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4月 |
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2005年4月 「活動日誌」 トップページに戻る 4月28日(木) 会派構成が変わりました! 2003年の統一地方選挙の後に、大庭正明議員、小泉珠子議員、上島よしもり議員、そして私、田中優子の面々で結成した議会内会派「せたがや政策会 議」、今年の1月には富永さなえ議員も加わりました。 この5月からは、(議員の任期4年の)後半2年がスタートしますが、これをひとつの区切りとして、上島よしもり議員が本日を以って無所属となりました。 このことは少し前から話し合いを続けて来たのですが、今日は、会派メンバー全員が集まり、全員が納得した上で、正式に「会派構成変更届け」を議長に提出し、決定しました。 それにより、「せたがや政策会議」の役職は以下の通りとなりました。 幹事長 大庭正明議員 (5期目)
また、今日は、議会運営委員会の理事会で、各会派のポスト(常任委員会&特別委員会の委員長・副委員長など)の割り振り案の考えが示されました。今後は それをベースにどの委員会に所属するか?誰が委員長、副委員長になるか、など、これから本格的な話し合いが各会派内で行なわれます。 ウチの会派の割り振りの考えでは、ポストは、「企画総務常任委員会」、「文教常任委員会」、「地方分権・庁舎問題等対策特別委員会」の副委員長という想定で す。 後半の2年間も、前半以上に調査、勉強、研修を行ない、区民のためになる政策提案ができるよう、頑張っていきたいと思っています!!ご期待下さい!!
※明日からゴールデンウィーク!! 皆様どのようにお過ごしの予定ですか? 皆様、どうぞよい休暇をお過ごし下さい!!
4月27日(水) 宮古島平良市との交流会 23日の活動日誌でお知らせしましたが、世田谷区の友好都市である沖縄県の宮古島平良市へ、親善交流に行ってまいりました。 宮古島、と言えば、トライアスロン大会で有名です。先週の日曜日に大会が開催され、それには、世田谷区議会の山内あきら議員が出場し、水泳3km、自転車155km、それにフルマラソン42.195kmという過酷なコースを制覇したということでした。(すごい!!) まず、到着した24日には、野球部の親善試合。現地の新聞『宮古新報』でも報じられているように、(宮古の方々は親切ですね!8対15で世田谷区が惨敗した結果は載せてありませんでした。まあ、試合結果はともかくとして)とても盛り上がり、いい親善交流ができたと思います。 (写真、キャッチャーは、佐藤ひろと議員) 応援団として参加した私ですが、な、な、なんと!最後の最後、もう一人アウトになったら試合終了、という時に、突然「田中さん、代打で出て!」と野球部監督の鈴木昌二議員から声がかかり、「ええ〜っ!!私はサンダル!バッティングの練習も何もしていません!突然そんなぁ〜!」と言ったのですが、急きょ、宍戸のりお議長のお連れ合いの運動靴をお借りして、5球ぐらい練習でバットを振っただけでバッターボックスへ。 結果、サードフライで打ちとられ、試合終了となってしまいました。 でも、「当たった!すごい!」とみんなに言われて、それはそれは盛り上がったのでした。(もちろん、当たるように平良市議員チームの方が投げて下さったから、ですが) (前列左端が私) その日の夕方は、交流パーティーで、宮古島独特の「お通り」という、泡盛の回し呑みというセレモニーがありました。お酒が飲めない私としてはとてもつらいことなのですが、本来コップになみなみと注いで一気に飲み干す、というものを、(泡盛を入れるのは)コップの底から1センチだけにしてもらって、次の人に回す、というやり方で乗り越えました(?)。 平良市は、今年の10月1日には、平良市、城辺町、下地町、上野村、伊良部町との合併が予定されていて、議員数が全部で90名近くになるのを28名に定めて改めて選挙をする、という方針が出ているそうです。 う〜ん、それは厳しい!と思いました。でも、本来であればその規模でいいものが、いくつも市町村があることで、議員数も役所の職員数も多くなりすぎている、という現状があるようです。 世田谷区との友好都市についても、合併後どうなるか?という話題が出ましたが、平良市・伊志嶺 亮 市長から「世田谷区とはきちんとした形をとって友好都市としての関係性を持ち続けたい」という挨拶がありました。 昨年、宮古島が大きな台風に見舞われた時、世田谷区では、議員も支援金を出しましたし、議会事務局も、ピアノや図書を集めて送った(贈った)、という経緯がありました。平良市の方は、毎年「世田谷区民祭り」に出店し、おいしいマンゴなどを安価で提供してくれています。こうした関係性を合併後も続けたい、と、私も思います。また、せっかくの友好都市であれば、さらなる工夫によっては、もっといい関係性が築けるのではないか、とも考えています。 (市長・議会の表敬訪問 平良市役所入り口にて)
4月23日(土) 日本国憲法草案委員「Ms.ベアテ・シロタ・ゴードン講演会」 今日は、「女性と仕事の未来館」主催の講演&パネルディスカッション『戦後60年、日本の女性はここまで来た』を聴きに行きました。 講演 「私は男女平等を日本国憲法に書いた」 パネルディスカッション「“ベアテの贈りもの”を生かそう」 ベアテさんは22歳の時に、日本国憲法草案委員として、人権の分野を担当しました。極秘で、しかも1週間という時間制限の下、図書館を駆け巡り、世界中の憲法を集め、研究し、草案を創ったということです。 人権尊重、男女平等について様々な項目を盛り込んだものの、男性の委員に反対され、何とか、第24条と第14条の条文が残された、ということでした。 第十四条【法の下の平等、貴族制度の否認、栄典の限界】
「(日本の憲法のことを)アメリカから押し付けられたものだから返すべき、と言う人がいますが、“押し付ける”という言葉は、よりよいものが渡された時には使わないはず。日本国憲法の本当の作者は“世界の歴史の英知”です」という言葉に、会場満杯の聴衆(おそらく全員)が、感銘を受けて頷いていました。 私はいつもいつも、「男女平等社会の実現はまだまだだなぁ、意識改革は難しいなぁ」、と感じているのですが、日本で女性に参政権が与えられてから、まだ60年なのですね。そう考えると、「男女平等がここまで進んできたことは大きく評価すべきだと思わなくちゃ」、という気持ちになります。
“男女平等社会”というのは、“女性が男性より優位になる社会”、ではありません。“男性も女性も、性別に関わり無く個性と能力が十分に発揮できる社会”、“男性でもあっても女性であっても(高齢者も子どもも障がいを持つ人も)、誰もがが生きやすい社会”のことです。 にもかかわらず、ここ数年来の男女平等に対するバッシングが激しいのは、一体何を意味するのか?理解に苦しむところですが(なんか、大きな誤解をしている人たちがいるんですね)、私たちは、少しずつでも誤解を解いて、多くの人が一緒に“男女平等社会”を築いていこう、という気持ちになれるように、努力をしていかなければならないなぁ、と思いました。 今日の講演のベアテさんのことを記したドキュメンタリー映画『ベアテの贈りもの』は、4月30日から岩波ホールで上映されます。必ず行こう!と思います。皆様もぜひ、時間を作って観てみて下さい。
明日24日から3泊4日の予定で、世田谷区の友好都市である沖縄県宮古島平良市へ、親善交流訪問に出かけます。議員野球大会の応援、親善交流会に出席、市長・市議会の表敬訪問等、二日間は公式行事に参加します(が、旅費は自己負担です)。5年ぶりの宮古島、楽しんで来よう!と思います。(なのでサイトの更新はしばらくお休みです)
4月22日(金) 「政務調査費収支報告書」の最終決定版 12日に提出した「平成16年度政務調査費会計報告書」ですが、議会事務局のチェックが入り、何ヶ所か修正をかけました。・・・というのは、「電話、インターネット通信費、移動費用等」を「その他の経費」に計上していたのですが、それぞれ、「調査費」、「研究研修費」「広報公聴費」「事務費」などに分けた方が望ましい、ということで。 最終決定版は以下の通りです。
今日は、昨日(企画総務・区民生活・文教)と今日(都市整備・福祉保健)の委員会報告を会派メンバーでやりました。 それぞれ、請願・陳情の審査にエピソードがあり、興味深く、お互い勉強になる報告会でした。委員会報告だけでも、しっかりやると3時間近くかかります。 次の委員会は、どの議員がどこに所属して、どういうメンバー構成となるか?正・副委員長は誰になるのか?他会派の動向が楽しみでもあり、少々不安でも(?)あります。5月からの後半の2年に向けて、ウチの会派でも色々な準備をしているところです。
4月21日(木) 前期最後の「文教常任委員会」 今日は、(議員の任期4年間の内)前期最後の文教常任委員会でした。 まず、請願・陳情の審査が行なわれましたが、二つとも「中学校の教科書採択」に関する内容です。今年は、中学校の教科書が新たに選ばれる年で、6月〜7月にかけて、教科書の見本が展示され、「教科書調査委員会」や「教科書選定委員会」などが設置され、最終的には、教育委員会の責任の元、平成18年度から4年間使う教科書が選定される予定となっています。 1.請願の審査 「教科書問題」は、「歴史教科書」を巡って、海外にまで波及し問題となっているので、私は懸念していますが、イデオロギー的なことを言い出したらきりがありません。意見は平行線で、対立するばかりです。 今回、私が質疑を通して確認したのは、「検定を通っている教科書はどの教科書も“学習指導要領に示されている目標を踏まえているもの”と考えていいのですね?」ということ。「その通りです。ただ教科書それぞれの個性はあります」という答弁でしたが、であれば、どの個性を持つ教科書が世田谷区の教育に一番ふさわしいかを、しっかり調査研究して、教育委員会の責任で選んでもらうしかない、と考えます。 実際に教科書を使って教える学校の先生方の意見も大切です。だからと言って、制度を超えて、学校の先生の意見で決める、ということはできません。ですから、学校の先生方にも、一般公開(展示)の場所に置いてあるアンケート用紙にどんどん意見を書いていただき、使いやすい教科書はどれか?どうしてか?など、教育委員会に伝えてほしいと思います。 請願・陳情の審査ですが、教科書選定の準備は6月には始まります。今、ここで「継続」と言うのは、実際、継続審査など時間的に不可能とわかっているのですから、非常に無責任だと思います。ということも発言した上で、(1)は採択、(2)は不採択、と、私は会派としての結論を言いました。 しかし、他の会派はすべて、片方あるいは両方とも「継続」と言い、結局判断がまとまらない、ということで「継続」という結論となりました(つまり、実質的には“お蔵入り・廃案”と同じことになりました)。今日もまた、「議会改革」が必要だなぁ、と感じた一日。 その他、報告事項と資料配布は以下の通りです。 2.報告事項 3.資料配付
追伸:昨日の日誌に、“子どもの中学校で、私は「生活部」の委員に決まりました。”と、報告致しましたが、今朝、同じクラスのお母さんから、「文化部と変わってほしい」という電話があり、交代しました。なので、私は文化部の委員となりました。家庭教育学級の企画・実施をすることになります。
4月20日(水) 「活動日誌」のページ、4月8日から変わっています! 今日、メールをいただいて初めて気づいたのですが・・・ このサイトの「活動日誌」(インデックス)のページ、これまでは2003年の分からずーっと毎日のタイトル載せていたので分量が多くなり、少しでも軽くできればと思い、4月8日から、年ごとにページを分けました。ところが、私のサイトを見てくださる方の中には、この古い「活動日誌」のページを登録して下さっている方がいらっしゃるようで、「このごろ全然更新していないなぁ〜と思っていた」・・・というではありませんか! 「そうかー、そういうことがあったか!」と、反省。今日、古い方のぺージに、新しいページに行けるようにリンクをはりつけました。メールを下さった方に感謝!です。 ちなみに、「活動日誌」以外にも、「ショートエッセイ」(毎月更新。今月は13日に更新しました)や、「女性と医療を考えるページ」(4月17日に更新)など、他のページも更新していますので、ぜひ、時々「トップページ」もご覧になって下さい。更新日をお知らせしています。
ところで、一昨日(18日・月)は、子どもの中学校(区立松沢中)の保護者会があり、仕事を調整して出席しました。 4月はどこでも「新年度の役員決め」が行なわれますよね。保護者会の数日前に、「何の委員になりたいか(なれるか)?」のアンケートと、「もし希望者がいなかった場合、抽選で決めることになってもいいです」という委任状をあらかじめ提出してあります。(私は、第一希望は「係り」にして、第二希望として「生活部の委員」を書いて出したのですが) いざ、クラスでの役員決めの時間になると、PTA会員40名の内、「○○委員ができる」と書いた人は(私を含め)たった3人だけ・・・。なので、私は自動的に、「生活部」の委員に決まりました。防災訓練や校庭開放などのお手伝いをする委員会です。 子どもが1年生の時は、文化部の委員(家庭教育学級を企画・実施)、2年生の時は広報部の委員(PTA便りを作成。ほとんど他の委員の方々がやって下さいまして、感謝、感謝!)、そして今年、中学生最後の年は生活部の委員。仕事の都合上、委員会に出られないこともありますが、できるだけ頑張ってやろうと思っています。 ついこの間、中学校に入学したかと思ったら、もう3年生です。本当に早い!!
さて、議会の方は、今日は「議会運営委員会の理事会」と「幹事長会」がありました。5月より後半2年の新体制となるので、各会派の役員(幹事長、政調会長など)が変わったり、所属委員会が変わったり(それに伴い、委員長や副委員長ポストも交代となったり)します。会派同士、あるいは、会派の中でも、今この時期が(役職の割付などで)一番もめる(?)時期でもあります。 私自身も、後半の2年間をどの委員会に所属するか、会派内の調整ができておらず、まだ決まっていません。果たしてどうなることやら・・・?!
4月19日(火)4月19日(火) 『ごみ処理のお金は誰が払うのか』 『ごみ処理のお金は誰が払うのか〜納税者負担から生産者・消費者負担への転換』という本が出版されました。(服部美佐子・杉本裕明著、合同出版、1600円+税) 日本の「容器包装リサイクル法」には生産者責任が盛り込まれておらず、ごみ処理やリサイクルに莫大な税金が使われています。 今、「容リ法」を見直そう!という市民運動が展開されていますが、日本のごみ行政は何がどのように問題なのか? この本では、詳細なデータをもとに、焼却施設をめぐる問題、各種法律との関連、プラスチックをどうするか?海外での事例、国内の先進的取り組みの事例、等々が紹介されています。 情報盛りだくさん(本当にすごい情報量です)!最新の情報を取り込みながら、ごみ・リサイクル関係の諸課題をまとめて問題提起した画期的な一冊です。ぜひ、関係者の方々に読んでいただきたい、と思います。 また、一般市民の方々にも興味を持っていただきたい、と切実に思います。市民が声をあげることで、政治・行政は動くのです。 生産して儲ける業者がほとんど責任を負わず、私たちの税金ばかりが使われるごみ行政のあり方は、今後変えていかなければならない!と思いませんか?そのためには、まず、私たちが勉強することから始まる、と思うのです。お勧めの一冊、ぜひ手にとってみて下さい。
4月18日(月) 公共交通機関対策等特別委員会 今日は臨時で、「公共交通機関対策等特別委員会」が開催され、陳情の審査をしました。 1.請願審査 以前から何度か報告していますが、「祖師谷・成城地域の循環バス」について、今回は、賛成と反対の陳情が同時に委員会に付託されていました。委員会では、賛成、反対、それぞれの立場から趣旨説明が行なわれ、その後、区からの説明、委員からの質疑があり、2時間かけて、審査をしました。 我が会派では2年前の結成当初から、請願・陳情の審査は、地方自治法にのっとって「採択」か「不採択」か、きちんと判断を下そう!と、議会改革を訴えています。 世田谷区議会ではあまりにも「継続」という結論が多い。これは、いかにも次にまた続けて審査をするように聞こえる(区民が誤解する)ものですが、実質的には「判断しない(で、お蔵入り)」ということで、これでは議会に身をおく者の責務は果たせていないのではないか?と思う状況が続いて来ました。 ですから、4月13日の日誌でも報告していますが、ウチの会派では、会派会議で徹底的に議論して、「採択」「不採択」と判断を下しています。 このバスの陳情に関しては、同じ地元区民の方々と言っても、微妙に立場が違って、当然のことですが、バスが必要な人と必要でない人があるわけです。そして、確かに細くて狭い道、商品がはみ出している店もある商店街、放置自転車や放置バイクが多い、危ない場所を通らなければならない・・・等々、バスが走行するには問題がある場所です。 とはいえ、保健福祉センターもあり、高齢者や障がいのある方にとってバスがあればどんなに利便性が高まるか、というところで、「せたがや政策会議」では、「反対の陳情は不採択」、「促進の陳情は採択」と、苦渋の結論を出していました。 ところが、今日の委員会報告では、思わぬ展開がありました。会派会議で結論を出した時と、状況が変わっていたのです。 7月にはバスの本格運行ができるように進めていたものが、最近になって警視庁から「追加の指摘事項」が3つ示され、その3つの条件をクリアしなければ、警視庁は同意しない、というのです。 「警視庁の同意とは、どういう意味を持つのか?」と、私が確認したところ「警視庁の同意がなければ、国土交通省はバス路線の許可を出さない」必須条件だということが判明しました。 となると、これは、警視庁の条件をどのように克服するのか?が問われている現段階で、その結果が出る前に、議会が何らかの判断を下すことは越権行為になる可能性がある、と私は判断しました。 というわけで、今回は、「本当の意味で」、ふたつの陳情を共に「継続」としました。 いつも思うことですが、このように、利害が対立することの判断は非常に難しいですね。「気持ち」を考えたら、どちらの言うこともその通り、なのです。しかし、私は(会派としても)、区政全体のバランスを考えた時、どういう判断をすることが適当であるか?を、常に問い、誠実に判断するように心がけています。 しかし、どんなに誠実に判断しても、すべての人が満足、という結論は出せないので、つらい心境になることも・・・。本当に難しいですね。
4月16日(土) 自治政策講座 in 仙台 昨日早朝に出発して、「自治政策講座 in 仙台 〜自立する地域と自治体〜」に1泊2日で行って来ました。 これは、全国の自治体議員が集まる研修会ですが、今回私が参加したプログラムは以下の内容です。 開会挨拶 竹下譲・北海地大学総合政策学部長 講義内容が盛りだくさんな上に、(ぎっくり腰のため)同じ姿勢で長く座っているのが非常につらい状態の私には、まるで“デスマッチ”のようなセミナーでしたが、知り合いの他自治体の議員にも会えて情報交換もでき、以前、私的勉強会で講師をしていただいた天野巡一先生(“政策法務”の第一人者)にも再会できて、とても有意義な勉強会となりました。 また、仙台には知り合いが二人いるのですが、それぞれに会うことができ(二日目は、福島の友人も合流して)一緒に食事をしながら(仙台は和食がおいしい!ですね。知り合いがいると、とっておきのお店に連れて行ってもらえるので幸せ!です)、お互いの近況報告をしたり、仕事の話、家族の話、共通の友人の話、と、話題が尽きなくて、楽しかったです。 こうやって私が家を空けても大丈夫、という家族に感謝だなぁ、と、いつも思います! (写真)松島にある「瑞巌寺」
4月14日(木) 経済セミナー「国際情勢と日本経済の行方」 今日は、ある民間会社主催の経済セミナー「国際情勢と日本経済の行方」に行ってきました。 講師は、日高義樹氏。 日高氏は、冒頭の挨拶で、「10年前、NHKを民間にしようとして失敗。それからアメリカで亡命生活をしています(笑)」と言っていましたが、「NHKは放送局である必要はない。プロダクションになるべき」、という持論だそうです。 講演のキーワードは「石油」「中国」「テクノロジー」。 石油・・・残り少なくなってきている。キング・ハワード氏(地質学者)によると、2005年がピークで、その後はどんどん取れなくなっていく、ということ。その後のエネルギー問題を本格的に考えなければならない。 上記は、講演のほんの一部を抜粋したものですが、どれも興味深く、最新情報が盛り込まれていて、今後、政策を考える上でも役立ちそうだと思いました。 それよりもっと刺激的だったのは、上記の3つ(石油、中国、テクノロジー)が問題なのだ、という話をした後、最後に一言。「でも、日本は、それ以上に永田町が問題かな。日本はリーダーがいない・・・」と。(場内で笑いが起こったのはご想像に難くないことと思います) 政治を考える上で、国際情勢や経済動向は非常に重要な要素です。特に女性は経済や財政に弱い、と言われています(本当にその通りだと思います)が、私は少しでも情報を得、知識を習得し、克服していきたいと思っています。日高氏の話がすべてその通りかどうかは別としても、今日は、とてもいい情報とヒントが得られました。
4月13日(水) 会派ミーティング(請願・陳情の対応を協議) 今日は、午後1時から夕方までずっと会派ミーティングでした。今日の課題は、今、各委員会に付託されている「請願・陳情」について、会派としての対応を協議、決定すること。 10件ぐらいあったので、様々な角度から、会派の5人の議員が考えを述べていたら、4時間に及ぶ審査となりました。いつもお伝えしていますが、ウチの会派は、「“継続”という、ほとんど廃案と同じ、つまりお蔵入りという意味でしかも“地方自治法では想定していない”判断、そういうことはしない」という原則に基づいて審査をしています。 従って、ごく稀にある本当の意味での“継続”という状況でない限り、「採択」、「不採択」と、きちんと結論を出す努力をしています。会派メンバー全員で真摯に議論をしています。 これまで、「紹介議員」として署名しながら、所属会派としては事実上“廃案”に手を貸すような、地方自治の趣旨からすれば、とてもおかしな光景が繰り返されています。 議会は議員個人の賛成、反対の表明は出来ません。あくまでも会派としての賛否です。従って「紹介議員」に署名するということは所属会派が責任を持って「請願を通すために力を尽くす」という解釈です。 実はウチの会派には、請願審議が終わってから、「ヨソの会派にだまされた!」(??)と、本音(?)を漏らす区民の方が多いのです。「紹介議員になってやるとオイシイ顔をしながら委員会審議では他人事みたいな顔で、結局問題先送り(継続審査)、冗談じゃない!」と。 もちろん議員と区民が対立することはあってはならないことですが、「紹介議員」となりながら「継続」を唱える会派は一考を要します。 区民の方々にしてみたら、「不採択」と言われるより「継続」と言ってくれた方が希望が持てるような錯覚に陥るかもしれませんが(私も一区民の時はそのように感じていましたが)、実質的には「ここでは結論を出さず二度と議論しません」ということです。 請願を出される区民の方々が期待するのは、議会としての結論を出してほしい、ということだと思いますが、区民の方々にはその辺の会派の対応をよく見ていただきたいと思います。
今日は、4月のショートエッセイをアップしました。そちらもご覧下さい。
4月12日(火) 平成16年度政務調査費会計報告書 今日は、平成16年度の政務調査費会計報告書を議会事務局(議長)に提出しました。(提出した書類は以下のものです。この他に、日々の収支報告書を添付しています)
平成15年度に比べると(平成15年度は改選の年だったため、政調費は1ヶ月分少ない264万円なのですが)・・・ 調査費→約1.5倍 研究研修費→約3倍 ・・・という結果です。 特に、研究研修に関しては(昨年は当選直後で会派運営や議会運営などに勢力を注いでいたため重点をおくことができなかったのですが)、16年度以降は「女性のための政治スクール」や「自治体政策セミナー」などに参加する時間的&気持ち的余裕が出てきたので、研修費が大幅に増えています。 広報広聴活動は、議員の責務として(特に私は、いかなる業界・団体・組織とも関係がない、全くの無所属・市民派議員なので)、できるだけ広く区民の皆様に情報をお届けすること、区民の皆様からの意見を聴取すること、その機会をできるだけ設けること、という意味で(レポートの発行やホームページの活用など)、政調費を重点的に使っています。 世田谷区は、議員一人に対して、毎月24万円の政務調査費が支給されていて、これは地方自治体の議員としては多い方ですが(それでも、しっかり勉強したり活動したりすると足りません&世田谷区の場合、議員一人が抱えている区民の数は、地方自治体としては日本一多いので、期待される活動内容や範囲が必然的に大きくなります。ですから)、こうした必要経費が出されていることに感謝し、今年度も有効に使い、仕事に生かしていくことをお約束いたします。
4月11日(月) 総務省が自殺予防へ具体策提言 私は、3月議会の一般質問で、「すべての政策は心の健康から〜心の健康の視点から、不登校・虐待・自殺などの社会問題を考える〜」と題して、自殺者の現状や自殺予防の必要性などを具体的に訴え、続く予算委員会においても、区職員の心の健康(ストレス)チェックの取り組みや、学校の教員に対する心の健康管理の必要性、そして、子どもたちへの積極的な対策を提案してまいりました。(議会中継、一般質問 予算委員会・企画総務、文教)→「田中優子」を探して下さい。 自殺はうつ病という心の病で起きてしまうことが主な原因とされています。うつ病は治るものでり、自殺も防ぐことができる。何も対策をとらずに、毎年3万人以上の自殺者とその10倍の自殺未遂者を出している(そして自殺者の遺族は100万人以上に上っている)ことは、社会にとって大きな損失である!自治体としてできることはある。早急に取り組め!と。 世田谷区(行政)としても、大きな関心を持ち、新たな認識に立って自殺予防に取り組む、という答弁を引き出すことがきました。ようやく初めの一歩が踏み出せる!と、議会質問の成果を感じていました。 すると、世田谷区のみならず、国(総務省)が、この自殺問題を初めて深刻にとらえ、具体策が提言できるよう、各自治体の事例調査を行なう、という記事が、本日の毎日新聞(夕刊)に出ていました。詳細は、記事を読んでいただきたいと思いますが、私が取り上げた質問内容そのものの問題点(秋田県の取り組み事例なども、予算委員会で盛り込んでいます)が、指摘されています。 (毎日新聞4月11日夕刊トップ)
「せたがや政策会議」では、地震対策についても、昨年の9月議会の代表質問(大庭正明議員・16年9月定例会09月15日ー01号)と決算委員会(区民生活、都市整備)→「田中優子」を探して下さい。において、いち早く「減災」の考え方と「耐震補強」の積極的な取り組みを提言しています。(今年度、耐震相談や耐震補強に対して1億3000万円の予算がついたことは大きな成果です) その3日後に、新潟中越地震が起きました・・・(予言していたわけではないのですが)。今日も、朝と午後、2回も地震がありましたね・・・。「地震は必ず来る」と言い切って対策を強く訴えたのも、我が会派です。首都圏直下型地震に備えられるような自治体の防災対策が急がれます。 また、心の健康(心の病)の問題を、自殺予防の必要性として訴えたことも、直後にこうして国が具体策を提言、という形となって現れるということで、議会質問で取り上げてきたことの方向性は間違っていない!と、実感しています。 4月は進級、進学、就職、異動、と、新しい環境に慣れるまで大変な時期とも言えます。皆様、おひとりお一人の心の健康に、十分気をつけて、無理のないようにしていただければと思います。(専門家によると、眠れない、気持ちがふさぐ、と感じたら、かかりつけ医などに気軽に相談してみることが大切だそうです)
4月10日(日) 「水谷修(夜回り)先生」の講演会 今日は、小田原青年会議所主催の「夜回り先生」こと水谷修氏の講演会に行って来ました。 この、社団法人「小田原青年会議所」は、「小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町に居住または勤務先を有する20歳以上40歳未満の方で、人種、国籍、性別、職業、宗教の別なく、自由な個人の意志により入会できる」という組織だそうですが、「このまち(地域)をよくしていこう!」とう理念のもと、様々な活動を展開しています。今回の講演会も参加者は無料、すべて、青年会議所の会員の会費で賄っているということでした。(私のように、エリア外の人間も受け入れてくれるところが寛大でいいですね!感動しました) 「夜回り先生」と言えば、「薬物防止教育」でとても有名な方で、私も、テレビでは何度か話を聴いたことがありますが、やはり、会場で直接話を聴く、というのは、臨場感があって全然違うものだな、と感じました。 小田原・・・しかも会場は各駅停車の駅で、そこからたっぷり徒歩15分。講演会は夜7時〜9時。うう〜ん、と、最初は考えてしまったのですが(案の定、帰宅は深夜12時近くになってしまいましたが)、行ってよかった!です。 4月は勉強の機会が多い時期で、私も週末ほとんど休みがありません。どの自治体においても予算委員会(3月議会)が終わったところで、言ってみれば議員としては“充電期間”です。この時期にしっかり勉強して、今年度の議会に備えなければ、と思っています。
4月9日(土) 「女性のための政治スクール」第2回 今日は、「女性のための政治スクール」第2回講座、軍事アナリストの小川和久氏(危機管理総合研究所長)による講演(勉強会)「この国の危機管理は大丈夫か」でした。 何だか疲れているなぁ〜とは思っていたのですが、何と!確認して出かけたつもりが会場を間違えていて、30分近くも遅刻してしまいました。(ショック・・・!) なので、冒頭の20分、小川氏の話を聴くことができなかったのですけれど、国防という意味での危機管理だけでなく、災害対策や交通事故などの救急救命も含めた、様々な方面からの「危機管理」と「対策」についての話を聴くことができて、とても有意義でした。 残りの1時間の講演で私がつかんだことは、「(1番進んでいると言われているアメリカの危機管理体制に比べると)日本は危機管理体制がハード面もソフト面もほとんどできていない!」ということ。(このことに関しては、国に対してガンガン意見を言っていらっしゃるそうです) また、「中国と北朝鮮の危機とは何か?」という質問に対して、 「中国と北朝鮮を同じレベルで考えてはいけない。北朝鮮の場合、例えば、“撃つなら撃ってみろ!”と言う国には手を出せない、ということがあるものだ。今の日本の現状は北朝鮮のことに振り回されていて、中国に向き合えていない。(歴史教科書だ、靖国参拝だと)色々な問題はあるが、中国に対しては“建設的関与”(中国の民主化を進める、ということ)をすべきである。民主化し経済的に発展すればやたらと戦争はしないものである。これはアメリカ・イェール大学のブルース・ラセット教授(猪口邦子・前国連軍縮大使の恩師)の案であるが、アメリカ大統領が取り入れている考え」ということでした。 「日本も日本なりに、そういう戦略をきちんと持てれば、中国外交もうまくいくはず」と。 「憲法改正についてはどう考えるか?」という質問に対しての答えは、 「日本の議論は情緒的で世界に通用しない。憲法の理論を実現させるためには、改正は常にあるべき。その度に揺れるだろうけれども、落ち着くところに落ち着くはず。すでに今の現状は憲法に合っていない部分がある。まずは、国民を挙げて、高度な議論ができるようにしなければならない。国内がまとまったとしても、周辺諸国から文句を言われる可能性があるが、それを防ぐことができるだけの国民の力をつけなければ!しかし、現状は、まだその基礎力すら身につけていない。例えば、イラク戦争を考えた場合でも。“武力か外交か?”という議論すらごちゃ混ぜになってしまっている部分がある」 と、説得力もあり、大いに賛同できる部分もある、示唆に富んだコメントでした。やはり、国民の議論が必要だ、ということなのでしょう。まずは、議論する力をつけること、という指摘だと思います。 憲法改正については、様々意見がありますし、私自身も考えるところがあります。今後の課題としたいと思っています。 小川氏はその他にも、官僚主導で政治家不在の国会の状況についても話していらっしゃいました。地方議会とはいえ、政治に関わる者としては、耳の痛い話です。 ウチの会派「せたがや政策会議」が、ずっと主張してきている「政治主導」という方向性はやはり正しいのだな、と改めて実感し、そのためにも、ますます勉強していかなければ!と、今日は思った次第です。 後半の講義は、東京都総務局総合防災部防災対策課長・齋藤和弥氏による「東京都の防災対策について」。 今や「防災と言ったら減災!減災と言ったら耐震補強!」が常識なのに、なんとなく総花的な話だったので、その点を意見&質問したところ、「耐震補強となると都市整備局の所管なので、今日は、初動体制をどうするか、といったことを踏まえた総合的な防災対策の話をさせていただきました」というお答え。 齋藤課長ご本人も恐縮されていましたが、やっぱり役所って「縦割り」なんですね。
4月8日(金) 都立青鳥養護学校入学式 入学式シーズンですが、今日は、都立青鳥養護学校(知的障がいを持つ生徒のための学校)高等部の入学式に参列しました。 今年度初めて、区議会議員にもお知らせが来たので、日頃、区立にしか縁がないのですが、都立の養護学校を視察させていただくいい機会だと思い、出席しました。(文教委員会所属議員にお知らせが来たようです。目黒区との境なので、目黒の区議も来ていました) 普通科50名、都市園芸科19名の新入生。PTA会長の村上さんにお話を伺いましたが、「ここの子どもたちは、本当に純粋。だから子どもたちを見ていると、私たちが癒されます」という言葉がとても印象的で、確かに、式の様子を見ていると、心温まるおだやかな雰囲気で、感動しました。充実した高校の3年間を送ってほしいと願っています。 入学式の帰り道は、銀行その他の所用を済ませ、午後は、「噛み合わせ矯正」のために歯科医院へ。治療が終わってから、帰り道、新宿御苑の千駄ヶ谷門を通るので、桜の花見をしよう!と、入場しました。ちょうど満開で、とてもきれいでした。 新宿御苑の中を、桜を見ながら歩き、新宿方面に抜けて、次は、婦人科のクリニックへ。子宮内膜症治療のための子宮全摘手術から8ヶ月余りが経ちますが、術後の経過の診察を受けました。「全く問題なし!」とのことで安心しました。 今日は、色々用が足せてよかったですが、さすがに疲れました。
4月7日(木) 区立中学校入学式 昨日の小学校に引き続き、今日は区立中学校(全31校)の入学式が執り行なわれました。私は区立松沢中学校(息子が通っています)に出席しました。 松沢中学校では、今年度から、心身に障がいを持つ生徒のための「ときわ学級」(”学校紹介”から入って下さい)が開設され、4名の新入生が呼名されました。 この地域では、松沢小学校に、障がいを持つ児童のための「くすのき」「きはだ」学級が設置されているため、中学校での受け入れが望まれているところでした。 今日の三橋校長先生の挨拶の中でも、「ときわ学級」の紹介がありましたが、「この学校の宝ものだと思っています」という言葉があり、嬉しく思いました。 入学式では緊張していたのでしょうか、式の途中で3人の生徒が立ちくらみやめまいを起こして倒れこんでしまいました。保健室に行き、大事にはいたりませんでしたが、炎天下でもないのに?とちょっとびっくり!日本の子どもたち、全体的に体力や運動能力の衰えが指摘されていますよね。ぜひ、中学校生活で、知力と体力の両方をつけてほしいと思います。 夜は、議員2期生の同期会。超党派の同期生議員が会食をしながら、3月議会を振り返って感想を言い合ったり、疑問点を指摘したり・・・と、なかなか充実した会です。 私たちが初当選した1期生の時は、同期が16名いて、2期生になった時は14名(2名落選)でした。“減ることはあっても増えることはない”のが、議員の同期生。厳しい世界です。頑張らなくては!!(あ、“返り咲き”、で増える、ということはありますけれど)
4月6日(水) 区立小学校入学式 今日は、世田谷区立小学校、全64校で入学式が行なわれました。私は、地元の松沢小学校へ。 松沢小の新入生は140名(普通学級は4クラス)で、全体の子どもの数が増えています。いつもながら、酒井眞理子校長先生の話はわかりやすく、新1年生の心をつかむいいお話でした。 (写真左)酒井眞理子校長先生の壇上でのお話 来賓が紹介されて「おめでとうございます」と挨拶る度に、新入生たちは「ありがとうございます!」と大きな声で返事をしてくれるのですが、司会の副校長(教頭先生の呼び方がこう変わりました)が(4人ほど紹介したところで)「(全員に言うのは大変だから)ここからは“ありがとうございます”は心の中で言って下さい」と指示したものの、よくわからなっかったのでしょう。その後も「ありがとうございます!」は続き、結局、20回以上、言っていたと思われます。ホント、1年って、カワイイですね! 会場(体育館)に入った時、“あれ?いつもと何か違うな?”と思ったのですが、それは、保護者席の位置でした。舞台、新入生の席、在校生(6年生)の席が中央で、保護者席は両サイドと中央後ろ、というのが常でしたが、今年は、保護者席が新入生の席のすぐ後で中央に用意されていました。 新入生の姿が見えない!という声があって、保護者席の位置を変えてみたのだそうです。保護者の皆さんの感想はいかがだったでしょう? 今日はとても暖かくて、桜も大分咲いて春らしい日のいい入学式となりました。
4月5日(火) 『誰でもできる簡単屋上等緑化』 平成15年の世田谷区市民活動支援事業として研究と活動を進めていた「NPO法人環境グリーンエイト」が、この3月31日に『誰でもできる簡単屋上等緑化』という冊子をまとめました。 ここでは、「水と緑の現状と役割」、「区民が進める屋上等緑化」、「事例紹介」等々が、わかりやすくまとめられています。 業者まかせではなく、区民が一緒になってどのような緑化がしたいかを考え、十分納得のいく形で作り上げることができる。そして経費も民間業者に頼むよりずっと安価で済む、という利点があります。(そこが“営利を目的としない”NPO法人の事業の特長ですね) 世田谷区が市民活動を推進するために行なった支援事業の成果が、このように形となって現れる、ということは、とても嬉しいものです。 地域に住む方々が、自分たちで事業を起こし、一番身近な形で仕事ができる、ということは、「職住近接」を提唱している我が会派「せたがや政策会議」の政策とも合致しています。 しかも環境に貢献する事業、というのはこれからますます必要とされることだと思います。 「屋上等緑化」に興味のある方は「NPO法人環境グリーンエイト」にお問い合わせ下さい。(TEL & FAX 03-3721-6620 E-mail kankyo@green8.or.jp )
4月4日(月) 観桜会(日本大学文理学部) 今日は、子どもの昼食を準備してから(今、春休みなので給食がないんですよね)、銀行や郵便局など所用で駆け回り、その後、役所で、区政相談、来客、幹事長と会派会議の下準備、等々であっという間に夕方になってしまい、あわてて日本大学文理学部に向かいました。今日は、文理学部の「ひさご会(教員の会)」と「和楽路会(職員の会)」が主催する「観桜会」にお誘いいただいていたのです。 (写真左:挨拶をする文理学部学部長・ひさご会会長の島方洸一先生) 世田谷区教育委員会では、大学との連携に本格的に取り組んでいて、部活動の指導や教員塾など、協力してもらえる体制が具体的に整いつつあります。これは区にとっても地域にとっても、とても有難いことだと思います。 さらに、日大文理学部では、大学前の桜並木を大切に残したい、ということで、今ある桜の寿命はあと数年ということを見越して、現在、桜の苗木を200本植えて育てているということです。(桜はある程度育ててからでないと植えることができないのだそうですね) この200本の桜の苗木は、ある外資系の民間企業からの寄付だそうで、環境を考え地域貢献をしたい、という姿勢はすばらしいと思いました。それを受け入れて育てている日大文理学部もすばらしいですよね。 また、その桜は、大学の前の道だけでなく、成城や上北沢など、地域から要望のあるところにも植え替えの協力をします、ということです。 このように、人と人が知り合うことで、地域での環境保全活動が広がっていくこと(橋渡し)を、これからもしていきたいと思います。
そのことは、生徒の投稿の冒頭にある「私が出た高校は、自主自自律の精神育成を教育目標に掲げ、自由な校風で知られる。卒業式や入学式は生徒たちが自主的に運営してきた伝統があり、そのことを誇りに思ってきた」ということからも明らかです。国旗・国歌がどうこうという前に、生徒たちは、長く続いている自分たちの学校の伝統や文化を大切にしたい、という想いがあっての発言だったのではないか、と思うのです。それは全く自然な気持ちだと思います。皆さんはどう思われますか。
4月3日(日) 都立高校の卒業式について 新年度早々ではありますが、卒業式の話題です。 東京都教育委員会が「国旗掲揚・国歌斉唱」について厳しく規制をかけた都立高校の卒業式。どうなることやら・・・と、気になっていました。すると、新聞記事で取り上げられたようなことが・・・。 私は、親しい友人が、この都立高校に通う生徒の保護者なので、そういう状況を憂う声を前々からきいていました。 「国を愛する心を育てること」はとても大切なことだと思います。「自分の国に誇りを持つこと」も大変重要なことです。 まずは形から、という理屈があるのは承知していますが、式典時の国旗・国歌の強制で、それが育つものでしょうか?。「生徒が従わなかったら先生への処分をちらつかせる」というやり方で、日本の国旗や国歌を心から愛することが出来る人間が育つでしょうか? 色々なことを真剣に考え、真摯な気持ちで行動し、生きている子どもたち。日本の未来を担う子どもたちの中に、この新聞記事の投稿者である小林俊太君のような、勇気ある青年がいることに、私は感動を覚えました。日本の社会も捨てたものではないぞ!と。 心から国を愛し、自分の国に誇りが持てるような教育が必要です。でもそれは、“自分の国だけを極端に正当化すること”から生まれるものではないと思いますし、“世界全体のバランス感覚を持つこと”がこれからの国際社会の中で生きていくのに必要な知恵だと考えます。 頑張れ!若者たち!バランス感覚を持って、平和な社会を築くことのできる大人になってほしい!心よりエールを送ります。 私も、政治セクターにおいて、自国に誇りを持ち、自国と他国の両方を大切に考えられる子どもたちをどう育成するか、について、積極的に発言していきたいと思っています。
4月2日(土) 小鳩幼稚園50周年記念会 私は、世田谷区に隣接する三鷹市の出身で、「三鷹小鳩幼稚園」を卒園しています。 今日は、その小鳩幼稚園の「50周年記念会」があり、なつかしい園舎を訪れました。 この幼稚園は、キリスト教の精神に基づき保育している幼稚園で、毎週月曜日には牧師さんのお話(礼拝)があり、賛美歌を歌い、お弁当の前にはお祈りをし、クリスマスにはイエス様誕生の劇をする、というところでした。 マリア様の役がみんなの憧れでした。その次は天使の役。衣装が素敵だったから。でも、私は何の役をやったんだったか、記憶にない?!
写真は、歴代の先生方。一番左が園長の及川美穂子先生。私が習った先生で、お元気な姿にお目にかかれて嬉しかったです!
幼稚園の同級生たちと及川先生を囲んで。 50年を振り返る“スライドショー”では、私たちの時代は「白黒」なんですよね。時代の流れを感じました!本当に活発によく遊んだ、いい幼稚園でした。
キリスト教幼稚園を卒園後、私がクリスチャンになったか?というと・・・私の実家も夫の実家も浄土真宗。なので葬儀の時は仏教。私たち夫婦はロサンゼルスの教会で結婚式を挙げていますが、日常的には、“神様、仏様”と平気で頼みごとをする、というナンデモ有り、の生活、であります。 敬虔なるクリスチャンや仏教徒などの方々からすると信じられない!かもしれませんが、典型的な日本人、かな?ナンデモ有り、というのは、すべてを尊重している、ということでもあります。一番信じているのは、『マーフィーの成功法則』です。これぞ「信じる者は救われる(成功する)」という教え。お勧めですよ!
4月1日(金 ) 先生の表彰式 今日の日経新聞(夕刊)に、「先生も“褒めて育てる”〜保護者・教委による表彰広がる」という記事があり、世田谷区立小学校の先生(千歳小学校・橋尾彰教諭&給田小学校・小島裕子教諭)も登場していました。 これは、3月11日に、東京都小学校PTA協議会が、都内の公立小学校で教える42人の教師をたたえるために開催した「私たちの先生表彰式」というものだそうです。 記事にもあるように、「現場には抵抗感も」あるようです。「個々の教員に競争心を当てはめるのではなく、協力態勢や組織としての評価が大切」「成果のだしやすいことに目が向けられ、長期的に取り組まなければならないことがないがしろにされるのでは」・・・と。 私も教員経験者として、その感覚がわからないでもないですが、でも、何事もパーフェクトなことなどないのですから、いい面があれば、批判ばかりするのではなく(良くない方向にいかないようにする注意は必要ですが)、いい面を生かしていけばいいのでは?と思います。実際、この42人の先生方は励みになったことと思います。 議会は“チェック機関”ですから、我々議員は苦言を呈することが多くなりがちなのですが、でも、いいことをしている先生もたくさんいらっしゃる、と思っています。 先日の文教委員会では、自民党・石塚一信議員が、「教育指導課は、もっといい取り組みやいい先生を我々に紹介してくれなくちゃ。議会で言いたい放題言われて弁明の余地のない先生方がかわいそうじゃないか。それがわかるのは教育指導課なんだから、先生の代わりに、こんなにいいこともしていますよ、ということを言わなくちゃ」という趣旨の発言をされ、私も全く同感でした。 そうですよね、いいことをしている先生、いい取り組みをしている学校、それらをもっと宣伝して、議会だけでなく、他の学校にも紹介し、いい取り組みがどんどん広がるようにしていただきたい!と思います。
ところで、今日から新年度が始まりました。進級、進学した方、新たに社会人になった方、仕事で部署の異動があった方、皆、それぞれの新しい世界でのスタートかと思います。新たな環境に慣れるまでは大変かもしれませんが、心身の健康に気をつけて、頑張って下さい!!
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