策」「教育」を担当。昨夜から一気に書き上げたのですが、またまた(議会質問と同じように)原稿が多くなってしまい、半分ぐらいに減らしながらまとめる、という第二の作業が必要でした。(時間をかけて書いた原稿を減らす、って、本当につらいんですけれど!)

「視察報告書」はこちらです。ぜひご覧になってください。

 

 

1月16日(日) 政治家と正義感

昨日の朝日新聞土曜版(Be)に出ていた、中村敦夫前参議院議員のコラム、ご覧になった方も多数いらっしゃることと思います。私の尊敬する政治家(であった)中村敦夫さんの言葉には、いつも頷かされます。(このコラムは毎月1回、全5回の連載だそうです。楽しみです)

日本国民がこれだけ政治不信に陥っているのはなぜなのか?私は、政治家の正義感の問題だと思います。このコラムにもあるように、「私利私欲」で動く国会議員が多すぎます。それが国民にわかってしまう(数々の不正事件で“ばればれ”なのです)、そのことが、大きな政治不信、政治家不信となって、国の行く末を暗いものにしています。

普通の「正義感」があれば、不正を許さない、不正に手を染めてはいけない、ということぐらい、誰だってわかるはずです。しかし、巨大な富や利益を目の前にすると、人間は弱いものなのでしょうか。(そういうことと一切縁のない私にはその感覚がわかりませんが)

中村敦夫さんが参議院議員だったとき、私は何度か勉強会に参加していましたが、国会報告を聞いても、まともな国会議員って本当に少ないのだな、と感じることばかりでした。

そんな中で、環境問題を重視しながら経済を立て直そう、公共事業を正していこう、という、私利私欲の全くない中村敦夫さんの姿勢はすばらしいものでした。日本国中で行なわれている数々の公共事業の現地視察の報告なども、選挙対策を考えている議員にはできることではありませんでした。(ああ、だから、中村敦夫さんは落選してしまったのかな・・・)

私のステージは地方自治体である世田谷区ですが、“政治家”という立場の人間として、“正義感”を大事にし、これからも仕事に励んでいきたいと思います。

 

 

1月15日(土) 「リサイクル協同組合」優良職員表彰式

今日は、「リサイクル協同組合」の「優良職員表彰式・新年会」に、「せたがや政策会議」幹事長代理で出席しました。10名の方が表彰されました。(写真右:表彰式の様子)

 

リサイクル部門は、区民にとってとても身近な問題です。昨年は、猛暑、台風多発という悪天候状況の中、リサイクル作業は大変厳しかったのではないかと思います。関連会社、業者の皆様、ご苦労様でした。今年も車の事故などないよう注意していただきながら、リサイクル事業がスムーズに運営できるよう、お願いしたいと思います。

また、区民である私たちも、「資源となるものは絶対にごみにしない!」この精神で、しっかり分別を行ない、ごみを減らし、資源を有効活用できるよう、努力しましょう。

※参考「ごみと資源の正しい出し方」はこちらをご覧下さい。とても見やすくてわかりやすいホームページです。きっと「えっ!これも資源で出せるの?!」と思うものが見つかると思います

 

 

1月14日(金) 区民防災カレッジ(砧区民会館ホール)

今日は午前からお昼抜きで2時近くまで会派での会議。その後急いで砧区民会館へ移動して、「区民防災カレッジ〜新潟中越地震・阪神淡路大震災に学ぶ〜」に参加しました。(午後2時〜4時30分)

第一部
新潟中越地震派遣職員報告
栗原康夫・世田谷総合支所地域振興課長(写真左)・・・職員の皆様、一番きつい荷物の搬入の仕事をして下さったそうで、現地の方々も喜んでいらしたそうですね。大変ご苦労様でした。

第二部
神戸からの発信〈避難所から生活再建まで〉
高橋正幸・神戸市産業局中央卸売市場東部市場長(写真2番目)

 

第三部
シンポジウム〈避難所運営の課題と地域リーダーの役割〉
パネラー:丸山俊久・十日町総務課長
      高橋正幸氏栗原康夫氏
進行役: 齋藤幸夫・危機管理室長

阪神淡路大震災から、後3日で丸10年が経ちます。このシンポジウムでも、今はW防災”というより“減災対策”です!という言葉が出ていました。

「せたがや政策会議」が、会派の代表質問や、決算委員会で何度も取り上げてきたことが、やっと区の防災対策に生きてきそうです。

新潟県十日町では、地域コミュニティーがしっかりしているので、避難所生活でもほとんどみんなが顔なじみで、非常にうまくいっていたということでした。

「避難所というイメージからはかけ離れている。みんな仲良くてうらやましかった」とは、栗原課長の弁。地域のコミュニティーはすぐにできるものではありません。世田谷区でも、地域の再生が必要です。それは我が会派「せたがや政策会議」の大きなテーマでもあり、今後具体的な提案と共に、議会で取り上げたいと思っています。

 

 

1月13日(木) 議員の役割とは・・・?

私が心から尊敬しているある方(元祖“市民派議員”を議会に送り出す運動のリーダーである方)から、以下のようなメールが届きました。

 

人がいればいた人数分の考え方があります。ひとつの事柄も見ている人のスタンスによって、違います。実際に見ている事柄が違う上にその人のこれまで生きてきた経緯も違うのですから100人100色でしょう。

議員の役目は、区民の提案・意見をそのまま区政に反映することではなく、その意見や提案の詳細を正確に把握し、トータルとしてどのようにしたら多くの区民が暮らしやすくなるのか将来的に正しいことなのかを判断することです。決して利益代表区民の代弁者になってはいけません。

区議会議員は、日常は一区民として多くの区民と同じステージで生活し、議員としての判断をするときは少し高いところや少し離れたところで静観し冷静に判断することが大事なのではないでしょうか。そして熟慮の上の決断は自信をもって区民に理解してもらうことが大切です。

 

私はこの言葉にとても勇気づけられました。

私が、「政党に所属しているわけでもなく」「どこかの利益代表と期待されている(シガラミのある)議員でもなく」「私利私欲も全くなく」「ただひたすら区民の代表として区政をより身近なものにし、世田谷を住みやすい街にするために」、こうして議員の仕事をしている、その議員として大切にしているスタンスや信念と同じことを言って下さっている!!と。こういうアドバイスをして下さる方がいる、ということも、ありがたいことだと思います。

日々、色々なことがありますが、自分自身が納得できるよう誠意を尽くした対応をすることを、今後も心がけていきたいと思います。そして、熟考の上での判断については迷うことなく区民の皆様に伝えていきたい、と思います。(まだまだ修行が足りなくてうまく伝えられないこともありますが・・・努力あるのみ!と思っています)

 

 

1月12日(水) 世田谷消防団始式

今日は、世田谷消防団の「始式」が、区民会館ホールで行なわれました。

ここでは、「功績消防団員」「優良消防団員」「勤続40年表彰(同30年、25年、20年、15年、10年)」「優良分団」など、205名の個人と、3つの団体と、9名の家族の方々が表彰されました。

消防団員の方々は、日頃はご自分の仕事がありながら、地域の防災のリーダーとして、地域のために活動して下さっています。心より感謝いたします。

 

今年も安全な街づくりのために、消防団の活動に期待し、また、自分たちでできること(火の元の点検はお忘れなく!)はしっかりやっていきましょう。

平成15年と16年の災害状況は左表の通りです。(焼損面積は減っていますが、火災件数、出動件数、死者・傷の数、救助件数などほとんどが増加しています)

 

消防団では、常時、団員を募集しています。
 問い合わせ先
 世田谷消防団本部
 電話3412-0119

 

※世田谷区には、「世田谷消防団」の他に、「成城消防団」と「玉川消防団」があります。それぞれが各地域を守って下さっています。

 

 

1月11日(火) 各地で荒れ模様が報告された成人式、世田谷の場合

昨日のニュースでは、成人式での問題行動などが報告され、全くしょうがないなぁ〜と感じた方も多かったのではないでしょうか。では、世田谷の「成人式」はどうだったのか?参列できなかったので、気になって、今日、担当所管にたずねてみました。

世田谷区の新成人は、9,390人(平成17年1月1日現在。男性4,882人、女性4,508人)だったそうで、その内の半数ぐらいの新成人が、区が主催した「成人のつどい」に参加した、ということでした。

昨日紹介したように、区民会館ホールでの式典は、地域別(学区域別)に3回に分けて開催されました。今年は、ホール(1400人収容)以外にも集会室にモニターを設置して、入れるように準備したので、「会場に入れない!」という不満は出なかったということです。

1回45分程度のプログラムですが、世田谷区民吹奏楽団の演奏の後、区長、議長、来賓の挨拶。その後、ビデオ・レターで、「アテネオリンピック・柔道金メダリスト・鈴木桂治さん」「タレント・ベッキーさん」「武田鉄矢さんの3名が話をした時には、会場から拍手が沸き、続いて、日本体育大学応援団チアリーダー部VORTEXの演技が披露され、演技に合わせて手拍子が起こったり、全体にとても盛り上がったということでした。

世田谷では、問題なく、いい会になったようで、よかったです。特に、新成人の方々にとっていい想い出となれば最高です。

25年前の私の成人式の日は、雪が降った後で、振袖で歩くのが大変でした。友人と二人で、「記念の献血をしよう!」と、三鷹市役所の前にとまっていた献血車に振袖姿で向かいました。ところが、私は「血液の比重が低くて採血できず」と診断され、記念の献血はできませんでした。なつかしい想い出です。

 

 

1月10日(月・祝) 「成人のつどい」

今日は、成人の日世田谷区で、今年、新成人となった方は約9000人ということですが、このように人数が多いので、世田谷区の「成人式成人のつどい」は、毎年3回に分けて行なわれます。(開催時刻と地域分けはこちらです)

今年、新成人となられた方々、おめでとうございます!
皆さんはこれから、社会の一員として色々な意味で責任が問われるようになりますが、選挙権という大きな権利も備わります。ぜひ、政治に関心を持って、これまでに与えられていなかった権利を行使して下さい。

 

私は、第1回目と第2回目が、地元に近いので、両方参列しようと思っていました。・・・が、あいにく、母の古希の祝いと重なってしまい、成人のつどいは失礼しました。

母、妹家族と一緒に食事に出かけたのは、「草門去来荘」という和食のお店。古い日本家屋の造りで、ゆったりとした庭もあり、和菓子、アンティークの食器、リサイクルの着物(3000円〜2万円)などを販売しているスペースもあります。おいしくてなかなかいいところでした。

私の父は6年前に67歳で亡くなってしまったので、母には父の分まで健康で長生きをしてもらいたい、と思っています。

 

 

1月9日(日) 「新年のつどい」&「新年子どもまつり」

今日は世田谷区の「新年のつどい」「新年子どもまつり」が、区民会館ホールや区役所中庭などを使って同時開催されました。

私は、午前中、区民会館ホールで行なわれた式典に出席したのですが、区民の参加はとても少なかったですね。

区長、議長、名誉区民の方々、国会議員、都議会議員が壇上に並び、区長と議長の挨拶を聞き、それぞれ来賓が紹介される、というものですが、こういった形式的な式典よりも、中庭でお餅つきをしていたり、物産展があったり、子どもたちが遊べる氷の滑り台雪のかまくら消防バイク、パトカー乗車体験などなど、そちらの方が区民の皆さんや子どもたちでにぎわっていました。

(写真向かって左側が名誉区民の方々、挨拶をしているのが熊本区長、右側が国会議員&都議会議員席)

名誉区民には、前区長の大場啓二氏がいらっしゃっていました。正直なところ、“ずいぶん年をとられたなぁ・・・”と感じました。

 

 

    代田三土代会による餅つき            大蔵てんぐ太鼓

 

 

 

 

 

 

 

    雪のかまくら&雪だるま              氷の滑り台

 

夕方からは、息子の部屋の大改造。ベッド、たんすなど子ども用だったので、全部取り替えることに。それをきっかけに、洋服やおもちゃなど、色々要らない物をすべて整理して、友人に送るもの、リサイクルに出すもの、燃えるごみ、燃えないごみ、と分別。それはもう大騒動・・・。

ちょうど今日、武蔵野市の友人(元議員)からメールが来ていて、「武蔵野市ではごみの有料化がとてもうまくいっています」とあったので、粗大ごみはともかく、"ああ、世田谷区はまだ(一般ごみが)有料化されていなくてよかった・・・”と思いました。

でも、私は自分のことを省みても、ごみは有料化すべきだと思います。でなければ、「ごみを減らす」「いらないものは持ち込まない」というモチベーション(動機づけ)が働きませんよね。我が家にたまりにたまった“要らない物”をみて、ホント、そう思いました。

 

 

1月8日(土) 政治団体の収支報告書

議員は、政治活動をするために「政治団体」というものを選挙管理委員会に届け出ています。私が届出をしている政治団体名は「世田谷市民クラブ・田中優子と区政を考える会」というもので、一昨年(平成15年)の1月22日に立ち上げました。今月で丸2年になります。

「せたがや政策会議」というのは、議会の中で一緒に仕事をする仲間で作っているグループ、会派の名前です。

そして、我々は、毎年「政治団体の収支報告書」というものを、翌年の1月末日までに東京都選挙管理委員会に提出しなければなりません。もうその時期が来ていますので、今日は書類提出に必要な領収書や銀行振り込み(事務所を借りていたときの家賃や光熱費など)の証明、いただいたカンパのチェックなどをしました。

政治献金をもらっていたり、大きな政治パーティーを開いて収入がたくさんあるような議員の方々は、この収支報告書の作成は相当大変な作業となると思いますけれど、私の場合はとてもシンプル。この連休中に完成させられるかな、と思います。(昨年は初めてのことだったので、用語がよくわからなかったり、分類の仕方がわからなかったり、と、苦労しました)

こうして振り返ってみると、本当に1年、1年、時間が経つのは早い!ですねぇ。議員という仕事のせいなのか、毎日、めまぐるしいように色々なことがあり、色々な方に出会い、喜んだり、悲しんだり、残念に思ったり、悔しかったり・・・と、ジェットコースターに乗っているような精神状態?と思うようなことがたくさんあります。

色々な人に出会えば、色々な考え方があり、すべての人が同じ意見にはならない(それが健全な社会だと思いますが)議員というのは、そういう中で、どのように判断するのか?という責任が問われます。この仕事は、体力はもちろんのこと、相当な精神力が必要だなぁ、と感じるこのごろです。

だから、自分の生き方、信念、判断に対して、誇りと責任を持ち、一日一日を、悔いのないように一生懸命生きなくては、と思います。今日は特に、そんなことを感じた一日でした。

 

 

1月7日(金) 議員の「新年会」事情

今日も昨日に引き続き、会派の勉強会を行ないました。他の議員は、多くが昨日から「新年会」が始まっているようで、役所に来ている人はほんのわずか。夕方には、我々「政策会議」の4人しか、登庁ランプがついていませんでした。

(昨年も同じことを書いていますが)区議会議員でも多い人だと新年会が100件以上あるそうです。都議会議員は200件、国会議員は300件とか?!

国会議員の場合、1日に32件も重なっている!なんていうこともあるそうで、秘書も総動員でかけもちして挨拶まわりをするのだそうです。もちろん、ちょっと挨拶をするだけ、乾杯をするだけ、でも会費が必要ですから(たいてい1ヶ所1万円だとか?)、新年会にかかる経費は相当な額になりますよね。大変なことです。(それが議員に期待される仕事、というのはいかがなものかな、という気がしますが)

ちなみに私の場合は、役職(例えば、文教委員会副委員長として、とか、「せたがや政策会議」会派の代表として、などの役職)で呼ばれるもの以外の、特定の業界、団体、組織などから呼ばれる新年会は今年も“ゼロ”。後援会もありませんし・・・。

毎年、この時期になると、これぞ「無所属・市民派議員」!と、我れながら実感します。(させられる、と言うべきか・・・?)

他にやらなければならないことがたくさんあるので、そうでなくても時間が足りない!と感じる毎日。「新年会」がないことに感謝して、今月を有意義に過ごしたいと思っています。

 

 

1月6日(木) カナダの“公共の必要性を問う6つのテスト”

今日は朝9時から夕方6時半まで、昨年に引き続き、、「世田谷区実施計画(項目案)」「行政経営改革計画(項目案)」「世田谷区教育ビジョン」等々についてのヒアリング(行政の担当者を呼んでの聞きとり)をしました。

主に、教育、都市整備領域、産業振興について。ヒアリングをしている内に、会派的アイディア、発想がどんどんふくらみ、“次の議会質問と予算委員会はこれだねー!”と、盛り上がりました。

確かに実施するには難しい課題を解決しなければならない、ということがありますが、今日見えてきたことは、今後の世田谷区政の根幹に関わる非常に重要なポイントである、と思います。今後、しっかり詰めていきたいと思います。

それから、今日の日本経済新聞朝刊「社説〜政府の役割を再定義しよう〜」の中で、「学びたいカナダの知恵」と題して、“6つのテスト”のことが紹介されていました。

これは、昨年の9月議会において、我が会派「せたがや政策会議」大庭正明議員)が代表質問で、以下のパネルを使って取り上げたものです。

社説では、1〜6までそれぞれ、
  1 国民に求められているか?
  2 政府が提供すべきか?
  3 州政府に任せられないか?
  4 民間に移せないか?
  5 効率を高められないか?
  6 財政難の中でもなすべきか?

という解説になっていますが、カナダではこのテストを使って、「政府が何をし、何をすべきでないか」という“政府の役割”を根本から見直したことで、財政難だった93年から4年間で黒字に転換し、その後も黒字が続いている、ということです。

これは、財政が火の車である国の事業はもちろんのこと、世田谷区のような地方自治体においても、一つひとつの事業をこのテストに照らし合わせてみて、「公共がやらなければならない仕事なのか?公共でなくてもできる仕事なのか?」を、見極める必要がある、ということを、代表質問では主張しました。

限られた税金で行なう事業です。決してムダには使えません。「せたがや政策会議」は、今後もこうした視点を大切にしながら、公共事業のチェックをしていきたいと思っています。

※昨日の日誌に、「新年の区民の集い」が毎年5日に開催される、と書きましたが、昨年から「新年子どもまつり」と「区民の集い」は1月の第2日曜日に同時開催されています。今年は、9日(日)10時〜15時、世田谷区民会館、区役所中庭などで行なわれます。多くの区民の皆様にお出かけいただき、楽しんでいただければと思います。

 

1月5日(水 )  議員互助会「新年初顔合わせの会」

5日の今日、年が明けて初めて役所に行きました。毎年1月5日は、「新年の区民の集い」が区民会館で開催され、議員互助会としても「新年初顔合わせの会」を開催しています。簡単に言うと、新年の挨拶を交わす会、ですが、予算委員会などが行なわれる大会議室にケータリングサービスを頼んで簡単な食事をしながら懇談する、というものです。(費用は毎月議員が積み立てている互助会会費を使います)

(写真右)「新年初顔合わせ」の会場にて 左から田中優子、栗林のり子議員、西崎光子議員、堀恵子産業振興部長

互助会が始まる前には、議会事務局の調査室や色々な所管に、休み中にたまっていた調べごとを依頼したり確認をとったり、と、また仕事が始まったなぁ〜という実感を伴いながら、新年がスタートしました。

『田中優子のショートエッセイ』のページに、年末年始の過ごし方、新年の所感など載せました。ぜひご覧下さい。『活動日誌』も、また「ほぼ毎日更新」で頑張りたいと思います!

 

(それにしても、スマトラ沖地震による大津波の被害には心が痛みます。特に我が家にとっては第二の故郷であるタイ。プーケットは毎年訪れている所なので、どうなってしまっているだろうか・・・と、気持ちが重くなります。バンコクでは、毎年大晦日から新年にかけては、カウントダウンしながら街中あちこちで花火をあげて祝うのですが、さすがに今年は自粛した、ということを友人から聞きました。少しでも早く復興できるよう願っています)