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2004年11月 「活動日誌」 11月30日(火) 区議会第4回定例会三日目(2年前を思い出す) 今日は、朝10時〜午後4時過ぎまで、一般質問(15人の議員が登壇)、その後、議案の付託(今回議決が必要な議案を、各常任委員会に付託して審査するための手続き)や、区長が任命した教育委員、監査委員などの同意、などが行なわれました。 前教育長の残りの任期(平成16年4月1日〜11月30日)が今日終了となる若井田正文教育長が、再び教育委員に任命されました(任期は明日から4年間)。日本語特区など、様々な施策を打ち出していますが、これからの4年間、世田谷区の教育改革をぜひ進めていただきたい、と思います。 また、今日は、民主党を離脱して、「せたがや自治の会」という一人会派を発足させた富永早苗議員が、質問に入る前にひと言、その挨拶をしました。私は、自分の2年前の姿を思い出していました。やはり、この第4回定例会の一般質問で、同じように、「新会派結成の経緯」についてひと言述べたから、です。
ところで、議会事務局から早速、昨日の質問の写真をもらってきました。デジカメになって本当に便利!タイムリーになりました。 (写真上) 昨日の壇上での質問の様子
(写真左)
11月29日(月) 区議会第4回定例会・二日目「代表質問、終了!」 今日、「せたがや政策会議」の代表質問、無事終わりました。(質問原稿はこちら) 今回は、会派としても力を入れた内容&提案だっただけに、担当する私としては緊張しましたが、傍聴に来て下さった方、モニター(議会の生中継)を見て下さった方、議場にいた他会派の議員の方々を含む、多くの方々から、「論点整理がされていて、解りやすい、いい質問だった」という感想をいただきました。 また、「答弁では、山田助役が霞ヶ関出身にしては、現場(地)に着いた回答だったとの印象を持ちました」という区民の方からの声も届いています。 山田真貴子助役の真摯な答弁は、とても説得力があったと思います。「幼保一元化新型施設」については具体的な内容に踏み込んだ答弁でした(3歳〜5歳児を中心に考えている。登園手段についても検討する、などが盛り込まれていました)し、「区立保育園の民営化」についても、タイムスケジュールをきちんと明言された(平成17年1月ごろに事業者の公募、4月ごろに事業者の決定を想定している)ので、質問した甲斐があったと実感。やはり、聴いている方、見ている方には、そういうことが伝わるものなのだ、と思いました。(答弁内容については、後日アップさせますのでもうしばらくお待ち下さい) これで、今年最後の“大仕事”が終了。まだまだやる事はたくさんありますが、とりあえずホッと一息、というところです。
11月28日(日) 明日、質問で使うパネル いよいよ明日は代表質問に臨みます。 今回使うパネルはこちら。「保育所と幼稚園の比較」・・・今、世田谷区が取り組もうとしている「幼保一元新型施設」にはどういう課題があるのか?現状の幼保の違いは何か?ということを確認した上で、会派としての提案&質問を行ないます。
大きな項目としては、「官から民への流れについて」ということですが、区立幼稚園問題も、区立保育園の民間委託(私立の認可保育園にすること)も、この大きな流れの中でとらえ、考えなければならない問題です。 どうして今、そういう流れにあるのか?についても、質問の中で明らかにしていきます。 そして、それは、結果的に区民(そして子どもたち)のためになる・・・効果の高い税金を投入し、よりよいサービスを提供することにつなげる、きちんと質を確保し、しっかりとした環境を整える・・・ということをめざしているのだ、ということを、理解していただけるものと確信しています。 当初の戸惑いや不安を覚えている保護者の方々も、お気持ちはわかります。しかし、これからは、“みんなで考える”ようなかたちで、対立点だけを意識するのではなく、共通する部分を広げること、より具体的に保護者の意見が取り入れられるような方向に持って行くべきだと私は考えています。 “そのために区議を使え!”と、思います。全体を見渡すのが「仕事」であるからこそ、そういう時に、力にもなれると思います。また、直接意見を聴く場を 設けたい、という区側の答弁も何度も出ています。ぜひ、そういう場を利用すべきだと思います。
(追伸)
11月27日(土) 二人の友人・知人の新たな挑戦 今日の朝日新聞に、友人の冒険スキーヤー・和田好正プロの「南極大滑降、最後の挑戦」という記事が出ていました。 これまでにも数々の冒険スキーを成功させてきた和田プロですが、10回目の最後の挑戦が、3度延期となっていました(新聞記事参照)。 今度こそ、最後の挑戦!ということで、成功してほしいなぁ〜!と心から祈っています。 (写真左は、2年前の壮行会。結局、アフガニスタン戦争で、船の手配ができなかった、ということでした)
そして、もう一人、私が尊敬する政治家(だった)中村敦夫前参議院議員。今年の夏の参院選に破れ、その後、事務所を引きあげるなど残務処理がとにかく大変、ということを伺っていましたが、来年1月2日の番組で武田信玄の役をされることになったそうです。なんと剃髪されて!(関連記事はこちら) 中村敦夫さんのような、誠実に実直に、いかなる組織とも団体とも関係なく、国民のために働き、闘う政治家が、国会から消えてしまったことは、大きな損失である、と私は今でも残念でなりません。でも、また役者として再スタート(新たな挑戦)をされる中村敦夫さんの姿が見られるのは、今からとても楽しみです。 この、すばらしいお二人の挑戦のニュースを知って、私もまた元気な気持ちになりました。仕事をしていると、色々と気が重くなることや嫌なことに遭遇します。でも、それでめげてしまうか、更なる可能性に挑戦できるか、は、本人の意思、精神、気持ちにかかっていますよね。「やるべき時はやる」「めげない」「挑戦し続ける」、この精神で頑張ろう〜!!
11月26日(金) 区議会第4回定例会・初日 世田谷区議会・第4回定例会が始まりました。 今日は、いつもの定例会とはちがい、「区長召集挨拶」の前に、(1)議席の一部変更(富永早苗議員が民主党を離脱して「せたがや自治の会」という一人会派になったため、議席も変更された)、(2)常任委員の所属変更の報告(民主党・関口太一議員が福祉保健常任委員会所属に、富永さなえ議員が区民生活常任委員会所属に、入れ替わった)、ということがありました。 その後、もうひとつ、区民生活常任委員会の委員長だった民主党・山口拓議員が辞任。後任として、自民党・山内彰議員が委員長となることが報告されました。
さて、代表質問初日。今日の質疑の中での、注目すべき情報は・・・・ *在宅で子育てをしている人への支援として、子どもの、理由を問わない一時あずかりを検討している。 *少子化対策として、医療費助成を含め、検討していく。 *区立小中学校の耐震は95校中、45校しかOKではない。早期に耐震診断を行ない、数ヵ年で補強工事をしたい。 *税の未納を防ぐため、来年度からコンビニでの納税を可能にします。 *人と動物との共生推進プランを策定するための会議を立ち上げた。犬のしつけ教室を開校するなど考えている。
来週の月曜日は、私が朝一番で代表質問をします(29日10時〜質問時間は20分間。その後答弁と再質問です)。この週末は、ひたすら原稿の推敲です。8400字から、やっと6400字までに減らしてまとめましたが、これでもまだ時間的に余裕がない、ということが判明。昨日の見込みはあまかった!パネル説明の分を入れると、6000字以下にしなければ!という感じです。これから原稿用紙もう1枚分を削除するなんて、相当厳しい・・・。(ああ、せっかく海外視察での具体例を紹介しようと思ったのに・・・その部分はすべて削除しました。次の議会に生かそうと思います)
11月25日(木) 質問原稿の読み合わせ 今日は、私がざっと書いた代表質問の原稿を、会派メンバー全員で(プロジェクターを使って)読み合わせ&修正、加筆などを行ないました。 たたき台の原稿がすでに持ち時間(20分)を超える枚数があったのですが、最終的に読み合わせをした原稿はさらに増えていて、現在、文字数8400。途中でパネルを使って説明する部分もあるので、その時間を考えると、4分の3ぐらいに(約2200字ほど・・・原稿用紙5枚半も!)減らさなければなりません。 新技術についての説明部分など、もう少しすっきりまとめられそうなところもありますが、あとは残しておきたい文章ばかり・・・。 削除したら、区民の方々が聞いた時に、あるいは、議事録を読んだ時に、わかりにくくなってしまうだろうなぁ、と思う文章ばかりで、悩ましいです。ホント、生み出した文章を削除する、というのは、身を削るような思いがします。でも、私たちの会派は、読み合わせで、他人の原稿をバシバシ削除しちゃうんですけれどね。それだからこそ、よいよい原稿になる、というものではあるのですが。 ああ、でも、昨日から左奥歯の調子が悪くて(“噛み合わせ治療”で使っているマウスピースの微妙な調整の影響ですが)、左頬がおたふく風邪のように腫れています。今朝は夫に、「もう一つ(右頬の方も)アメなめて行ったら?」と言われる始末。明日から議会が始まるというのに、「ヤダナー、この顔で議場に行くの・・・」。早く治る(腫れがひく)といいのですが・・・。 歯茎と頬の腫れは気になりますが、これから、いかに2000字減らすか、いかに、減らしてもわかりやすい原稿にするか、腕のみせどころ、ですね。がんばりまーす!!
11月24日(水) 育児、手をかけ過ぎていませんか? 今日の日経夕刊の記事、『育児、手をかけ過ぎていませんか?〜親は主体性回復を〜』に、共感を覚えたのは私だけではないと思います。 子どもの数が減っているにもかかわらず、現代の母親たちの育児時間は増えている。そして、母子密着の度合いがますます高まっている。 (それにはちゃんと原因があって)1985年に改訂された「母子健康手帳副読本」の影響だ、と、品田知美・立教大学非常勤講師は指摘する。その副読本とは、「できるだけ手をかけて育児をするよう求めた指南書」だそうだ。新米のまじめなママたちにとって、「できるだけ」という言葉ほど悩ましいものはない。(新聞記事より) 昔は、地域が子育て機能を持っていましたが、今、都心では、夫の育児参加もままならず、孤軍奮闘、孤独な環境で子育てをしている母親たちがたくさんいる、というのが現状です。そこから育児ノイローゼやひどくなると子どもの虐待が起こってしまったり・・・。それは極端な例としても、「母子密着」の度合いが高まっている、ということだけで、十分大問題である!と私は感じています。 我が家の子どもは男の子ですが、母親として一番注意しなければならない、と、常日頃私が思っていることは、「マザコン息子にしないこと」、です。特殊な事情があれば別ですが、そうではないとしたら、親から自立できない子どもは悲惨です(精神的にも経済的にも生活面でも)。また、「マザコン男性」は女性からみたら魅力激減、です。(あ、個人的な好みは人それぞれ、かもしれませんが、私は好みじゃないですから、自分の息子は絶対にそうしてはいけない!と思うわけです)。 それにしても、今という時代は、本当に子育てがしにくい時代、だと思います。「おそらく、現代日本ほど親が子どもに振り回されながら子育て期を過ごす時代・地域はないだろう。親はもう少し主体性を取り戻し、バランスを回復した方がよい」と、この記事の中でまとめられていました。同感。 そして、前々から何度も議会で主張していますが、この「大変な子育て」を、少しでも楽に、楽しく感じられるように、母親のリフレッシュが必要です。「理由を問わない一時預かりの保育」が、世田谷区で実現するよう、これからも議会サイドで頑張っていきたいと思います。
11月23日(火・祝) 「教育についてのアンケート調査」集計報告(その1)
大変遅くなりました!『田中優子レポートNO.5』で、皆様にお願い致しました「教育についてのアンケート調査」ですが、まずは集計結果についてご報告致します。短い期間ではありましたが、127名の方から回答(ハガキ&メールの返信)をいただきました。ご協力に感謝致します。ありがとうございました!
アンケートへの回答127名(複数回答あり)
この他にも、「その他」のご意見や「自由意見」として、様々な声を寄せていただいております。このホームページ上で、できるだけご紹介したいと思っておりますが、掲載方法を検討中です。もうしばらくお待ち下さい。貴重なご意見として今後の区教育行政に生かしていきたいと思います。 ※これに限らず、いつでも区政に対する皆様のご意見をお待ちしておりますので、よろしくお願い致します!(メールはトップページからお入り下さい。FAX 03-3322-8131)
11月21日(日) 家事と仕事(議会質問の原稿を考える)の日曜日 今日は日曜日。日頃の睡眠不足を補うために午前中はずっと寝ていて(am3時半〜11時、久しぶりに8時間半寝られました)、11時半時ごろ、朝昼兼用のブランチ(ボジョレー解禁期間限定の“ワインと生ハム入りのパン”、チーズ各種、カモのスモーク、鯖のペッパースモーク、生ハム&サラミ、オリーブ、キャベツ&マッシュルームの炒め物、グリーンサラダ、ミルクティー、レモネード・・・用意してくれたのは夫ですが)を食べ、その後、まずは仕事に取り掛かる前に洗濯&掃除、片付け、衣替えなどで3時間。(これ、とりあえず今日の必要最低限のことだけで、です。まだまだやらなければいけない家事がたっくさーん!あります・・・) 午後、夫と息子は二人で仲良く買い物に出かけたので、私は一人家で仕事。もうほとんど「パソコンが恋人か?!」みたいな生活になっています。結局、私は靴を履くことなく、パソコンや資料とにらめっこしながら過ごした一日でした。
今日の朝日新聞にも、「幼保一元化」関連の記事(「幼児教育、ニーズに対応〜幼保の子ども、共に育つ〜」)が載っていました。少し前には東京新聞で、『揺らぐ保育教育』としてシリーズで取り上げられていました。未就学児の子どもの教育・保育については、国においても大きな動きが起こりそうな中で、注目されているところだと思います。 そんなこんなを考えながら、議会質問の原稿にも着手しなければ・・・というところで、今週は(も)、忙しいですね。やはり、議会質問は「公」のものですから。また議会には「議会のルール」というのもあります。 ※例えば、“すでに述べた通り”という一言にも、議会ルールでは、「発言者の具体的な過去の発言を指す」とか、きちんとした意味があるのですが、普通の区民感覚ではすぐに理解は及びませんよね。「何も意見を言わなかった」と誤解されても仕方ないのかな、と思ったり・・・・。
とにかく議会はルールと時間との戦いの場であり(今回の私の持ち時間は20分)、質問は字数との勝負ということになります。その中で議会ルール上認められた範囲で、いかに行政側から意味のある答弁(言葉)を引き出すかが議員の力と言えるでしょう。 また、このサイトでさえ、公人としてのモラルは常に課せられているわけで、ここで述べている意見については、私は、責任ある立場で述べている、と区民の方々に理解していただく覚悟でおります。(もちろん、議会質問ほど公式なものではありませんが、でも、・・・ああ議員としては言えないけど匿名ならいっぱい言いたいことあるなー・・・なんて思うこと、ありますよ、ね) これは匿名性の情報を否定しているのではなく、それはそれで有益な部分もあると思いますが、匿名サイトと違って、議員の質問はすべて事実確認をしてからではないとできませんし、基本的に伝聞情報を確認もせずそのまま用いる議員は見かけません。それに、ある事実全体の一部だけを切り取って発言することも許されませんし、後日そういうことが判明したら議員の信用は落ちるでしょう。意外に議員の世界というのは見えないルールで縛られているのです。それも80万区民の意思決定を代表として行なう場ですから、当然のことだと思いますが。 そう考えると、議員の質問や委員会での発言は、相当慎重に考えた上で組み立てなければならず、それってかなりのプレッシャーでもあります。さあ頑張るぞー!
11月20日(土) 区立玉川小学校130周年記念式典&祝賀会に出席 今日は、区立玉川小学校の130周年の記念式典がありました。明治7年に創設された、伝統と歴史のある小学校で、5、6年生による喜びの声、歌、太鼓、合奏は大変躍動感があり、すばらしかったです。お琴の演奏も、感動しました。 短期間であれだけの指導をするのは並大抵のことではないと思いました。指導にあたった先生方、やり遂げた子どもたちに拍手です。 私は、たいてい、学校の周年行事は式典だけで失礼するのですが、今回は、祝賀会での鏡開きのメンバーになっていたので、祝賀会にも参加しました。 祝賀会では、おやじバンド「タマップ」が出演し、「スマップ」の歌を演奏していましたが、何と、その中に、社民党・羽田圭二区議会議員(とお連れ合い)の姿がありました。 羽田議員がギターを演奏するとは知りませんでした!写真、光が足りなくてぼけてしまいましたが・・・
校庭では、児童によるお囃子も行なわれ、盛大な130周年行事でした。 地域に愛されている、ということが感じられる学校に行くと、和やかな気持ちになっていいですね。
11月18日(木) 代表質問の内容が決定しました&昨日の事故の報告 区議会第4回定例会が、今月26日〜12月7日の日程で開催されます。 今回の代表質問の担当は私、田中優子です。 「せたがや政策会議」代表質問の項目 今週末〜来週にかけて、上記についての詳細な取材を行ない、また独自の調査資料を基に、原稿作成にとりかかります。以前と違って、「突然、激痛に襲われて何時間ものた打ち回って、質問原稿を書く時間がなくなる」という心配がないので、気持ち的にはとても余裕があります。(そういう意味では、本当に、手術の決心をしてよかったです)
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私が驚いたのは、「直ちに保育士が川に飛び込んだが、流れが速く助けられなかった」という、昨日の報告(一部新聞報道にも載りました)が、実は「その事実は確認できていない」、ということでした。 今現在、引率していた保育士たちは警察での取調べの真最中で、区側も接触できず、それ以後の詳しい状況は把握できないうようですが、人づてに伝わる話(噂)というのがいかに正確でないことが多いか、と気づかされます。 今後、事実関係(調査報告が出たら)に基づいて、なぜこのような悲惨な事故が起きてしまったのか?保育士の過失はなかったのか?再発防止のために何が必要なのか?等々、議会でやるべきことは責任持ってやっていきたいと思います。 今は、ただひたすら、佐藤知香ちゃんのご冥福を心よりお祈り致します・・・・。
11月17日(水) 保健センター評議員会&あってはならない事故が・・・! 今日は午前中は第4回区議会定例会の代表質問の取材。午後2時から、(財)保健センターの評議員会に出席しました。 保健センター評議員会・議題 今年度の新規事業として、先月から乳がん検診に「マンモグラフィー」が導入されています。まだ1ヶ月の実績ですが、受診数216名、要精密検査数41名(19%)、と、以前の視触診よりも精密度が増していると思われる効果があるようです。 乳がん検診では、まず「自己検診」が何よりも大切です。そして、気になることがあったら、ぜひ早めに検診を受けて下さい。
評議員会終了後、役所に戻り、議会質問のヒアリングの続きをしていたら、3時過ぎに突然以下の報告が・・・!!(最初は口頭での報告でしたが、後に以下の内容の書面が配布されました)
そして、午後6時半過ぎ、事故報告を聞いて以来、“どうか助かってほしい!”とずっと願っていましたが、この女児が亡くなった、という連絡が入りました。胸がズシっと重くなりました・・・。 絶対にあってはならないことが起きてしまいました。朝、いつものように保育園に送り出した我が子が変わり果てた姿で戻って来るなんて・・・保護者の方の心中いかばかりか・・・到底、受け入れられる心境ではないでしょう。言葉を失ってしまいました・・・。 区民の方々の間で、絶大なる信頼を得ている区立保育園。安心して子どもを預けられるはずの場所で、このような事故が起こってしまうとは・・・!! 議会としては、急きょ、19日に臨時の福祉保健常任委員会が開かれることになりました。私はこの委員会のメンバーではありませんが、理事者(行政)と委員(議員)の皆さんには、二度とこのような事故が起こらないよう原因の究明などしっかり行なってもらいたいと思います。 それにしても・・・、子どもを持つ母親として、この事故は、考えただけで胸がつぶれそうな想いです・・・。心よりお悔やみ申し上げます・・・。
11月15日(月) 特別委員会の報告&ミニバス実験運行試乗 今日は、4つの特別委員会が開催されました。私の所属は「公共交通対策等特別委員会」です。 1.報告事項 (1)東京外かく環状道路における生活再建救済制度について 2.ミニバス(祖師谷・成城地域循環路線実験運行)の試乗
このバス路線は、祖師谷商店街の道が非常に狭くて、自転車通行も放置自転車もたくさんあり、人通りも多い。とにかく危険!実験すら反対!バスなど走れるわけがない!・・・とする反対意見が議会で地元議員から出され、しかし、もう一方で、また別の地元議員から、世田谷で一番の交通不便地域であり絶対に必要な路線。一日も早く実験運行開始を!と言われてもいました。 地元ではない私にはよくわかりませんでしたが、どうなることやら、と心配していた路線です。今日、試乗してみて感じたのは、バスが走るようになれば、それなりに自転車の走行も人の歩き方も注意するようになるのだな、ということ。また、利用者の声を聞いたところ、本当に助かっている。ぜひとも本格運行してほしい、ということでした。 アンケート調査では、9割の方が、本格運行してほしい、とのこと。残り1割の方は、200円は高すぎる、とか、障がい者対応ができていないので何とかしてほしい。という内容だったそうです。 実験開始から半月。平均乗車数(1台の定員は26人というミニバスですが)は353人。これなら事業者も黒字運行となるのでは、ということでした。(まだ、決定はしていませんが) 反対の声、反対運動、というと、「今の環境を変えることに抵抗がある」「だから反対する」という図式が(このバス実験に限らずどんなことにも共通していると思いますが)まず描かれるように感じます。それは自然なことなのかもしれませんが。 でも、やってみたらよかった、意外と問題はなかった、という数々の事例があるからこそ、区政改革が進み、より区民のためになっているのだと思います。今回のバス実験運行に試乗してみて、改めてそう感じた次第です。
11月13日(土) 「健康まねきの会まつり」を視察&区立烏山中学校新校舎落成式」に出席 今日は、朝一番で「健康まねきの会まつり」に行き、その後、バレエのレッスンへ。時間的に厳しかったので、バレエを早退し、昼食をとる暇もなく、午後は区立烏山中学校の新校舎落成式典に行きました。(夜は“温熱療法”に出かけたので、本当にあわただしい一日でした) 「健康まねきの会」が主催した健康まつりは、北沢保健福祉センターで開催されました。この地域では、約90の市民団体が色々な活動をしています。私は、「健康チェック」のコーナーを体験させていただきましたが、反射、バランス、柔軟性では優れていましたが、器用さをはかる「小豆を箸で別の器に一粒ずつ移す」作業は、自信があったにもかかわらず、失格(?!)でした。
区立烏山中学校の式典の様子 新しくなった体育館は天井から光が入るように設計されていて、とても明るかったです。
世田谷区の名誉区民でもあられる、俳優の森繁久弥さんから、烏山中学校にたくさんの図書が寄贈されました。 感謝状を渡す平谷憲明世田谷区助役と、受け取られた森繁久弥さんのご子息
「父は91歳になりましたが、今でも机の脇にいつも何冊もの辞書を置いています。パソコンの時代ですが、ものを書く、活字を読む、ということはどんな時代であっても大切なこと」というお話をされました。
「森繁久弥文庫」 図書コーナーにある情報学習室(オープンスペースでゆったりしています)
11月12日(金) 「世私幼PTA大会」に出席&福祉保健委員会を傍聴 今日は、10時〜11時、「世私幼(世田谷区私立幼稚園連合会)のPTA大会」が区民ホールで開催されました。大庭正明幹事長が、福祉保健委員会のため出席できないので、私が代理で出席しました。
その後、議会棟にもどると、福祉保健委員会で、保育園関係の陳情の審査をやっている、というので傍聴に入りました。(民主、自民の議員も傍聴に入っていました。後から共産、ネットも。議員の傍聴がこんなに多いのは初めてだと思います)
今、世田谷区では、区立保育園を私立の認可保育園にしていく、という「民営化」の方針が打ち出されています。我々の会派では、「民でできることは民に任せる。公でなければできないことを公がやる」という基本スタンスをとっていますので、区の方針に賛成の立場をとっています。(ただし、保育園に関しては、保育の質を維持・向上させる、という条件の下で。そこは議員の役割として厳しくチェック&意見します) しかしながら、実際に対象となる保育園での区側の説明がうまくなかったり不十分だったりして、保護者の方々の不安が解消できない、という事態に陥り、今回の陳情が出されました。私が傍聴したのは、一つ目の陳情の最後の方、二つ目の陳情に対するやりとり(最初から態度表明の最後まで)です。 ○平16・12号 区立保育園の民営化に反対し、公的保育の拡充を求める請願→不採択 一つ目については、「区の労働組合が関係しているので、雇用問題が絡んでいる。であれば、議会に陳情するよりも、直接の労使交渉で解決すべきではないか」ということが我が会派の大前提となる意見。また、「民営化に反対するものではない」という立場をとっているので、「不採択」を表明。 自民・公明・政策会議・自治の会=不採択
二つ目については、これを提出された経堂保育園の保護者の方々の気持ちが痛いほどわかります。自分の子どもが通っている保育園が途中で運営形態が変わり、人が変わってしまう、となれば、どんな影響を受けることか?心配が募るのも無理ないことでしょう。しかし、様々な議論の末、最後に山田真貴子助役が、「こういう不安がある中で、助役としてはどのように考えるか」という大庭正明議員の質問に、以下のような趣旨の回答をされました。 「私にも6歳の子どもがいて、世田谷区ではないが保育園に通わせている。深夜、土日も仕事があり、二重保育で乗り切っている。区が目指すところの、休日、夜間延長保育などは必要だと思う。陳情されている保護者の方々の心中はよくわかる。保育の質の確保に努めていくので、信じていただきたい」 この、自ら子育て真最中の山田助役の真摯な言葉は、きっと傍聴していた何人かの保護者の方の心に響いたのではないか、と私は感じました。 自民・公明・政策会議=不採択 一つ目と同様、各会派で意見が分かれ、「継続」とすることにも異議が出て、採決した結果「不採択」に。この審査にも2時間以上を要しました。 二つ目の陳情に対する我が会派の「不採択」は、「一度この陳情を取り下げてもう少し歩み寄れるような内容にして出し直してもらいたいが、今そうすることはできない。であれば、“継続”だと、今後も出し直すことができないので“不採択”とする」という、通常の「不採択」とは違う、提案の気持ちを込めた「不採択」であることを、大庭議員が申し述べました。 福祉保健委員会は、二つの陳情の審査を終えたところですでに2時過ぎ!昼食休憩を40分とり、その後も陳情の審査、報告事項の聴取、と続き、終了したのは午後4時過ぎでした。委員の皆さん、傍聴や趣旨説明に来ていた区民の皆さん、大変お疲れ様でした。
11月11日(木) 文教委員会の報告 今日は「文教常任委員会」が開催されました。「請願・陳情」が8本出されていたので(内、1本は取り下げとなりましたが)、通常より30分早く9時30分から委員会を開会。 以下の審査と報告事項の聴取が行なわれました。(途中10分間の休憩が一度、終了したのは約4時間後の午後1時20分) 1.請願審査 ○平16・13号 区立幼稚園廃園方針の即時撤回を求める陳情→不採択 ○平16・23号 「世田谷区立幼稚園の適正規模及び適正配置等についての ○平16・26号 区立羽根木幼稚園の存続を求める陳情→不採択 ○平16・27号 区立羽根木公園を取り巻く子育て環境の的確な評 ○平16・28号 平成18年度区立羽根木幼稚園入園希望児に対する ・・・・(上記4本の「幼稚園関連」の陳情は全会派一致で不採択となりました)・・・・
○平16・18号 教育基本法「改正」ではなく、教育基本法に基づく施策を ○平16・29号 「教育基本法の改正を求める意見書等」提出に関する請願 →継続 ・・・・(教育基本法関連の2本に関しては意見が分かれ、「継続審議」に)・・・・
○平16・19号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する陳情 →継続 ・・・・(国の動向が定まらない、ということで「継続審議」に)・・・・
2.報告事項 (1)平成16年第4回区議会定例会提出予定案件について (2)用賀調理場の廃止及び跡利用について
今日の委員会は、請願・陳情の審査が7本あったので、時間がかかりました。 私の所属する会派「せたがや政策会議」では、この請願・陳情の取り扱いについては、それはそれは大変な時間をかけて徹底的に議論して結論を出す、ということを毎回やっています。ですから、どうしてもやむを得ない、ということに限り「継続」という結論もありだろう、とは思いますが、正確に言うと「地方自治法」上には、「継続審議」というものはありませんし、もし、世田谷区議会として便宜上「継続」を認めるのなら、やはり、本当に「継続して審議するべき」だと思います。 しかし、これまでの「継続」は、実質的に「廃案」と同じ、お蔵入り、という扱いがほとんどです。議員は、結論を出すことが難しくても、あるいは、そこに反対する区民の方々の視線があっても、「議論して結論を出す」ことが仕事ではないのかなぁ、と思います。今日もまた、そのことをひしひしと感じた委員会でした。 この件に関しては、『田中優子レポートNO.5』の4面に、「議会の常識は世間の非常識?!〜誤解を招く“議会用語”の改善に取り組んでいます〜」として詳細を載せてありますのでご覧下さい。
11月4日(木) 憲法24条の見直し??!! 今日の朝日新聞に、「憲法24条見直しNO!」という記事が出ていました。内容を読んでびっくり!! 憲法24条というのは「結婚と家族における両性の平等」を謳っている条項です。自民党内のプロジェクトチームがこの条項の見直しを盛り込んだ、というのです。詳細は記事を読んでいただくこととして、その改定派の真意は何なのでしょう? 改定に賛同する議員の中には「家制度の復活だなんて誤解」としています。「家庭を大切にするという基本が必要。家庭は社会の基礎単位という条目が入ればいい」と。でも、それだけが、改定派全員の真意とはとても思えない・・・(やはり家制度に回帰したいのでは?・・・)、と感じる人がたくさんいても仕方ないのでは?と私は思います。 改定派が言っている「家族が基礎」ということに反対はしません。でも、その「家族」の定義が重要です。今、「家族のあり方」は多様化していて、これまでのような捉え方だけでは社会の現状に合わなくなってきている、からです。 それを一切無視して、固定化した観点で「家族」を定義しての、今回の改訂案だとしたら私は反対です。24条はこのままで十分にいきている、と思います。 新聞記事の最後の部分、「自民党は浮動票が集まりにくくなり、手堅く票をまとめる保守的な支持基盤に依存しがち。24条改定はこうした層に受ける。(中略)個人への介入として若い層に嫌われるのが心配だ」とありますが、その通り!だと思います。 自民党は政権与党として、もっと時代の流れに敏感になって、より若い人たち、時代を担っていく人たちの心をつかむこと、信頼を得ることこそが必要ではないですか?と問いたいですね。(そんな認識だから、若い人たちが政治から離れていくのです!) 「家族」も「政治」も同じです。個々人が大切にされて、お互いが信頼できるかどうか、が大切なのです。強制的に何かで縛ろうとしても人の心は動きません。その基本に立ち返って考え直してほしいと思います。
11月3日(水・祝) 海外派遣から戻りました 3日午前11時ごろ、デンマーク・コペンハーゲン空港から成田に到着し、昼過ぎに世田谷区役所で「解散式」を行なって、無事、10日間の海外出張(姉妹都市提携20周年調印式(オーストリア・ウィーン市ドゥブリング区)と近隣諸国の視察〜デンマーク・コペンハーゲン&オランダ・アムステルダム〜)を終了いたしました。 詳しい報告は、改めて載せたいと思いますが、とにかく、区議団一同、病気もけがもなく無事に戻れたこと、滞りなく公務が終えられたこと、視察も充実していたことが何よりだと思います。内容盛りだくさんの、かなり強行スケジュールの視察でした。 私以外のほぼ全員が、まず向こうに到着してから2−3日間、時差ボケに悩まされていたようですが、私は全く時差ボケもなく(本当に不思議なくらい)初日からぐっすり眠れて、そのまま10日間を過ごすことができました。 また、帰国の途について、日本での時差ボケが心配だなぁ、と思っていましたが、今現在、いつもの時間帯(午前2時ですが。・・・アメリカ大統領選、ブッシュ氏の勝利、ケリー候補の敗北宣言が伝えられています・・・)に、このホームページの更新をしているので、このまま通常の生活時間にすんなり戻れそうです。 帰国した途端、メール(宣伝なども含まれますが、受信BOXに約180通・・・見るだけでも大変。返信が必要な方、申し訳ありません、しばらくお待ちください)、FAX(15枚)、郵便物のチェック、洗濯、荷物の片付け等々に追われ、現実に戻された!という感じです。 留守の間に、日本では新札が発行されていたのですね。また、新潟の大地震のその後の状況、イラクで日本人人質が殺害されてしまったことなど、大変なこともあり(どういう事情で現地に向かったとしても、遺族の方々の心中を考えると胸が痛みます。我が子が残虐な殺され方をしたらどれほどつらいことか・・・)、日々、事件、事故、災害が起き続けているのだなぁ、と改めて感じました。何しろ、10日間、ほとんど情報がなかったので、そういう点ではかなり不安(というか、情報不足による欲求不満)でした。 また、ずーっと、パン、ハム、チーズ中心の食事だったので(それも悪くはないのですが、でも)、夫の手作りの具沢山のトン汁、はまぐりの酒蒸し、日本米のご飯&納豆のおいしかったこと! そして、やっぱりくつろげるのは自宅のお風呂&自分の布団、ですね。夕方3時間の仮眠をとったら、蘇るように元気になりました。 明日からまた仕事開始です。今後の「海外派遣報告」(エピソード、色々ありました)も楽しみにしていてください。
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