TOPICS 2006年1月1日以降は「田中優子の活動日誌ブログ」をご覧下さい!
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2005年12月 「活動日誌」 トップページに戻る 12月29日(木) 皆様、よいお年を 今年もあっという間でした。時間の経つのは何て速いのでしょう?!と、毎年同じことを感じ、同じことを言っているなぁ、と思いますが。 さて、この年末に来て、政府が「自殺者削減の数値目標」を掲げました。「今後10年間で5000人減らし、2万5000人にする」というものです。 10年間かけて5000人なんて悠長だなぁ、と思います。5000人減っても、まだ2万5000人以上もいることになりますし、未遂者だってその10倍はいる、ということでしょうから、そんな数値目標では甘すぎない?・・・とため息が出てしまいますが、 それでも、「数値目標」を具体的に掲げた、ということは、本当に大きな進歩です!世田谷区でも数値目標を設定すべきだと、今後主張したいと思考えています。 2001年10月に発売された桑田佳佑の「白い恋人達」という歌、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、あの曲は、冬は、年越しをあきらめて自殺してしまう人が多く出るから「死ぬなよ(自殺するなよ)!というメッセージをこめて創った」、というコメントを何かで読んだか聴いたかした記憶があります。
ショックだったのは、スケジュールがずれ込んだことだけでなく、今頃になって大きな校正ミスを見つけてしまったこと・・・。何回も何回も読んで、これで大丈夫!と思ったのに、本当にがっかりです。あわててやる仕事はよくないですね。 今年は、こんな風にミスの発見で終わってしまいそうですが、でも、振り返ってみると充実したいい一年だったなぁ、と思います。 来年からは、「活動日誌」をブログ形式に変えてリニューアルしてのスタートを考えています。再開は1月10日以降となりますが、またどうぞよろしく!! 年末年始の休みには、ひたすら家の事(片付け)と本を読むことと、睡眠の補充をしなければ!と思っています。 今年も一年間、「田中優子」のホームページを見ていただき、また心温まるメッセージをお寄せいただき、ありがとうございました。来年も頑張りますので、どうぞよろしく!! では、皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
12月28日(水) 議員の年賀状 今日はやっと時間をつくって美容院に行きました。本当は、お正月に着物を着るために、後ろ髪は着物の衿ギリギリぐらいの長さ(今より大分短め)にカットしようと思っていたのですが、「長めの髪をアップしてまとめた方がいい」というアドバイスを友人たちから受け、短くしないでそろえるだけにしました。 毎年1月5日には「新年初顔合わせの会」を議員互助会で開催しています。議員になって来年は7回目の新年の会ですが、着物を着るのも7回目になります。一年に一度だけですけれど、せっかくの日本文化ですから触れておくのもいいかなと思って。(幼稚園の時には日本舞踊もやっていましたし→プロフィール参照) いよいよ、今年も残すところあと3日。なんて嘘みたいですね。まだ年賀状も一枚も書いていません。 年賀状といえば、区議会議員は区内在住の方には出してはいけないことになっています。これまでは、「そうは言っても、親戚だとか明らかに以前から毎年出している親しい友人だとか常日頃からお付き合いしている方などには(これまで通り)出してもいいんじゃない、そんなの政治活動でも選挙運動でもないんだから」、と思っていました。 でも、やはり規則は守った方がいいですね。・・・ということで、我々議員ができるのは返礼のみ(しかも手書きに限る、というルールまであります)、なのです。本来なら、こちらから出すべきと思われる方もたくさんいらっしゃいますが、大変申し訳ありませんが、その旨ご理解いただけますようお願い申し上げます。
12月27日(火) 戦後教育の欠陥・・・ 昨日の日経夕刊「あすへの話題」、私にとっては発想の転換となるものでした。 このところずっと気になっているのが、「自虐的な戦後の歴史教育を改めるべき」という動きがあることで(扶桑社の歴史教科書の運動とも重なっているのですが)、彼らの主張は(もしかしたら本当はそういうことではないのかもしれませんが、でも)、どう聴いても「日本は悪くなかった」「日本は反省ばかりしておかしい」と聴こえるものなんですよね。「それは違うでしょ!」と言わざるを得ない。 でも、この記事を読んで、ちょっと発想が変わりました。確かに、日本の子どもたちは、日本のよさというものをしっかり教えられずに育っているような気がします。日本という国について、外国の人たちときちんと話ができるような知識を持ち合わせていないまま大きくなっている・・・。 そういう視点からであれば、「もっと日本人が自分の国に誇りと自信がもてるような教育を」ということ、必要だと思います。「日本人はもっと自分の国のことをよく知って、日本人であることに自信誇りを持つべきだろう」と。ただし、悪いことは悪い、ときちんと認め、反省した上で、ですよ。
今日は、22日に享年66歳で亡くなられた小野正志元教育長の告別式に行って来ました。「ショートエッセイ」でも触れていますが、人生は新たな出会いがあれば別れもあるもの・・・。ですが、66歳はまだまだという年齢ですよね。 健康あっての人生であり活動(仕事)だなぁ、ということを改めて思いました。 今日も思いっきり冷え込んでいますが、皆様、どうぞお身体にお気をつけ下さい。
12月26日(月) 来年、砧区民会館で自殺予防の講演会 “自殺で親を亡くした子どもたち(自死遺児)支援するNPO法人ライフリンク”。私は、今年2月20日に開催された第1回目のシンポジウムに参加しましたが、来年1月21日(土)にも、世田谷区の砧区民会館にて、講演会を開催するということです。(詳細はこちらをご覧下さい) 佐藤初女さんという方をご存知でしょうか?「大自然の中に心を病める人たちの憩いの場を作りたい」と、1992年、岩木山麓に『森のイスキア』を設立され、これまで多くの心を病んだ方々を自宅に受け入れて、話を聴いてこられました。 今回は、その佐藤初女さんを迎えて「いのちのありかたをみつめなおそう」という講演会が開催されます。 私も早速参加申し込みをしました。多くの皆さんに関心を持っていただき、自殺者の多い日本の現状(これはもう個人の問題にとどまらず社会的損失です!)を変えていきたい、と思います。
12月25日(日) 夢の実現・・・?! 今日はクリスマスですし、親しい友人から誘いを受けていたこともあり、近くの教会のクリスマス礼拝に出かけました。「東京カベナント教会」、叔母が洗礼を受けている教会でもあります。 昨日の日誌にも書きましたが、私はキリスト教幼稚園だったので、今日教会で歌われていた賛美歌も結構知っていました。知っていると親しみを感じるものですね。 ところで、昨日予告(?)致しました、“不思議と夢が実現する(実現しそうな)”話・・・続編ですが、「せたがや政策会議」が提案している「大深度エイトライナー構想(南北交通問題の解消)」が、“絵に描いた餅”から、“現実味を帯びてくる”かも・・・??しれません!
(図1) 「2016年東京五輪」招致の青写真が発表され、それによると、「神宮外苑周辺をメーン会場とし、半径10キロの円に収まるように、コンパクトな施設配備案がまとまった」ということです。
(図2)代表質問で私が述べた“大深度を使ったエイトライナー構想”です。“環八の上か下に鉄道を走らせる案”ではなく、既存駅にずらすところがポイント。外環道で言われているように、これからは“大深度”でなければ無理。であれば環八の下にこだわる必要はありません。既存路線の駅のところにずらせる可能性が出てきました。
(図3)新聞に発表されている10キロ圏内(赤の点線)というのはまさに環八を含み、またギリギリ、ウチの会派の考えを満たすようなラインです。「成城学園前駅」と「吉祥寺駅」は10キロ圏内から少しはみ出しますが、大深度であればどこでもラインを引くこと(ずらすこと)が可能です。「羽田空港」は全く圏外ですが、これも大深度利用ならラインを延ばすことは可能ですし、利便性、収益性から考えると必要な路線です。 このことについては、今準備している『田中優子レポートNO.7』にも書いてあります(図2の地図も載せてあります)し、元日号の「議会だより」にも代表質問の内容として載りますので、ぜひご注目下さい。(しかもこれは、今回の議会だけでなく、2年前に代表質問で提案したことなのです!) “絵に描いた餅”から、“現実味を帯びてくる”かも・・・??というのはそういうこと、なのです。夢を持ち続けることって大切だと思います。
誤解のないように、今一度申し添えますが、ウチの会派では「ムダな公共事業」と「環境破壊」は絶対反対です。また、東京のオリンピック招致に対して積極的に取り組んでいるわけではありません。ただ、五輪招致の話は、公共交通整備を含む都市基盤整備の起爆剤となるのでは?ということで、2年前から打ち出している、「投資効果があり」「(環境面から)車に頼らない公共交通の整備で南北交通問題が解消できる」事業としての「大深度エイトライナー構想」を再び提案した、ということなのです。 結果がどうであっても、その過程において夢を持っているかどうか?は、人生を豊かに過ごせるかどうかにつながるポイントだと思います。まちづくりも同様。政治も同様。だから、夢を持ち続け、想い続けたい!と思います。
12月24日(土) 私の宗教観 ホント、私って日本人だなぁ、と思うんですけれど、クリスマスもお正月もお盆も・・・宗教的行事何でもあり、という感じです。ほとんどお祭り的イベントになっていて、宗教的意味合いをきちんと考えて臨んでいるわけではありません。敬けんなるクリスチャンの方から怒られそうですが・・・。 でも、一応、幼稚園はキリスト教幼稚園だったので、賛美歌を歌っていましたし、日常的に「天にまします我らの父よ・・・・・アーメン」とお祈りもしていましたし、クリスマスにはイエス・キリストの劇をやったりした記憶があります。(マリア様と天使の役が女の子の憧れでした) 「人は、何かを信じられなければ、何も信じられるものがなければ、生きていけない」と思います。 そういう意味では、何かしらの宗教を心の拠り所とすることで生きていられる、幸福感が持てる、という人もたくさんいることでしょう。 日本人に自殺者が多いのは、そういう確固たる宗教心のない人が多いからなのだろうか?と思ったりもします。「信じる者は救われる」とは、まさにその通りだと思いますから。 でも、ひとつだけ、お金がかかる宗教はおかしい!と私は思います。 自らが自然な気持ちで献金したいと思う額を超えてのお布施を要求される、強要される、無言の圧力がかかる宗教だとしたら、それはインチキだよなぁ、と。豪華な建物もいらないよなぁ、と。 私が信仰(?)している“本代しかかからないとってもいい教え”(広い意味での宗教と言えるかもしれません)は、『マーフィーの成功法則』です。マーフィー・シリーズはたくさん出版されていますが、入門編として『マーフィー100の成功法則』(大島淳一著、三笠書房、560円)がお勧め。 この中の一文でも、気に入った文章があったら、気がついた時、その文章を思い出す、つぶやいてみる、考える、といいですよ。ポジティブ・スィンキング(プラス思考)の習慣が身につきます。そうすると、不思議と夢が実現しちゃうんです! この、“不思議と夢が実現する(実現しそうな)”話・・・ですが、明日、続編をお届けしま〜す!
※ショートエッセイ(12月)更新しました。ぜひご覧下さい。
12月23日(金) 自殺予防の取り組み&成果 18日(日)のNHKスペシャルで「自殺を減らしたい」というタイトルの番組を放映していましたが、その中で、岩手医大病院での自殺予防の取り組みについて紹介されていました。 自殺をしてしまった人からは話を聴くことができません。そこで、自殺未遂で助かった人から話を聴いて、どのように取り組めば防げるのか?と考えたということです。 日本では、1998年から連続7年間、年間自殺者が3万人以上という大変な数に上っていますが、自殺未遂者はこの10倍以上いる、と言われています。このことは、遺族や家族にも大きなダメージを与えますし、社会的にも大きな損失と言えるのではないでしょうか。 自殺の原因のほとんどがうつ病であり、うつ病は治せる病気である、ということから、自殺は防ぐことができる、自殺予防は社会的に取り組むべき課題である、と私は考えています。 私自身、議会質問でも何度も取り上げていますが、国でも対策がとられるようになり進歩が感じられます。 昨日の朝日新聞には、以下の記事が出ていました。 このように、ネット上において対策をとったことで、尊い命が救えた、即、成果が出ている、のです。できる対策はとるべきですね。 自殺をする人の共通点は“非常に強い孤独感”の存在。周りに家族をはじめたくさんの人たちがいるのに、自分は一人なんだ、と感じてしまう。その絶望感の強さが自殺の誘引となる・・・。(救急医療センターを担当してる医師の言葉) その状態がうつ状態なのでしょうけれど、うつ病は誰でも罹り得る病気です。お互い周囲にも目を配り、気をつけたいものですね。
12月22日(木) 地図と写真で見る「日本の空襲」行って来ました! 今日は、学部長の島方洸一先生が案内して下さったので、各展示を詳細に見て歩くことができ、理解が深まりました。 戦時中、アメリカ軍が日本爆撃前にB29を偵察機に改造して爆撃目標を撮影した“偵察写真”など、初公開の貴重な資料も多数展示されていて、これだけ大規模な展示はもう二度とないだろうと言われているのがよくわかりました。 普段は体育館として使われているフロアー一面に敷かれた世界地図(被災地を表しています)もすばらしかったです。撮影禁止だったので、ご紹介できないのが残念ですが・・・。 24日(午後4時)までですので、まだ行っていらっしゃらない方はお急ぎ下さい。
それにしても寒いですねぇ!風邪、インフルエンザなどに罹らないよう、お気をつけ下さい。
12月21日(水) もめごとのタネはまちづくりのタネ
『もめごとのタネはまちづくりのタネ〜何が問われているか・・・建築紛争の現場からの発言〜』が出版されました。 これは、「もめタネ研究会6年間の活動記録(2000年〜2005年)」というものですが、世田谷区に拠点をおく市民及び市民兼専門家の研究会が出版したものです。具体的な建築紛争の事例(紛争の争点、行政の関与・行政の問題点、法制度上の問題点)がたくさん取り上げられていて参考になります。 (本当は表紙は黄色なのですが、スキャンしたらなぜか白くなってしまいました)
※拡大版はこちらをクリックしてください。 1冊1000円+送料(実費)で販売しています。興味のある方は、稲垣道子さんまでお申し込み下さい。(03-3702-3274、pxu16245@nifty.com) マンション建築というと、今は“耐震偽造問題”をすぐに連想してしまいますよね。世田谷区においても、問題のマンションが北烏山にあるということが発覚し、昨日、区が住民の方々に自主退去勧告をしたばかりです。 緊急避難ということで、国や都や地方自治体が助成制度を設けています(それは必要なことだと思います)が、本来なら、それで儲けた会社がまず責任を負うべきではないのか?と思います。 もちろん、国の規制緩和によって検査が甘くなり、耐震偽造が見抜けなかった、という責任が国にはある、ということは否めないでしょう。それにしても、まずは建築会社、販売会社など偽装に関わった会社の責任追及をしっかりやってほしい、と考えるものです。
12月20日(火) エコフラッグ・ムーブメント 「エコフラッグ・ムーブメント」、まだあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、「未来世代のために、安心してスポーツが楽しめる社会をつくっていこう」という願いが込められた「エコフラッグ」を、豊かな地球環境を大切に思うスポーツ愛好家のシンボルとして掲げよう!という運動、のことです。 この「エコフラッグ」は、2001年に日本で誕生し、今では、運動会から世界選手権まで、国境やスポーツのジャンルを超えてさまざまなスポーツシーンで掲げられるようになっています。詳細はエコフラッグ・ムーブメントを世界中で展開している「NPO法人GSA(グローバル・スポーツ・アライアンス)」の公式サイトをご覧下さい。 「スポーツができるのは、平和で良好な地球環境があってこそ」という考えの下、大会や競技会の開始前に“エコ・フラッグ”を掲げ“地球環境を守ることを誓う”ことを取り入れる、というもので、国内でも、小中学校の運動会などで、この「エコフラッグムーブメント」が広がりつつあります。 常任理事の岡田達雄さんとは以前からの知り合いなのですが、お誘いをいただき、今日は「GSA」の、この一年間の活動を紹介(報告)するというパーティーに出席して来ました。女優のジュディ・オングさんも賛同者だそうで、今日のパーティーに来ていました。(私にピザをとってくれたりして、とても感じのいい方でした。やっぱり女優というのは凡人ではない。すっごく綺麗!!でした) GSAでは、エコフラッグを掲げるだけでなく、社会貢献活動として、使用済みのテニスボールを小中学校に寄付する、ということもやっています。 「小中学校に使用済みテニスボール?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、テニスボールに穴をあけて子どもたちが座るイスの脚に差し込むのです。そうすると、イスがスムーズに動くようになって、イスをずらす度にガタガタ、ギシギシと音がすることなく、下の階の教室に迷惑をかけなくてすむ、のです。今や、小中学校の必需品、とも言えるもの、なんですよ。 今日は、色々なスポーツの関係者が集まり、それぞれの方が名刺交換をしながらネットワークを広げていました。人と人とのネットワークの力って、すごいパワーにつながるものだと思います。今後も「GSA」の活動がますす広がるといいな、と思っています。
12月19日(月) ジェンダーの定義 「ジェンダー」という言葉は、世界的に使われている標準的な言葉ですが、日本においてはその概念からして馴染みがなかったことから、なかなか理解が進まない状況があったことは否めません。 そして「ジェンダー」というバイアス(社会的につくられた性差別意識がもたらす障壁)を取り除こうという考え方を「ジェンダー・フリー」という造語で表現したことが、さらに理解が進まない状況をつくってしまいました。 残念なことに、それを、一部の、“ジェンダー・フリーは生まれながらの性差の解消をめざす思想、と勘違いした人たち”と、“男女平等、男女共同参画を進めたくない人たち”の両方に悪用され、結果的に「ジェンダー・フリー・バッシング」が活気付いてしまったことは不幸なことだと思います。 そこで、内閣府の「少子化・男女共同参画担当」猪口邦子大臣が、「ジェンダー」の定義を明らかにしたということは、まず、正しい理解を進める上での第一歩、ですね。 以下、14日の読売新聞の記事です。「“ジェンダー”と聞いても、何のことだか?」という方はこの機会にぜひ理解して下さい! ※この他にも、「男は外で仕事、女は家で家事・育児」とした性別役割分業意識なども「ジェンダー=社会的性別」ということになります。 もうこれで、「定義があいまいだ」という人はいなくなることでしょう。「男女共同参画は定義があいまいだから進めるべきではない」という主張もなくなることでしょう。 共通の理解をした上で、今、世界中の流れとしても求められている(世界人口白書2005でも謳われている)真の“ジェンダーの平等、男女共同参画”を進めたいと思います。
12月18日(日) 災害情報をメール送信 16日の東京新聞に紹介されていましたが、世田谷区では15日から地震や水害などの災害情報をパソコン、携帯電話などにメールを配信するサービスを始めました。 私も所属している「オウム問題・災害・防災対策特別委員会」で、また9、10月の決算委員会で、様々な提案、議論がなされて来た成果のひとつです。登録はこちらから。ぜひ区の情報システムをご利用下さい。 それはそうと、最近、誰とは言いませんが議員仲間の一人に、何かの日程を一日ずらして手帳に書き込んでいたり、一ヶ月違うところに書いていたりして、大事な会合に出られなかったということがあった!とか、夕方6時からの集まりなのに朝6時に行ってしまった!とか、失敗続きで参った!という話をしている人がいましたが、何と私も・・・。 このところずっと睡眠不足だったので、「日曜日の今日ぐらいゆっくり寝たいなぁ、朝から出かけるのはきついなぁ・・・」と思いながらも、大事な式典があるので仕方なくちゃんと起きて、仕度して、区民会館ホールに向かったのです。(今日はこの冬一番の冷え込みとかで、本当に寒かった!けれど) でも区民会館の周囲には誰もいない。ホール入り口には鍵もかかっているではありませんか。 ショック・・・!! もう一度手帳を確認したら、先月の18日にも同じことが書いてあって、それにはちゃんと出席していました。 再びショック・・・!! でも、(自分で言うものなんですが)ここで「今日はついていない!」と思わないのが私のいいところ。「なぜこんなことが起こったのだろう?」と、まず、その意味を考える。そして、「疲れすぎはよくないよ、と、注意してくれているんだ」と解釈する。最後に「ご忠告ありがとうございます!」と感謝する。 ここで、「ついていない!」と思ったら、一日中ついていないことばかりが起こる。この世界(宇宙)はそんなふうにできているような気がします。いわゆる「ポジティブ・シンキング(positive thinking)」を心がけています。 で、夕方は友人たちとの忘年会、「楽しかった〜!」と思って、今日一日を終えることができました。
12月17日(土) 「女性のための政治スクール」最終回 今日は「女性のための政治スクール」最終回でした。 前半は、住田裕子弁護士(「行列のできる法律相談所」に出演されているのでご存知の方も多いと思います)による「法とくらしと政治」の講演(写真左)。「今、社会の変わり目」「女性の社会進出の意味」という大きなくくりの中に、若者のニート、フリーター問題、ジェンダー問題(男女共同参画への反発・バックラッシュ)など、現社会状況と論点が整理されていてとてもわかりやすい講演でした。 後半は、「修了式」。細川佳代子名誉校長からのまとめの話(写真右:スペシャルオリンピックの取り組みに関して)の後、一人ひとり修了書を円よりこ校長より受け取りました。 3月にスタートし全10回のスクールでしたが、私は8月の岐阜県での講座以外は全部出席。厳しいスケジュールの中、よくこれだけ参加できたなぁ、と我ながら感心。あっという間の10ヶ月でしたが、通常なかなか話を聴くことができないような講師陣の講演の数々だったので、今後の議会での活動に役立てられると思います。 終了後には懇親会(スクール修了打ち上げ会)が開催され、元気な女性(受講生)たちで大いに盛り上がりました。政治スクールを機会に、政策決定の場に女性が増えることを期待したいと思います。 皆様、これからも頑張りましょう〜!お疲れさまでした〜!(スクール事務局の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました!!)
12月16日(金) AED講習会 今日は議会の福祉保健委員会主催の「AED(講習会」が開催され、私も出席しました。 (写真左)AEDセットの中にあるレスキューセット(ビニル手袋、かみそり、鋏み、人工呼吸のためのピース、タオルなど) (写真右)講習会用の人形 私も心臓マッサージをやってみました。大変勉強になりました。 AED(自動体外式除細動機)についての詳細は11月10日の活動日誌をご覧下さい。 この装置は、必要のある人にしか作動しないように制御されています。また、電気ショックを与えるための“電極パッド”の位置が正しくないと注意されます。よくできていると感心! 今日は、救急救命に関係する法律(刑法第36条:正当防衛、第37条:緊急避難、民法第698条:緊急事務管理、第710条:財産以外の損害の賠償、711条:近親者に対する損害の賠償)についても知ることができ、有意義な講習会でした。 最近、色々な場所に「AED」が設置されていますが、「大切なことは、使えること、必要な時に使うこと、勇気を持って使って下さい!」ということでした。 それにしても、生まれてこのかた一度も休んだことも止まったこともない心臓です。地球の引力に逆らってポンプ運動で血液を押し出すことを繰り返しているのですから、相当の負担がかかっていることでしょう。 「一番いけないの睡眠不足です」と講師の方に言われてギクッ!としました。「横になる時間が少ないと心臓によくない」そうです。気をつけなければ・・・ですね!
12月15日(木) 「企画総務常任委員会」 今日は、「企画総務常任委員会」でした。陳情の審査と報告事項は以下の通りです。 1.請願審査 2.報告事項 (1)平成18年度組織改正案について(検討状況) 私が先日代表質問で指摘・要望した「“文化・国際・男女共同参画課”を独立させるべき」という提案については、「検討した結果現体制でやっていける」との答弁。そうかなぁ・・・。誰が見ても“とってつけたような課”ですよね?世田谷らしくないように感じます。 (2)世田谷区の財政状況 平成16年度決算について (3)未活用公有地の売却等について
12月14日(水) オウム問題講演会 今日は、砧総合支所にて、「オウム真理教の問題を風化させない」というテーマで、牧太郎氏による講演会が開催されました。 牧太郎氏は、元『サンデー毎日』編集長・現毎日新聞専門編集委員でいらっしゃいますが、1997年に初めてマスメディアとしてオウム真理教を追求した点が評価され、日本記者クラブ賞を受賞されています。 現在、オウム真理教(現アーレフ)の信者は、国内では7都道府県に約1650人、ロシアに約300人、合計約2000人いる、ということです。世田谷区は、南烏山のマンションがオウムの拠点となっているため、オウム問題対策の特別委員会も設けられ、この問題を注視しながら、住民協議会の方々とも連携し取り組んでいるところです。 牧氏の講演は、とても示唆に富んだものでした。「結局、オウムがあれほど若者たちを惹き込んでしまったのはどうしてか?」→「今の日本の若者は“なぜ?”と考えない。“なぜ?”と疑う知的基礎体力がない。言葉ではなく、“真実を知る”という努力が、今の日本人には全くない。自分で考えるということを放棄してしまっている」・・・と。 学校教育のあり方、家庭での親子の対話のあり方、等々、考え直さなければならない、と、改めて感じました。 オウム真理教(現アーレフ)に対しては、観察処分の延長の要請を世田谷区からもしましたが、その成果あって、公安調査庁が公安委員会に観察処分の期間の延長を要請している、という報告がありました。もう二度と同じ犯罪が繰り返されないように、しっかり監視していかなければならないと思います。
12月13日(火) 最近読んだ本、読もうと思っている本 議会の前は、3週間ぐらい前から準備で忙しくなり、議会が終わるまでは何かと時間がとられ、なかなか読書が進みません。やっと議会が終わったので、注文したまま積んである本を読もう!と思ったものの、レポート作成作業に追われていて結局この一週間の忙しさは変わらず・・・。 それでも、合間を縫って、少しずつでも本を読む時間がとれるようにしています。最近、老眼が進んでしまって、以前から続けている「お風呂読書」(バスタブで温まっている間に読書をすること。ただ温まっているのはもったいないから・・・)が難しくなってきて、読書の効率が上がらなくなっているのが難点なんですよねぇ。 最近読んだ本、これから読もうと思っている本を以下にご紹介します。
特に、『正々堂々がんばらない介護』は、実際に介護地獄に陥っていた方々から「この本を読んでよかった!地獄の介護の状況が好転した」という声が寄せられています。(「アンアン介護疲れを癒す会」掲示板をご参照下さい)
この他にも、『ダヴィンチ・コード』(上下・・・これは友人がはまったらしく、すごく面白いよ!と、貸してくれました)、『グロテスクな教養』、『恋愛結婚は何をもたらしたか』等々、まだまだ何冊も、読みかけだったり読んでいない本が手元にあります。 冬休みに少しまとめて読むことができるかな?と思っているのですが、年末年始はそれどころじゃないですね。年賀状の用意、忘年会、掃除、片付け・・・、考えただけで疲れそうです。(あまり考えないことにしよう!)
12月12日(月) 幼保一体化施設の中間報告 12月10日の日経新聞に「幼保一体化施設」について、文部科学省と厚生労働省の評価委員会が中間報告をまとめた、ということが出ていました。 世田谷区でも、幼保一体型施設開設の準備が進んでいます。施設規模から3歳児以上を対象としていて1、2歳児は対象外のため、直接この報告とは関係ありませんが・・・。 いずれ、縦割り行政的なやり方が改善され、未就学児の子どもの保育・教育については、どちらもわかる、という資格ができるのではないか(つくるべきだ)、と考えますが、現段階においては、私も、この報告の通り、1、2歳児については“保育士”さんがいいと思います。 世田谷区のモデルケースが成功するよう、これからも折に触れチェックしていきたいと思っています。
※区議会第4回定例会の録画中継がアップされました。こちらです。「せたがや政策会議」田中優子の代表質問をぜひ見て下さい。
12月11日(日) 「21世紀にっぽんの男女共同参画」 昨日のシンポジウムの報告(続き)です。 会場がおおいに盛り上がった「柴山昌彦衆院議員(自民党)と小宮山洋子衆院議員(民主党)のディベート」、柴山氏は「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」の幹事の一人であり、いわゆるジェンダー・バックラッシュ(バッシング)の中心的役割を担っているグループの議員でもあります。 「“男女共同参画には賛成”と言いながら、わかっているようでありながら、ものすごく矛盾したことを言っている。一体何が違うのだろう?」と、私自身も考えながら聴いていたのですが、一番大きな違いは、「男女共同参画を進め、個人の人権や尊厳を尊重し、人々の多様性を認めたら、家族がなくなってしまう。日本の文化が破壊される。女性が子どもを産まなくなる。」という考え方、そこにあるのだと思いました。それ、大きな勘違いだと思いますが。 「“子どもを産むか産まないか”を“個人の自由”にしてしまったら、国が滅びる。加齢を重ねてから子どもを産むと生物学的によくないから、若い内に子どもを産むような教育をしなければならない」と。「女性は子どもを産んで子孫を残すべき」と、ようするにすべてはそこに行き着いてしまう・・・その考えが根底にあるのだな、ということがよくわかりました。 子どもを産むなら若い時の方がいい、という生物学的事実を否定するものではありません。しかし、その考え方は、「女性が子どもを産むか産まないか、いつ産むか、何人産むかなどを含め、それは女性に自己決定する権利がある」、という「リプロダクティブヘルス&ライツ」の考え方を否定するもので、女性の健康や命とも関わってくることですから、やはりその考え方には大きな問題がある、と言わざるを得ませんねぇ・・・。 「“子どもを産みたいと思っても産めない”と思っている女性や若いカップルがたくさん存在する。それは、男女共同参画社会が進まないから」「もし、男女共同参画社会が進み、男女ともに働きやすく、子育てがしやすい環境になったら、子どもを産み育てやすくなるはず。子どもがほしいと思っているけれどあきらめている人はたくさんいる」という小宮山氏の発言に、私も同感です。「子どもを持たないという選択も尊重されなければならない」ということも付け加えられていました。これも当然のことです。 少子高齢社会を憂うのであれば、国がやるべきことは、まさしく「男女共同参画社会の推進」でしょう。少なくとも、小泉首相はそのことをわかっているから、猪口邦子・少子化男女共同参画担当大臣を誕生させたのだと思います。 「ジェンダー(社会的・文化的につくられた性別役割意識)を改善し、男女という性別にかかわらず個々人が活躍できる社会」にすることが、「日本の文化を壊す、家族が崩壊する、女性が子どもを産まなくなる」、なんて心配しなくても大丈夫ですよ、むしろその逆ですよ、って思いますが、皆さんはどう思われますか? いずれにしても、テレビではなく、生で、このように国会議員同士の議論を聴くチャンスというのはとても貴重で、いい企画だった!と思いました。東京弁護士会・両性の平等に関する委員会の皆様、ありがとうございました!
12月10日(土) バレエ&東京弁護士会シンポジウム 今日は午前中はバレエのレッスン(発表会の振り付け練習)、その後、昼ご飯抜きで、東京弁護士会・両性の平等に関する委員会主催のシンポジウム「21世紀にっぽんの男女共同参画」へ。1時〜4時までびっしり、充実した内容でした。 特に、自民党・柴山昌彦衆院議員VS民主党・小宮山洋子衆院議員とのディベートは会場が大いに盛り上がりました。本来であれば、ジェンダー・バッシングのリーダー的存在である山谷えり子参院議員に登場してもらいたいところでしたね。そういう声、他にもたくさんあったようです。(主催者側もアプローチしたそうですが・・・) 詳細は後日、ご報告したいと思います。 今日の勉強会には、国連女性差別撤廃委員会委員のシン・ヘスさんが、韓国からいらっしゃっていて、講演会をして下さいました。韓国では女性問題に関する運動のリーダーであり大変著名な方です。勉強会の後、懇親会にも参加させていただきましたが、直接色々なお話を伺うことができ、日本と韓国の状況についても情報交換ができて有意義でした。
12月9日(金) 健康推進とたばこ ひとつは、「歩きたばこを条例で禁止してほしい」という請願を静岡市議会に出した中学生の話。喘息で苦しんでいる生徒からの請願だけに切実です。採択は確実、と言われているようです。 電車を降りて駅から出ると「待ってました〜!」とばかりにたばこを吸い始める人がいます。 “歩きたばこ”って、誰の迷惑にもならないような気がしているのかもしれませんけれど、後ろを歩くはめになった人間にとって、ものすごく煙くて迷惑!なんですよねぇ・・・。とにかく、早歩きか小走りで、たばこを吸っている人を追い抜くしかない。 世田谷区の『ポイ捨て防止等に関する条例』では、「何人も、道路、公園、河川その他の公共の場所において、歩行中(自転車乗車中を含む)に喫煙をしないよう努めなければならない。」(6条の2)とあるのをご存知でしょうか? また、一部(三軒茶屋、赤堤3丁目、二子玉川)の区域では「路上喫煙を禁止」しています。今後は、全区に広げるべきだと思います。 「たばこは3K」というのも面白い記事でした。自民党の新人議員が増税を目指して発言している、というのです。曰く、「たばこは、臭い、汚い、金がかかる」だそうで、本当にその通り!ですね! 世田谷区では、先日開催された「福祉保健常任委員会」で、「(仮称)健康推進条例」の素案の説明があったそうですが(私は担当ではないので出ていません。会派では大庭正明議員が所属しています)、「受動喫煙の防止」というところで、「何それ?受動喫煙の防止なんてできないでしょ。禁煙にすべきでしょ?!」に始まり、「公共施設はすべて禁煙にすべし!」、「いや、生ぬるい!世田谷区内でたばこの販売は禁止すべきだ!」と、大いに盛り上がったそうです。 最近、「喫煙の習慣は病気である」と認定されましたが、健康推進に“禁煙”は欠かせない条件だと思います。世田谷区から積極的で画期的な発信ができるといいのだけど、と考えています。
12月8日(木) 心の健康と男女共同参画社会 昨日の東京新聞の社説に、まさに私が議会で訴えてきたこと、が載っていました。 「ジェンダー」という言葉にも、やっと適切な和訳(=社会的性別)がつけられたようで、これで、言葉を取り上げて「ジェンダー・バッシング」をしている人たちの誤解も解けることと思います。 私は「自殺予防対策」も議会で訴えていますが、日本では7年連続で年間3万人以上の自殺者が出ていて、その7割以上が男性で占められています。しかも大多数が働き盛りの世代。 「女性が働きやすい社会」は「男性が無理しなくてもいい社会」 「心の健康(自殺予防)」と「男女共同参画社会」は、通奏低音としてつながっています。 「男女共同参画社会」の実現は、“女性の権利を主張するだけのもの”、ではなく、“これまでの、男性だけが無理して頑張って限界を超えた生き方をしてきた、その生き方をも変えること”、なんですよね。 もうひとつの記事(左上)は、今日の読売新聞。 “保守的”で、“性別役割分業を推進しているというイメージが強かった自民党”が、内部から変わりつつある?! 期待したいですね!!
12月7日(水) 区議会第4回定例会最終日 今日は、第4回定例会最終日でした。それぞれの委員会に付託された議案について、審議された結果が各委員会の委員長より発表されました。(議案はこちらです) この件は代表質問でも取り上げましたが、「スポーツ振興財団は仕事の8割以上を再委託しているという現状がある」。それにもかかわらず、「本来なら公募が原則であるのに公募をかけずスポーツ振興財団を引き続き指定した」ということは理解できない、という理由です。 いずれにしても、「スポーツ振興財団」が継続して管理者となることが今日決定したわけですから、新理事長の下、「総合運動場と千歳温水プールの管理」、しっかりやっていただきたい、と思います。 これで、今年の議会は終了しました。年内は、常任委員会がまだありますが、大きな定例会が終わると一段落、という気分になります。しかし、まだまだ仕事は続いている・・・。遅れているレポートの作成、今週中に何とか土台を作らなければ!と思っています。
※代表質問の原稿をアップしました。こちらをご覧下さい。
12月6日(火) 地図と写真で見る「日本の空襲」開催中! 日本大学文理学部主催で、4日から、「地図と写真で見る日本の空襲」が、日本大学文理学部百周年記念館および図書館展示ホールで開催されています。 今後二度とは見られない空前のスケールの「太平洋戦争と日本の空襲」について」の展示です。大ホールいっぱいに、太平洋戦争の全戦域の衛星画像が敷き詰められているそうです。 日本軍が実際に使用した「兵要地図」や、参謀本部・日本政府などが作戦・政策立案などのために作成した「地図類」が400点以上展示され、国土地理院長も、これだけの充実した規模の展示は、もちろん空前のことであり、今後も絶対にやれないだろう、ということ。 さらに、戦時中、アメリカ軍が日本爆撃前にB29を偵察機に改造して爆撃目標を撮影した“偵察写真”を多数、アメリカ公文書館で入手し、初公開されているそうで、興味深い展示となっています。 同時開催で「豊川海軍工廠展」も開催されます。戦時中勤労動員され、昭和20年8月7日の爆撃で死亡した女子挺身隊員(今の中学生の年齢です)の遺品や日記はじめ、教育的にも、学術的にも、大変貴重な展示会。お一人でも多くの方に見ていただきたいと思い、皆さんに宣伝しているところです。
12月5日(月) 「オウム問題・災害・防犯対策特別委員会」 今日は、4つの特別委員会が開催されました。「オウム問題・災害・防犯対策特別委員会」の報告事項は以下の通りです。 1.報告事項 このところ続けて小学生が殺害される、という悲惨な事件が起こっていますが、早速、世田谷区では、これまで行なってきた小学校周辺のパトロール(警備会社に委託)の時間帯を1時間早め(午後1時〜9時まで)、児童の下校の安全を確保できるよう努めています。それでも、小さなお子さんを持つ親御さんは、心配ですよね・・・。地域の目、地域の力で子どもたちを守れるようにしたいものです。 委員会終了後は、会派で、常任委員会と特別委員会の報告会。5つの常任委員会と4つの特別委員会の報告を順番にしました。すごい情報量です・・・!!
12月4日(日) レポート作成作業 今日は、子どもの塾の面談があり、進路についての相談をして来ました。今週、中学校でも三者面談が予定されていて、2学期の成績もほぼ出ているらしく、大方の進路が決まるスケジュールとなっているようです。 私が中学生の時には、“推薦を希望すればで12月中にだいたいわかる”、ということはなかった(これほど推薦枠は多くなかった)ように思うのですが、少子化の影響もあるのか、私立高校などは早々と生徒を獲得しておきたい、ということなのかなぁ・・・。 親としては、早く決まってくれればありがたい、という気持ちもありますが、でも、「“あの時はものすごく頑張った!”ということなく、楽に進路が決まってもいいのだろうか?」という気もします。 そんなこんなで、一応受験生がいる我が家では、ここ数ヶ月は、学校訪問(高校見学)をしたり、進路について考えたり、と、あれこれ家族会議をしています。
一方、自分のこと、ですが、「『田中優子レポートNO.7』、早く作成しなければ!」と、ようやく代表質問も終わったので、そちらに着手しようとしているところです。今日は、2005年のまとめとしてのレポートに何を載せたらいいか?紙面が限られているので絞り込まなければならず、原稿を入力しながら構成を考えているところです。 そうでなくても“師走”は忙しいというのに・・・!!土日もなく頑張っているけれど、追いつかない!という感じかなぁ・・・?!
12月3日(土) 講演「アメリカの現状と日本」の報告 一昨日(12月1日に)参加した講演会の報告です。昨年もお誘いいただいたのですが、知人の会社が主催した講演会&懇親会に今年も出席させていただきました。 今年の講演会の講師は、元NHKワシントン支局長・現在外交ジャーナリストの手嶋龍一さん。タイトルは『アメリカの現状と日本』。 (講演中の手嶋氏) ( 手嶋龍一氏とツーショット) 9.11同時多発テロ事件の時、不眠不休でアメリカの状況を日本に伝えていた、“あの人”です。ブッシュ大統領と直接対談をされた時の様子、とても興味深い話でした。また、今後の、アメリカ、中国、台湾との関係性について、世界の中で、アジアの中で、日本はどうあるべきか?について、などなど、示唆に富んだ内容で、刺激を受けました。 私は地方自治体の議員なので、「国防と外交は国の仕事、国会議員に任せておけばよい」と、以前は考えていました。しかし、最近では、「今やそんな時代ではない!」と感じています。 「国際情勢をどうとらえ、日本が進むべき道はどこにあるのか?」を、国民の一人ひとりが考え、探らなければならないと思います。そういう意味で、大きなアドバイスをもらえた講演でした。また勉強しなければならないことが増えたなぁ・・・!
12月2日(金) 都市整備常任委員会 世田谷区議会には5つの「常任委員会」(企画総務、区民生活、福祉保健、都市整備、文教)と、4つの「特別委員会」(地方分権・庁舎問題等対策、オウム問題・災害・防犯対策、清掃・リサイクル対策、公共交通機関対策等)があります。ウチの会派「せたがや政策会議」は所属議員が4名なので、都市整備常任委員会にはメンバーが出ていません。それで、会派メンバー交代で傍聴に入るようにしています。 今日は私が「都市整備委員会」の傍聴に入りました。(委員会によって、ずいぶん雰囲気が違うものだなぁ・・・) 1.議案審査 ※議案はすべて賛成多数で可決されました。 ・・・ということで、 聴いていると、「あ〜、これ、質問したい」とか「意見したい」ということがありますが、傍聴者の発言は許されないのでじっと我慢・・・。区民などの傍聴者の方々の気持ち(ストレス?)がよくわかります。 議員として選ばれたということは、議会や委員会の場で発言できるという権利が与えられた、ということですから、その重責を認識し、しっかり仕事をしなくては、と改めて感じた次第です。
12月1日(木) 企画総務常任委員会 今日は、昨日付託された議案の審査のため、常任委員会が開催されました。「企画総務委員会」では、以下の議案について審査しました。 1.議案審査 この内、議案の二つ目(116号)は、「議員報酬」に関するものです。議員が自分たちの報酬を高いとか安いとか、自分たちで決めるということはおかしな話で、客観的な判断が必要だと考えます。「世田谷区には報酬審議会があるが、今回の提案は、報酬審議会を踏んでいるのか?」ということを質疑しました。 「報酬審議会にはすべての資料を出して説明し、総合的な判断をしていただいている」という答弁があり、一定の客観性が保たれるものと判断し、賛成しました。ちなみに、今回の改正は「“職員の規定による”ということをはずし、“%を決める”」というものですが、実質的には従来通りの額、ということで、増えるものではありません。 企画総務委員会に付託された議案は、賛成多数ですべて可決されました。 午後は、ある講演会へ。興味深く、政治に対するアドバイスともとれ、とてもいい講演でした。詳細は後日、ご報告します。
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