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2005年6月 「活動日誌」   TOPページに戻る

6月23日(木) 会派ミーティング

今日は、『議会だより』の原稿のチェックと、次の委員会で審議する陳情について取り扱いをどうするか、会派で話し合いをしました。

明日から都議選が始まりますが、“各候補者の朝の駅頭街宣がバッティングしないように担当の区議で調整しよう”、という呼びかけがあったらしく、大庭正明幹事長が(行革110番・後藤雄一予定候補を担当のため)途中で一時離席。

都議選の駅頭街宣の調整、いいことだと思います。(区議選だと、70名かそれ以上の候補者がいるので、調整も何もできません。毎朝場所の取り合いでとても大変なのです)

 

明日、6月24日は「都議会議員選挙」の公示日です。「公職選挙法」により投票日まで、すべての政治活動が禁止されますので、このホームページも更新できません。都議選が終わるまで、しばらくお休み致しますのでご了承下さい。

 投票日は7月3日です!!
期日前投票は、6月26日(日)〜7月2日(土)午前8:30〜夜8時まで、出張所&まちづくり出張所にて。

今ひとつ争点がなく、盛り上がりに欠ける都議選ですが、皆さんの1票を必ずいかしていただきたいと思います。投票に行きましょう!


※6月のショートエッセイを更新しました。こちらをご覧下さい。

 

 

6月22日(水) 「愛・地球博〜愛知万博」会派視察

6月20日(月)〜22日(水)、会派メンバー大庭正明幹事長、富永さなえ議員と私。今回、小泉珠子議員は都合により欠席)「愛・地球博〜愛知万博」を視察して来ました。

 

       (万博会場入り口)             (左から私、大庭議員、富永議員)

視察日程を決めたのがギリギリだったため、インターネット予約などはすべていっぱいで、当日予約か並ぶしかない、という覚悟で出発。

案の定、すごい人、人、人・・・。当日配布整理券なども、整理券をもらうために2時間以上並ぶ、という状況です。現地に着いてすぐ、「トヨタ館」にまず向かいましたが、何と「220分待ち」「220分って?ええ〜っ!3時間半以上?!」・・・それでも並んでいる人がいるんですよね。私たちは、夕方になるまで他を見ながら待って、夜の部の2時間前から並び、無事入館することができました。

 

    (トヨタ館、屋根を緑化しています)       (このようにどこもかしこも人の行列)

全体的な感想としては、「地球博」というより、「企業テクノロジー博」という感じで、企業パビリオンは(差はありますが)見る価値あり、だと思います。やはりトヨタ館のロボット技術はすばらしかったです。

 

     (移動手段のひとつ、ゴンドラ)         (リニアモーターカーで万博会場へ)

“チャイルド・ケアロボット”が紹介されていましたが、「このロボットは介護用に開発できないものか?」とか、「産業振興の視点からすると、あの各国の館の作り方、内容はイマイチだよね」とか、「環境を謳うのであれば、ペットボトルのデポジット制を取り入れるなどどうしてしないんだろう?」とか、会派メンバーで色々話題が尽きませんでした。(何しろ、ひたすら待ち時間が長いもので、ずいぶんと“会派会議”がはかどりました。??)

 

    (トヨタ発表の“一人乗り・ロボットカー” 走る時の状態 → 乗る時の状態)

それにしても、見るより待つ時間の方がず〜っと長くて、“ただ立っている”ということがいかに疲れるか、を思い知らされたような感じです(まだ歩いていた方が楽ですね)。ホント、疲れました。でも、3日間かけて、話題の「企業パビリオン」はほぼすべて制覇。今後、会派として、今回の視察の成果を議会質問の中でいかしていきたいと思います。

 

 

6月19日(日) 松原地区防災訓練

今日は、松原地区(松原1丁目〜6丁目)の防災訓練が、区立松原小学校で行なわれました。約300名の区民の参加があり、世田谷消防署、北沢警察署、松原小学校の先生方、日赤ボランティア(炊き出しを担当して下さいました)、消防団、北沢総合支所をはじめ、多くの関係者の方々によって、無事、訓練が終了しました。

 

       (消火器体験)                (バケツリレーでの消火活動)

今回は、初期消火と一時避難所としての学校の機能という点に力を入れての取り組み、ということで、実際に学校のどの部屋に本部を設置するのか?どこに鍵がしまってあるのか?等々、細かなことまで自治会の担当者に伝え、いざという時に動ける態勢を整えよう、という試みで行なわれました。

これまでより一歩踏み込んだ防災訓練であると思いましたが、やはり気になるのは、“どこに行っても同じ顔ぶれ”、ということです。「動員されて来たんですよ」とおっしゃる区民の方もいらっしゃいましたし、今日参加していた区民の方からも、「同じ顔ぶれで広がりが無い」と、心配する声が上がっていました。

自治会・町会の存在は大事です。でも、従来の形のままでは、新しい住民が参加しにくい(のか、する気がないのか?)という問題があるように感じます。

 

  (止血の応急手当ての方法も学びました)    (日赤ボランティア炊き出し班の方々)

街の中、地域の中には、色々な分野で活動している住民がいます。例えば、防災関連、消防団、ごみ・リサイクル、子育てグループ、高齢者配食サービス、街の美化(タバコのポイ捨てなど)、防犯パトロール、健康体操、のら猫対策、みどりの保全、環境教育、アレルギー対策、学校PTA・・・等々、こうした様々な自主的活動をしている住民グループがネットワーク化していくことで、自治会・町会にプラスして、新たな地域コミュニティーが創設されるのではないか?と期待するところです。

特に、ひとたび災害が起こった場合、日常からのコミュニケーションがとれている地域の復興が早い、ということがこれまで起こった震災で報告・証明されています。従来型の自治会・町会だけでは限界があり、今後、世田谷においては、世田谷らしい新たな地域コミュニティーの創造を考えるべき時が来ている、と、今日の防災訓練を見て感じました。

とはいえ、今はまだまだ役所は自治会・町会頼みで動いている部分がたくさんあり、お世話になっているのが実情です。役員、関係者の皆様方、朝早くからありがとうございました。消防団の皆様も、先週の「ポンプ操法大会」に引き続き、お疲れ様でした!

              第10分団の皆さんによる模範演技)

 

※明日20日から「会派視察」に出かけますので、サイトの更新は水曜日までお休みします。

 

 

6月18日(土) 世田谷文学館「韓国文化週間」

 
 

明日から、「世田谷文学館」では、「韓国文化週間」が始まります(6月19日〜7月3日)。展示、韓国の映画やライブ&トーク、おはなし会など、様々なイベントが準備されています。

今日はその前夜祭ということで、日韓親善議員連盟のメンバーがレセプションと内覧会に招待されました。

日本には約450の文学館があるそうですが、「世田谷文学館」は、昨年の入場者が全国一だったそうです!

今日のレセプションで「せたがや文化財団」三重野康理事長、「今回は国際交流に臨みました。今、この時期にどうだろうか、と一瞬迷った。明後日の両国首脳会談に心を痛めてもいる。しかし、こういう時期だからこそ、文化交流は大事だと考えた」という趣旨の挨拶をされました。その率直な言葉に心を打たれました。私も同じ想いです。

世田谷文学館は、不便なところにある、という印象がありますが、京王線・芦花公園駅から徒歩5分。駐車場もあるので車で行くことも可能です。(その他、バスも色々。交通アクセスはこちらです)

 

(写真左)ボランティアで韓国舞踊を披露して下さった皆さんと、牧原くみ子さん&廿日出喜和さん(母娘)による琴の演奏

(写真下)『韓流の秘密』の著者、ワン・スヨンさんがレセプションにいらっしゃっていました。私も一冊購入し、サインをいただきました。文学館で販売しています。

 

 

 

 

6月17日(金) 区議会第2回定例会・最終日

今日は区議会第2回定例会・最終日でした。各常任委員会に付託された議案についての表決、農業委員の推薦&表決、監査委員の同意、請願の処理&表決、新たに受理された請願の委員会付託、等が行なわれました。

議案、他すべての案件が賛成多数で議決されました。

今議会は、都議選(6月24日告示、7月3日投票日)を控えている中での議会だったせいか、全体的に落ち着かないムードが感じられました。

このところ、新聞紙上でも都議選関連の記事が毎日のように載っていますが、世田谷では同区議の仲間からも、二人の議員が任期途中で区議を辞めて都議選に出馬する予定があるようですし、何かとざわつくのも無理のないことかもしれません。

都議候補(予定者)を抱える陣営では、あからさまに都議選を意識したかのように感じられる質問や意見が議場で行なわれる場面もありました。

組織に所属していると、本当にこの人を推したい!という自由がありません。上からの流れ作業で次々に仕事が割り当てられて、とにかく組織のために選挙をしなければならない、という立場におかれます。(おかれました。過去形!) 

今は無所属ですのですべて自由です。これからじっくり、都議選を考えようと思います。

世田谷線下高井戸駅線路沿いの花。地元の方がボランティアで咲かせて下さっているそうです。この季節、いつも心が和みます。

 

 

6月16日(木) オウム問題・災害・防犯対策特別委員会

今日は、4つの特別委員会が開催されました。私が所属しているのは、「オウム問題・災害・防災対策特別委員会」です。

 

  報告事項
   (1)オウム真理教(現アーレフ)問題対策について
   (2)野川、仙川等流域浸水予想区域図の公表について
   (3)世田谷洪水ハザードマップ(多摩川版)の作成について
   (4)その他

 


「今朝早く、オウム(現アーレフ)の最高幹部が逮捕された」、という報告がありました(パソコン関連会社に信者を違法派遣容疑)。この他に、3月に立ち入り検査をしたところ、オウム信者たちは相変わらず、麻原彰晃の唱えるマントラ(呪文)や説法のCDやビデオテープを使って教義に従い崇拝していることが認められた、ということも報告されました。

7月中旬には、「オウム真理教対策関係市町村連絡会」(全国35の自治体で構成されている)を開催予定。まだまだ予断は許されない状況です。「今年いっぱいで団体規制法の見直しが行われるので、観察処分の延長を要請する意見書を出すことを考えるべきでは」という意見も出されました。(→正副委員長で預かって検討する)

また、今日は、浸水・洪水関係のマップが2種類(野川・仙川流域と多摩川流域)出されましたが、各委員から熱心で活発な質疑や意見が出されました。

(2)は、東京都建設局河川部のホームページに掲載されています。(3)は、6月30日頃に、区のホームページ「災害対策・安全安心」に掲載予定だということです。。

 

最近思うのですが、委員会の正副委員長というのは、委員会をスムーズに運営する役割を担っている立場ではありますが、どうも“委員会を早く終わらせるのが委員長の腕前”のような風潮というか暗黙の価値観のようなものがあるように感じます。

もちろん、意味もなくだらだらと会議を長引かせるような委員会運営はよくないと思いますが、しかし、私は、委員会というのは常任委員会も特別委員会も、議会として様々議論する大切な場である、と思いますので、“委員会での議論をいかに活発なものにするか?いかに委員会を活性化し、充実した委員会とするか?”ということが正副委員長に問われていると考えます。

そういう意味で、この委員会はいい雰囲気で行なわれていると感じますし、今日、他の委員から出された要望(早く終わることよりも、委員会では十分に議論し意見が出し合えるようにしましょう、という趣旨)には大賛成です。

 


アンケートのお願い】 私の知人で信頼ある筋からの依頼なのですが、40歳代で初産を経験した方にアンケートをお願いしている人がいます。もし該当される方がありましたら、ぜひ、こちらを見ていただき、ご協力いただけましたらよろしくお願い致します。(直接連絡をとっていただけますと幸いです)

 

 

6月15日(水) 府中リサイクルセンター視察

今日は、「府中リサイクルセンター」を会派で視察しました。

まず、クリーンセンターの芝田定男所長と、環境安全部ごみ減量推進課の大原宏係長に、ごみ行政全般のお話を伺い、その後、家具と自転車のリサイクルをしているリフォーム工房市民工房(市民自らが、修理・再生が可能な家具等を持ち込み、指導者の下で修理・再生する場)を見せていただきました。(お忙しい中、ありがとうございました!)

 

府中市では、京王線府中駅近くのリサイクルショップで、粗大ごみに出された家具を再生して販売しているそうです。また、自転車も、輪業組合に登録している19店舗で“リサイクル自転車”を、年間約600台、販売しているということです。

市から、4000円〜7000円で卸して、店舗での販売価格は6000円〜(約2000円の手間賃がプラスされる)。安全性について市と店舗の両方で十分確認した上で販売し、“リサイクル”のシール(写真参照)を貼付してあるので、登録店舗どこでも修理を受け付ける、としていうシステムにしています。

 

また、放置自転車の取り扱いについては、現在、検討中ということですが、府中市でも、放置自転車には1台(人件費を入れると)1万円以上も経費(税金)がかかっている、ということで、どの自治体においても頭の痛い問題なのだなぁ、と思いました。

引き取りに来ない放置自転車は、「さらに税金をかけて廃棄処分する」のではなく、もっともっと、修理・再生して販売するルートを広げるべきだと思います。

世田谷区では、現在、年間50台?100台?程度しか再生販売をしていません。区民にはすごい人気で、100倍以上の倍率だと聞いています。東南アジアに自転車を送る民間NPO団体などもありますし、もっと有効な利用方法がいくらでもありますよね!ちなみに、世田谷区で粗大ごみとして出される自転車は年間約2万台。引き取りに来ない放置自転車も年間約2万台。計4万台で販売が100台では少なすぎますよね。

家具も、いつでも市民が持ち込んで修理・再生できる工房と、いつでも見に行けるショップが用意されている、ということは非常にうらやましいと感じました。世田谷区でも、家具と自転車、早く具体的な取り組みに着手すべきです!今日の視察を生かして、また会派で研究&政策提案していきたいと思います。

 

 

6月14日(火) ものづくり学校視察&シンポジウム「美しい日本語って何?」

今日は、昨日開催されなかった「都市整備委員会」「福祉保健委員会」が開催されました。

私の委員会は昨日終了していたので、午前中は、子どもの学校(区立松沢中)のPTA文化部委員で集まって、7月2日(土)の家庭教育学級「フレンズ・コンサート」の打ち合わせをしました。

その後、急いで役所に行って、会派メンバーで、「IKEJIRI INSTITUTE OF DESIGN (池尻ものづくり学校)」を視察。ランチがおいしくて評判!ということなので、ものづくり学校の松村校長と(株)イデー・アールの川渕さんからお話を伺いながら、CAFEで食事をしました。

 

(写真左)ものづくり学校入り口にて (写真右)旧池尻中の校舎を使ったものづくり学校の玄関

 

(写真左)6月のプログラム (写真右)会派メンバーと松村校長&CAFEのスタッフの方

 

(写真左)スペシャルランチ。エスニック風の料理です。 (写真右)噂の杏仁豆腐!杏仁豆腐というより、ババロアのようにクリーミーで、とってもおいしかったです!(早く行かないと売り切れちゃうそうです)

「区に、何を期待され、どうすることが地域への還元となるのか?常に模索しています」とうお話を伺って、「やっぱり民間の発想は違うなぁ〜!いいぞ!いいぞ!」と思いました。最近、このものづくり学校は、テレビ、ラジオ、新聞などで取り上げられているので、問い合わせや来訪者が多くなっているとのこと。皆様もぜひ一度お出かけ下さい。

 

夕方からは、東京新聞フォーラム「漢字文化〜美しい日本語って何?」シンポジウムへ。

基調講演は、「利を見て義を思う〜言葉の大切さ」と題して、世田谷文化財団の理事長でもある三重野康氏(元日銀総裁)の講演でした。

第二部のシンポジウムでは、世田谷区教育委員会の若井田正文教育長(教育委員紹介のページの一番下)がパネリストのお一人で、「日本語教育特区」はじめ、「美しい日本語を世田谷の学校から」の取り組みについて、「世田谷教育ビジョン」についてなど、世田谷区の先進的な取り組みについてしっかり話して下さっていました。

大和言葉と漢文の両方を持つ日本語がいかに豊かな言葉か、言葉の背景には文化があるということ、ある言葉が使われなくなる(死語となる)ということはその文化を無くすということ、など、日本人の大人たちがまず認識することが大切。

言葉は“自分で考える”道具であり、時に人を傷つける凶器という力を持ち、時に社会を変える力さえ持つもの。

日本語の基礎は古文&漢文!学校で必修にすべき!と、熱く語るパネリストの石川忠久氏の話も大変ユニークで、説得力があり、楽しく、勉強になりました。

 

 

6月13日(月) 企画総務委員会

今日は、5つの常任委員会の内、「企画総務」「区民生活」「文教」の3つの委員会が開催されました。

「企画総務委員会」は、5つの議案の審査と報告事項の聴取でした。議案の審査の中で問題として指摘されたのは、5月26日の日誌で私も感想を延べていますが、議案第60号と第61号の「入札の落札価格が限りなく100%に近いのはどうして??」ということでした。(98.9%と99%))

「だから議案には反対」、とする会派もひとつありましたが、その他のすべての会派が、「今後、談合等の疑いがかけられないように透明性を確保する工夫をせよ」ということで賛成し、5つの議案いずれも賛成多数で可決されました。

(反対するのであれば、疑いではなく、証拠をしっかりつかんでいなければならないだろう、という判断です)

その他、報告事項など、以下の通りです。

  

   1.議案審査

     ○議案第57号 世田谷区手数料条例の一部を改正する条例
      ○議案第58号 世田谷区特別区税条例の一部を改正する条例
      ○議案第59号 包括外部監査契約の締結
      ○議案第60号 世田谷区立総合運動場体育館大規模改修工事請負契約
      ○議案第61号 仮称世田谷区立経堂図書館新築工事請負契約


    2.報告事項

     (1)平成16年度用地取得について
     (2)平成16年度用地取得実績について
     (3)平成17年度工事請負契約締結状況(5月分)について
     (4)PCB廃棄物の処理について
     (5)その他

 

委員会視察は、7月11日〜13日、北海道札幌市(行政評価と行政改革への取組みについて)岩見沢市(地域情報化について)芦別市(特定滞納者特別措置条例について)と決定。しっかり勉強してくるつもりです。

 

再びエフエム世田谷での議会質問の放送予定のお知らせです!
エフエム世田谷(83.4MHz)議会放送はこちらです。
田中優子の議会質問の放送は、15日(水)夕方6時20分〜35分です!!ぜひ、83.4MHZを聴いてみて下さい!

 

 

 

6月12日(日) 世田谷消防団ポンプ操法大会

今日は、「世田谷消防団ポンプ操法大会」が、昭和女子大学構内で行なわれました。

これは、日頃の訓練の成果を競技形式で披露するものですが、各消防団が4人一組の精鋭部隊を出して、消防技術を争うものです。

 

 

世田谷消防署管内には18の分団があり、約600名の区民の方々が消防団員として地域を守るため防災活動に関わって下さっています。消防団員はいつでも募集している、ということですので、ぜひ、皆様の参加をお願い致します。問い合わせは、世田谷消防団本部(3412−0119)へ。

今日のポンプ操法大会の結果は以下のとおりです。

 

  優勝   第8分団 (代田4-6、羽根木1-2、大原1-2)
  準優勝  第12分団 (野沢1-4、下馬5-6)
        第13分団 (上馬1-5、駒沢1-2)
  第3位   第6分団 (宮坂1-3、経堂1-5)
        第15分団 (弦巻1-5)
         第18分団 (上北沢2-5)

 

消防団の皆様、関係者の皆様、これまでの訓練も含め、今日一日暑い中、本当にお疲れ様でした!!今後とも、地域防災のためによろしくお願い致します。

 

 

6月11日(土) 「女性のための政治スクール」第4回

今日は、午前中はバレエのレッスン、その後、お昼を食べる暇もなく大急ぎで「女性のための政治スクール」受講のため半蔵門へ。

バレエは、土曜日とはいえ、公務や仕事と重なって出られないことも多いのですが、細々ながら続けています。日常生活では絶対に使わない筋力を使ったり、ストレッチをしたり、と、健康維持に役立っています。

今日の政治スクールは、「環境の世紀」講師:作家・俳優・前参議院議員の中村敦夫(写真左)「これからの日中関係」講師:東洋学院大学人文学部教授の朱建栄(写真右)、でした。

 

中村敦夫さんは、昨年の参院選以来でしたが、講演が終わった後には、会場から「こんなすばらしい政治家を落としてしまったなんて、ものすごく残念です」という声がありました。私も、中村敦夫選挙、頑張っただけに、本当に残念に思います。

このお二人の講義は、全く別々に行なわれ、お互いに講演内容は知らないにもかかわらず、「日本人は従順(自分で判断しない。お上任せ。怒らない。疑問を持たない)「役人も政治家も議論のすりかえをするので要注意」「元首相の故大平正芳氏はすばらしい政治家だった」と、奇しくも共通点があり、説得力がありました。

特に今、靖国問題や教科書問題で中国との関係が危惧される中、朱教授の話はとても参考になりました。

「日本人と中国人は、同じアジア人で似ているから、似ているがゆえに、無意識の内に“同じだろう”と思ってしまい、お互いの違い(文化、歴史、慣習、宗教観、経済状況、等々から来る価値観、発想の仕方)を知る努力を怠ってしまっている部分がある。そして、同じだと思っていたがゆえに、“違い”に直面すると“なんであんなことをするのだろう?”と、理解しがたく許せない気持ちになってしまうのではないか」

「今、日中間で起きている問題は、交流が急速に拡大しているのに対して、理解が追いつかない状況にあることが原因では」

この原点に立ち戻って、研究する必要はあるな、と思いました。

 

 

6月10日(金) 区議会第2回定例会・三日目

今日は、昨日の続きで、15番から最後(31番)まで、一般質問が行なわれました。

                    (写真:昨日の私の一般質問)

その後、第2回定例会で審議される案件が、各委員会に付託されました。(議案はこちら

まだ、定例会は続きますが、とりあえず、三日間の質問の日程が終わるとホッとします。

それにしても、議場は寒い・・・!国会がクールビズ、と言っているのに、世田谷区議会は冷房が効き過ぎです。私など、大きなひざ掛けで脚全体を覆っていても冷える、という状況。でも、周囲を見渡すと、同じ環境にいるのに扇子であおいでいる人がいます。う〜ん、冷房の風が来る場所の問題なのか?来ている服の素材なのか?人によって体感温度が違うのか?私がひどい冷え性だから?・・・“誰にとってもちょうどいい室温”、なんてないのでしょうかねぇ?

エフエム世田谷(83.4MHz)議会放送はこちらです。田中優子の一般質問は、15日(水)夕方6時20分〜35分です。

 

 

6月9日(木) 区議会第2回定例会・二日目 「せたがや政策会議」の代表質問が新聞記事に!

本会議二日目の今日は、朝10時〜午後5時過ぎまで、自民党の代表質問の後、一般質問(1番〜14番まで)が行なわれました

私は、本日最後から2番目に登壇したのですが、昨夜も今朝も、そして質問の前ギリギリまで原稿を直していて、何とか再質問を入れて10分以内に収めて、質問しました。

「公の施設管理を、官がやるよりも自由度、効率度をあげて柔軟にできるよう、“指定管理者制度”という制度が導入されていますが、それを相変わらずの調子で区の外郭団体がやっていたのでは、優秀な民間が入れない」「外郭団体は現在、区の幹部職員の退職後の天下り先になっているが、区民の利益を考える立場からすると問題である」「本当の意味で、“指定管理者制度”を生かすのであれば、退職者の天下りを断つということも含め、外郭団体の区からの自立が必要」ということを前段で訴えました。

その後、「民間活力の導入で、一つの成功例をつくってみることが必要」ということで、これまでにもこのサイトで予告して来ましたが、「世田谷美術館のレストランを行列のできるレストランに大改造して、世田谷の芸術文化と食文化の発信基地にしてみてはどうか」という提案をしました。

「家賃がタダにもかかわらず赤字営業で、評判もイマイチ。区民からは料金、営業時間、メニュー、味、駐車場、等々、色々な要望が出されているにもかかわらず、中途半端なままで何年も放置されているのは、区民感覚からしたら考えられない。公募をすればいくらでもすばらしいアイディアを持った民間企業が手を挙げるはず!」と。(質問原稿はこちらです)

議場全体(他の議員たち)からも、「そうだ〜!」と応援の声がかかりました。

区からは、かなり踏み込んだいい答弁が得られました。「現在請け負っている外郭団体を変えて、レストランを改革する可能性はある、と考えていいのですね?」という趣旨の再質問に対しても、「あり得る」と、はっきりした答弁が得られました。

美術館のレストランが“行列のできるレストラン”となって、世田谷のブランドアップに貢献する日がくる可能性が出てきました!夢を持って、このことを追っていきたいと思います。


もうひとつ、グッド・ニュース!昨日の「せたがや政策会議」の代表質問が、東京新聞(上)と読売新聞(下)掲載されました!みんなで作った会派の代表質問だけに、私もとっても嬉しいです!


それから今日は、反省も・・・。
「レストラン改革は成功条件がそろった稀有な例」というところ、「けうな例」が正しいのですが、私は「稀有」と「希有」と二つあると勘違いして覚えていて、入力する時に「希有」としていたのです。でも、そんな言葉はないんですね!でもこれも、パソコンは変換するんです。と、言い訳しても仕方ないのですが、恥ずかしいことに間違えていたぁ〜!!のでした。もうひとつ、「舌鼓をうつ」というところ、私はずっと「したづつみ」と言っていましたが、正しくは「したつづみ」なんですね。でも、これはすでに市民権を得ているようで、広辞苑に「したづつみ=したつづみの転」と出ていました。「ちょうふく(重複)」が「じゅうふく」と言われているのに近いかもしれません。

 

 

6月8日(水) 区議会第2回定例会・初日

今日から「世田谷区議会第2回定例会」が始まりました。初日の今日は、「公明党」、「区民連」、「せたがや政策会議」、「共産党」の代表質問が行なわれました。

「せたがや政策会議」の代表質問富永さなえ議員が担当しましたが、「公務員制度改革の流れの中で進めるべきこと」の中で、区民感覚からは考えられないようなコストの一例として、学校警備の手当てを取り上げました。

学校警備には泊まりの勤務、というものがあって、区の正規職員だと1回6万3000円(中学校の場合、3500円×18時間分。小学校の場合、3500円×13時間で45000円)の手当てが出て、アルバイトだと1万5000円勤務内容は全く同じです。この差は一体何なのでしょう?公務員制度改革の必要を皆様も感じられることでしょう。

この手当てだけで、平成12年度は6500万円が支払われています。その後、アルバイトで対応することで、平成16年度には3000万円となり、平成12年度に比べると3500万円が削減されています。

学校に限らず、現業職に限らず、役所全体として人件費について、地域住民の理解が得られるものにしていくべきで、もっとコスト意識を持つ必要がある、ということを訴えました。

また、清掃事業については、最終処分場(埋立地)から考えるごみ問題、ということで、「23区一体でどこのごみだかわからない」「世田谷区がどのくらいごみを出しているのかもわからない」「世田谷区が努力してごみを減らしても、人口割りの分担金では努力が報われない(これではごみを減らそうという動機付けがなくなってしまう)・・・と、23区というのは、都区制度という枠組みの中で非常に中途半端な立場におかれています。

「新海面処分場の寿命はあと30年」、と言われています。この最終処分場という“社会のごみ箱”は、極めて重要な社会のインフラである、ということを我々区民はもっと意識しなければならない、ということです。いつも23区一体の感覚で、危機感が感じられない現在の状況を変えていき、住民一人ひとりが真剣にごみを減らすことを考えなければならない、と考えます。

今日も、「せたがや政策会議」の質問の時には、“みんなが聴いている”という雰囲気が感じられました。

 

いよいよ明日、午後4時20分頃から、私の一般質問です。お時間のある方はぜひ議場に足を運んでいただければと思います。インターネットの生中継もぜひご覧下さい。

 

 

サッカー日本チーム、ワールドカップ予選突破!やった〜!おめでとう〜!!

 

 

6月7日(火) 代表質問の読み合わせ&一般質問の原稿書き

昨夜から今日にかけて、ひたすら一般質問の原稿をパソコンに入力・・・。言いたいことをどんどん入力していったら、いつものことですが、3000字以上もオーバーしていました。

世田谷区議会では、一般質問の持ち時間はひとり10分間です(答弁は別)。10分というと、早口の人でも、原稿用紙9枚程度。ゆっくり話す人だと、原稿用紙8枚以下、という分量です。

“とりあえず仕上げた原稿”は、約7000文字あって、原稿用紙でいうと17枚強でした。半分に減らさなければならない、ということです。

それに取り掛かる前に、会派の代表質問の読み合わせをしなければならず、役所の控え室で、午後2時半〜夜9時近くまで、ずーっと代表質問関連の作業や取材などをやっていました。途中、私の一般質問についての取材も入ったのですが、今頃になって、こちらの質問趣旨が部分的にきちんと伝わっていなかった、ということが判明。

同じ日本語を使って話をしているのですが、行政の人と私たちフツウの区民の感覚(思考回路、というのでしょうか)は、基本的にずいぶん違うようで、思わぬところで“ズレ”が生じているのです。これには、お互いにまいりました!それって、誰が悪い、ということではなく、立場の違いや仕事の仕方の違いからくる、言ってみれば“仕方のない部分”なのかもしれません。

でも、ここが大事なところなのですが、根気よく議論することで、その“ズレ”を直していく、のです。こちらの趣旨を正確に伝える、という作業をすることで、区民の感覚(思考回路)を伝えていく。そのために我々(区民の代表としての)議員がいるのだなぁ、と改めて感じました。

これから、原稿の推敲に入ります。

 

6月2日の活動日誌の内容に一部誤りがありました。「赤ちゃんとママの音楽サロン」を主催しているのは、HappyMusic(代表鈴木美子さんです。修正致しました。ぜひ、鈴木さんのプロフィール&想いが載っているサイトもご覧になって下さい。

 

 

6月6日(月) 質問内容に応援メッセージが届いています

昨日と今日、メール&FAXで、区議会傍聴のお誘いを配信しました。

 

区議会第2回定例会・田中優子の一般質問
『指定管理者制度の導入と外郭団体の自立について』
6月9日(木)午後4時20分頃〜の予定です。

代表・一般質問全体のスケジュールはこちらです

「せたがや政策会議」代表質問は8日(水)午後3時30分頃〜です。
1. 公務員制度改革の流れの中で進めるべきこと
2. 清掃問題から見た都区制度改革
3. 学校の安全に関する諸問題

富永さなえ議員が壇上に立ちます。
会派で練り上げた質問ですのでご注目下さい。


 

携帯メールの方には深夜に送らないように気をつけていたのですが、昨夜はその配慮が及ばず午前2時半という時間帯にメールしていました。“しまった〜!”と思った時には後の祭り・・・。もし着信音で起きてしまった方がいらっしゃったらごめんなさい!以後、気をつけます。

メルマガ配信させていただいている方は、私の友人・知人&これまでに名刺交換などをさせていただいた方々ですが、毎月「活動報告」をお送りしています。希望される方は「メルマガ配信希望」というメールを送って下さい。(メールはトップページの右側に貼り付けてあります)

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今日、月曜日は夫の出勤が早いので、私が子どもの担当なのですが、中学生の息子を起こして朝ごはんを作っていたら、「今日、弁当だから」と言うので、び〜〜〜っくり!!「土曜日に言ったじゃない」と息子。はい、確かに、言われてみれば聞いた覚えがあります。

「お母さんには、前の日に言わないとダメなの!(じゃないと忘れちゃうんだから・・・)」と叫んだものの、一瞬でもモタモタしていられません。8時前に出るのにもう7時20分を回っているではありませんか!今朝はパンでいいと思っていたからご飯だって炊いていない!(ああ、もうサイアク・・・!)

急きょ、ご飯は生活クラブ生協の非常食パックご飯(市販のパックご飯よりおいしい)を使って、豚のしょうが焼きと厚焼き玉子を大急ぎで作って(余談ですが、生活クラブ生協の豚肉のおいしさはすばらしい!です。しかもえさから何から安全・安心)・・・、面倒なのは冷まさなければふたが閉められない、ということで(暑い季節はこれだから大変・・・)、冷凍庫から保冷剤の大きいのを出してお弁当箱を上下ではさみ、急冷して・・・、何とか間に合わせました。

いつもお弁当はおにぎりにするのですが、今日は握っている暇もない。ご飯はのりをたくさんはりつけた“のり弁当”にしました。

そんなこんなで、朝から“焦った”、“疲れた”で始まった一日。その後、矯正歯科に行ったり、銀行などの所用を済ませたり・・・で、午後までかかってしまい、一日があっという間です。毎日のように、「原稿書きがんばらなければ」と言いながら、全くはかどっていない・・・。困ったなぁ〜!(頭の中には言いたいことがびっしり詰まっているんですけれど、文章化するのってまたひと仕事ですよね)

でも、私のサイトやメルマガを見て、「今度の質問、期待しています!」「私も同じことを考えていました」「感銘をうけました」「ぜひともやって下さい!」「発案に感謝します」・・・、と共感&激励のメールが複数届いています。市民感覚ってそういうものですよね。皆様の反響に嬉しい手応えを感じています。頑張りま〜す!

 

 

6月5日(日) 「トリムのつどい」、「世田谷美術館&レストラン・ル・ジャルダン」

今日は、午前中は、健康体操連盟「第32回トリムのつどい」の開会式に参列し、お昼は一般質問の視察を兼ねて、レストラン「ル・ジャルダン」でランチ。その後、世田谷美術館を鑑賞しました。

 

「トリムのつどい」では、90歳以上の現役の方が7名いらっしゃるということで表彰されました。代表で賞状を受け取った方のお元気でお若い様子に会場から驚きの声(ため息?)が上がっていました。他に、10年、20年、30年、継続して健康体操に参加している人の表彰がそれぞれありました。

他の来賓(議員)は、開会式終了後すぐに帰ってしまいましたが、私と小泉たま子議員の二人は残って、一緒にストレッチやラジオ体操などをしました。ちょっと身体を動かすだけで、とても気持ちがいいんですよね。毎日続けたら、確実に介護予防になるなぁ、と思います。

世田谷美術館(写真上)には区民ギャラリーもあって、色々な作品が展示されています。ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい、と、改めて感じました。世田谷区の貴重な文化的財産ですから、有効に活用されなければもったいないです。

 

(写真左:ル・ジャルダンから眺めた砧公園) (右:美術館からレストランに向かう廊下)

質問がらみの「ル・ジャルダン」は、もう一度、あの砧公園のすばらしいロケーションを確認しなくては!と思い、一人でランチを食べたのですが、状況把握もでき、取材もできてよかったです。(やはり、“行列のできるレストラン”に大改革できないものか?するべきでしょう?と、想いを強くして帰って来ました)

質問の材料はそろったので、あとは原稿を書くのみ、です。

 

 

6月4日(土) 区立松沢中学校運動会

今日は、息子が通っている世田谷区立松沢中学校の運動会でした。

 

夫と二人で、“80m走”と“学級対抗リレー”を見に行こう、と予定していたのですが、プログラムの進行が順調(過ぎ?)で30分以上も早まっていました。余裕を持って出かけたつもりが、“80m”走は終わってしまって、昼休み前の最後の種目、学級対抗リレーがやっと見られた、という状況。息子が出た選抜チームは、最後競ったものの何とか1番になったのでよかった!よかった!

他にも、「早めに来たつもりだったのに、終わっちゃってて見られなかった〜!」という声があちこちで聞こえていました。余裕を持って出かける、といっても、たいてい15分〜20分ぐらいですからねぇ・・・。

昨年は、「お弁当は後で持っていくから」と言って(そうすれば朝早く作らなくてもいいし、と思い)、朝、お弁当なしで送り出したところが、やはりプログラムが30分以上早まっていて、私が行った時にはすでに昼休み。お弁当が届いていない息子はとても困った、ということがありました。ですから、今年は、朝早く起きてお弁当を作って持たせました。(笑)

我が家では中学校の運動会も今年が最後です。早いなぁ〜!と思います。

夜は、“グルメの会”を結成している(?)友人たちと「天香回味」(台湾薬膳なべのお店)へ。60種以上の薬草などを使ってつくったスープに、野菜ときのこ中心の食材。ものすごくヘルシーでおいしいんです!! (電話 03-5255-7255)

私としては、今日は質問原稿を書かなければならないし、夜、出かけるのは厳しいなぁ、と思ったのですが、子どものことや仕事を抱えている忙しい主婦たちの日程を調整するのって、なかなか大変なんですよね。

久しぶりに集まった仲間と、おいしくてヘルシーな料理を囲んでの談笑は、日頃のストレスの解消になりました。

ああ、でも、これから原稿書き、頑張らなければ・・・!!

 

 

6月3日(金) 「(株)世田谷サービス公社」20周年記念式典&「小笠原伯爵邸」の視察

今日は、午前中は「(株)世田谷サービス公社」の20周年式典に、幹事長代理で出席。夕方は、「公共事業の民間委託」と「食文化」の調査研究のため、会派メンバーで「小笠原伯爵邸(スペイン料理レストラン)へ。(新宿区河田町)

 

 

来週の一般質問では、公共事業としてのレストラン事業についてどうあるべきか?と いうことを取り上げます。具体的には、世田谷美術館に隣接するレストラン「ル・ジャルダン」ですが、民間活力を導入して“行列のできるレストラン”に大改革できるのではないか?というものです。

そのお手本として「小笠原伯爵邸」を会派として注目。「小笠原伯爵邸」は、東京都の持ち物ですが、民間企業に貸し出していて、その企業が10億円もかけて大改装し(つまり、税金は使っていないのです)、今では大盛況(いつも予約がいっぱい)のレストランです。毎週土日は結婚式でほとんど貸切だそうです。

 

東京都は40年間も小笠原伯爵の邸宅を放置し、廃墟と化してしまっていたということです。そこで一時は売却を考えたそうですが、数年前、委託を申し出た企業があり、企業資金約10億円をかけて大規模修繕し、レストランに改築。今の形となったとか。新築する方がずっと安上がりだったのですが、というお話でした。

(写真:小笠原伯爵邸のシガールームにて。左より、富永議員、私、小泉議員大庭議員。食事の前に全館を案内してもらいました)

一方、「ル・ジャルダン」は砧公園のすばらしいロケーションの中にあり、美術館と一体化した芸術と食の文化の融合が求められて建設されたと聞いています。でも、現状ではそれが十分にいかされているとは思えない。区民の文化的財産がひたすらムダになっている、と感じます。(特に、小笠原邸との比較では)

(今日食べた料理のひとつ、大きなお皿の中央に上品に盛られたそら豆のパエリアと、デザートのサングリア・・・果実とゼリーがたくさん入っていて絶妙なおいしさ)

 

この問題は、ただ単に、レストラン経営者を変えればいい、ということではなく、区の外郭団体のあり方(退職職員の第二の就職先という機能も含め)、指定管理者制度の本来の目的の生かし方、等々、色々なことが複雑に絡んでいます。

ですが、今回、私は、区民のニーズ、区民の視点、というところから、「こんなレストランが世田谷区にあったらいいな」世田谷美術館がもっと大勢の人に来てもらえるようになったらいいな」「他の自治体にはない、世田谷だからこその文化的レベルの高さとブランド性をバージョンアップさせられたらいいな」という想いから、質問を組み立てていこうと考えています。豊かな財政が福祉施策を支えます。そのためにも、世田谷のブランド性は重要です!

ちなみに、「小笠原伯爵邸」は、東京都に家賃を払って経営しているそうです。10億円の先行投資をした上に家賃も払っているのです。一方、「ル・ジャルダン」は、世田谷区から無償で場所が提供されています。にもかかわらず経営状態はよくないまま・・・。これはもう、根本的に変えるべき、ですよね。(奇しくも、今日式典があった「(株)世田谷サービス公社」が、「ル・ジャルダン」を運営しています)

おいしいもの、の話になるとつい熱くなってしまうのですが、税金を使わずに民間の力でいくらでもいいものができる時代です(いえ、むしろ、お役所の発想でやらない方がずっとセンスのあるいいものができる、という業種がたくさんある、と思います)。今日の視察(試食?)は、大変参考になりました。

 

 


6月2日(木) 乳児と参加できるコンサート

「赤ちゃんとママの音楽サロン」、行って来ました!

 

まだ首がすわらない赤ちゃんからようやく歩き始めた1歳前ぐらいの赤ちゃんまで、20組以上の母と子の他に、マタニティーのプレママが3名参加していて、大盛況のコンサートでした。

トランペット&ピアノ演奏の他、歌とお話(紙芝居)もあり、1時間半があっという間!赤ちゃんって、本当に“音楽を聴く”んですよね。あんなにたくさんの赤ちゃんがいたら、フツウなら部屋中、ビービーぎゃーぎゃー泣き声がするだろうに、みんなご機嫌で過ごしていました。(しばらく時間が経ったら、眠くなったりお腹が空いたりで泣き出す赤ちゃんもいましたが、ほんの一人ふたりだけ)

「乳児を抱えていると、どこにも行けない。音楽を聴く機会などほとんどない。だから、赤ちゃん連れでも出かけられる楽しい企画があったらどんなにいいだろう?」と考えて、HappyMusic(代表鈴木美子さん・・・写真でピアノを弾いている方)が主催して、こういうプログラムを毎月提供しているそうです。マタニティースイミングのコーチである金澤直子先生も賛同者のおひとりです。

途中で自己紹介もしてお互いが知り合うことができ、おやつ&飲み物も出て、とてもなごやかな雰囲気でした。

自治体の子育て支援として、どのようなサービスが必要か?を学ぶために出かけたのですが、私自身、思いっきり楽しむことができたすてきな会でした。

久しぶりにちっちゃい赤ちゃんをたくさん見て、すっごくカワイイ〜!!と感動。カナダで開発され大きな成果を挙げている“赤ちゃんに触れる教育プログラム”の導入を議会で提案したことがありますが、今の子どもたちにぜひそういう機会を用意したいものです。命の大切さが実感としてわかると思います。

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※今日は質問の日程(案)が抽選で決まりました。
田中優子の一般質問は、6月9日(木)午後4時20分頃〜の予定です。ぜひ傍聴にいらして下さい。

 

 

6月1日(水)  質問通告

質問通告〆切日は明日ですが、明日は「赤ちゃんとママの音楽サロン」を視察に行くので、私は今日、一般質問の項目を通告しました。通告をすると、その項目はもう変えられない、というしくみとなっています。

区議会第2回定例会・田中優子の一般質問
『指定管理者制度の導入と外郭団体の自立について』
タイトルはちょっと硬くて面白くなさそうな感じがするかもしれませんが、区の外郭団体のあり方というのは非常に重要な問題なので、今回の質問で改革の突破口が開けたら、と考えています。具体的な内容はとてもわかりやすく、夢のあるもの、だと思います。詳細はまた追ってお知らせします。


一般質問は、明日の正午、抽選で順番(質問する日時)が決まります。 今回はその時間に自分で抽選できないので、大庭幹事長に抽選を頼みました。(その昔、上島よしもり議員が大庭正明幹事長に抽選を頼んだら何と1番を引いたことがありました!今回の順番はどうなるかなぁ・・・?)

 

今日、夜は議員2期生の同期会でした。通常、定例会(議会)が終わった後にやるのですが、今回は都議選があるため早く開催することにした、と幹事の弁。忙しい中にも、多くの同期生が集まり、食事をしながら色々な話をしました。(2期生は全部で14名います)

今、「自民党」幹事長川上和彦議員)&政調会長畠山晋一議員)、「区民連」幹事長山木きょう子議員)&政調会長あべ力也議員)、「公明党」政調会長板井ひとし議員)、「政策会議」政調会長(私、田中優子)が2期生です。

この他に、都市整備委員会委員長羽田圭二議員)、福祉保健委員会委員長(板井ひとし議員)、文教委員会委員長新川勝二議員)、清掃・リサイクル特別委員会委員長稲垣まさよし議員)、副委員長谷いつ子議員)、企画総務委員会副委員長(私、田中優子)、オウム問題・災害・防犯対策特別委員会副委員長(山木きょう子議員)、公共交通機関対策特別委員会副委員長(あべ力也議員)。

こうして考えると、2期生は結構重要なポストについているのだなぁ、と思います。

 

2003年の 「活動日誌」

2004年の「活動日誌」

   
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