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2005年8月 「活動日誌」  トップページに戻る

8月27日(土) 女性と仕事の未来館

「女性と仕事の未来館」、ご存知ですか?「働く女性、働きたい女性に対して、一人一人が働くことの中に自分自身の可能性を発見し、その可能性を広げていけるよう支援するための様々な事業を総合的に展開する」ところで、「女性たちが生き生きとした自分らしい働き方を実現できるようサポートしてくれる」場所です。

特に秋は“イベントシーズン”で、様々な目的に応じた各種ビジネススキルセミナーなどが用意されています。また、企画展示「働く女性のからだとこころの健康展」も始まります。

まだ利用されたことのない方、働くことに興味関心のある方、この機会にぜひ未来館セミナーに参加されてみてはいかがでしょうか。“自分磨き”に役立つことと思います。

「女性と仕事の未来館」 03-5444-4151
JR田町駅(三田口・西口)から徒歩3分

 

※明日・明後日は休暇のため活動日誌をお休します。また、8月30日には衆院選が公示となり、投票日の9月11日まで、「公職選挙法」によりすべての議員のサイトの更新ができなくなります(無視して更新している議員も稀にいるようですが・・・)

衆院選については、「郵政民営化(改革)」は必要!だと考えます。それなくして、年金問題も財政再建も少子化対策も語れないのではないか。処方箋は書けないだろう、と以前にもお伝えしました

また、旧態依然とした組織の改革も歓迎!です。その意味で、今回の各党の様々な動きは非常にエキサイティングなもの、と期待しているところです。

が、しかし、国には郵政改革の他にも、外交問題、国防問題(イラク撤退は?国民保護法は?)等々、避けて通れない問題があるのも事実です。それらを総合してどのように判断し、投票するか?私たち国民の意思が問われている重要な選挙です。

9月11日、必ず投票に行きましょう!!

 

 

8月26日(金) 議員バッジ

区議会議員に当選すると、“議員バッジ”が交付されます。これは、私は、役所の職員がネームカード(職員証)を首からかけているように、議会への通行証のようなもの、と理解しています。

 

同じ上着につけっ放しであればバッジも痛まないのですが、違うジャケットに付け替えていると、ビロードの部分がはげてツルツルになってしまいます。結構、消耗品なのです。で、世田谷区議会の場合は、4年間の任期中、最初と3年目の初めの2回、支給されることになっています。

(バッジの中央には、世田谷区の、“ベンツのような紋章”が刻まれています)

この“議員バッジ”、名前は書いてありませんが、「当選年度」「当選順位」が裏に彫ってあるので、もし、落としたりなくしたりしても、誰のものかすぐわかるようになっています。(例えば、私の場合、初当選でもらったものが11−1、2期目のものが15−12)

私は、議会にいる時と公務で何かの行事に参加している時以外は、議員バッジはつけない(外に出たらすぐ外す)のですが、議員の中には、「セミナー参加時や電車で移動中の時などもずっとつけている。いつでも誰にでも議員として見られて恥ずかしくないよう自分を律するため」と言っている人がいて、「そういう考え方もあるんだ〜」と、新鮮な驚きでした。(“通行証”、とはちょっと違う考え方ですね)

昨日、今期2個目のバッジが支給されました。1つ目が大分痛んできたので、ホッとしました(あ、中には、そのツルツルが議員としての勲章だ、と、あえて古いバッジをつけている人もいるんですけれどね)。なくさないように気をつけなければ。(仮に、なくしたりして注文するとひとつ8000円だそうです)

 

 

8月25日(木) 5時間に及ぶ補正予算説明&報告

今日は、朝から会派の会議。幹事長会や議会運営委員会の報告を幹事長から聞いたり、9月議会に向けての準備について話し合ったりしました。

その後、午後1時〜6時まで、何と5時間も!(休憩は4時から3分間のトイレ休憩のみ!)「補正予算」の説明と、各所管から施策の進行具合などの報告を受けました。

「通常で4時間かかる」と聞いていたので、質疑や意見がやたらと多いウチの会派「せたがや政策会議」は、下手したら6、7時間かかってしまいそうなので、超特急で要点のみ説明してもらい、質疑もできるだけ抑えて、「詳細についてはまた別の日に個別に聞くことにしよう」、と、決めて臨みました。

それでも5時間・・・。もう最後の方はお腹が空いてきちゃって、意識朦朧・・・とまではいきませんが、集中力が低下してきました。本当に、疲労困憊でしたねぇ・・・。

今日説明があったのは以下の内容です。結構重要なものが含まれていて、「これは9月議会で質問に取り上げなければ!」というヒントがたくさんありました。

 

1  平成17年度一般会計補正予算(第2次)について
2  平成16年度決算概要
3  新たな地域行政の推進について(最終報告)案について
4  「世田谷区における外郭団体改善の取り組み」について
5  指定管理者制度に係る平静17年第3回定例会条例改正予定施設
6  行政評価の再構築について
7  砧総合支所庁舎・区民会館の整備について
8 (仮称)世田谷区災害対策条例骨子について
9  用賀調理場跡施設「(仮称)エコプラザ用賀」の整備等について
10 旭幼稚園及び羽根木幼稚園から用途転換を図る「新しい形の総合施設」の基本構想案について
11 子ども関連施策について
12 新たな学校施設整備計画の策定方針について
13 区立赤堤小学校の改築方針の見直しについて
14 上馬まちかど図書室及び代沢まちかど図書室の機能転換について

 

 

 

 

8月24日(水) 中高生の喫煙が大幅に減少?!

厚生労働省の10万人規模の中高生へのアンケートによると、この4年間で、中高生の喫煙率が大幅に減少していることがわかったそうです。(記事は22日付けの日経新聞)

5月21日の勉強会に出た時、禁煙対策にとりくんでいる北山敏和先生、「大人はタバコを吸わない」と仰って、「えっ??」と思ったけれど、すぐに「なるほど〜!」と納得したことがありました。

大人になってからタバコを吸い始める人はごくわずかで、ほとんどの場合、二十歳以前(中高生の時)に吸い始めているのです。「タバコを吸うのは子ども」だというのです。

それは「タバコが吸いたいから、ではなくて、タバコがコミュニケーションの手段だから」ということを聴いて、その時は“目からウロコ!”でした。

つまり、タバコの害をいくら教えても喫煙率は下げられない。別の形のコミュニケーション手段がなければ、ということだったのです。

で、この度の厚生労働省の調査結果ですが、国立保健医療科学院の方の「携帯電話料金がかさんでタバコに使う小遣いが圧迫されたのでは?」、という推測もさることながら、私が感じたのは、「コミュニケーションの手段がタバコだけではなくなった」ということ。

そうです、携帯メール。中高生のコミュニケーションと言えば、きっとこれですよね。(大人も一緒かもしれませんが??)

身体への悪影響という点では、タバコより携帯電話のコミュニケーションの方がずっといい、とは思いますが・・・、携帯電話に対する依存度と言ったら、大人も子どももすごいものがありますよね。う〜ん、これはこれで困ったものなのかしら??

 

 

8月23日(火) 世田谷区の教科書採択が決定

今日は、教科書採択関係の教育委員会の第3回目が開催され、来年度から4年間使われる中学校の教科書がすべて採択されました。結果は、以下の通りです。(FAXで速報が送られてきたものなので、見づらくてすみません)


「歴史教科書問題」は、新聞紙上でもずいぶん取り上げられていましたが、ひと言で言えば、どの教科書も検定を通っているものなので、どの教科書が選ばれてもいい・・・のです。

とはいえ、私としては「世田谷区はバランス感覚のある良識的な判断がなされたな」と、ホッとしているのが正直なところです。なぜなら、「“反省すること”を“自虐的だ”とすりかえるのは違うでしょ」と思うから

採択までには、教育委員会に対して様々な働きかけ(圧力?!)があったようです。いずれにしても、ここまで教育問題のことに政治が介入するのは良くないな、と感じます。

私は、戦争を知らない日本の子どもたちが(今の小中学生の親は、親世代がすでに戦争を知らない、のですが)日本の過去をきちんと反省した上で、現在の日本に自信と誇りを持って、世界の中で、特にアジアの中で友好関係を築いていける人間に育ってほしい、と切に願っています。

 

 

8月22日(月) いよいよ教員の独自採用が可能に!

今日の朝日新聞夕刊トップに、「教員採用権、全市町村に〜文科省改正案、特区以外に拡大」とありました。

私は、前々から、「学校改革と教師の質を上げるためには、世田谷区で教員を独自採用することができるようにしなければならない。世田谷区への帰属意識があれば、この地域の学校のために、子どもたちのために頑張ろう!という気持ちが今よりずっと育つはず」ということを訴えてきました。

地域の特性に合わせた柔軟な学校運営というものも必要です。しかし、これまでは、国(文部科学省)や東京都(教育委員会)の様々なしばりにより、世田谷独自の特色を生かした教育、というものが自由にできない状況にありました。

やっと、次期通常国会に改正案が出される運びとなったようです

私のライフワークでもある「教育問題」、これからもしっかり追いかけて行きます。

 

 

8月21日(日) 電話について考える

今日は、書類の整理や新聞の切り抜きの整理などをしました。・・・が、少しマシになった程度で、まだまだ片付けは永遠に続く・・・といった状況。

いつもほとんど家にいないので、用事のある方が電話をしてきて下さっても留守電のことが多く、申し訳なく思っております・・・(ぜひ、メッセージを入れておいて下さい。こちらからかけ直します。こういう生活をしていると、時間を問わないメールが本当に便利ですね)・・・が、今日は久しぶりに何人かの方と電話で話すことができました。(先方からすれば、珍しく私が家に居た、という感じでしょうか?)

たまに家にいると、電話のほとんどがセールスなので(特に今、息子が中3のせいか、家庭教師の売り込みがやたらと多い)、閉口します。

我が家は、私が1期目初当選した直後からいたずら電話がひどかったことがあり、非通知設定の電話には出ないことにしました。でも、最近では、セールスも番号を通知してくるので、出ると“ああ、またセールスだ〜!”と、疲れてしまうことが多いんですよねぇ。

とはいえ、この私も、組織に所属していた時、選挙というとひたすら“電話かけ”(これも一種のセールスですよね?)「こんなことして票が伸びるのかなぁ・・・。かえって印象が悪くなるだけじゃないの?」と思いつつ、すごく苦手ながらも一生懸命やっていました。

組織の人間は、他の人の選挙応援にもしょっちゅう動員され、ホント、“選挙屋さん”みたいでしたね。「“電話かけ”で投票依頼をし、票を伸ばし、票読みする」。これ、「選挙の基本中の基本」だと言われています。

でも、私は、無所属となった2期目の選挙では、「臨時電話を借りて人を動員して名簿を見ながら知らない人に“電話かけ”をする」ということは一切しませんでした。「組織のない人間にはそんなことできなかった」、というのが、実は正しいですが、でも、自分がやりたくないことを人に頼むなんてできない・・・、と思ってしまう性格で・・・。(そういうところ結構弱気・・・??)

選挙といえば、衆院選、公示まであと8日です。このところ思うのは、マスコミの性質の悪さ、です。「刺客」だとか、「小泉劇場」だとか、変に茶化していませんか。私たち国民は、今問われていることの本質を十分に見極めて投票しなければならない、と思います。

 

 

8月20日(土) 甲子園、駒大苫小牧が2年連続優勝!

第87回全国高校野球選手権大会は、今日が最終日。駒大苫小牧(南北海道)京都外大西(京都)を5−3で破り、2年連続2度目の優勝を果たしました。(“夏の甲子園”で連覇を果たしたのは6校目。戦後では1948年の小倉(福岡)以来、57年ぶり、ということです) 

“甲子園”と言えば、8月15日の活動日誌最後のところに以下の記事を書いています。

 

ところで、甲子園(全国高校野球選手権大会)。東東京代表の国士舘高校は残念ながら2回戦で敗退してしまいました(私の知人の息子さんも野球部で行っていました)が、西東京代表の日本大学第三高校、今日ベスト8となりました。高校同級生(彼女とは体育委員を一緒にやったことがあります)の息子さんが出場しています。頑張れ〜!!

 

その、高校同級生の息子さん(田中洋平君)のお父さん(つまり”同級生のだんなさん”)田中吉樹氏が、「読売新聞に載っていたよ〜!」と、妹が記事を送ってきてくれました。

親子で同じスポーツをやっていて、学校が違うライバル同士、というのは、家では複雑でしょうね。残念ながら、洋平君の日大三高は準決勝には進めませんでしたが・・・、まだ2年生、来年が楽しみです。お父さん(田中吉樹氏)が監督をしている日大二高にも(私の夫の母校でもあるし!)頑張ってほしいです。

 

 

8月19日(金) 「(財)トラスト協会」評議員会

「(財)世田谷区都市整備公社」との統合でもめている「(財)せたがやトラスト協会」ですが、今日も評議員会が開催されました。

まず、「議案第2号 平成17年度(財)せたがやトラスト協会評議員会運営規定(案)について」。これは、前回議論のあった傍聴についてですが、時限的に規定を設けて傍聴のルールを定め、傍聴を認める方向でどうか、というものです。

前回の日誌「傍聴については色々問題があるのも事実」ということに触れました。ですから、反対する評議員の方の気持ちもよくわかります。が、やはり時代の流れは情報公開、会議の公開、ということだと思います。決をとった結果、議案第2号は賛成多数で可決されました。(そして、早速、今日から傍聴が許可されました)

次に、「諮問第2号 (財)せたがやトラスト協会並びに(財)世田谷区都市整備公社の改善における基本方針(案)について」

前回出された内容に比べると、色々な方々の意見が加わって修正され、かなりきめこまやかな基本方針(案)になった、と評価しています。また、「事業計画」も、具体的に示され、特に、「(仮)まちづくりトラスト基金」では、「“特定公益増進法人”の資格取得の可能性が残せる形で!」というトラストボランティアの方々の要望が盛り込まれ、よかったです。(それがあると、土地の取得ができるんですよね。今のトラスト協会は、区から制限され、トラスト本来の機能である土地の取得ができません)

「(仮)まちづくりトラスト大学」という新規事業計画案もなかなか興味深いものだと思います。

本来であれば、統合などせずに、トラスト協会独自でこれらの事業がすべて出来れば一番いいと思いますが、区としての全体の外郭団体の見直し、というところでは、いたしかたのないことだと議会では判断しています。

ただ、大前提として、今回問題になったのは、「評議員会ってどういう位置づけなの?」「一体どういう権限があるの?」「ここで議論していること、決をとった結果はどう評価されるの?」・・・ということでした。

何度聞いても、事務局の説明はあいまいで、つまり、確固とした明確な位置づけ、が、どうもなされていないようなのですね。そうなると、当然ながら、「我々評議員が色々議論しても、仮に反対しても、何の力にもならないのか?」という疑問が出てくるわけです。

今日の評議員会で感じたのは、それをもう一度再確認した上で進めないと、禍根を残してしまいかねない、ということでした。そのためにも、本当はもっと議論を深めなければならないのですが、だいたい会議は2時間、というつもりで多くの評議員が参集しているため(午後には別の用事が入っている人が多数あり)、時間切れのような状況で散会となりました。

次回は9月2日の評議員会でまた続きの議論が行なわれる予定です。

 

 

8月18日(木) 「アンアン介護疲れを癒やす会」を立ち上げました

今日、午前11時10分〜、ラジオエフエム世田谷を聴いて下さった方、いらっしゃいますか?エフエム世田谷の特派員をやっていた緒方伸子さんが、「アンアン介護疲れを癒やす会」の紹介をしました。

実は、この会、前々から「介護問題研究会」として、介護の実態、現場を知る仲間が集まって、何かできないものか?と考え、とりあえず、「ホームページを立ち上げて、介護の愚痴がこぼせるようにしよう!」ということで、仲間4人で準備を進めてきたものなのです。

「アンアン」というのは、「安心・安全・安泰・安らぎ・・・」のアン、を意味しています。

先月ようやく、ホームページの立ち上げができ、たまたま今日のエフエム世田谷で、世田谷区内での活動(トピックス)として「特派員リポート」で取り上げられました。

まだ、ホームページ自体も手直しが必要な状況ではありますが、少しずつ、充実したものにしていきたいと思っています。皆様の、“介護体験”、そこから発生する“聞いてもらいたい愚痴”や、前向きな“アイディア”など、色々な声をぜひ掲示板「こぼしちゃおコーナー」に書き込んで下さいね。

誰かに聞いてもらえるだけでも気持ちが軽くなる、ということがあります。また、他人の介護体験を知ることで、つらい思いをしているのは自分だけではなかった、と、慰められることもあるでしょう。介護の現場がどれほど大変か、ということは、私以外のメンバーの3人が、今、奮闘中ですのでよ〜くわかっています。皆様の心強い仲間になれると思います。

この会は、いかなる宗教とも、いかなる団体や組織とも一切関係ありません。私、田中優子の後援会?という心配も不要です。なぜなら、私は後援会組織を持っていませんので・・・(議員なのに後援会がない、というのは、私とウチの会派の幹事長・大庭議員ぐらいかな??)

まずは、一度、「アンアン介護疲れを癒やす会」のホームページをのぞいてみて下さい!また、書き込みは匿名で結構ですので、日頃からたまっている愚痴など、(他人の誹謗中傷以外なら)何でもどうぞ。お待ちしていま〜す!

 

 

8月17日(火) 国の「自殺防止総合対策」、動き出す

昨日の朝日新聞によると、厚生労働省が中心となって、インターネットを使っての「自殺防止総合対策」が動き出す、ということです。

「最新の自殺実態報告」や、「予防研究の成果」を公開し、地方自治体や民間で自殺予防活動に取り組む人たちが自由に利用でき、「自殺予防データベース」の役割も担う、と説明されています。

私は、「自殺は重大な社会問題であり、国としての大きな損失でもある」、ということを議会の中でいち早く指摘しています。

「にもかかわらず、自治体(世田谷区)としては予防策に何も取り組んでいない。この現状を直ちに改善せよ」、と議会や委員会などで訴えて来ました。

(平成17年3月一般質問をご参照下さい)

 

やっと、国でも本格的に予防対策に取り組む動きが出てきたようです。

世田谷区としても、それを受けて、さらに身近な自治体としてできることに着手すべきだと考えます。対象は大人だけでなく、子どもたちへの自殺予防教育、というものも必要です。

自殺者が年間3万人以上、ということは、自殺を考える子どもだけでなく、自殺者の遺族である子どももいる、ということにも気づかなければなりません。親を自殺で亡くした子どもたちの心のケアも必要でしょう。

自殺とうつ病の深い関係については、これまでにも機会あるごとに述べてまいりました。うつ病を予防すること、早期発見・早期治療につなげること、が、今、自治体に求められている具体的な自殺予防対策だと思います。

このところ頻繁に地震が起こっていて、「首都圏直下型地震が起きたらどうしよう!大変な被害だ!」と緊張が走っていますが、被害想定からすると、「日本の年間の自殺者の数は、首都圏直下型地震が毎年3回も起こっている!ことに匹敵する人的・社会的損害」なのです。

心の健康に関して、私たちは日頃からもっと注意をはらって、快適な生活、楽しい人生が送れるようにしたいですね。

 

 

8月16日(火) 「アジアの中の日本」

昨日、NHKで「日本の、これから〜じっくり話そうアジアの中の日本〜」という番組をやっていましたが、ご覧になった方も多くいらっしゃると思います。

私は花火に出かけていたので見たのは終わりの方だけですが、違う意見や見解を持っている人が一堂に会して議論や討論をする、というのはいいことですね。自分が無意識に信じていた知識が、別の人の指摘で異なる関連性も見えるようになったり、「ああ、ああいう話し方をすれば他の人にも納得してもらえるんだ」と参考になったりもしました。

番組を見ていて、「日本人の歴史観が問われている」・・・と思いました。

これまでの歴史は“勝者の歴史観”によって作られてきたことは事実です。勝者が敗者を裁くことによって古今東西歴史は語られてきました。今から60年前、日本は敗戦国となり世界の歴史の語り手としての地位を失いました。“終戦記念日”をそう呼ばないで、“敗戦記念日”と意識的に呼んでいる人もいます。つまりはそれが、日本の立場、なのです。

近ごろは、その敗戦という事実を小さいものとして扱うことで、あたかも勝者の側が語るように、日本の歴史を輝かしいものとして語ろうとする試みがあるようです。気持ちはわからないではないですが、果たしてそういう歴史観は通用するでしょうか。(当然、近隣諸国の“本当の戦勝国”がコミットしてきますよね)

日本の、戦後60年続いている平和の原点が敗戦にあるのなら、その原点である敗戦について検証するところから、日本の、日本人の歴史観は定まっていくのではないだろうか、と思います。

もちろん国によって歴史観が異なるのは当然のことでしょう。それでも最低限、互いにその歴史観に対して敬意が払われなければなりません。何よりもフェアであるべきことは人間同士でも国同士でも同じです。

私たちがこういった問題(決して郵政民営化だけではありません)を託すのも国会議員です。国会議員を選ぶ大切な選挙、9月11日をどうぞお忘れなく。


 

ところで、また!です・・・地震!!このところ頻繁にあるのでその度に緊張が走ります。世田谷区は震度4ということでしたが、地域によって「SI値」※が違い震度も違います。世田谷区内の詳細な震度分布はこちら、また「SI値」の大きい順に並べ変えた地域の震度はこちらをご覧下さい。

「SI値」とは、「地震によって一般的な建物がどれぐらい大きく揺れるか」を数値化したものです。過去のデータを分析した結果、気象庁の基本指針となっている「計測震度」とも非常に高い相関関係が得られており、東京ガスで採用しています。

皆様、「備え」は大丈夫ですか?何も防災備蓄品を完璧にそろえよう!と思わなくていいのです(そう構えると負担ですよね)日頃から、食料品を多めに用意しておくことを心がけるだけでもいいのです、という呼びかけを、最近ではしているようです。あと「水」の用意ですね。(あー、我が家も水の用意は足りないな・・・!)

 

 

8月15日(月) 大田区平和都市宣言記念事業 花火の祭典

今日は、60回目の終戦記念日です。この戦争で亡くなられた多くの方々へ、心より追悼の意を表します。

国防は大切です。防衛力は不要、とは申しません。必要です。しかし、私たちは二度とあのような戦争をしてはならない。すべての英知を結集し、戦争という残虐で無残な手段を避けての外交と防衛を考えなければならない、と思います。

さて、終戦記念日の今日、昨年同様、大田区「平和都市宣言記念事業・花火の祭典」に行ってまいりました。花火、大好きです。あの光と音が何とも言えない感動を呼び起こし、心が吸い込まれていくようです。

 

世田谷区でも、先日ご紹介致しましたように、「平和年宣言20周年&平和資料室開設10周年記念事業」として、「戦後60年特別企画」の絵画展を教育センターで開催しています。お時間がありましたら、ぜひお出かけ下さい。特に、戦争を知らない子どもたちに伝えたいですね。

今年は、世田谷区の花火大会は橋の工事のため開催されませんでしたが、来年は開催されるといいな、と思います。

ところで、甲子園(全国高校野球選手権大会)。東東京代表の国士舘高校は残念ながら2回戦で敗退してしまいました(私の知人の息子さんも野球部で行っていました)が、西東京代表の日本大学第三高校、今日ベスト8となりました。高校同級生(彼女とは体育委員を一緒にやったことがあります)の息子さんが出場しています。頑張れ〜!!


 

8月14日(日) ミュージカル「壁の中の妖精」

今日は、知人が企画・演出しているミュージカル「壁の中の妖精」を観に行きました。

このミュージカルは、厳しい政治の嵐の中で、勇気と楽天性と愛を持って生き抜いた“実在の家族の物語”です。

スペイン戦争後の30年間(1939〜69)、アンダルシアの小さな村の床屋で素朴な社会主義者の夫は、フランコ独裁政権による処刑をまぬがれるため、自宅の壁の中で隠れて過ごした。その彼を支え励まし続けた妻と娘の赤裸々な姿を描いた物語・・・。

元宝ジェンヌの春風ひとみ氏の一人芝居なのですが、あれだけの長いミュージカルを、一人で何役もこなし、しかも歌あり、踊りあり、どれもすばらしい演技で、そのプロに徹した姿に感動しました。(やはり、仕事は中途半端ではダメ。こうでなくちゃ!と私自身も感じた次第です)

 

 

8月13日(土) 平和都市宣言20周年事業

今日は、「世田谷区平和都市宣言20周年事業」のひとつである、映画上映「父と暮らせば」北沢タウンホールに行きました。

 

今年は、戦後60周年世田谷区平和都市宣言20周年せたがや平和資料室開設10周年、という節目の年です。

教育センターにおいては、記念事業として「太平洋戦争の終結と新しい日本のあゆみ」と称して、8月1日〜31日(午前9時〜午後5時)まで、1階エントランスホールで「東京大空襲絵画展・選とのあゆみ年表」を展示しています

お時間のある方は、ぜひ足を運んでいただければと思います。

映画「父と暮らせば」は、とてもいい映画でした。

映画上映の前に、主催者挨拶で、平谷助役が熊本区長のメッセージを代読したのですが、熊本区長は広島県呉市の出身で、学徒動員で終戦を迎えたそうですが、あの、原爆の閃光を見た、ということが読み上げられました。

「戦争は残酷なものです。平和な世の中でなければいけない」というメッセージは、決して言葉だけのものではない、と感じました。

 

 (入口には戦時中の写真を展示)   菅沼つとむ区議会議長が議会を代表して挨拶)

 

  

 

 

8月12日(金) 国民生活白書「少子を分析」

今日は新聞各紙に、国民生活白書について発表されました。この中では、「少子」についの分析がなされています

先日8月5日の活動日誌で「若い男性、年収少ないと結婚率低い」という新聞記事をご紹介しましたが、国民生活白書によると、「結婚している夫婦が産まない選択」(理由:低所得)という状況があることが明らかにされています。

詳細は記事を読んでいただきたいと思いますが、一人の子どもを育てる費用が1302万円。そして出産後離職してパートで復帰したとしたら、生涯収入は2億円も減る・・・と聞くと、考えてしまいますよねぇ。

私は「多子化政策」がいいとは思いません。ただ、子どもを産みたいと思っている人が産めない、という今の社会経済状況はよくないですね。

「今の若い人たちは自分が遊びたいから、贅沢したいから、子どもを産まない」ということをよく耳にしますが、それはちょっと違う、ということが、豊富なデータ(数値)で説明されているこの白書で明らかになったのではないか、と思います。

これからは、まずこうした社会経済状況を変えること、変えるには「官から民へ」の流れを着実に作っていくこと、が、まず、何をおいても必要だ、と思います。

 

衆院選、マスコミの派手な見出しに踊らされず、何がポイントなのか?をしっかり見ていきたいですね。

 

 

8月11日(木) メルマガ配信

月に一度、近況報告をメルマガ配信しています。今日は、「8月の活動報告」をお送りしました。これは、私の友人・知人の他、これまでに名刺交換などをさせていただいてメールアドレスがわかっている方々を対象としていますが、もし、ご希望の方がいらっしゃいましたら、その旨メールでお知らせ下さい。「公式サイト」には書かないコトもつぶやいたりしていますトップページに“メールはこちら”とあります)

また、電子メールをやっていない方にはFAXでお送りしていますが、このサイトをご覧になっていらっしゃる方はFAXは必要ないですね(笑)。

8月は委員会や本会議などが基本的にはないので、他の時期より時間的に余裕があるはずなのですが、なぜか、毎日寝るのが明け方になってしまいます。資料などもすぐたまってしまって、片付けるのにも一苦労。こうやって永遠に時間が足りない人生を送るのだろうか?と思うと、ちょっと恐怖ですねぇ・・・。

今、午前2時30分ですが、仕事で今中国にいる、という知人とメールのやり取り。中国では、日本の衆院解散総選挙に“ものすごく”注目している、ということ。そりゃ、そうですよね。今回の選挙は、日本だけでなく、世界に注目されている(特に近隣のアジア諸国にとっても)大事な選挙なのです。日本人が棄権してどうする?!と改めて感じました。民主主義の基本中の基本である“投票”、投票率のアップを目指さなくちゃ!

来月の今日が投票日です!!

 

 

8月10日(水) 衆院解散総選挙の動きは・・・?

月曜日に衆院解散総選挙が決定して以来、昨日、今日と、まだ二日しか経っていませんが、なにやら政界はどたばたの大騒ぎとなっているようです。

テレビ、新聞各紙、その他のマスコミで、すでに色々な情報や論評が私たちの元に届いていますので、ここで私があれこれ申すことはいたしませんが、ひとつだけ言いたいのは、今回の衆院選は、大きな改革、変革が起きるかもしれない、起こせるかもしれない、とてもエキサイティングな選挙だ!ということです。

こんなに楽しみな(?)選挙はありません。皆様には、ぜひとも、熟考していただき、このエキサイティングな選挙に参加(投票)していただきたい!と思います。

 

8月のショートエッセイを更新しました。こちらをご覧下さい。

 

 

8月9日(火) 都区財政調整制度の研究会

今日は、都庁にて、「都区財政調整制度」の研究会(と言っても都の担当所管の課長補佐からのヒアリング及び他区の区議との意見交換がメインですが)をしました。

都の財務局が発表した「都財政が直面する課題」という冊子(平成17年7月)の中では、「都の財政が逼迫しているのは23区に過大な交付を行なっているから」と、あたかも23区のせい、のように書かれており、区側からすると「冗談じゃない!」ということに。

結局、都と区では、感覚も認識も議論も、全くかみ合っていない状況ということが改めて確認できました。(けっして喜ばしいことではないのですけれど)

これまで、我々区議会議員は、区からの報告を受けているばかりだったので、今日は、都側からヒアリングをしたことで、また新たな発見がたくさんあり、なかなか参考になりました。どうしてかみ合っていないのか?その根源的なコトもわかりましたし、話は両方から聴いてみるものだ、と思った次第です。

それにしても、びっくりしたのは、都から出向している職員が某区の財政課長を務めているという事実!各区の財政課長はある面では都への切り込み隊長という役割も担っているはず。ひょっとして切り込んでいるのは世田谷だけ?と思いました。世田谷区では想像も及ばないことでした。

東京都から自立して、地域のことは地域で決められる真の自治体となるために、どうやってこの困難な状況(何でもかんでも東京都の平均モデルを押し付けられている)を解決していけばいいか?都区財調についての研究会は引き続き行なっていくつもりです。

 

石原知事へのマスコミの取材場面に偶然遭遇。“なま石原知事”を見た!テレビの取材ってここだったのね!

(お断り:私は“石原知事ファン”ではありません)

 

 

 

ところで、衆院解散総選挙、ですが、早速色々なヒトや色々なメディアが色々なコメントを出しています。

一見、「解散総選挙ではなく、内閣総辞職がスジだろうが!」という解釈はもっともなように感じます(私もそう思っていましたが)、でも、よ〜く考えてみたら、「“(選挙で)国民に問う”ということは、住民自治の本質ではないか。それこそが民主主義なのではないか」、と思います。

だからこそ、私たち国民は、今、日本にとって何が問われているのか?よ〜く考えて、「投票しなければならない!」のです。選挙、必ず行きましょう!

 

 

8月8日(月) 会派ミーティング

今日は、昼前から集まって、会派ミーティングを行ないました。先月の常任委員会で報告が残っていた「福祉保健委員会」の内容を大庭正明幹事長から聞き、昨日の幹事長会の報告を私から。その後、4日に帰国した富永さなえ議員より、海外姉妹都市交流(カナダ・マニトバ州・ウィニペグ市、姉妹都市提携35周年調印式)派遣と視察の報告を受けました。

また、今日は、「地方分権・庁舎問題特別委員会」が開催されたので、小泉珠子議員からはその報告を聞きました。お互い、情報を共有することが大切なので、会派ミーティングは欠かせません。

ところで、今日は、国会において、「衆院解散総選挙」が決定しました。

「ああ、やっぱり」と思いましたが、実際、時間のない中での選挙戦(しかもこの暑さの中!)というのは、想像を絶するくらい、大変なことだと思います。

ちなみに、この選挙にかかる費用ですが、世田谷区では2億9700万円の補正予算が組まれる予定です。議会を開く暇(いとま)がない、ということで、昨日の議会運営委員会の理事会で、「もし、解散総選挙となったら、区長の専決処分としたい」ということが確認され、今日、そのことが決定しました。

この費用は民主主義を維持するためのコストですが、あくまでもより多くの有権者の方々が投票の権利を行使してこそのコストです。この費用(す べては税金なのですから・・・)をムダにしないためにも、投票に出掛けていただきたい!と思います。

私は、特定の政党を支持するつもりはありませんが、国、地方を併せて一千兆円にものぼる借金をしている財政状況は異常であると思います。この根っこの部分の改革をしなくては、年金も少子化も経済も処方箋は書けないでしょう。

この解散総選挙は、国政が大きく変わるかもしれない、大事な選挙となりそうです。ただし国政の場合は小選挙区制度という、民意をイエスかノーかという、かなり単純化された形で二者択を迫るものとなっています。今回のイエス、ノーは、国民は改革を望んでいるのかどうか、その可否の問い掛けであろうと思います

その意味からすれば、もはや国政においては(或いは小選挙区制においてはと言い換えることができるかも知れませんが)、選挙は人ではなく政党の政策で選べ、ということにつながります。(私としては選挙は人で選ぶことが基本であると思うのですが小選挙区という制度では仕方のないことなのでしょうか?)

マニフェストも候補者個人の政策ではなく政党の政策です。候補者(現職国会議員)が自ら配っている状態からすれば、国政はやはり候補者個人ではなく、属する政党の政策で選べ、ということになのでしょう。

(公示は8月30日、投票日は9月11日)


 

 

8月7日(日) ふるさと区民まつり(最終日)

今日もふるさと区民まつりへ。

区民まつりの会場(馬事公苑)で、まず、臨時の「議会運営委員会理事会」が開催され、続いて「幹事長会」(私は大庭幹事長の代理で出席)。その後、メインステージに移動して、「主催者あいさつ」というところで、議会の各会派の幹事長が壇上で紹介されました。私も「せたがや政策会議・政調会長」として紹介されたのですが、きっと、「政策会議」なんて初めて聞いた!という方もたくさんいたと思うので、幹事長代理として行ってよかったです

夜7時半からは、宮古島平良市と「友好のきずな確認書の取り交わし」(写真中央は宮古市の伊志嶺市長と熊本区長。議員は立会人として出席。平良市の皆さんも一緒に記念撮影。私は2列目右から3番目)&平良市との懇親会に出席しました。私がこの間の議会の一般質問でとりあげた「レストラン・ル・ジャルダン」で開催されました。(会費は自己負担です)

沖縄県宮古島にある平良市は、今年の10月に市町村合併が予定されています。合併すると、それまで各自治体がそれぞれに持っていた姉妹都市や友好都市の関係は一度白紙に戻されるのが通常となっているようです。

そのため、合併後も従来と同じように、世田谷区との友好関係が続けられるよう、今回の「友好のきずな確認書の取り交わし」という運びとなりました。

(夏祭りなので浴衣で参加。熊本区長も山田助役も浴衣姿を披露されていました)

今日も昨日に引き続き、大変暑い一日でしたが、「ふるさと区民まつり」も無事終了しました。これだけ大きなイベントを開催するのは、本当に大変なことだと思います。関係者の皆様、本当に、本当に、ありがとうございました!!

 

 

8月6日(土) ふるさと区民まつり(初日)

今日も暑かったですねぇ〜!!そんな中、ふるさと区民まつりの初日、馬事公苑は大勢の人でにぎわっていました。

 

      (物産展の会場)              (ふるさと交流会の会場の様子)

私は、「友好都市のふるさと交流会」が開催されていたのでそちらにも参加したのですが(写真右が会場の様子)、世田谷区は国内にたくさんの友好都市があるのだなぁ、と改めて知りました。交流会では、それぞれの街からイベントや物産の紹介等がありました。

各方面から「ふるさと区民まつり」のために来てくださった他都市の代表の方々とお話をさせていただくと、色々な形で交流をさせていただいている自治体があるということがわかります。世田谷は、世田谷区だけで成り立っているのではなく、他都市との交流や協力関係によって、子どもたちの自然体験、災害時の協力、文化交流等々、色々なところで助けられている部分があるんですよね

ふるさと区民まつりは、そういう交流を確かめる場、ともなっています。これからもこうした友好関係を大事にしていかなければ、と思います。

明日も、一日、馬事公苑でプログラムが満載です。物産も充実しています。ぜひ、お出かけ下さい。

実行委員の方々、出店されていらっしゃる方々、区役所職員の皆さん、暑い中、本当にお疲れ様です。明日もよろしくお願い致します。

 

 

8月5日(金) シングルの事情と結婚願望

今日は、午前中は接骨院(指の付け根の腱鞘炎、まだ治りません・・・)、お昼をはさんで“介護関係の勉強会”のメンバーと打ち合わせ。夜は、アジア関係の友人たちの食事会、その間に家に戻って生協の荷物を冷蔵庫や冷凍庫にしまったり、とあわただしい一日でした。

夜の会合で集まったメンバーの中に、「ASEAN加盟某国の大使館」でバリバリ仕事をしている友人がいるのですが(それこそ、「超VIP」の通訳をするくらいすごい!)、彼女は一見「結婚なんか考えていない。自分の時間をめいっぱい自由に使って、仕事で思いっきり能力を発揮して、家庭に縛られることなく楽しく人生を送るのだ!」と思っているのではないかな、という印象を受けるタイプ。

ですが、色々話を聴いてみたらびっくり!・・・というのは、かなり、相当、いえ、「”ものすごく真剣に”、結婚したいと思っている」、ということだったのです!!

友人一同、「ええ〜っ、そういうことだったら、ちょっと私たちも真剣に考えましょうよ!独身男性のいい人、誰かいない?探して、探して!」と、始まりました。

そういえば、一昨日の朝日新聞には、「(若い男性)年収少ないと結婚率低い」という記事が。そこで明らかにされているのは、タイトルの通りの事実、なのですが、「晩婚化や非婚化は、若者の価値観だけの問題ではないことが鮮明になった」ということに、もっと注目しなければならないのかも、と思いました。


結婚しなくてもただ付き合っているだけでいい。結婚する意味が感じられない。間違って(?)妊娠しちゃったら“できちゃった結婚”する。結婚しなくても全然不便じゃないし。結婚しない方が気楽で自由。

・・・いかにもこんな価値観が若者にあるように思われていますが、シングルの事情とは、決してそれだけではない、ということのようです。結婚願望を持っている人って結構いるのかも、と思いました。マッチングがうまくいっていない(出会う場がない)ということなのかなぁ・・・。でも“出会い系サイト”じゃ困りますしね。

う〜ん、誰かいい人、いないかしら・・・?!

 

※明日、明後日(土日)は、馬事公苑にて「ふるさと区民祭り」が開催されます!ぜひお出かけ下さい。詳細はこちらをどうぞ。

 

 

8月4日(木) 料理すると「脳力」アップ

昨日の朝日新聞に載っていた記事ですが、「料理すると“脳力”アップ」、ご覧になりましたか?“料理することを習慣づけると、前頭葉の血流が良くなり、判断したり計画を立てたりする脳機能が向上する”ことが、東北大教授らによって実証された、というのです。

記事によると、判断力や計画力をつかさどる前頭前野という場所が活発に動く、ということなのですが、前頭前野は人間の知的活動の中心で、この機能を保つことが認知症(痴呆症)予防に重要とされているそうです。

「育児をしない男を父とは呼ばない」というキャッチコピーを、以前、厚生省(当時)が発表し、話題となりましたが、それを文字って、評論家の樋口惠子さんが、「料理をしない男を夫とは呼ばない」(だったと思うのですが)と言っていました。

おそらく、とても多くの女性たちが「そうだ〜!!」と頷いちゃうと思うのですが、男性の皆さんはどう感じますか?

育児も料理もできれば、きっとそれは自分のためになり(何しろ料理は“脳力”アップですから)、妻のためにもなり(ね、妻である皆さん、それって相当ポイントあがりますよね?)、子どものためにもなる(やはり子どもと関わってくれるお父さんっていいですよね)、家族全員の幸せに結びつくこと間違いなし!だと思います。

今の若い人たちは、男女問わず、料理をしなくなっているみたいです、コンビニで何でも買えるので。でも、“脳”の活性化のためにも、料理、した方がいいかもしれませんよ。


ところで、今日は、ずっと準備を進めてきた「中大杉並13期生(女子部)同窓会」でした。幹事としては、無事終了することができて、ホッとしています。同級生って、ホントに不思議ですが、あっという間に当時に戻っちゃうんですよね、みんなニックネームで呼び合っちゃって。なつかしい先生方にもお会いできて、楽しいひとときでした。

そういえば、みんなには「名前と部活を言ってから近況報告してね」と言っていたにもかかわらず、私は名前も部活も言わなかった・・・?まずは名前を売らなければ始まらない、という職業だというのに、どうしようもないなぁ〜!(ちょっと自己嫌悪・・・)

集まっていただいた先生方、同窓生の皆さん、幹事メンバーの皆さん、今日は有難うございました!&お疲れ様でした!

 

 

8月3日(水) 災害時のアレルギー対応について

今日は、「世田谷アレルギー児と家族の会」の方から、災害時のアレルギー対応についての留意点や要望等について、危機・災害対策課の齋藤課長を交えてお話を伺いました。

現在、世田谷区では、「災害対策総点検」をしている最中ですが、その中に、アレルギー対応のことをしっかり位置づけて、@物資の受け取りと供給の拠点をきちんと決めておいてほしいいAできれば備蓄品のクッキーを、乳製品の入っていないものに変えてほしいB食物アレルギーで通常の対応では困難な人がいる、ということを、普段の防災訓練などでも皆さん(防災訓練を主催している方々)に知ってもらえるよう、啓発していただきたいということが挙げられました。

この会の方々の考え方がすばらしいと思ったのは、何でも区でやってくれ、用意してくれ、ということではなく、「自分たちの会で助け合いのネットワークづくりはしているが、アレルギー対応の支援物資を用意しても、それをどこに持っていけばいいのか?どこに行けばもらえるのか?ということがわからなければ、災害時に大変困ることになってしまう。行政で、そこのところをわかるようにしてほしい」ということなのです。

実際、阪神淡路大震災の時も、他県の患者団体がアレルギー対応の支援物資を届けに行ったそうですが、全くそういう対応ができていなくて、非常に混乱していた・・・のだそうです。

食物アレルギーの子どもたち(大人もいますが)、学校給食では、小学校などはかなり対応ができるようになって来ていますが、気づかずに食べてしまうと、呼吸が苦しくなったり、発疹が起きたり、気持ちが悪くなったり・・・と、症状が出るととてもつらくて大変なのだということを改めて伺いました。死に至ることすらあるんですよね。

齋藤課長からは、「災害対策総点検」において、アレルギー対応についてもしっかり取り上げ、今年度内に策定予定の「避難所マニュアル」にも食物アレルギーに関わる記載をする、という回答があったので、よかったと思います。(クッキーについては、調査して対応を考えたいとのこと。東京都では、乳製品を使わないものが備蓄品となっているんですよね)

区としては、もちろん、保健所や医師会と連携して、そういう特殊なケースにも対応できるようにしなければなりませんが、実際には、区民の方々に協力してもらわなければ回らない、という部分があります。世田谷にそういう家族の会があることは、とても心強いことだと思いました。

 

 

8月2日(火) 技能五輪・アビリンピック

「アビリンピック」ってご存知ですか?私も初めて知ったのですが、「障がいを持つ人たちが仕事の技能(アビリティー)を競う全国大会」(全国の23歳以下の青年技能者が、各職種で技能レベルの日本一を競う大会)のことだそうです。

今年は、10月に山口県で開催されるのですが、その予選(東京大会)で、7月26日にこの日誌でご紹介した福祉喫茶YOU・遊世田谷区社会福祉協議会が運営)で働いている土屋香子さんが見事金賞に輝き、全国大会に出場するということです。今朝の読売新聞に出ていました。

 

土屋さん、すごい!身近なところ、しかも私の”お気に入りの喫茶店”から、全国大会の代表が選ばれたのは嬉しい限りです。全国大会でもぜひ頑張って下さいね!

 

今日は役所で、大庭幹事長都区財政調整の経過についての勉強、その他、世田谷区立保養所「来宮荘」の閉鎖(平成18年3月末で)についてのヒアリング、「雨水整備・新クイックプラン」の追加について(松原5丁目と駒沢3丁目に新たなバイパス菅を整備することを東京都が決定)など、いくつかの取材や調査をしました。

 

 

 

8月1日(月)  『産んではいけない』と『子どもが減って何が悪いか!』

7月5日の日本経済新聞「子どもと育つ」の欄に、フリーライターの楠木ぽとすさんのメッセージが載っていました。

楠木ぽとすさんには、『産んではいけない』という著書(新潮文庫)があり、今、読んでいるところですが、「序章〜今という時代〜」を読んだだけで、「そうそう!」と、いちいち頷いてしまう私です(今という時代が、いかに子どもを育てにくいか、という背景が語られています)

「産んではいけない」というのは、結局は今の若い女性たちへのエールであり、暖かいメッセージなのであろう、と私は感じています。一方で、『私は産みたい』(野田聖子著・新潮社)なんていう本もあるし、一口に女性と言っても、価値観や考え方は様々なのだ、ということでしょう。

ところで、タイトルに掲げた『子どもが減って何が悪いか!』(赤川学著・ちくま新書)ですが、少し前に読みました。「序章〜世に溢れるトンデモ少子化発言〜」に始まり、「子どもを増減させる社会的要因は何か」「夫の家事分担は子どもを増やせるか」「少子化はなぜ止まらないのか」「子どもが減って何が悪いか!」等々が、これまでにはなかった独自の視点とデータ解析で語られています。

すべてを「その通り!」と思うわけではありませんが、「なるほど、こういう考え方もあり?」と思いながら読みました。

日本の「少子化」を考える時、これらは必読書といえるかもしれません。機会があったら、ぜひ読んでみて下さい。