田中優子のショートエッセイ 2004年

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2004年12月】

2004年12月・・・。あっという間に今年も終わりに近づいています。

今年は私にとって、色々なことがありました。
4月から、検査のための通院など手術の準備を始め、7月30日に子宮腺筋症(内膜症)と子宮筋腫の治療のため、子宮全摘手術を受け(詳細はこちらのページです)、初めての病気入院と初めての開腹手術。そして、退院後の療養生活。

おかげ様で、術後3ヶ月が過ぎた頃から体力が回復してきて元気になりました。手術の後遺症もなく、本当にラッキーだったと思います。

手術の直前(7月19日)にはバレエの発表会に参加し、10月25日から海外姉妹都市交流と視察のため10日間、コペンハーゲン、ウィーン、アムステルダムへと行ってまいりました(詳細はこちらのページ。数々の貴重な経験ができた1年でした。

   

 

冬休みは、部屋の模様替え(仕事場だかリビングだかわからない状態をなんとか分離させるべく・・・)&片付けにひたすら専念します。議会から出された山のような資料の整理もしないと(自宅のあちこちに積まれたままになっています)・・・・。

また、今年はおいしいものにも出会えた年でした。
まず、知人の「バーベキューでやる中学校のクラス会」というものに夫婦で(全然関係ないのですが)呼んでいただき、ダッチオーブンを使った鶏の丸焼き、鯛メシ&焼きりんご、手作りのスモークハム、その他、食べきれないほどたくさんの料理の数々を堪能!そのほとんどが、男性陣によって作られ、女性陣は出来上がった頃にお出かけ下さい、という「クラス会」なのです。スバラシイ〜!!どれも本当においしくて、幸せなひとときでした。(料理ができる男性ってカッコイイ!ステキ!ですね)

   
   

この鯛、体長50cmぐらい。すごく大きいんですよ!おいしかった〜!!料理人の方は「全国ダッチオーブン大会」にも出場しているそうです。

それから、遅い夏休み(冬休みも兼ねて)で、12月10日〜12日、家族で出かけた香港。2泊3日しかなかったので、着いたその日に北京ダックのお店へ。北京ダックは、タイに駐在していた時に食べ過ぎて、私は嫌いになってしまった・・・のですが、息子や妹家族は大喜びでした。

   

九竜島から見た香港島の海岸。ビルまるごとのクリスマスイルミネーションがとてもきれいでした。「100万ドルの夜景」(実際はもっともっと明るいです)

日本橋高島屋に入っている「糖朝」というスィーツのお店、大人気でいつもすごい行列でなかなか入れないそうですが、その「糖朝」本店で、お粥とスィーツを食べました。これもおいしかったです。モノがおいしく食べられる、ということは健康である証拠です。ありがたいことです。感謝!

   

 

 

今年も本当にめまぐるしく、忙しくしている間に終わってしまいそうです。でも、昨年に比べたら、私は明らかに「進化している」と思います。仕事面(議会関係)のことでも、個人の生活においても。大変なこともたくさんありましたが、総合評価としては、いい仕事ができ充実した1年でした。来年もさらによい年にしたいと思います。

 

では、MERRY CHRISTMAS!&よいお年を!!

 

 

 

2004年11月】

10月25日〜11月3日まで、「海外姉妹都市20周年調印式」と近隣諸国の視察に行ってまいりました。

(写真は、デンマーク・コペンハーゲンの空港着陸前の風景。飛行機の中からにしてはきれいに撮れました。風力発電機が並んでいるの、わかりますか?)

「海外派遣」というと、様々な批判も有るかと思いますが、税金を使っての派遣ですから、公式行事(姉妹都市交流20周年の調印式&レセプション)と視察、どちらもしっかりやって、きちんとその成果を報告し、日程や予算についてもできるだけの情報公開をして、区民の皆様に理解していただこうと思い、参加することに致しました。(現在、その報告を「活動日誌」に連載中です)

 

今回の視察は、これまでの中で最もハードなものに分類されるのではないか、と思います。日曜日ですら休みではなく視察あり、というスケジュール。正直なところ、もう半日だけでも、自由な時間があって街を見て歩くことができたらなぁ、と思いました。

また、せっかく姉妹都市であるウィーン市・第19区のドゥブリング区に行ったので、近くのザルツブルグに足をのばすことができたら・・・、街全体が美術館のようなところだから必見!と言われているところだよなぁ、と思いつつも、やはり、個人の旅行ではありませんから融通はききません。ここまで来ているのにもったいない!と感じながらも、当初のスケジュールをこなして帰国しました。

海外視察、以前は一人150万円の予算をかけて21日間も行っていたそうです。さすがに、今、そんなことは許されないだろう、と私も思います。(現在は、上限80万円以内で10日間程度) しかし、”5年に一度の「姉妹都市交流周年行事」に合わせて、せっかく交通費をかけて出かけるのだからその機会に近隣都市を視察する”という範囲内であれば、党派を超えて、同じものを見て、勉強して、議論する、ということは、実は非常に大切なことなので必要ではないか、と思うのです。議会の活性化にもつながるものだと思います。また、海外ならではのカルチャーショック、というものも、各人それぞれに感じるはずで、そういう感性が、政治家、議会人として必要な要素である、とも感じます。ですから、一概に海外視察はダメ、とは言えない価値がある、と私は信じています。(大切なことは、お金のことも含め、公式行事や視察の成果などについてきちんと報告&情報公開をすること、でしょう)

また、それは、議員だけでなく、ぜひとも区の職員、行政側にいる方々にも体験していただきたい、と改めて感じました。必ず得るものがあるから、です。財政が厳しいとはいえ、区政全体の向上を考えたら、人材育成が重要である、ということは言うまでもありません。今後、機会あるごとに提案していきたいと思います。

勉強してきたことは、今後の議会質問などに生かしていきます。

区議団全員が、大きな怪我も病気もなく、無事帰国できたこと、また、私の出張中、仲良く留守番をしてくれた夫と息子に感謝!です。

 

 

2004年10月】

 

今年は9月になっても残暑がずーっと続いて、大変体力を消耗する、暑い夏でした。
ようやく、10月になり涼しい風が吹いていますが、でも、例年に比べたら、いまだに夏の格好で過ごせるなんて、おかしな気候だと思います。

私は、手術後2ヶ月が過ぎて、まだちょっと疲れやすいものの、とても元気になりました。(詳細は、新設した『女性と医療を考えるページ』をご覧下さい)
あとは、十分に体力を回復させるのみ!ですが、1週間ほど前から、ストレッチと腹筋&背筋運動とマシーン・トレーニングを始めています。

マシーンというのは、テレビの通販で購入したLLT(Lateral Thigh Trainer)というもの(写真)ですが、負荷を軽くするとエアロビクスのような有酸素運動になり、重くするとかなり筋力をつけるトレーニングとなります。これに乗って足踏みをすると斜め外側に踏み出す運動となり、山登りをしているのと同じような効果(ヒップアップも?)が期待できる、というもののようです。そのおかげか、最近、「足首が細い」と、よく言われます。(というより、ふくらはぎが太いからそう見えるだけ、かな??)

 

手術前は真ん中ぐらいの負荷で運動することができたのに、今は一番軽い負荷でしかできません。やはり、体力、筋力ともに落ちているのだなぁ、と思います。日頃からスポーツクラブに通える、という状況ではないので、せめて家でできることくらいやろう!と、頑張っています。(まあ、いつまで続くことやら・・・ですけれど)

さて、9月30日から始まった決算特別委員会ですが、私は以下の質問を担当します。
10月5日(火) 11:21-11:52 区民生活領域
10月8日(金) 10:00-10:31 都市整備領域

どちらの領域も「より具体的な防災の取り組み」を中心に質問と提案を行ないます。
区役所第2庁舎4階の委員会室です。ぜひ傍聴にいらして下さい。

19日に決算委員会を含む、第3回定例会が終了し、その後21日〜22日が議員互助会総会(区の指定旅館を視察がてら、年1度の互助会総会を開きます。言ってみれば議員の懇親会、ですが、もちろん自費です)、そして、その後すぐに、海外姉妹都市交流(議員の派遣)で、10月25日〜11月3日、オーストリアのウィーン市ドゥブリング区(と近隣諸国への視察)に出かける予定です。

スケジュールが山積しているので、健康に留意して、この決算委員会を乗りきらなければ!と思っています。

ところでイチロー、すごい!!「84年ぶり、大リーグ新記録達成!(最多259安打)」です。(10月3日現在) 日本人である私たちに、夢と希望を与えてくれましたね!ぜひ、子どもたちがいい影響を受けて、日本はもちろんのこと、世界で活躍できるような人材が育ってほしいと思います。

 

 

2004年9月】

 
    

子どもの40日間の夏休みも終わり、9月になりました。
いっとき涼しくなって秋の気配を感じましたが、まだ残暑の日もありそうですね。

私は、先月末に1ヶ月ぶりで手術後の検診を受けましたが、開腹の傷もきれいについていて、問題なく順調に快復している、ということでした。しばらくは感染の恐れがあるので、お風呂、プール、温泉等は禁止、だったのですが、入浴許可も出て、やっとバスタブに浸かれるようになりました。(冬だったら1ヶ月間シャワーだけ・・・なんて寒くて大変です。暑い時でよかったです)

本人が自覚する体調としては、下腹部(傷口周辺)に鉛のかたまりのような、重くて違和感と痛みのある物質が“張り付いている”ような感じがするのと、姿勢よく立とうとするとお腹がひきつって、まだこれまでのような勢いでは動けない、という感じです。また、切断された神経がつながろうとしているのか、時折、ビリッビリッ・・と、刺激のある痛みが走ります。それから、まだ疲れやすいですね。(開腹手術というのは、怪我で例えたら、結構“重症”でしょうから、2、3ヶ月は仕方ないかもしれませんが・・・)

 
    ご近所の庭の栗の木。秋を感じます。

でも、術後1ヶ月経てばずいぶん元気になる、と聞いていたとおり、本当に、1週間毎に治癒力が身体の中で活躍している、のを実感しています。議会の準備で本格的に忙しくなる時期に間に合ってよかったー!とホッとしているところです。

活動日誌でも報告していますが、今、議会に向けて、たくさん出されている資料を解析したり、「基本計画審議会」の議事録(膨大な量です!)を読み解いたりしています。いくら時間があっても足りない!ですし、やはり体力も必要となってきます。

 

色々目の前のやることに追われてしまって、また、まだどうしても疲れやすくて、“すごい無理をしても頑張る!”ということができません。そのため、『田中優子レポートNO.6』になかなか手がつけられず、発行が大幅に遅れてしまいそうです。(・・・と言い訳。元々いつ出す、と決めているわけではないのですが、年に2回ぐらい区政報告として発行したいと考えています。もうしばらくお待ち下さい)

 

先月は、「ヤム・ウンセン(タイ風春雨の和え物)」をご紹介しましたが、この夏、我が家では「水出しのお茶」に凝っていました。緑茶は、お湯で出したものを冷やすと色も味も変わってしまっておいしくありませんが、水出しでつくると色もきれいなままでおいしく飲めます(ただし、水はミネラルウォーターか浄水したものを)

アイスロイヤルミルクティーも、(下北沢のある喫茶店で飲んだことから、家でもつくろう!と思ったのですが)冷たい牛乳から、一晩かけて出してつくるとおいしいですよ!(その喫茶店では、上品なグラスにほんの少ししか入っていなくて700円以上した、と記憶しています。家でつくるととてもリーゾナブルです!)

今月は、15日から本会議(第3回定例会)が始まり、引き続き決算委員会もあって、終了は10月19日の予定です。それが終了すると、海外姉妹都市交流(オーストリア・ウィーン市ドゥブリング区)の派遣事業があります(予定)。それまでには、十分快復し、体力も回復させておかなくちゃ、と思っています。

 

 

2004年8月】

暑中(残暑)お見舞い申し上げます。

   
         

夏休み、いかがお過ごしですか?
私は、「活動日誌」でご報告するつもりですが、今年の夏は、毎年恒例の家族でのタイ旅行をあきらめ、病気の治療&療養に専念(・・・とまではいかないかな)、の夏休みです。

8月7日に退院後、ぼちぼちパソコンに向かったり、仕事の連絡をとったり、家事にも少しずつ復帰しています。元々とても元気で人一倍体力があるので、快復も順調で問題なし、だったのですが、痛みが残っているのはつかったですねー。痛み止めも、傷口にはあまり効きません。それでも、退院翌日には、前々からチケットを買ってあった神宮の花火(写真)に家族で出かけ、楽しんできました。これはちょっと根性発揮、という感じでしたけれど。

今回の入院&手術は、私としては大変よい経験になったと思います。病院には、もっともっと深刻な病気で苦しんでいる方がたくさんいて・・・健康であることのありがたさをつくづく感じたのと、動けない、食べられない、痛みがある、という苦しみが実感としてわかったこと。このことは、今後の人生の中で必ずいきていく体験だと思います。

 

議会の方は、8月は一番公的な行事が少ない時期ですが、迫りくる9月議会の準備もありますし、そのための勉強会や調査活動、会派での会議、等々、後半は忙しくなります。体調と相談しながら、無理せずやっていこうと思います

   

 

ところで、先月のショートエッセイに登場した「竹シーツ」(写真・左)、いいですよ!寝る前に冷房で冷やしておくと、ひんやりとして気持ちがいいです。体温も、布団に直接吸収されず、竹と竹の空間から逃げていく、という感じで、かなり暑さがしのげて、よく眠れます。(この上にそのまま寝ます。布のシーツを敷いたら意味がありません)

ただ、届いた時は、防虫剤のせいか、かなり薬臭くて、そのニオイを飛ばすために干したり、濡れタオルで拭いたり、扇風機でずっと風を送ったりして・・・、それが一苦労でした。

 

 

暑い夏、食欲もなくなってしまいますが、お勧めはタイ料理!ニンニクやレモンを使うものは、夏風邪予防にもなりますし、パワーも出ます。日本人に一番好まれ、食べやすいのが「ヤム・ウンセン」。「タイ風春雨の和え物」です。

「ヤム・ウンセン」のレシピ(約4人分)
★ 大きめのボールに、ナムプラ-(魚から作った醤油。ベトナム語ではヌク・マム。大さじ2)、ニンニク(一片みじん切り)、唐辛子(乾燥のものでOK。3、4本輪切りにして。一味トウガラシの粉末でも可)、レモン汁(1個分)、塩(小さじ1)、砂糖(大さじ1)、タマネギ(スライスしたもの半個分)、ピーナッツ(適量)を入れてよく混ぜておく。★なべにお湯をわかし、豚挽き肉(100g)、エビ・イカ・キクラゲ(適量)、春雨(水でもどしたもの)100gの順番に入れて、ボイルする。★ボイルした具を、ボールの中に入れてよく混ぜる(ゆで汁も少し入れるとよい)。★最後にもう一度、ナム・プラー、塩、砂糖で、味を調整する。

※春雨と和える具は、その時々、家にあるもの何でもOKです。鶏ひき肉と玉ねぎだけでも十分おいしいですし、レモングラスが手に入れば、みじん切りにして混ぜるとますますおいしい!

ひとつのなべでボイルできるので、簡単で、とってもおいしメニューです!お試し下さい。この他にも、夏は、ネギ、ショウガ、ニラをとるといいそうですね。

では、皆様、夏バテすることのないよう、お元気でお過ごし下さい。

 

 

2004年7月】

参議院議員選挙(6月24日〜7月12日)の真っ最中、というところから7月が始まりました。

   

17日間の選挙期間中、最終日を除いてほぼ毎日猛暑で、炎天下で街頭演説をしたり、法定ビラ(政策の新聞)を配ったりするのは、本当に大変なことでした。「木枯らし紋次郎」こと中村敦夫参議院議員は、街角で大勢の人々の心を捉えるような訴えをしていました。一緒に聴いている私も、聴衆の反応から手応えを感じることができましたし、自分が応援演説をする時は、「中村敦夫さんのように、人々の心に響くような演説をしよう!」と、努めていました。

(写真は選挙戦最終日、銀座の練り歩き。マイクを持ってしゃべりながら歩いているのが私です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は残念なものでしたが、やれることはやった、という満足感があり、敗戦ではあったものの、とても気持ちのよい、さわやかな運動だったなぁ、と、感じています。

選挙後は、委員会の視察(文教常任委員会では山形県酒田市&鶴岡市に行きました)、バレエの発表会、と、立て続けに行事が入っていて、あわただしい月でした。

バレエは、久しぶりの「演技もの」〜私はシンクロナイズドスイミングの選手だったので、昔は毎日毎日「演技」の練習をしていたのでした〜で、楽しい経験となりました。何しろ、先生がかっこよくて素敵!なのです。私もあんなふうに踊れたら楽しいだろうなぁ、と思いますが、今からではとても無理(体型も柔軟性も違いすぎる!)なので、1歩か2歩でも近づけるように、これからもレッスンを続けたいと思っています。(運動不足の解消、全身のストレッチ、という意味でも、バレエのレッスンはいいんですよー)

 

ふと気がつくと、もう子どもは夏休みに入っています。夏休みにはタイに遊びに行くのが我が家の恒例行事なのですが、今年は事情があってタイ旅行はキャンセル。その代わり、花火見物や屋形船など、いつもは味わえない「日本の夏」を満喫しよう!と考えています。皆様は、夏休み、どのように過ごされる予定ですか?

 

猛暑の毎日、寝苦しい日々が続いています。私は先日、知人から「竹シーツっていいのよ。涼しくてぐっすり眠れるから」と聞き、早速インターネット通販で申し込みました。まだ届いていないのですが、使用後の感想は、後日ご報告しますね。

 

区政関係では、区立幼稚園の新型施設への転用ということで、羽根木幼稚園と旭幼稚園が対象となり、保護者への説明会が開催されています。この件では、区立幼稚園を今の形のままで残すべき、という反対の声や、新型施設と言ってもそんなものか・・・という不安の声があがっています。一方で、区立保育園の民営化、ということも進められており、幼稚園にしても保育園にしても、その他の施策にしても(福祉関係の施設や、区民利用施設など、色々なところで)いわゆる「お役所仕事」を変えなければ、区民ニーズに応える施策は展開できない、というところに来ているのを感じます。(それは、公務員がだめ、ということではなくて、公務員制度の縛りから来る限界、というものだと思います)

「何かを変えるとき」「新しいものを生み出すとき」は、変わることへの不安感が先立ってしまい、すぐには受け入れられない気持ちになるのが自然かもしれません。・・・・ですが、私は、「新たな可能性を追求しながら施策を展開していくこと」は、とても重要なことだと思います。我々議員の責任としては、十分に調査し、議論を尽くすこと、必要な注文(提案)をすること、そして、万が一、その施策がよくなかったら、改善させたり、場合によっては撤退させたりすること、だと考えています。少なくとも私はその覚悟で議員の仕事をしています。

また、「調査」の範疇には、区民の皆様のご意見、というものが非常に重要な要素として含まれます。区民のための区政となるように、これからも、皆様からのご意見を頂けたらと思いますのでメール(setagaya@tanakayuko.net)FAX(3322-8131)等で、いつでもご連絡下さい。

では、まだまだ続きそうな真夏!皆様、どうぞお体に気をつけて、楽しい夏休みをお過ごし下さい。

 

 

2004年6月】 

   

またまた梅雨の季節がやってきました。
街中を歩いていると、紫陽花が咲き始めていてきれいです。

私は、仕事で夜も出ることが多いのですが、家に戻れない時は、朝から子どもの夕飯を作って出かけることがあります。料理が出来立ての熱いままだと冷蔵庫にすぐにはしまえないし、出しっ放しだと心配・・・と、食べ物が傷みやすく、気をつけなければならない時期となりました。(ちょっと大変・・・)

今月は、区議会第2回定例会が行なわれます。(6月9日〜18日)
私は、一般質問を予定していますが、なんと、昨年の9月以来の壇上(議場)での質問です(9ヶ月ぶり

田中優子の一般質問は、6月10日(木)午後1:30 〜 1:50ですので、インターネット生中継がご覧になれる方はぜひ見て下さい。また、数日後にラジオ「エフエム世田谷(83.4MHz)」での議会放送がありますし、10日〜2週間後には、ビデオ録画中継が「世田谷区議会のホームページ」にアップされます。こちらは、お宅のパソコンでいつでも好きな時間帯にご覧頂けます。随時お知らせ致しますので、ぜひご覧になって下さい。

ところで、最近凝っているものに、「粉茶」があります。
これは、普通の緑茶をミキサーにかけて粉末にし、ビンに入れて保存しておいて、飲む時にスプーンで適量を湯呑み茶碗に入れてお湯を注ぐ、というものです。
いつもの緑茶がちょっと抹茶風になっていい感じです。また、“お茶がら”も出ない(全部飲んでしまえる)ので、生ごみの心配もありません。「食べるお茶」というものが市販されていますが、結構高いですよね。自宅で作る「粉茶」は普段使いの緑茶でも十分おいしいので、お試し頂ければと思います。(それもこれも、4月にご紹介した「“フルーツジュース”のために買ったミキサー」のおかげです。本当に買い換えてよかった!です)

梅雨時は、湿度が高くて、何となくだるさを感じる季節ではないでしょうか。
そんな時、元気が出るのは「温泉」。身体の芯から温まり、心身ともにリフレッシュできます。今、都内でもあちこちで温泉が湧き出ていますよね。たま〜に、友人とスパに出かけるのが楽しみのひとつとなっています。

とはいえ、毎日忙しくて、なかなかそういう時間はとれません。なので、自宅のバスタブに、“温泉の素”や“黒炭”、“バスソルト”等々を入れて、「温泉気分」を味わうことにしています。アロマ・オイルを少し垂らすだけでも、気分がリラックスするので、なかなかいいです(私が好きなのはスィートオレンジの香りです。友人で、アロマ・オイル・マッサージを仕事としている広瀬由美子さんから色々教えてもらっています。関連ホームページはこちら

では、皆様も、この時期をさわやかに過ごせますように。

 

 

 

2004年5月】

 

 私の大好きな季節、5月となりました。自宅マンションの中庭のつつじがきれいです。

今年は、大型ゴールデンウィークとなっていますが、皆様、どのようにお過ごしでしょうか?

 私は、この連休で、「24」を家族で制覇しよう!(全部・・・ビデオ24本分・・・観よう!)と思っていました。

「24」、ご存知ですか?観ている方もたくさんいらっしゃることと思いますが、これは、同じ会派の上島よしもり議員が、「ぜひ観て下さい!ものすごくおもしろいですよ!お勧めです!」と教えてくれたので、「そんなにお勧めの作品なら・・・」普段はテレビすら見る時間がないのでとても無理!な私ですが、「ゴールデンウィークを利用して観てみよう!」と考えていました。この話を夫にすると(少し前に、深夜、テレビでもやっていたそうですが、夫はそれを見ていたようで)、「(どこにも出かける予定がないし)そうしよう!」と乗り気。写真の『24の攻略本』(のようなもの)も買ってくる、という熱の入れようで・・・。

 ところが・・・、「活動日誌」でもご報告していますが、私は、先月末に事務所を引きあげ、自宅で仕事ができるように和室をフローリングに改装したのですが、ひたすらその片付けをこの連休でしなければとても間に合わない・・・という状況になってしまいました。「24」の鑑賞は、延期となりそうです。

 連休に入る直前には、疲れのせいか熱が出てしまいました。2日間ほど、ビタミン剤、ドリンク剤、そして日頃なかなかとれない睡眠時間の確保で、何とか立ち直った、のですが、やはりビデオ鑑賞の余裕はない・・・ですね、片付けと休養かな、と思います。(でも、熱でも出ないと、睡眠時間もとれず、エンドレスの仕事をずーっと続けてしまうたちなので、たまにはいいかも・・・?しかし、今回は胃が痛くて、結構つらかったです。子どもも学校を早退し、翌日は欠席してしまったのですが、頭痛と腹痛を訴えていました。そういう風邪が流行っているのでしょうか)

 5月は、臨時議会が行なわれ、議会運営委員会のメンバーなどが新たに決まります。我が会派「せたがや政策会議」では、今月から幹事長が上島よしもり議員からおおば正明議員へと交代したので、議会運営委員会の出席もおおば幹事長となります。幹事長は会派の代表なので、出席しなければならない会議が多く、忙しくて大変な役割です。上島議員、1年間、お疲れ様でした。おおば議員、これからの1年間、どうぞよろしく。・・・ということで、私は昨年に引き続き「政調会長」を担っておりますが、しっかりやっていきたいと思います。(各会派の幹事長と政調会長メンバーはこちらをご覧下さい)

 

 

 

 

2004年4月】      

   
     

  4月、新しい年度が始まりました。
 今年は、桜をゆっくり見る機会に恵まれて、幸せな気分です。

役所では「組織改正」と「人事異動」が行なわれた為、私たち議員は、新たな部署名と部課長が誰なのかを覚えるのが一苦労です。
いよいよこの4月からは、熊本区長の本格的な人事、となったわけですが、前区政では考えにくいような若手の起用、抜擢などがあり、管理職は相当若返ったのではないかと思います。

特に、教育指導課長であった若井田正文氏が教育委員に任命され(議会でも全員一致で同意)、教育委員会の互選を経て正式に決まることではありますが、次期教育長になられる、ということ。この人事も、熊本区政ならではの大変斬新なもので(課長から、部長も飛び越えて一気に教育委員会のトップ、ですから)、大いに期待したいところです。ちなみに、若井田氏は、NHK教育テレビの数学教室を10年間に渡って担当されていた、とのことですから、ご覧になったことがある方も多いのでは?数学の先生ですが、国語の先生?と思うくらい、文学に長けている方でもあります。(『美しい日本語を世田谷区の学校から』という取り組みの発案者でもあります)

※同意を得た後の若井田氏の挨拶はこちら。一番下の3月29日「表決、教育委員任命の同意(2件)、議案の議決、請願の処理、請願の付託、閉会中の審査付託、閉会」というビデオ中継の、開始から10分のところです。その他にも、予算委員会の文教領域の質疑で答弁されていますので、私の質問と併せてご覧になっていただければと思います。3月22日文教領域の一番最後「政策・田中優子」のところです)

・・・・というわけで、仕事関係では、会派としてこの1年、色々ありましたが、昨年度を振り返った総括を行ない、新年度のスタートに際して、また気持ちを新たにがんばりましょー!と、話し合ったところです。

ところで、最近、凝っているもののひとつに「フレッシュ・フルーツ・ジュース」があります。
少し前に、ミキサーを、(台所に置いておいても邪魔にならない大きさの)コンパクトなものに買い換えたのですが、たったそれだけのことで、使い勝手が格段によくなって、ほぼ毎日、「フレッシュ・フルーツ・ジュース」を作るようになりました。

「バナナ+イチゴ+牛乳」が、我が家の定番ですが、他にも、「バナナ+マンゴー+牛乳」、「バナナ+パパイア+牛乳」、「イチゴ+ヨーグルト+牛乳」、「キウィ+ブルーベリー」が、おいしいです。いずれも砂糖を適量入れます。子どもも大好きで、毎日リクエストが。(外で飲んだら、とっても高いですよね?フレッシュ・ジュースって。それが毎日家で飲めるので、とても贅沢な、リッチな気分です!)

以前あったミキサーは、大きくて重くて邪魔だったので、ちょっと奥にしまってあり、取り出すのが億劫でほとんど使わない、ジュースも作れない、という状態だったのです。いかに、機能的な大きさ、機能的な配置、にすることが大切か、を痛感しました。このことはミキサーに限らず、仕事の色々な場面で応用できることだなぁ、と感じています。「こんなことなら、もっと早く買い換えればよかった」とも。

皆様にとっても、新年度のスタートは、新たな意味をもつものだと思います。生活環境が大きく変わった方もあることでしょう。
お互い、健康に留意して、元気に活躍したいですね。

 

 

 

2004年3月】

2月27日(金)、「活動日誌」のページでもご報告していますが、日本大学文理学部の島方学部長と、地理学専攻の水嶋教授と共に、「国分寺崖線」にある「成城みつ池」と「成城3丁目緑地」を見てまいりました。(通常は、「みつ池を育てる会」の方々が、毎月第3土曜日に、草刈りなどの活動を一般区民の方々とやっているそうです)

   

成城みつ池

 

 

成城3丁目緑地

(左)区立明正小学校の児童が竹林の竹を使って作ったカブトムシのベッド。幼虫が130匹以上いるそうです。
(中央)「きよみづばし」という名前は区立明正小学校の児童がつけたそうです。「成城3丁目緑地コア会議」には、小学生も参加しています。
(右)湧水でできた池。蛍のえさとなる貝のカワニナがいたので、蛍が繁殖する可能性もある!と期待しています。

 

元々は、島方先生から、地域での自然保護活動を支援したい、という相談を受けてのことだったのですが、私は以前から、「世田谷区に源氏蛍が生息し、区民が保護活動をしている」、ということを聞いていて、源氏蛍の生息地、湧水と緑の「みつ池」をぜひ見てみたい、と思っていたところだったので、今回はちょうどよい機会となりました。

「みつ池を育てる会」の代表中村さんと、「成城3丁目緑地」の保護活動の代表でいらっしゃる栗林さんには、色々なお話を聞かせて頂き、とても勉強になりました。

“自然”というのは、開発さえしなければ(放っておけば)いい、というものではなく、きちんと保護しなければ残したい自然環境は守れない、ということがよくわかりました。「山づくり」という言葉を聴きますが、下草狩りなどをして、植林して、手間ひまかけてようやく山がつくれる、守れる、ものなんですね。

こうした自然環境を残したい、という熱い想いで活動してくださっている区民の皆さんには心より感謝の気持ちを表したいと思います。

 

また、世田谷区では、「産・学・公(産業界、大学、行政)の連携」で「いいコミュニティー」を作ろう!という取り組みが行なわれていますが、今回のお話も、地域と連携して何かできるように、地域に貢献できる大学にしたい、という想いの先生方がいらっしゃってこそ、のことで、とても有難い気持ちになりました。ぜひ、このような観点から、よりよい世田谷区のまちづくりを進めていきたいと思います。

 

さて議会の方は、いよいよ、3月1日から第1回区議会定例会が始まり、今月はずっと議場と委員会室に缶詰、の状況が続きます。「議会が終わったら、お花見だー!」と、楽しみにして、頑張ろう!と思います。

予算委員会での田中優子の担当(出場予定)は、こちらです。
議会や議員の様子を知って頂くよい機会になると思いますので、お時間のある方はぜひ一度、世田谷線(通称:たま電)の松蔭神社駅にある、区役所第2庁舎(4階、5階が議会棟)に傍聴にお出かけ下さい。

 

 

 

2004年2月】

暖冬とはいえ、やはり2月は寒いですね。
また、予測されていたように、インフルエンザが流行っています。
全員が予防接種をしそびれた我が家では、夫も子どもも罹ってしまい、会社、学校をそれぞれ休みました。同じ屋根の下にいながら、よく私ひとり元気でいられるなぁー、と我ながら感心しているところです。皆様もお気をつけ下さい。


さて、2月といえば、我が家では「結婚記念日」と「バレンタインデー」と「子どもの誕生日」で、行事が盛りだくさん。特に今年は結婚20周年なので、月日の経つのは早いものだ!と驚いています。13歳になる息子にも、足のサイズから身長から、私はとっくに抜かれてしまいました。(でも、体重は私の方が10L以上重い・・・・?!)


今回は、「バレンタインデー」にちなんで、我が家のお気に入りのデザート“チョコレート・フォンデュー”をご紹介します。(ご主人がもらってきた義理チョコで、食べきれない場合に作るといいです)


チョコレート適量(種類が違っても混ぜてしまいます)
ココアパウダー少々
生クリーム適量(チョコレートがトロトロになるまでのばす)
ブランデー少々


これらを湯煎にかけて、スプーンでかき混ぜながらチョコレートを溶かします。
バナナ(お祭りのチョコバナナよりもずっとおいしいです!)、パンのスティック(食パンを縦長に細く切って軽くトーストします)、イチゴ、りんご、キウイ、等々、好きなものにつけていただきます。


これだと、「絶対に食べきれない!」と思っていたチョコレートが、あっという間になくなってしまいます。(ダイエット中の方にはお勧めできませんし、本当は甘いものの摂り過ぎは身体によくないのですが・・・。でも、チョコレートには効能がある、ということですし、おいしいこと間違いなし!です)


議会の仕事としては、1月、2月が一番暇、なはずなのですが、私達の会派では、連日ミーティングや勉強会をしていますし、3月議会の準備にも入っているので、この時期ですら、ゆったりとした感じは全くありません。議会質問は真剣勝負!ですから、熊本区長になって初めての予算案、しっかり見ていこうと思っています。


仕事の合い間のティー・タイムには、“チョコレート・フォンデュー”で息抜きをして、今月も、頑張りまーす!!

 

 

 

2004年1月】

 

“2003年の抱負”の達成度は?


「ショートエッセイ」2003年1月に記した「新年の抱負」の達成度をチェックしてみました。

「4月の統一地方選挙をクリアして、2期目今と同じ立場でよりよい仕事ができますように!」→ おかげさまでクリアできました!!

「今年は映画を楽しむ」→ 。数本見た程度、ですね。

「テニスをする」→ 。議員互助会のテニス部に入部して、1度だけ練習しました。

「バレエのレッスンにもっと出られるようにする」→ まあまあ。選挙(4月末)までは欠席続きでしたが、その後は結構頑張ってやっています(元々隔週でしかレッスンがないのですが)。今年は発表会が7月にあるということですし・・・頑張らなくちゃ!!

「ジャズダンスを習う」→ ×。そんな時間は全くありませんでした。

「家のリビングを片付ける」→ ×。今年のお正月になってから三が日ひたすら片付けをしましたが、リビングが片付くまでには至っていません。相変わらず書類の山、山!仕事場だかリビングだかわからない・・・・。

「アルバムを整理する」→ ×。写真があちこちに散乱していてワケがわかりません。デジカメを使うようになってパソコンで管理できるようになってから、かなり救われていますが。

「(体重の管理も含めて)健康に過ごす」→ 体重管理はちょっと×。“ストレスによる食べすぎ”に要注意の毎日です。その他、肩こりとか腰痛とか色々ありますが、人一倍元気!だと思います(気持ちだけは?)。まあまあ

「子どもにガミガミ言わない」→ これが一番×かも。毎日ガミガミ言っています。“勉強しなさい!”と・・・・。(“最低限のことしか要求していない”のに、どうしてこうも言う事を聞かないの?!・・・といつも疑問。言われなくても勉強する子どもだったらどんなに楽だろう?と思う日々・・・・)

「友だちと会える時間をつくる」→ 。直接会える機会は少なかったですが、メールという手段で近況報告ができるようになりました。

「ゆっくり料理する時間をもつ」→ ×。いつもいつも時間に追われて、あるいは夜中に、朝食や夕食の準備をしていました。夜も帰れないことが多いので、夫の帰宅があてにならない日は、朝から子どもの夕飯を作って出かけます。

 

そして、今年(2004年)の抱負は・・・・・

「さらに勉強を重ね、議会改革を行い、会派としても個人としても皆さんの期待に応えられるようないい仕事をする!」のが一番の目標。

それから、「とにかく家の中を片付ける!」(その昔“レストラン田中亭”なんて友人に言われたくらい、いい雰囲気のリビングだったのに・・・)「ホームページを自分で更新・管理できるようにする!」(実は今はまだまだ人頼みなんです・・・)「バレエの発表会できちんと踊れるようにする」「ゴルフのスコアをよくする」「少しは子どもの勉強を見てやれるようにする」(ガミガミ言っているだけじゃなくて・・・)「健康に過ごす」 

以上、あまり欲張らないで(・・・十分欲張っているでしょうか?)頑張りたいと思います!

 

 

 

【2004年1月】

2004年、新しい年がスタートしました。

 お正月はいかが過ごされたでしょうか?
私は、冬休み(年末)には、家族で京都と大阪に行ってまいりました。
息子が通っている区立中学校では、修学旅行は「農業・漁業・酪農体験(この中から選択するようです)」で、京都&奈良には行かないので、日本の歴史を知る上でも、あるいは、これからの国際社会を生きて行く日本人としても、最低限、京都の街やお寺は見ておくべきではないか、と思い、連れて行きました。


(余談ですが、このファーム体験の修学旅行については、保護者の間で賛否両論あるようです。私は、親では体験させられない内容である、ということと、食べ物がどのようにして自分たちの元に届いているのかを知るよい機会だと思うので、そのような修学旅行もいいのではないかと思っていますが)

 
金閣寺
銀閣寺

 とはいえ、たった一日でしたので、清水寺、銀閣寺、金閣寺を回るのが精一杯で、私個人としては二条城が好きなのですが、年末で閉まっていて入れず、残念でした!
(またまた余談ですが、清水寺での教訓。入り口で「シャッターを押して頂けませんか?」とたのまれて、2組ぐらい押してあげたら次から次へと順番を待つように「すみません、シャッターを・・・・」と来られて、なかなか中に入れない!7組ぐらい撮ったところで、「これはもう親切になどしていられない!」と思い、逃げるようにして中に駆け込んでいったのでした) 

 

 「ユニバーサル・スタジオ」

 その翌日、大阪に移動して『ユニバーサル・スタジオ』へ。
子どもは長い間待った『ユニバーサル・スタジオ』だっただけに大満足!のようでした。私は、というと、何しろギリギリまで仕事に追われていたので、出かける当日は荷作りをするのがやっと。一睡もできずに新幹線に乗ったので(行きの新幹線の中でしっかり寝ていたのは言うまでもありませんが・・・・)、疲れを引きずったまま広い構内を歩き回るのは本当に大変でしたー!!でも、楽しかったし気分転換ができてよかったです。

 

 「昭和街の写真」 大阪市内の「空中庭園展望台」があるビルの地下。昭和初期の街を再現していました

 

お正月は夫と私、両方の実家に顔を出し、あとはひたすら片付け&掃除(年末にはできなかったので)の毎日。そしてあっという間に5日になり、「新年初顔合わせ」の議員互助会です。私は毎年、この「初顔合わせ」では着物を着て(友人に着せてもらって、が正しいですね)出かけています。


母の着物を着て「新年初顔合わせ会」へ

 

 着物と言えば、着付けをしてくれる友人が入っているという『きもの研究グループ』を主宰している先生の言葉を思い出します。「着物と政治は密接な関係がある」というのです。「着物が着られるのは世の中が平和だからこそ。平和な世の中を築き上げるのには政治が大きく関係している。だから政治はとても大切。皆さん、必ず選挙に行きましょう」と、そのようなお話だったと記憶しています。本当にその通りだと思います。

 イラクへの自衛隊の派遣など、日本の国自体が不安定で、これから先どうなるのか?と憂うのは私だけではないと思います。国の財政改革、防衛問題、日本国憲法の問題、世界平和、また、国内で起きている様々な事件、事故、問題は山積していて数えあげたらきりがありません。

 昨年の衆院選での公職選挙法違反の逮捕者も次々と出ています。政治家の倫理が問われている、と思いますが、“選挙のこわさ(もっと、もっと、とエスカレートしてしまう恐ろしさ)”、を自覚して、それに打ち勝つ(自粛する)勇気が必要だ、ということを改めて感じました。

 「世田谷区議会」という地方自治体レベルの政治の世界も、国の動向に影響されることが多く、今後は財政面で相当厳しい状況が続くと思われます。そういう時だからこそ、今年はさらに勉強を重ね、「限られた財源の中で本当に区民にとって価値のある税金の使い方はどういうことなのか?」をしっかり調査研究し、政策提案していこうと思っております。

 また、「今年のお正月は着物が着られた」ことに深く感謝し、政治の一端を担う者と して、平和な世の中を築くという政治の責任を改めて認識し、努力していかなければ ならないと強く感じております。

 本年もよろしくお願い致します。